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第3話
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俊平の運転する車は五人乗りのワゴン車だった。どこにでもありそうな変哲のない外観だが、物騒な仕事で食い扶持を確保している集団だけあって特殊な改造も施されている。装甲が防弾仕様のため厚いのだ。
慧は後部座席に案内された。座席のクッションがやわらかい。
「なに満喫してんのよ。タクシーじゃないわよ」
助手席から苦言を投げる琴乃。慧は彼女に注目するが、露骨に視線を逸らされる。
「アジトに残ってたアンタの仲間、隠し通路から逃げたのよね?」
「〝元〟だ」
「そんなのどうだっていいわよ。アンタ、そいつらを無事に逃がすために残ってたんでしょ? 完全に敵よね、その行動」
「奴らは逃がしたほうが都合が良いはずだ。あそこにいた連中で全部じゃない。逃げた先で、きっと残りの仲間と合流する」
「逃げた先ってどこよ?」
「鏡花にも同じことを訊かれたが……わかるだろ? 俺は囮役だった。行き先を突き止めるために、琴乃たちの力を貸してほしいんだ」
「また呼び捨て? 気安く呼ぶなって言ってんでしょうがッ!」
琴乃の甲高い声は、荒れたアスファルトを走る車のなかで喧しく響いた。慧は思わず身を引くが、ほかのふたりは耳栓でもしているかのように、意に介さない。
何事もなかったように、慧の隣に座る鏡花が助手席に目をやった。
「私が質問したとき、上倉くんは正直に他の方々が逃げたと教えてくれました。私は、上倉くんは最初から敵じゃなかったと思います」
「鏡花を釣ろうとしてたのよ、こいつは。興味のある話題で油断させて、不意を突こうとしてたに決まってる」
「でも、上倉くんは私を襲いませんでしたよ?」
「アンタに勝てないってわかったんでしょうね。だから逃げた仲間との合流を諦めて投降したのよ。情けない男だわ。戦いもせずに諦めるなんて」
侮蔑を込めて自論を展開する琴乃に、慧は間違いを指摘する気になれなかった。やはり、鏡花のように信用してくれるより、そうやって疑われるほうが自然だ。否定しようにも証拠はない。反論したところで、琴乃の興奮が増すだけだ。
琴乃の気分が落ち着くまで、慧は彼女との会話をなるべく避けることにした。
「ところで俊平、この車はどこに向かってるんだ? 舗装されているとはいえ、随分と険しい道を走っているようだが」
「僕たちの組織・AMYサービスの活動拠点さ。急峻な山道を通っているのは、単に近道だからだね。別に好んで走ってるわけじゃない。上倉のいたアジトの周辺は街道ですらひどく荒れていただろう? ここと比べても遜色ないくらいにさ。なのに揺れが気になるかい?」
「いや、そうじゃない。ただ、気になることがあってな」
「気になる?」
「フリーフロムでも、この道はよく使っていた。人目につかないからな」
「伏兵を警戒しているのかい? アジトを潰されてすぐなのに、そんな余裕があるかな?」
「頭目の藤沢が強敵から逃げるだけの男なら、あの組織はとうに潰されている。ここは一本道だからな。上のほうで監視している可能性は高い」
視界の右には絶壁、左には深く茂った樹林。転落防止に役立つとは思えない申し訳程度のガードレールに沿って舗装された道路を、俊平の運転する車が進む。
重力に反して走行しているが、エンジンは悲鳴をあげていない。強靭な排気量を誇示するように駆動音は抑えられ、まだまだ余裕があると運転手に主張していた。
安全な速度で快適に、往復する緩やかな坂道をのぼっていく。
何度目かの曲がり角。道の脇に、停車している黒色の車があった。
「余計なことをいったな」
「初めから決まっていたことさ。上倉が口にせずとも、どうせこうなっていた」
停車している車を追い越そうと反対車線にはみ出したとき、息を潜めていた車が乱暴にエンジンを吹いた。
車線に復帰するなり、追突する勢いで肉薄される。
「アレがアンタのお仲間ってわけ? 待ち伏せだなんて、虫唾が走るくらいの卑怯者ねッ! まさかアンタ、あたしたちがここを通るってことを教えたんじゃないでしょうね?」
「どう伝えろと? 発信機でも使って位置情報を伝えてるとでも思うか? いいぞ、疑うなら好きなだけ調べるといい。ほら」
飽きずに疑念の眼差しを向ける琴乃に、両手を挙げて抵抗の意思がないことを示す。
憤然としている琴乃の顔が、さらに赤みを増した。
「ば、ばっかじゃないのッ!? それがアンタの目的!? あたしに身体を触ってほしいからわざと疑われるような真似をしていたのねッ! 信じらんない! 害虫以下だわッ!」
「さすがだな。敵に追われていながらその緊張感のなさ。アジトを潰した組織の一員なだけあって、肝が据わってる。だが油断しないほうがいい。あいつらは――」
平然と喋る慧の頭を、鏡花が座席の下に押し込む。
「ライフルです」
直後、戦場の音色ともいうべき火薬の弾ける音と、防弾仕様の装甲に弾丸が衝突する音が連打する。
少しでも損傷を抑えようと、俊平は車体を左右に大きく揺らす。屈んだ状態から慧が運転手の顔を窺うと、彼は少しも焦りを浮かべず鼻歌でも歌いだしそうな表情をしていた。
「幸い、特殊な弾丸ではないようだね。通常弾相手なら、この車の装甲は簡単に抜けやしない。修理代を抑えるために、なるべく当てないでほしいけどね」
「あいつらは血の気が多い。ご希望には沿ってくれないだろうな」
助手席の琴乃も顔をあげ、片眉を吊り上げて敵車両を睨む。
「命拾いしたわね。アンタより先に死にたい奴らが現れたわ。あたしが車ごと吹っ飛ばしてあげる」
「待て琴乃。ここは俺にやらせてくれないか?」
「はぁ? アンタがあいつらを黙らせてくれるってわけ?」
「そうでもしないとお前の信用を得られそうにないからな。とはいっても、俺に飛び道具はない。銃を貸してくれないか? 物騒なこの車のことだ。どこかに積んであるんだろ?」
「馬鹿いってんじゃないわよ! 敵か味方かわからないアンタに、そんな危険なもの貸すわけないでしょ!」
慧と琴乃の会話を横目に、鏡花がおもむろに後部座席のシートを持ち上げた。すると中央部分だけが折り畳まれる形となり、隠れていた位置に取っ手が現れる。彼女がそれを引くと、足元のシートの下にあった縦長の収納スペースが露になった。
「どうぞ」
「きょ、鏡花!? ちょっとなにしてんのよッ!」
「大丈夫ですよ。上倉くんは私たちを撃ったりしません」
慧は二挺あったライフルの片方を持ち上げ、収納スペースの端に並ぶ弾倉のひとつを取り付ける。レバーを引いて装填すると、窓の開閉スイッチを操作した。
荒々しい風とともに、火薬の香りが鼻腔を刺激する。
「よく見ておけ」
風圧を押し退けて、慧は窓から上半身をさらす。
照準は、追跡車両のフロントガラス。光の反射で顔は見えないが、運転席に狙いを定め、引き金にかけた指を引く。
連射する炸裂音。鼓膜と銃身が震える。
射出された弾丸は無数の牙と化す。それは獰猛な捕食者のごとく、獲物を食らい尽くそうと敵車両に飛びかかる――
……はずだったが、一発として弾は当たらなかった。フルバーストされた弾丸は例外なく、敵車両から大きく外れた位置で無意味に火花を散らした。
むなしくカチッカチッと、ライフルの弾倉が空になる音が反響する。
「鏡花、次の弾倉を」
「はい」
「――まて上倉。もう充分だろう。窓を閉めてくれ」
俊平に指示されて、慧は窓をしめた。
慧は後部座席に案内された。座席のクッションがやわらかい。
「なに満喫してんのよ。タクシーじゃないわよ」
助手席から苦言を投げる琴乃。慧は彼女に注目するが、露骨に視線を逸らされる。
「アジトに残ってたアンタの仲間、隠し通路から逃げたのよね?」
「〝元〟だ」
「そんなのどうだっていいわよ。アンタ、そいつらを無事に逃がすために残ってたんでしょ? 完全に敵よね、その行動」
「奴らは逃がしたほうが都合が良いはずだ。あそこにいた連中で全部じゃない。逃げた先で、きっと残りの仲間と合流する」
「逃げた先ってどこよ?」
「鏡花にも同じことを訊かれたが……わかるだろ? 俺は囮役だった。行き先を突き止めるために、琴乃たちの力を貸してほしいんだ」
「また呼び捨て? 気安く呼ぶなって言ってんでしょうがッ!」
琴乃の甲高い声は、荒れたアスファルトを走る車のなかで喧しく響いた。慧は思わず身を引くが、ほかのふたりは耳栓でもしているかのように、意に介さない。
何事もなかったように、慧の隣に座る鏡花が助手席に目をやった。
「私が質問したとき、上倉くんは正直に他の方々が逃げたと教えてくれました。私は、上倉くんは最初から敵じゃなかったと思います」
「鏡花を釣ろうとしてたのよ、こいつは。興味のある話題で油断させて、不意を突こうとしてたに決まってる」
「でも、上倉くんは私を襲いませんでしたよ?」
「アンタに勝てないってわかったんでしょうね。だから逃げた仲間との合流を諦めて投降したのよ。情けない男だわ。戦いもせずに諦めるなんて」
侮蔑を込めて自論を展開する琴乃に、慧は間違いを指摘する気になれなかった。やはり、鏡花のように信用してくれるより、そうやって疑われるほうが自然だ。否定しようにも証拠はない。反論したところで、琴乃の興奮が増すだけだ。
琴乃の気分が落ち着くまで、慧は彼女との会話をなるべく避けることにした。
「ところで俊平、この車はどこに向かってるんだ? 舗装されているとはいえ、随分と険しい道を走っているようだが」
「僕たちの組織・AMYサービスの活動拠点さ。急峻な山道を通っているのは、単に近道だからだね。別に好んで走ってるわけじゃない。上倉のいたアジトの周辺は街道ですらひどく荒れていただろう? ここと比べても遜色ないくらいにさ。なのに揺れが気になるかい?」
「いや、そうじゃない。ただ、気になることがあってな」
「気になる?」
「フリーフロムでも、この道はよく使っていた。人目につかないからな」
「伏兵を警戒しているのかい? アジトを潰されてすぐなのに、そんな余裕があるかな?」
「頭目の藤沢が強敵から逃げるだけの男なら、あの組織はとうに潰されている。ここは一本道だからな。上のほうで監視している可能性は高い」
視界の右には絶壁、左には深く茂った樹林。転落防止に役立つとは思えない申し訳程度のガードレールに沿って舗装された道路を、俊平の運転する車が進む。
重力に反して走行しているが、エンジンは悲鳴をあげていない。強靭な排気量を誇示するように駆動音は抑えられ、まだまだ余裕があると運転手に主張していた。
安全な速度で快適に、往復する緩やかな坂道をのぼっていく。
何度目かの曲がり角。道の脇に、停車している黒色の車があった。
「余計なことをいったな」
「初めから決まっていたことさ。上倉が口にせずとも、どうせこうなっていた」
停車している車を追い越そうと反対車線にはみ出したとき、息を潜めていた車が乱暴にエンジンを吹いた。
車線に復帰するなり、追突する勢いで肉薄される。
「アレがアンタのお仲間ってわけ? 待ち伏せだなんて、虫唾が走るくらいの卑怯者ねッ! まさかアンタ、あたしたちがここを通るってことを教えたんじゃないでしょうね?」
「どう伝えろと? 発信機でも使って位置情報を伝えてるとでも思うか? いいぞ、疑うなら好きなだけ調べるといい。ほら」
飽きずに疑念の眼差しを向ける琴乃に、両手を挙げて抵抗の意思がないことを示す。
憤然としている琴乃の顔が、さらに赤みを増した。
「ば、ばっかじゃないのッ!? それがアンタの目的!? あたしに身体を触ってほしいからわざと疑われるような真似をしていたのねッ! 信じらんない! 害虫以下だわッ!」
「さすがだな。敵に追われていながらその緊張感のなさ。アジトを潰した組織の一員なだけあって、肝が据わってる。だが油断しないほうがいい。あいつらは――」
平然と喋る慧の頭を、鏡花が座席の下に押し込む。
「ライフルです」
直後、戦場の音色ともいうべき火薬の弾ける音と、防弾仕様の装甲に弾丸が衝突する音が連打する。
少しでも損傷を抑えようと、俊平は車体を左右に大きく揺らす。屈んだ状態から慧が運転手の顔を窺うと、彼は少しも焦りを浮かべず鼻歌でも歌いだしそうな表情をしていた。
「幸い、特殊な弾丸ではないようだね。通常弾相手なら、この車の装甲は簡単に抜けやしない。修理代を抑えるために、なるべく当てないでほしいけどね」
「あいつらは血の気が多い。ご希望には沿ってくれないだろうな」
助手席の琴乃も顔をあげ、片眉を吊り上げて敵車両を睨む。
「命拾いしたわね。アンタより先に死にたい奴らが現れたわ。あたしが車ごと吹っ飛ばしてあげる」
「待て琴乃。ここは俺にやらせてくれないか?」
「はぁ? アンタがあいつらを黙らせてくれるってわけ?」
「そうでもしないとお前の信用を得られそうにないからな。とはいっても、俺に飛び道具はない。銃を貸してくれないか? 物騒なこの車のことだ。どこかに積んであるんだろ?」
「馬鹿いってんじゃないわよ! 敵か味方かわからないアンタに、そんな危険なもの貸すわけないでしょ!」
慧と琴乃の会話を横目に、鏡花がおもむろに後部座席のシートを持ち上げた。すると中央部分だけが折り畳まれる形となり、隠れていた位置に取っ手が現れる。彼女がそれを引くと、足元のシートの下にあった縦長の収納スペースが露になった。
「どうぞ」
「きょ、鏡花!? ちょっとなにしてんのよッ!」
「大丈夫ですよ。上倉くんは私たちを撃ったりしません」
慧は二挺あったライフルの片方を持ち上げ、収納スペースの端に並ぶ弾倉のひとつを取り付ける。レバーを引いて装填すると、窓の開閉スイッチを操作した。
荒々しい風とともに、火薬の香りが鼻腔を刺激する。
「よく見ておけ」
風圧を押し退けて、慧は窓から上半身をさらす。
照準は、追跡車両のフロントガラス。光の反射で顔は見えないが、運転席に狙いを定め、引き金にかけた指を引く。
連射する炸裂音。鼓膜と銃身が震える。
射出された弾丸は無数の牙と化す。それは獰猛な捕食者のごとく、獲物を食らい尽くそうと敵車両に飛びかかる――
……はずだったが、一発として弾は当たらなかった。フルバーストされた弾丸は例外なく、敵車両から大きく外れた位置で無意味に火花を散らした。
むなしくカチッカチッと、ライフルの弾倉が空になる音が反響する。
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「はい」
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