悪役令嬢ローズ・ウィルソン警部の華麗なる迷推理~従者デイビッドの憂鬱~

三ツ矢

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悪役令嬢は結婚よりも血痕の方がお好みです

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 ジェラルド王子は婚約を嫌がるローズの気持ちを察し、ローズが魔術上級学校を卒業すると同時に結婚しようと準備を始めました。
 その事を知ったローズは時間稼ぎのために大学へと進学し、更なる学問と魔術と武術の研鑽を積みました。
 
 そこでも優秀だったローズは二年で大学を卒業しました。
 
 いよいよ結婚かと思われましたが、ローズはこう宣言しました。

「私、警察官になりますわ。世の中の気に入らないヤツを叩きのめそうと……いえ、この世に蔓延る悪を見逃すことはできませんから」

 そんなわけで何を血迷ったか警察機構である治安防衛団上級試験に挑みました。
 
 ローズはもちろんトップの成績で通過しました。
それから次の年には騎士団に入っていた幼馴染を無理矢理治安防衛団いわゆるガルダの試験を受けさせ、合格した幼馴染みを自分の部下にしました。

「やっぱりあなたがいないと不便だから。あなたも私の傍にいられる方が幸せでしょう?」

 当然のようにローズは言い放ちました。

 ローズは自分の能力を遺憾なく発揮し、魔物退治、魔術殺人など様々な事件を見事に解決して見せました。

 実績を上げ続けるローズを上層部も無視できません。

 しかもローズに甘い侯爵と王子から圧力がかかってくる上に、ここでもローズは上層部のお偉いさんたちのスキャンダルを把握していました。

そんなわけでローズは出世していき、最年少で警部にまで昇進しました。
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