42 / 47
第42話
しおりを挟む
感情の失われた低い声色。囁いた千奈美は右手を振りおろす。
天井の氷柱が支えを失い、一斉に落下した。
振り出しに戻ろうにも入口は氷塊が塞ぐ。
助かる方法は彼女のいる出口に逃げる他にない。
だが、間に合う距離ではない。
天井の落下が急激に加速する。三階の高さにある通路に取り残された彼に、避ける術はない。
――ならば、逃げなければいい。
慧は連絡通路の中央で立ち止まる。二本の刀を巻き込むように腰を捻り、屈んで右膝を立てる。身体の正中線に軸を作るよう想像し、音と空気の変化を頼りに氷柱の天井が最接近する瞬間を待つ。
即座にそれは訪れた。
収縮したバネが弾けるごとく、刀が頭上を半月に裂く。
落下した氷柱が床の根元にまで突き刺さる。氷に触れた地点から、染みが広がるように周辺が凍結する。
しかし、慧の立つ狭小とした範囲だけは原形を留めていた。彼の足元にはガラス片に似た結晶が散乱する。
必殺の魔術を跳ね除けたのだ。慧は口を真一文字に結ぶ彼女を見つめ返す。
凍った床に一歩踏み出そうとして、異状に気づいた。
彼の額から冷や汗が噴き出す。
「な、に――」
足元の違和感。
床に幾筋もの亀裂が入っている。満遍なく、入口から出口まで。
通路の終端に立つ千奈美。つまらなさそうに慧を眺め、正面に手をかざす。唯一の脱出口が、いくつもの細長い氷柱により塞がれる。
進む先も逃げる先も失った。崩落秒読みの足場に孤立する。
諦めても同情されるほどの窮地。だが彼の頭にあるのは彼女を救う使命だけで、選ぶべき答えは他にない。
慧の決意を嘲笑うように、通路は音を立てて端から崩れる。
氷柱に塞がれた脱出口を凝視する。
彼は氷の床を駆けた。
大股で、素早く。
一度踏んだ箇所は即座に欠け、地上約一〇メートルの高さからボロボロと崩れ落ちる。
――あと十歩。
同じ失敗は繰り返さない。許されもしない。
――あと五歩。
引き返せないのだから、道がなくとも進むしかない。
――あと。
氷壁が覆う脱出口への到達を目前に、残りの歩幅が踏むべき足場を消失した。
「まだ――――ッ!」
普段は出さない声で気合を込める。崩れた足場を蹴飛ばし舞い上がる。
着地する先はない。眼前に広がるのは、千奈美の生成した氷壁のみ。
砕けた氷柱の破片が煌く。慧は逆手に持つ刀を腰の後ろまで引く。
全体重を柄頭にのせた。
全霊をかけ、刀を握る拳を突き出す。
「終わりじゃないッ!」
柄頭が氷壁の中心に激突する。確かな手応えを彼は感じた。
亀裂が走る。瞬間、壁は無数の欠片に飛散した。
着地した慧は身体を一回転させ、落下の衝撃を緩和する。
九死に一生を得た彼は、窮地を脱した安堵に心を緩めた。身体を起こそうとして天井を仰ぐ。
眼前に、銀色の切っ先があった。
突き落とされたナイフから間一髪で逃れる。起き上がりざまに逆手に持つ刀を構え、追尾するナイフを弾く。迫る銀閃は留まらず、幾度も苛烈に暴走する。
俊敏な動作に、彼女のズボンから薬莢が数発こぼれ落ちた。
無我夢中ならば、隙を作ることは容易。慧は執拗に追い回すナイフを弾き返し、呼吸を整えるために距離を取る。
咄嗟に千奈美の手がホルスターに伸びた。彼は判断を誤ったと自覚する。
立て直す猶予はない。流麗に引き抜かれた拳銃の撃鉄が落ちる。
薄暗い部屋の窓際、反射的に身体を左右に揺らして二発をかわす。
攻撃と回避のスイッチを切り替え、拳銃を叩き落そうと肉薄する。
銃口が下がる。千奈美は左手のナイフを振り上げ迎え撃つ。
金属と金属が幾重にも火花を散らした。死を呼ぶ甲高い衝突音が暗闇に反響する。
虚をつく千奈美の水面蹴り。慧は地面から足を離して回避する。
宙に浮き避けようがない状況。彼の眼下から垂直に弧を描く刃が来襲する。
なんとか防ぐが、体勢を崩した。彼女の鞭のような中段蹴りが飛んでくる。
順手に握る刀を引き寄せ、衝撃を肘で受け止める。
死に物狂いで防ぎきった慧に、千奈美は間合いを取りつつ銃口を向ける。休む間など与えない。連続して銃声が三度響く。
研ぎ澄ました視力が、銃弾の描く軌跡を寸分の狂いなく予測する。それはもはや予知の域にあった。弾道を見切った弾丸に当たるはずもない。
けれども距離が空いたままでは埒が明かない。慧はたまらず駆け寄る。
重なる銀閃。
今度は弾かず、信念をぶつけあうように刃が競り合う。
「慧は満足そうだよね。新しい仲間と肩を並べてさ。そんなに私たちが邪魔? 嬉しいよ。両想いだね」
「満足なわけあるか。フリーフロムを潰してお前を救い出すまで俺は満たされない。お前はどうなんだ? このまま不本意に悪行を重ねる生き方で満足できるのか? 拾われた命だからしょうがないと、自分を騙し続けて!」
「何でも思い通りになんてできないんだよ! 私だって、拾われるならAMYサービスのような治安を守る正しい組織が良かった。でも、親を裏切るなんてできないっ!」
「藤沢智弘を、親だというのか」
慧の集中が乱れる。彼女は後ろへ跳び拳銃を構える。
奥歯を噛み、いつ撃たれてもかわせるよう銃口の深淵を注視する。彼の心拍数が、病的なまでに速度を増す。
「両親を失った私を八年間も育ててくれたんだから、親も同然だよ。慧にとってもそうでしょ?」
「たとえ親だとしても、他人から奪って生き延びている奴を看過はできない。親が道を踏み外したなら、正しい道を教えてやるのも子の役目だ。それが無理なら、罪を終わらせることも」
「ボスだって奪いたくて奪ってるんじゃない。そうしなきゃみんなを生かせないからだって慧もわかってるでしょ! 国が満足な支援をしてくれなかったときに、みんな飢え死にしておけばよかったって思う? そしたら私も慧も生きてなかったんだよ!?」
「俺も藤沢が両親を殺した連中と同じだとは思っていない。だが、俺たちが奪った奴らにも大切な人や人生の目的があったかもしれない。俺は自分を正義だとは思わない。これまでの自分の罪を清算するために、フリーフロムを終わらせる」
「それなら私を救う必要なんてない」
「いや、俺は勝手な理由でフリーフロムを潰すし、勝手な理由で千奈美を救う」
「理由って?」
「千奈美にとって藤沢がそうであるように、俺は千奈美が大切なんだ」
時間が止まったかのような静寂。
不意を突く銃撃。慧は落ち着いて予備動作を読み、左後方に転がり回避する。
彼の足元に、数発の薬莢が散らばっていた。近接戦闘の際に千奈美がこぼしたものだ。
千奈美の指が再度引き金を引こうとする。
慧は避けなかった。
暗闇から彼を狙う拳銃が、空虚な音を立てる。装填可能な六発の弾丸を撃ち尽くした凶器は、もはや玩具と変わらない。
向けた銃口を下ろさず、彼女は正面にいる慧を見つめた。
「……本当に勝手だよ。慧は私に選ばせたよね。一緒にフリーフロムと敵対するか、このままボスについていくかって。私はボスに恩を返したいって言って、慧も反対しなかったじゃん」
「すまない」
千奈美は頬を強張らせた。弱々しく謝罪する慧を睨む。
「ボスの守ろうとしたモノを滅茶苦茶にしておいて、私の心も好き放題にかき乱して、出てくる言葉がそれだけ? 謝れば許してもらえるとでも?」
「他にできることはない。気持ちは伝えた。あとは、千奈美の判断に委ねるしかできない」
「どんな答えでも受け入れる?」
「納得できなくてもどうしようもない。委ねるといったが、俺を選んでくれるなら後悔はさせない」
「そっか……」
小さく相槌を打ち、千奈美は構えていた拳銃をおろした。
慧は返答に期待を抱かずにはいられない。
彼女は、首を横に振った。
「悪いけど、私は慧を選べない。フリーフロムを抜けるにしても、今から寝返るなんてやり方は嫌だから」
天井の氷柱が支えを失い、一斉に落下した。
振り出しに戻ろうにも入口は氷塊が塞ぐ。
助かる方法は彼女のいる出口に逃げる他にない。
だが、間に合う距離ではない。
天井の落下が急激に加速する。三階の高さにある通路に取り残された彼に、避ける術はない。
――ならば、逃げなければいい。
慧は連絡通路の中央で立ち止まる。二本の刀を巻き込むように腰を捻り、屈んで右膝を立てる。身体の正中線に軸を作るよう想像し、音と空気の変化を頼りに氷柱の天井が最接近する瞬間を待つ。
即座にそれは訪れた。
収縮したバネが弾けるごとく、刀が頭上を半月に裂く。
落下した氷柱が床の根元にまで突き刺さる。氷に触れた地点から、染みが広がるように周辺が凍結する。
しかし、慧の立つ狭小とした範囲だけは原形を留めていた。彼の足元にはガラス片に似た結晶が散乱する。
必殺の魔術を跳ね除けたのだ。慧は口を真一文字に結ぶ彼女を見つめ返す。
凍った床に一歩踏み出そうとして、異状に気づいた。
彼の額から冷や汗が噴き出す。
「な、に――」
足元の違和感。
床に幾筋もの亀裂が入っている。満遍なく、入口から出口まで。
通路の終端に立つ千奈美。つまらなさそうに慧を眺め、正面に手をかざす。唯一の脱出口が、いくつもの細長い氷柱により塞がれる。
進む先も逃げる先も失った。崩落秒読みの足場に孤立する。
諦めても同情されるほどの窮地。だが彼の頭にあるのは彼女を救う使命だけで、選ぶべき答えは他にない。
慧の決意を嘲笑うように、通路は音を立てて端から崩れる。
氷柱に塞がれた脱出口を凝視する。
彼は氷の床を駆けた。
大股で、素早く。
一度踏んだ箇所は即座に欠け、地上約一〇メートルの高さからボロボロと崩れ落ちる。
――あと十歩。
同じ失敗は繰り返さない。許されもしない。
――あと五歩。
引き返せないのだから、道がなくとも進むしかない。
――あと。
氷壁が覆う脱出口への到達を目前に、残りの歩幅が踏むべき足場を消失した。
「まだ――――ッ!」
普段は出さない声で気合を込める。崩れた足場を蹴飛ばし舞い上がる。
着地する先はない。眼前に広がるのは、千奈美の生成した氷壁のみ。
砕けた氷柱の破片が煌く。慧は逆手に持つ刀を腰の後ろまで引く。
全体重を柄頭にのせた。
全霊をかけ、刀を握る拳を突き出す。
「終わりじゃないッ!」
柄頭が氷壁の中心に激突する。確かな手応えを彼は感じた。
亀裂が走る。瞬間、壁は無数の欠片に飛散した。
着地した慧は身体を一回転させ、落下の衝撃を緩和する。
九死に一生を得た彼は、窮地を脱した安堵に心を緩めた。身体を起こそうとして天井を仰ぐ。
眼前に、銀色の切っ先があった。
突き落とされたナイフから間一髪で逃れる。起き上がりざまに逆手に持つ刀を構え、追尾するナイフを弾く。迫る銀閃は留まらず、幾度も苛烈に暴走する。
俊敏な動作に、彼女のズボンから薬莢が数発こぼれ落ちた。
無我夢中ならば、隙を作ることは容易。慧は執拗に追い回すナイフを弾き返し、呼吸を整えるために距離を取る。
咄嗟に千奈美の手がホルスターに伸びた。彼は判断を誤ったと自覚する。
立て直す猶予はない。流麗に引き抜かれた拳銃の撃鉄が落ちる。
薄暗い部屋の窓際、反射的に身体を左右に揺らして二発をかわす。
攻撃と回避のスイッチを切り替え、拳銃を叩き落そうと肉薄する。
銃口が下がる。千奈美は左手のナイフを振り上げ迎え撃つ。
金属と金属が幾重にも火花を散らした。死を呼ぶ甲高い衝突音が暗闇に反響する。
虚をつく千奈美の水面蹴り。慧は地面から足を離して回避する。
宙に浮き避けようがない状況。彼の眼下から垂直に弧を描く刃が来襲する。
なんとか防ぐが、体勢を崩した。彼女の鞭のような中段蹴りが飛んでくる。
順手に握る刀を引き寄せ、衝撃を肘で受け止める。
死に物狂いで防ぎきった慧に、千奈美は間合いを取りつつ銃口を向ける。休む間など与えない。連続して銃声が三度響く。
研ぎ澄ました視力が、銃弾の描く軌跡を寸分の狂いなく予測する。それはもはや予知の域にあった。弾道を見切った弾丸に当たるはずもない。
けれども距離が空いたままでは埒が明かない。慧はたまらず駆け寄る。
重なる銀閃。
今度は弾かず、信念をぶつけあうように刃が競り合う。
「慧は満足そうだよね。新しい仲間と肩を並べてさ。そんなに私たちが邪魔? 嬉しいよ。両想いだね」
「満足なわけあるか。フリーフロムを潰してお前を救い出すまで俺は満たされない。お前はどうなんだ? このまま不本意に悪行を重ねる生き方で満足できるのか? 拾われた命だからしょうがないと、自分を騙し続けて!」
「何でも思い通りになんてできないんだよ! 私だって、拾われるならAMYサービスのような治安を守る正しい組織が良かった。でも、親を裏切るなんてできないっ!」
「藤沢智弘を、親だというのか」
慧の集中が乱れる。彼女は後ろへ跳び拳銃を構える。
奥歯を噛み、いつ撃たれてもかわせるよう銃口の深淵を注視する。彼の心拍数が、病的なまでに速度を増す。
「両親を失った私を八年間も育ててくれたんだから、親も同然だよ。慧にとってもそうでしょ?」
「たとえ親だとしても、他人から奪って生き延びている奴を看過はできない。親が道を踏み外したなら、正しい道を教えてやるのも子の役目だ。それが無理なら、罪を終わらせることも」
「ボスだって奪いたくて奪ってるんじゃない。そうしなきゃみんなを生かせないからだって慧もわかってるでしょ! 国が満足な支援をしてくれなかったときに、みんな飢え死にしておけばよかったって思う? そしたら私も慧も生きてなかったんだよ!?」
「俺も藤沢が両親を殺した連中と同じだとは思っていない。だが、俺たちが奪った奴らにも大切な人や人生の目的があったかもしれない。俺は自分を正義だとは思わない。これまでの自分の罪を清算するために、フリーフロムを終わらせる」
「それなら私を救う必要なんてない」
「いや、俺は勝手な理由でフリーフロムを潰すし、勝手な理由で千奈美を救う」
「理由って?」
「千奈美にとって藤沢がそうであるように、俺は千奈美が大切なんだ」
時間が止まったかのような静寂。
不意を突く銃撃。慧は落ち着いて予備動作を読み、左後方に転がり回避する。
彼の足元に、数発の薬莢が散らばっていた。近接戦闘の際に千奈美がこぼしたものだ。
千奈美の指が再度引き金を引こうとする。
慧は避けなかった。
暗闇から彼を狙う拳銃が、空虚な音を立てる。装填可能な六発の弾丸を撃ち尽くした凶器は、もはや玩具と変わらない。
向けた銃口を下ろさず、彼女は正面にいる慧を見つめた。
「……本当に勝手だよ。慧は私に選ばせたよね。一緒にフリーフロムと敵対するか、このままボスについていくかって。私はボスに恩を返したいって言って、慧も反対しなかったじゃん」
「すまない」
千奈美は頬を強張らせた。弱々しく謝罪する慧を睨む。
「ボスの守ろうとしたモノを滅茶苦茶にしておいて、私の心も好き放題にかき乱して、出てくる言葉がそれだけ? 謝れば許してもらえるとでも?」
「他にできることはない。気持ちは伝えた。あとは、千奈美の判断に委ねるしかできない」
「どんな答えでも受け入れる?」
「納得できなくてもどうしようもない。委ねるといったが、俺を選んでくれるなら後悔はさせない」
「そっか……」
小さく相槌を打ち、千奈美は構えていた拳銃をおろした。
慧は返答に期待を抱かずにはいられない。
彼女は、首を横に振った。
「悪いけど、私は慧を選べない。フリーフロムを抜けるにしても、今から寝返るなんてやり方は嫌だから」
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
【完結】魔王を殺された黒竜は勇者を許さない
綾雅(りょうが)要らない悪役令嬢
ファンタジー
幼い竜は何もかも奪われた。勇者を名乗る人族に、ただ一人の肉親である父を殺される。慈しみ大切にしてくれた魔王も……すべてを奪われた黒竜は次の魔王となった。神の名づけにより力を得た彼は、魔族を従えて人間への復讐を始める。奪われた痛みを乗り越えるために。
だが、人族にも魔族を攻撃した理由があった。滅ぼされた村や町、殺された家族、奪われる数多の命。復讐は連鎖する。
互いの譲れない正義と復讐がぶつかり合う世界で、神は何を望み、幼竜に力と名を与えたのか。復讐を終えるとき、ガブリエルは何を思うだろうか。
ハッピーエンド
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/03/02……完結
2023/12/21……エブリスタ、トレンド#ファンタジー 1位
2023/12/20……アルファポリス、男性向けHOT 20位
2023/12/19……連載開始
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
女神の白刃
玉椿 沢
ファンタジー
どこかの世界の、いつかの時代。
その世界の戦争は、ある遺跡群から出現した剣により、大きく姿を変えた。
女の身体を鞘とする剣は、魔力を収束、発振する兵器。
剣は瞬く間に戦を大戦へ進歩させた。数々の大戦を経た世界は、権威を西の皇帝が、権力を東の大帝が握る世になり、終息した。
大戦より数年後、まだ治まったとはいえない世界で、未だ剣士は剣を求め、奪い合っていた。
魔物が出ようと、町も村も知った事かと剣を求める愚かな世界で、赤茶けた大地を畑や町に、煤けた顔を笑顔に変えたいという脳天気な一団が現れる。
*表紙絵は五月七日ヤマネコさん(@yamanekolynx_2)の作品です*
クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。
東京ダンジョン物語
さきがけ
ファンタジー
10年前、世界中に突如として出現したダンジョン。
大学3年生の平山悠真は、幼馴染の綾瀬美琴と共に、新宿中央公園ダンジョンで探索者として活動していた。
ある日、ダンジョン10階層の隠し部屋で発見した七色に輝く特殊なスキルストーン。
絶体絶命の危機の中で発動したそれは、前代未聞のスキル『無限複製』だった。
あらゆる物を完全に複製できるこの力は、悠真たちの運命を大きく変えていく。
やがて妹の病を治すために孤独な戦いを続ける剣士・朝霧紗夜が仲間に加わり、3人は『無限複製』の真の可能性に気づき始める。
スキルを駆使して想像を超える強化を実現した彼らは、誰も到達できなかった未踏の階層へと挑んでいく。
無限の可能性を秘めた最強スキルを手に、若き探索者たちが紡ぐ現代ダンジョンファンタジー、ここに開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる