79 / 164
2章 神よ、感謝します。けど、ちょっと違う叶ったけどちょっと違うんです。
79話 オルネッラだから好きなの?
しおりを挟む
「どうしたの」
「いや、丁度君を見つけたから話しかけようか悩んでいた」
「遠慮せずに声かけて」
「ああ」
後ろからついてこられる方が怖いから。
というか、なんで悩むの。
「今日、一緒に走りたいってこと?」
「あ、ああ、そうだな」
「歩きたい気分だから、そっちの馬車に乗る気はないけど」
「かまわない。俺も歩く」
「どうぞ」
馬車の人にガラッシア家に時間を合わせて行くよう頼んで、一緒に森林浴しながら歩くことになった。
朝よりは大人しくなってるな。
けど、彼の話す事はやっぱり昨日と同じだ。
愛を囁く事はしないまでも、オルネッラである事を前提に話が進む。
ここまでくると話した方がいいのか悩むな。
彼に話していない事は2つ、見た目オリアーナの中身がチアキという別次元の人間だということと、いつか話してくれといっていたオルネッラの事故の件だ。後者はオルネッラの魂取り戻せれば、話すこともなく証明できるし、馬車の魔法の回答も得られる。
「昨日はその時だと思って勢いで伝えたが、やはりある程度順番が必要かと思ったんだ」
「え、なに、順番?」
話を聞き流していたら方向がよくわからないところに来ていた。もう1度きけば彼は彼なりに考えていたことを話していた。しかも私がオルネッラであることを前提に、お付き合いをする気満々な状態でだ。
「茶会に呼んだり、近場に出掛けたり、社交界に行ったりすることだろうか…俺もその辺りは苦手で余り詳しくはないが……」
「私、断った、よね?」
「ああ、急だったしな」
違う。
急に告白されていい返事の余地があるなら、待ってくれって言うよ。考えさせてという素敵な言葉があるんだって。
二の句に告げずお断りって、もう交際からお断りなんだって。急とか急じゃないとか関係ない。なにより人を間違えているのが致命的なのに。
「それでずっと一緒にいようとしてるの?」
「その方がいいと思った。関わりが持てればと」
方向がおかしい。
私も大概恋愛偏差値は低いけど、ディエゴもディエゴだ。
好きだから一緒にいたいのは分かる。けど一度お断りし、オルネッラでない事を伝えたにもかかわらず、それでも今後突撃されるのはたまったものじゃない。
私はオルネッラのことに集中したいから。そしたらそこそこきつい言葉を選んで伝えるしかないのか…仕方ない。
「いい? イケメンだから許されてるけど、やりすぎはストーカーだから!」
「すとーかー?」
「待ち伏せしたり後ろからつけてきたりすることだよ。行き過ぎた恋愛感情の末に行き過ぎた行動に出てる人の事だよ」
「ふむ」
「相手はそれをされると大変辛い思いをするし、正直犯罪ですし」
「成程」
あんまり響いてないぞ。反省しょんぼり感がない。
エドアルドを見習ってほしい。彼ってばすぐにしょんぼりするもの、さすがハニーフェイスだ。
「ん?」
いや、待て。
何も反省してもらう必要はない。
ここは私個人が嫌な女であることをアピールして、そこで諦めてもらうのが一番感情のおさめどころがいいじゃないか。それだ、面倒な女作戦だ。それにしよう。
「ディエゴはオルネッラだから、私が好きなの?」
「どういうことだ?」
「私がオルネッラじゃないって分かったらどうするの? 中身がオルネッラじゃないと好きじゃないの? 目の前にいる私は見てくれてる?」
「それは……」
よし、言葉に詰まった。そうだ、ディエゴ冷静になれ。今ならまだ引き返せる!
オルネッラを見つけるまで大人しくしてて、そんな時間かけないようにするから。そうして私はさらに畳みかけた。
「実はね」
「?」
「オルネッラが目覚めました」
「…え?」
「オルネッラ、明日から学校に来ます」
「なんだって?」
驚愕の表情とはまさにこのこと。
よしよし、いい感じになってきた。ここで諦めてもらうには本物を見てもらう事かな。
調度ガラッシア家に着いたところだ、広すぎる玄関で彼を待たせて急いでオリアーナを探すとしよう。
「ちょっと待ってて」
オリアーナを呼んで、ディエゴ来てることを言っても、わざわざ会う必要はないでしょうとか言われた。
クール!クールですね!でも今欲しいのはクールじゃない!
「違う、今私を助けると思って、顔だけ見せてあげてよ」
「明日会うではありませんか」
「そうじゃないんだって、お願いします一緒に来て」
「はあ……」
オリアーナ(見た目オルネッラ)を連れて階下にくだれば、降りてくる想い人(見た目だけ)を見つけて、さらに驚いてみせるディエゴ。
そうさ、君の想い人は起きたんだ、私ではないんだよ。ひとまず今はそう認識してもらおう。後々フォローはする。かならず本物のオルネッラに会わせてあげるから。
「オルネッラ……」
「ご無沙汰しております」
オリアーナからすれば、学園を休み始めてから真面に話すのに随分日が経っていたかな。
ありがたいことに、眠りから覚めて久しぶり感がでる言葉で非常に助かる。
さすがオリアーナ、いいぞもっとやれ。
「本当に、オルネッラ、なのか?」
「明日から学園に戻りますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます」
あ、オリアーナ面倒くさがって会話省略しようとしてる。
ちらりとこちらを見て、何をしでかしたのかって顔までされたし。私はしでかしていない、しでかしたのは目の前のイケメンだ。
「というわけなので、明日からよろしく、ディエゴ」
「あ、ああ…」
「つもる話もあると思うけど、明日ゆっくり話そう、そうしよう」
「ああ……」
「では明日、お会い出来るのを楽しみにしています」
「じゃあね、ディエゴ、よろしく!」
「あ、ああ……」
少しだけふらついて、ゆっくりというよりはたどたどしい足取りで馬車に乗り込み帰って行った。
「いや、丁度君を見つけたから話しかけようか悩んでいた」
「遠慮せずに声かけて」
「ああ」
後ろからついてこられる方が怖いから。
というか、なんで悩むの。
「今日、一緒に走りたいってこと?」
「あ、ああ、そうだな」
「歩きたい気分だから、そっちの馬車に乗る気はないけど」
「かまわない。俺も歩く」
「どうぞ」
馬車の人にガラッシア家に時間を合わせて行くよう頼んで、一緒に森林浴しながら歩くことになった。
朝よりは大人しくなってるな。
けど、彼の話す事はやっぱり昨日と同じだ。
愛を囁く事はしないまでも、オルネッラである事を前提に話が進む。
ここまでくると話した方がいいのか悩むな。
彼に話していない事は2つ、見た目オリアーナの中身がチアキという別次元の人間だということと、いつか話してくれといっていたオルネッラの事故の件だ。後者はオルネッラの魂取り戻せれば、話すこともなく証明できるし、馬車の魔法の回答も得られる。
「昨日はその時だと思って勢いで伝えたが、やはりある程度順番が必要かと思ったんだ」
「え、なに、順番?」
話を聞き流していたら方向がよくわからないところに来ていた。もう1度きけば彼は彼なりに考えていたことを話していた。しかも私がオルネッラであることを前提に、お付き合いをする気満々な状態でだ。
「茶会に呼んだり、近場に出掛けたり、社交界に行ったりすることだろうか…俺もその辺りは苦手で余り詳しくはないが……」
「私、断った、よね?」
「ああ、急だったしな」
違う。
急に告白されていい返事の余地があるなら、待ってくれって言うよ。考えさせてという素敵な言葉があるんだって。
二の句に告げずお断りって、もう交際からお断りなんだって。急とか急じゃないとか関係ない。なにより人を間違えているのが致命的なのに。
「それでずっと一緒にいようとしてるの?」
「その方がいいと思った。関わりが持てればと」
方向がおかしい。
私も大概恋愛偏差値は低いけど、ディエゴもディエゴだ。
好きだから一緒にいたいのは分かる。けど一度お断りし、オルネッラでない事を伝えたにもかかわらず、それでも今後突撃されるのはたまったものじゃない。
私はオルネッラのことに集中したいから。そしたらそこそこきつい言葉を選んで伝えるしかないのか…仕方ない。
「いい? イケメンだから許されてるけど、やりすぎはストーカーだから!」
「すとーかー?」
「待ち伏せしたり後ろからつけてきたりすることだよ。行き過ぎた恋愛感情の末に行き過ぎた行動に出てる人の事だよ」
「ふむ」
「相手はそれをされると大変辛い思いをするし、正直犯罪ですし」
「成程」
あんまり響いてないぞ。反省しょんぼり感がない。
エドアルドを見習ってほしい。彼ってばすぐにしょんぼりするもの、さすがハニーフェイスだ。
「ん?」
いや、待て。
何も反省してもらう必要はない。
ここは私個人が嫌な女であることをアピールして、そこで諦めてもらうのが一番感情のおさめどころがいいじゃないか。それだ、面倒な女作戦だ。それにしよう。
「ディエゴはオルネッラだから、私が好きなの?」
「どういうことだ?」
「私がオルネッラじゃないって分かったらどうするの? 中身がオルネッラじゃないと好きじゃないの? 目の前にいる私は見てくれてる?」
「それは……」
よし、言葉に詰まった。そうだ、ディエゴ冷静になれ。今ならまだ引き返せる!
オルネッラを見つけるまで大人しくしてて、そんな時間かけないようにするから。そうして私はさらに畳みかけた。
「実はね」
「?」
「オルネッラが目覚めました」
「…え?」
「オルネッラ、明日から学校に来ます」
「なんだって?」
驚愕の表情とはまさにこのこと。
よしよし、いい感じになってきた。ここで諦めてもらうには本物を見てもらう事かな。
調度ガラッシア家に着いたところだ、広すぎる玄関で彼を待たせて急いでオリアーナを探すとしよう。
「ちょっと待ってて」
オリアーナを呼んで、ディエゴ来てることを言っても、わざわざ会う必要はないでしょうとか言われた。
クール!クールですね!でも今欲しいのはクールじゃない!
「違う、今私を助けると思って、顔だけ見せてあげてよ」
「明日会うではありませんか」
「そうじゃないんだって、お願いします一緒に来て」
「はあ……」
オリアーナ(見た目オルネッラ)を連れて階下にくだれば、降りてくる想い人(見た目だけ)を見つけて、さらに驚いてみせるディエゴ。
そうさ、君の想い人は起きたんだ、私ではないんだよ。ひとまず今はそう認識してもらおう。後々フォローはする。かならず本物のオルネッラに会わせてあげるから。
「オルネッラ……」
「ご無沙汰しております」
オリアーナからすれば、学園を休み始めてから真面に話すのに随分日が経っていたかな。
ありがたいことに、眠りから覚めて久しぶり感がでる言葉で非常に助かる。
さすがオリアーナ、いいぞもっとやれ。
「本当に、オルネッラ、なのか?」
「明日から学園に戻りますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます」
あ、オリアーナ面倒くさがって会話省略しようとしてる。
ちらりとこちらを見て、何をしでかしたのかって顔までされたし。私はしでかしていない、しでかしたのは目の前のイケメンだ。
「というわけなので、明日からよろしく、ディエゴ」
「あ、ああ…」
「つもる話もあると思うけど、明日ゆっくり話そう、そうしよう」
「ああ……」
「では明日、お会い出来るのを楽しみにしています」
「じゃあね、ディエゴ、よろしく!」
「あ、ああ……」
少しだけふらついて、ゆっくりというよりはたどたどしい足取りで馬車に乗り込み帰って行った。
0
あなたにおすすめの小説
溺愛最強 ~気づいたらゲームの世界に生息していましたが、悪役令嬢でもなければ断罪もされないので、とにかく楽しむことにしました~
夏笆(なつは)
恋愛
「おねえしゃま。こえ、すっごくおいしいでし!」
弟のその言葉は、晴天の霹靂。
アギルレ公爵家の長女であるレオカディアは、その瞬間、今自分が生きる世界が前世で楽しんだゲーム「エトワールの称号」であることを知った。
しかし、自分は王子エルミニオの婚約者ではあるものの、このゲームには悪役令嬢という役柄は存在せず、断罪も無いので、攻略対象とはなるべく接触せず、穏便に生きて行けば大丈夫と、生きることを楽しむことに決める。
醤油が欲しい、うにが食べたい。
レオカディアが何か「おねだり」するたびに、アギルレ領は、周りの領をも巻き込んで豊かになっていく。
既にゲームとは違う展開になっている人間関係、その学院で、ゲームのヒロインは前世の記憶通りに攻略を開始するのだが・・・・・?
小説家になろうにも掲載しています。
ワンチャンあるかな、って転生先で推しにアタックしてるのがこちらの令嬢です
山口三
恋愛
恋愛ゲームの世界に転生した主人公。中世異世界のアカデミーを中心に繰り広げられるゲームだが、大好きな推しを目の前にして、ついつい欲が出てしまう。「私が転生したキャラは主人公じゃなくて、たたのモブ悪役。どうせ攻略対象の相手にはフラれて婚約破棄されるんだから・・・」
ひょんな事からクラスメイトのアロイスと協力して、主人公は推し様と、アロイスはゲームの主人公である聖女様との相思相愛を目指すが・・・。
聖女は秘密の皇帝に抱かれる
アルケミスト
恋愛
神が皇帝を定める国、バラッハ帝国。
『次期皇帝は国の紋章を背負う者』という神託を得た聖女候補ツェリルは昔見た、腰に痣を持つ男を探し始める。
行き着いたのは権力を忌み嫌う皇太子、ドゥラコン、
痣を確かめたいと頼むが「俺は身も心も重ねる女にしか肌を見せない」と迫られる。
戸惑うツェリルだが、彼を『その気』にさせるため、寝室で、浴場で、淫らな逢瀬を重ねることになる。
快楽に溺れてはだめ。
そう思いつつも、いつまでも服を脱がない彼に焦れたある日、別の人間の腰に痣を見つけて……。
果たして次期皇帝は誰なのか?
ツェリルは無事聖女になることはできるのか?
【完結】 異世界に転生したと思ったら公爵令息の4番目の婚約者にされてしまいました。……はあ?
はくら(仮名)
恋愛
ある日、リーゼロッテは前世の記憶と女神によって転生させられたことを思い出す。当初は困惑していた彼女だったが、とにかく普段通りの生活と学園への登校のために外に出ると、その通学路の途中で貴族のヴォクス家の令息に見初められてしまい婚約させられてしまう。そしてヴォクス家に連れられていってしまった彼女が聞かされたのは、自分が4番目の婚約者であるという事実だった。
※本作は別ペンネームで『小説家になろう』にも掲載しています。
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
乙女ゲーのヒロインに転生しましたが、悪役令嬢によって攻略済みの世界でした~スローライフ希望なのでそれでオッケーです!~
ゴルゴンゾーラ三国
恋愛
ゲーマーである主人公・花藤瀬利(かとうせり)は、大学からの帰り道に事故に合い、気が付くと、瀬利が発売当日から毎日遊んできた、『黎明のアルケミスト』という女性向けゲームのヒロインに生まれ変わっていた。
わくわくしながらゲームの世界に浸る瀬利だったが、攻略対象のキャラクター達に違和感を抱く。
メイン後略の彼も、ユーザー一番人気の彼も、果ては隠し攻略キャラの彼さえも、全ての攻略キャラがライバルヒロインキャラにベタ惚れだったのである。
瀬利より一足先にライバルヒロインへと転生していた少女・比菱あかりによれば、トゥルーエンドに存在する自らの死を回避するべく行動していたら、攻略キャラすべてがあかりに好意を抱くように変わってしまっていたのだという。
しかし、瀬利が好きなのは本編の乙女ゲームシナリオではなく、おまけのミニゲームのほう。 攻略対象そっちのけでゲームの世界に浸りスローライフの日々を送る……と思っていたのだが、サブキャラでもなくモブキャラですらない、本編に登場していない幼馴染と恋愛フラグが……?
【この作品は完結済みであるPixiv版を加筆・改稿して掲載しています。ご了承ください】
【この作品は『小説家になろう』『カクヨム』『pixiv』にも掲載しています。】
リトライさせていただきます!〜死に戻り令嬢はイケメン神様とタッグを組んで人生をやり直す事にした。今度こそ幸せになります!!〜
ゆずき
恋愛
公爵家の御令嬢クレハは、18歳の誕生日に何者かに殺害されてしまう。そんなクレハを救ったのは、神を自称する青年(長身イケメン)だった。
イケメン神様の力で10年前の世界に戻されてしまったクレハ。そこから運命の軌道修正を図る。犯人を返り討ちにできるくらい、強くなればいいじゃないか!! そう思ったクレハは、神様からは魔法を、クレハに一目惚れした王太子からは武術の手ほどきを受ける。クレハの強化トレーニングが始まった。
8歳の子供の姿に戻ってしまった少女と、お人好しな神様。そんな2人が主人公の異世界恋愛ファンタジー小説です。
※メインではありませんが、ストーリーにBL的要素が含まれます。少しでもそのような描写が苦手な方はご注意下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる