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第22話
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慧たちは、約一時間かけて邸宅に帰ってきた。
夕食までは特にすることがない。慧はエントランスホールのソファでぼんやりと天井を見上げていた。
罠だと承知して誘いに乗ったのに、何も起きなかった。それが気がかりで敵の目論見について思索する。
相手の狙いがわからない。
こちらが踏みとどまったから、深追いしなかったのか。
考えに耽っていると、慧の前に悠司が現れた。彼は会議室に来てほしいとだけ伝え、自らもその方角に歩いていった。
慧はソファからけだるそうに身を起こし、会議室へと移動した。
他のメンバーは揃っていた。
琴乃はカップに注がれたコーヒーを啜り、俊平は腕を組んで瞼を閉じている。呼び出した悠司は隅の椅子に腰かけていた。
悠司とは逆端の位置に慧が座る。
後方にいた鏡花が近づいてきて、ソーサーとカップを彼の前に置いた。頼んでいないが、両手で持ったポットから丁寧な所作でコーヒーが注がれる。
鏡花は当然のごとくメイド服だ。そんな服装で黙ってコーヒーを淹れられると、彼女の本業が何なのか怪しく思えてくる。
「上倉くんはブラックでいいんでしたよね?」
「そうだな。昨日散々説明を受けて学習したが、良い豆とやらは砂糖がなくとも甘い」
「お口に合ったみたいで良かったです」
「まぁ、甘党には物足りないらしいが」
ちらりと見た琴乃の机には、空のスティックシュガーが三本も置いてあった。もはや別の飲み物だが、彼女はなんともおいしそうに味わっている。
慧も用意されたカップを手に取り、湯気の立つコーヒーを一口啜る。
柑橘系の酸味が舌を刺激して、喉の奥まで爽やかな香りが広がった。本当に砂糖が入っていないのかと疑うほどに、苦味なんてどこにもない。なぜ琴乃が砂糖を入れたがるのか疑問だ。
フリーフロムでも、慧はよくインスタントコーヒーを飲んでいた。しかしブラックでは酸味がきつく、後味も嫌な苦味が残るから必ずフレッシュを混ぜていた。それでもおいしいとは感じなかったが、暇つぶしに読んでいた小説の主人公たちがコーヒーを好むことが多かったので、彼らに影響されて真似していたのだ。
こうもおいしいコーヒーなら苦行でもなんでもない。
コーヒーの本当のうまさなんて、些細なことではある。しかしそれだけのことで、慧は自分がいかに小さな世界で生きてきたのかを思い知らされた。
「ちなみに、海外では砂糖が入っていても、ミルクと混ざってなければブラックコーヒーなんですよ」
「味ではなく、色の問題なんだな。そっちのほうがわかりやすい」
「私もそう思います。私たち気が合いますね?」
「お前の暢気なペースに合わせられる自信はないな」
与太話に興じていると、部屋の隅にいた悠司が両手を叩いて注目を集めた。
鏡花が慧の隣に座るのを待ってから、悠司は立ち上がった。彼は集まった部下たちにではなく、モニターに身体を向ける。
映っていたのはニュースだ。炎上する大型スーパーで、駆けつけた多数の救急車に次々と負傷者が担架で運ばれていく。
駐車場の監視カメラに録画された映像だった。
「やってしまったね。これがフリーフロムの仕業だとすれば、もう終わりだ。いくらなんでもやりすぎだよ。そう日を置かずして、強大な力で捻り潰されるだろう。それがこの世界の摂理だ。境界を越えた者たちは、総じて世界から除外される」
「奴らの犯行で間違いない。そこにでかでかと出てる顔を、よく知ってるからな」
地獄を撮影した映像の右下に、監視カメラが捉えた容疑者の顔が載っていた。鮮明な画質で、人違いを疑う余地もない。慧が入る前からフリーフロムにいた古株の構成員だ。
「こんな虐殺をする連中じゃなかったはずだが、残念だな」
「冷静だね。かつての仲間が大規模なテロを起こして、世間の憎しみを集めているんだよ? もうちょっと動揺しない?」
「〝かつて〟だからな。どこか違う世界の大罪人くらいにしか思わん」
「容疑者の阿久津利久とは仲良くなかったのかい?」
顔写真の下に出ているテロップを読みながら悠司が尋ねる。
慧は小さくため息をついた。
「いわゆる俺の先輩って奴だ。仲間に対しては気が利くから好かれていたが、生きるためなら平気で他人の命を奪う奴だった。俺も、他人のことを言えた身じゃないが」
「アンタ、ホントに平気そうね」
甘ったるい飲み物が入ったカップを唇から離し、琴乃は冷めた瞳で慧を見据える。
「あたしたちにとっては、〝数多くいる悪人が起こしたそれなりの事件〟でしかないし、そこら中に瓦礫の山があるこんな世の中じゃ爆破なんてそう珍しくもないわ。でも、アンタにとっては身内の事件でしょ? もう少し感情が動かないとおかしいと思うんだけど」
「感情が麻痺してるってだけだ。お前たちと変わらない」
「未練がないってわけ? よくそこまで達観できるわね」
「覚悟していたからな。あるのは事件を未然に防げなかった後悔だけだ」
「ふぅん、マトモな感覚を持ってるようで安心するわ」
まだ彼を信用しきっていない琴乃は、彼が信ずるに値する人物か試した。
ひとまず彼女を安心させられたと思い、慧は胸を撫で下ろす。ややこしい事態にはしたくなかった。
隣にいる鏡花が慧の耳に顔を寄せた。
「本当は、九条千奈美さんが関わってなさそうだから冷静でいられるんですよね?」
「おいっ……」
図星を突かれて動揺する。慧にしては大きい声で反応してしまい、会議室にいる全員の注目が集まる。
何事かと訝しげに眺めてくる面々。鏡花だけは悪戯っぽくにやける。
慧は腕を組み、平静を装ってモニターに目をやった。
「これだけ大胆な行動に出た理由をずっと考えていたが、見当もつかん。隠れ家に案内しておいて、何もしかけてこなかったのも不自然でしょうがない。奴らはどういうつもりなんだ?」
「私も思案したけど、全然わからないよ。頼りない社長でごめんね~」
「はぁ。冗談だったらいいのに。ホントに頼りなくてどうすんのよ……」
社長は思考を放棄していた。琴乃はかぶりを振って深刻そうに嘆く。
「そういう琴乃は、なにか意図が掴めたのか?」
慧が尋ねた。
琴乃はお手上げといったふうに両手をあげる。
「あたしにだって真実はわかんないわ。だけど、隠れ家に誘うことが目的だったらさり気なく案内する必要があったんじゃないかしら? 敵に正面から『ついてこい』って言われて素直についてくのは創作物の世界だけよ」
「私ならついていきますよ?」
「そういう話をしてるんじゃないの。あ、いや、そういう話をしてるわけだけど……アンタどういう教育受けてきたのよ。親の顔を見てもよくわかんないけど!」
介入した鏡花に琴乃は困惑する。
長いこと黙していた俊平が口を開く。
「敵の意図通り、僕らはまんまとアジトに誘い込まれた。ところが何も起きなかった。どうしてだろうね?」
「自信があったんじゃない? あたしたちを返り討ちにできるだけの」
「僕らは攻め込まずに撤退した。敵としてはそれが誤算だったのかな?」
「そうなんでしょうけど、建物が見えるくらい近づいたなら見張りに見つかってもおかしくないわ。ホントに大丈夫だったわけ?」
琴乃の疑いの眼差しが、慧と鏡花に向けられる。
当然の疑問であった。敵が来るとわかっていたのに、見張りを置かない道理はない。それで無事に帰ってこれたのは、同行していなかった琴乃からすれば不思議な話だ。
悠司も琴乃と同じくふたりに注目した。俊平は眠そうに正面のモニターを見つめている。
「一応は身を隠していたからな。問題なかったはずだ。見張りはいたようだが」
「あやしいけど、何も起きなかったものね。アンタの元同僚、よほどの間抜けらしいわ」
「もう少しマシな連中だと思っていた」
回答に満足したのか、琴乃は正面に向き直る。
彼女はまた一口、冷めたコーヒー状の甘味料を啜った。
夕食までは特にすることがない。慧はエントランスホールのソファでぼんやりと天井を見上げていた。
罠だと承知して誘いに乗ったのに、何も起きなかった。それが気がかりで敵の目論見について思索する。
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考えに耽っていると、慧の前に悠司が現れた。彼は会議室に来てほしいとだけ伝え、自らもその方角に歩いていった。
慧はソファからけだるそうに身を起こし、会議室へと移動した。
他のメンバーは揃っていた。
琴乃はカップに注がれたコーヒーを啜り、俊平は腕を組んで瞼を閉じている。呼び出した悠司は隅の椅子に腰かけていた。
悠司とは逆端の位置に慧が座る。
後方にいた鏡花が近づいてきて、ソーサーとカップを彼の前に置いた。頼んでいないが、両手で持ったポットから丁寧な所作でコーヒーが注がれる。
鏡花は当然のごとくメイド服だ。そんな服装で黙ってコーヒーを淹れられると、彼女の本業が何なのか怪しく思えてくる。
「上倉くんはブラックでいいんでしたよね?」
「そうだな。昨日散々説明を受けて学習したが、良い豆とやらは砂糖がなくとも甘い」
「お口に合ったみたいで良かったです」
「まぁ、甘党には物足りないらしいが」
ちらりと見た琴乃の机には、空のスティックシュガーが三本も置いてあった。もはや別の飲み物だが、彼女はなんともおいしそうに味わっている。
慧も用意されたカップを手に取り、湯気の立つコーヒーを一口啜る。
柑橘系の酸味が舌を刺激して、喉の奥まで爽やかな香りが広がった。本当に砂糖が入っていないのかと疑うほどに、苦味なんてどこにもない。なぜ琴乃が砂糖を入れたがるのか疑問だ。
フリーフロムでも、慧はよくインスタントコーヒーを飲んでいた。しかしブラックでは酸味がきつく、後味も嫌な苦味が残るから必ずフレッシュを混ぜていた。それでもおいしいとは感じなかったが、暇つぶしに読んでいた小説の主人公たちがコーヒーを好むことが多かったので、彼らに影響されて真似していたのだ。
こうもおいしいコーヒーなら苦行でもなんでもない。
コーヒーの本当のうまさなんて、些細なことではある。しかしそれだけのことで、慧は自分がいかに小さな世界で生きてきたのかを思い知らされた。
「ちなみに、海外では砂糖が入っていても、ミルクと混ざってなければブラックコーヒーなんですよ」
「味ではなく、色の問題なんだな。そっちのほうがわかりやすい」
「私もそう思います。私たち気が合いますね?」
「お前の暢気なペースに合わせられる自信はないな」
与太話に興じていると、部屋の隅にいた悠司が両手を叩いて注目を集めた。
鏡花が慧の隣に座るのを待ってから、悠司は立ち上がった。彼は集まった部下たちにではなく、モニターに身体を向ける。
映っていたのはニュースだ。炎上する大型スーパーで、駆けつけた多数の救急車に次々と負傷者が担架で運ばれていく。
駐車場の監視カメラに録画された映像だった。
「やってしまったね。これがフリーフロムの仕業だとすれば、もう終わりだ。いくらなんでもやりすぎだよ。そう日を置かずして、強大な力で捻り潰されるだろう。それがこの世界の摂理だ。境界を越えた者たちは、総じて世界から除外される」
「奴らの犯行で間違いない。そこにでかでかと出てる顔を、よく知ってるからな」
地獄を撮影した映像の右下に、監視カメラが捉えた容疑者の顔が載っていた。鮮明な画質で、人違いを疑う余地もない。慧が入る前からフリーフロムにいた古株の構成員だ。
「こんな虐殺をする連中じゃなかったはずだが、残念だな」
「冷静だね。かつての仲間が大規模なテロを起こして、世間の憎しみを集めているんだよ? もうちょっと動揺しない?」
「〝かつて〟だからな。どこか違う世界の大罪人くらいにしか思わん」
「容疑者の阿久津利久とは仲良くなかったのかい?」
顔写真の下に出ているテロップを読みながら悠司が尋ねる。
慧は小さくため息をついた。
「いわゆる俺の先輩って奴だ。仲間に対しては気が利くから好かれていたが、生きるためなら平気で他人の命を奪う奴だった。俺も、他人のことを言えた身じゃないが」
「アンタ、ホントに平気そうね」
甘ったるい飲み物が入ったカップを唇から離し、琴乃は冷めた瞳で慧を見据える。
「あたしたちにとっては、〝数多くいる悪人が起こしたそれなりの事件〟でしかないし、そこら中に瓦礫の山があるこんな世の中じゃ爆破なんてそう珍しくもないわ。でも、アンタにとっては身内の事件でしょ? もう少し感情が動かないとおかしいと思うんだけど」
「感情が麻痺してるってだけだ。お前たちと変わらない」
「未練がないってわけ? よくそこまで達観できるわね」
「覚悟していたからな。あるのは事件を未然に防げなかった後悔だけだ」
「ふぅん、マトモな感覚を持ってるようで安心するわ」
まだ彼を信用しきっていない琴乃は、彼が信ずるに値する人物か試した。
ひとまず彼女を安心させられたと思い、慧は胸を撫で下ろす。ややこしい事態にはしたくなかった。
隣にいる鏡花が慧の耳に顔を寄せた。
「本当は、九条千奈美さんが関わってなさそうだから冷静でいられるんですよね?」
「おいっ……」
図星を突かれて動揺する。慧にしては大きい声で反応してしまい、会議室にいる全員の注目が集まる。
何事かと訝しげに眺めてくる面々。鏡花だけは悪戯っぽくにやける。
慧は腕を組み、平静を装ってモニターに目をやった。
「これだけ大胆な行動に出た理由をずっと考えていたが、見当もつかん。隠れ家に案内しておいて、何もしかけてこなかったのも不自然でしょうがない。奴らはどういうつもりなんだ?」
「私も思案したけど、全然わからないよ。頼りない社長でごめんね~」
「はぁ。冗談だったらいいのに。ホントに頼りなくてどうすんのよ……」
社長は思考を放棄していた。琴乃はかぶりを振って深刻そうに嘆く。
「そういう琴乃は、なにか意図が掴めたのか?」
慧が尋ねた。
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介入した鏡花に琴乃は困惑する。
長いこと黙していた俊平が口を開く。
「敵の意図通り、僕らはまんまとアジトに誘い込まれた。ところが何も起きなかった。どうしてだろうね?」
「自信があったんじゃない? あたしたちを返り討ちにできるだけの」
「僕らは攻め込まずに撤退した。敵としてはそれが誤算だったのかな?」
「そうなんでしょうけど、建物が見えるくらい近づいたなら見張りに見つかってもおかしくないわ。ホントに大丈夫だったわけ?」
琴乃の疑いの眼差しが、慧と鏡花に向けられる。
当然の疑問であった。敵が来るとわかっていたのに、見張りを置かない道理はない。それで無事に帰ってこれたのは、同行していなかった琴乃からすれば不思議な話だ。
悠司も琴乃と同じくふたりに注目した。俊平は眠そうに正面のモニターを見つめている。
「一応は身を隠していたからな。問題なかったはずだ。見張りはいたようだが」
「あやしいけど、何も起きなかったものね。アンタの元同僚、よほどの間抜けらしいわ」
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