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大陸放浪編
序章
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四人がそれぞれの国へと旅立ち、一年が過ぎた。私は時折胸が詰まるような寂寥感の中執務に当たっていた。何事も無い平穏な毎日を暮らす中、それは唐突に起こった。
「眠り病?」
「はい、そうです。クラキ殿」
神官長に呼び出された私は宣託の間でその病を知った。神官長はさらに説明を続けた。
「国内の至る所で年齢性別も問わず、幾度夜が明け、日が昇ろうとも目を覚まさない者が後を絶たないのです。これは何らかの異変が起こっているに違いありません」
「星見や占術ではわからないのですか?」
私が尋ねると神官長が頭を振った。それから重たい溜息と共に呟いた。
「ただ、今まで見たことも無い形を星々が象っております」
「私にできることは何かあるのでしょうか?」
私は神官長の顔を覗き込んだ。神官長の年老いた顔には深い皺と絶望感が刻まれていた。
「……クラキ殿、まことに言いにくいのですが、貴方にまた試練が訪れるでしょう。貴方はあの召喚の儀からずっと献身的に国のために尽力してくださいました。どうか運命の導きを信じて、この国を見捨てないで下さい」
「……?もちろんです。私ができることでしたら、この国をお守りいたします」
その時だった。扉が何の前触れも無しに開かれた。
「無礼であるぞ」
神官長が声を張り上げた。開いたのは神官見習の少年だった。
「はっ!申し訳ございません。至急、お二人にお目にかかりたいという方が謁見の間にいらっしゃいました。王も間もなくお見えになります!」
「して、その者の名は?」
神官長が扉の方に向かって歩きながら尋ねた。
「青嵐の騎士、ルーク様です!」
青嵐の騎士、ルークは正確には騎士と言ってもどこかの国に所属しているわけでもないし、どこから来たか誰も知らない。ただこの西大陸を放浪しており、戦をその尋常ではない魔力と武力によって治めてしまったり、残虐非道な帝国のクーデターに参加して途方もない戦力差を物ともせず成功させたり、氾濫した河川を前にその魔力で災害を鎮めるなど伝説的な逸話が数多く残してきた存在である。西大陸において最も名高い人物と言っても過言ではない。
そんな英傑が何故この国に来たのだろうか?私は疑問に思いながら謁見の間へと神官長と共に急いだ。謁見の間の扉の前で簡単に身繕いを確認する。いつもの濃紺のローブで王に拝謁することは気が引けたが、非常事態である。
(ここに来るのも、アッシャー王子の件以来ね……)
門番の兵士が声を上げる。
「神官長と顧問魔術師の入場!」
大きな重厚な深い色合いの木製の扉が開かれた。そこにいたのは一人の青年だった。長めに揃えられた真っ青な髪は夏空の色で、切れ長の瞳は紺碧の温かな海の色をしている。その顔立ちは精悍でありながらどこか優しさがある。均整の取れた身体に防具と浅葱色のマント姿を身に付けている。
(……あれ?)
青年の周りをきらりと真夏の太陽を反射した水面が揺らめくように輝いていた。不思議な煌めきに私は二度三度と瞬きをした。
「お初にお目にかかります。私はルークと申します。一介の旅人に過ぎない私をこのような場にお通し頂き感謝いたします」
ルークは右手を胸に当て、軽く頭を下げた。私も名乗ろうとしたその時、玉座に気配を感じた。全員がその場に膝をついた。
「よくぞ、参られた。青嵐の騎士、ルーク殿よ。そなたの活躍はわしの耳にも届いている。して、フローレンス王国に何用か?」
「賢帝アーロン国王に御目文字叶いまして恐悦至極でございます。本日お会いしたのは他でもありません。この西大陸に訪れようとしている危機に対してご警告とお願いに参りました」
王はゆらりと動き左のひじ掛けに肘をついて頭を乗せ、ゆっくりと尋ねた。
「世辞は良い。西大陸の危機とは?」
「既にお耳にされていらっしゃるかと思いますが、『眠り病』でございます。眠り病に侵された民草は各国で増加の一途を辿っています。原因はこの西大陸の北にある妖精の森の世界樹の異変です。ご存知の通り世界樹は西大陸の人々の魔力の供給源。魔力の少ない者たちから眠り病にかかっていきます。一年の後、世界樹は枯れ果てるでしょう。そこで神聖エウロパ公国教皇の神託に従いまして、彼女をお迎えに参った次第です」
ルークは立ち上がり、私の前に跪いた。
「マヤ・クラキ様、妖精王オーベロンの加護を受けている貴女のお力が必要なのです。どうか私と共にこの大陸を救って下さい」
私は咄嗟に叩頭していた頭を上げた。その瞬間、まっすぐにルークの瞳が私を捕えた。私は自分の胸が高鳴るのを感じた。
(え……?)
私は不覚にもその力強く澄んだ瞳に見惚れてしまった。それから、はっとして声を上げた。
「私にできることでしたら、微力ながら尽力させて頂きます」
その言葉を聞いてルークはふっと安堵と悲しみが合い混ぜになった笑みを見せた。
「アーロン王よ、事は一刻を争います。各国を周り、世界樹を復活させる手がかりを探さねばなりません。旅は困難な道のりになるでしょう」
王は重たげな動作で頷いた。
「良かろう。マヤ・クラキを連れて行くといい。必要なものがあれば、何でも言いつけよ。貴殿たちの旅に幸運を」
そう言い残すと王はゆっくりと立ち上がり、その場の全員が深く叩頭した。王が去るとルークは私に話しかけてきた。
「ろくに説明もせず、このような形でご助力を求める非礼お許しください。しかし、貴女の力が必要なのです。急かせて申し訳ありませんが、どれほど時間があれば国を発つ準備ができますか?」
「ああ、えっと……三日ほど頂けますか?」
私はまだ展開に着いていけず、しどろもどろに答えた。
「三日ですね……それでは、都の南門に三日後の朝待ち合わせをしましょう。それでは失敬」
ルークはマントを翻しながら去っていった。私はその後ろ姿を扉が閉まるまで見送っていた。
「眠り病?」
「はい、そうです。クラキ殿」
神官長に呼び出された私は宣託の間でその病を知った。神官長はさらに説明を続けた。
「国内の至る所で年齢性別も問わず、幾度夜が明け、日が昇ろうとも目を覚まさない者が後を絶たないのです。これは何らかの異変が起こっているに違いありません」
「星見や占術ではわからないのですか?」
私が尋ねると神官長が頭を振った。それから重たい溜息と共に呟いた。
「ただ、今まで見たことも無い形を星々が象っております」
「私にできることは何かあるのでしょうか?」
私は神官長の顔を覗き込んだ。神官長の年老いた顔には深い皺と絶望感が刻まれていた。
「……クラキ殿、まことに言いにくいのですが、貴方にまた試練が訪れるでしょう。貴方はあの召喚の儀からずっと献身的に国のために尽力してくださいました。どうか運命の導きを信じて、この国を見捨てないで下さい」
「……?もちろんです。私ができることでしたら、この国をお守りいたします」
その時だった。扉が何の前触れも無しに開かれた。
「無礼であるぞ」
神官長が声を張り上げた。開いたのは神官見習の少年だった。
「はっ!申し訳ございません。至急、お二人にお目にかかりたいという方が謁見の間にいらっしゃいました。王も間もなくお見えになります!」
「して、その者の名は?」
神官長が扉の方に向かって歩きながら尋ねた。
「青嵐の騎士、ルーク様です!」
青嵐の騎士、ルークは正確には騎士と言ってもどこかの国に所属しているわけでもないし、どこから来たか誰も知らない。ただこの西大陸を放浪しており、戦をその尋常ではない魔力と武力によって治めてしまったり、残虐非道な帝国のクーデターに参加して途方もない戦力差を物ともせず成功させたり、氾濫した河川を前にその魔力で災害を鎮めるなど伝説的な逸話が数多く残してきた存在である。西大陸において最も名高い人物と言っても過言ではない。
そんな英傑が何故この国に来たのだろうか?私は疑問に思いながら謁見の間へと神官長と共に急いだ。謁見の間の扉の前で簡単に身繕いを確認する。いつもの濃紺のローブで王に拝謁することは気が引けたが、非常事態である。
(ここに来るのも、アッシャー王子の件以来ね……)
門番の兵士が声を上げる。
「神官長と顧問魔術師の入場!」
大きな重厚な深い色合いの木製の扉が開かれた。そこにいたのは一人の青年だった。長めに揃えられた真っ青な髪は夏空の色で、切れ長の瞳は紺碧の温かな海の色をしている。その顔立ちは精悍でありながらどこか優しさがある。均整の取れた身体に防具と浅葱色のマント姿を身に付けている。
(……あれ?)
青年の周りをきらりと真夏の太陽を反射した水面が揺らめくように輝いていた。不思議な煌めきに私は二度三度と瞬きをした。
「お初にお目にかかります。私はルークと申します。一介の旅人に過ぎない私をこのような場にお通し頂き感謝いたします」
ルークは右手を胸に当て、軽く頭を下げた。私も名乗ろうとしたその時、玉座に気配を感じた。全員がその場に膝をついた。
「よくぞ、参られた。青嵐の騎士、ルーク殿よ。そなたの活躍はわしの耳にも届いている。して、フローレンス王国に何用か?」
「賢帝アーロン国王に御目文字叶いまして恐悦至極でございます。本日お会いしたのは他でもありません。この西大陸に訪れようとしている危機に対してご警告とお願いに参りました」
王はゆらりと動き左のひじ掛けに肘をついて頭を乗せ、ゆっくりと尋ねた。
「世辞は良い。西大陸の危機とは?」
「既にお耳にされていらっしゃるかと思いますが、『眠り病』でございます。眠り病に侵された民草は各国で増加の一途を辿っています。原因はこの西大陸の北にある妖精の森の世界樹の異変です。ご存知の通り世界樹は西大陸の人々の魔力の供給源。魔力の少ない者たちから眠り病にかかっていきます。一年の後、世界樹は枯れ果てるでしょう。そこで神聖エウロパ公国教皇の神託に従いまして、彼女をお迎えに参った次第です」
ルークは立ち上がり、私の前に跪いた。
「マヤ・クラキ様、妖精王オーベロンの加護を受けている貴女のお力が必要なのです。どうか私と共にこの大陸を救って下さい」
私は咄嗟に叩頭していた頭を上げた。その瞬間、まっすぐにルークの瞳が私を捕えた。私は自分の胸が高鳴るのを感じた。
(え……?)
私は不覚にもその力強く澄んだ瞳に見惚れてしまった。それから、はっとして声を上げた。
「私にできることでしたら、微力ながら尽力させて頂きます」
その言葉を聞いてルークはふっと安堵と悲しみが合い混ぜになった笑みを見せた。
「アーロン王よ、事は一刻を争います。各国を周り、世界樹を復活させる手がかりを探さねばなりません。旅は困難な道のりになるでしょう」
王は重たげな動作で頷いた。
「良かろう。マヤ・クラキを連れて行くといい。必要なものがあれば、何でも言いつけよ。貴殿たちの旅に幸運を」
そう言い残すと王はゆっくりと立ち上がり、その場の全員が深く叩頭した。王が去るとルークは私に話しかけてきた。
「ろくに説明もせず、このような形でご助力を求める非礼お許しください。しかし、貴女の力が必要なのです。急かせて申し訳ありませんが、どれほど時間があれば国を発つ準備ができますか?」
「ああ、えっと……三日ほど頂けますか?」
私はまだ展開に着いていけず、しどろもどろに答えた。
「三日ですね……それでは、都の南門に三日後の朝待ち合わせをしましょう。それでは失敬」
ルークはマントを翻しながら去っていった。私はその後ろ姿を扉が閉まるまで見送っていた。
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