47 / 47
最終話
しおりを挟む
慧が目を覚ましたとき、時刻はすでに正午を過ぎていた。背中の感触が綿毛のように柔らかい。
昨夜の帰還が遅かったとはいえ、十時間を超える爆睡。彼の連続睡眠時間の記録を大幅に塗り替えた。
強烈な惰眠への誘惑に抗い、慧は上体を起こす。
至るところの筋肉が軋む。無茶が過ぎたせいなのは自明の理だ。
頭もぼんやりとしていたが、過度の睡眠によるものか、休養が足りず疲労が抜け切っていないためか、思考がふわふわしている彼には判然としない。
重い身体を引きずるようにしてベッドから這い出る。
会社ロゴの付いた青い制服に着替えた。
元から部屋に置いてあった卓上の鏡に、自分の顔が映る。
その気の抜けた顔に思わず笑うと、鏡のなかの人物もまた似たように笑った。
廊下に出る。
等間隔に並ぶ縦長の窓から、庭にいる三人の男女が見えた。
◆
「はぁ、何度言ったらわかるわけ? アレはあたしが勝ってたに決まってんでしょ? いい加減負けを認めなさいよ」
「ううん、あのまま続けてたら私が勝ってた。そんなこともわからないなんて、小さいのは身長だけじゃないってこと?」
「へぇ、随分と口が悪いわねぇ。育ちの悪さが滲み出てるようだけど、この際どうでもいいわ。そんなに意地を張るなら、もう一回殺りあってみる?」
「ほら、やっぱり私の勝ち。負けを認めたくないからやり直したいだなんて」
「……俊平、あたしキレてもいいわよね?」
傍観していた俊平は、静かにかぶりを振った。
「そう熱くならなくてもいいじゃないか。彼女はもう僕たちの敵じゃないんだから」
「アンタはそうだろうけど、あたしは違う」
「お前みたいな偉そうな奴、私だって認めない」
「新入りのくせに、なんて生意気……っ!」
芝生のうえでじゃれる三人は、同じ制服に身を包む。
慧が輪に加わろうと近づく。彼は、そこにいるひとりの少女を見据えた。
「似合ってるじゃないか、千奈美」
「あ、慧……そんなこと言われても、自分じゃよくわからない。とりあえず、重くて動きづらい」
「昨日も薄着で暴れ回っていたもんな。戦闘の際は好きにすればいいだろうが、それは制服だ。まずは慣れることだな。俺自身、まだ違和感は抜けないが」
妙な視線を感じて、慧は背後に目を向けた。
傍らに立つ琴乃が、にやにやと気味の悪い目つきで慧と千奈美を交互に見比べる。
「なるほどねぇ。やっぱりアンタの彼女だったわけ」
「なんのことだ? さっぱりわからんが」
眉根を寄せる慧。俊平がふっと吐息をもらす。
「僕としては兄妹と言われたほうがしっくりくるけどね」
「俺と千奈美のことか? 兄妹と喩えるなら、琴乃と俊平もそうだろ?」
「は、はァ!?」
素っ頓狂な声をあげ、琴乃の口元が歪む。
ちらりと、彼女は俊平の反応を窺った。逃さず彼は目を合わせ、爽やかな微笑みで応える。
「僕としては吉永さんの彼氏でも兄でも大歓迎さ! 遠慮なくお兄ちゃんと呼んでくれて構わないよ」
「は、無理……二度とその口が馬鹿を言えないよう土を詰めていいかしら」
「それを手伝えば初めての共同作業だね。兄でも彼氏でもなく夫扱いだなんて、流石の僕も驚いたよ」
「なんでそうなんなのよッ!」
戯けた応酬をするふたりのそばで、千奈美はどこか落ち着かない様子で視線を泳がせる。慧が合流した直後は、そこまで居心地が悪そうではなかったのに。
どうかしたのかと慧は尋ねようとした。
その直前、邸宅の玄関から歩み寄ってくる人物の姿が視界に映る。
「みなさん早起きですね」
「いや、もう昼過ぎだが」
「昨日は遅かったので。本当はもっと寝ていたかったんですが、窓からみなさんの姿が見えたので起きることにしたんです」
大きく伸びをして、鏡花は千奈美を見据えた。
柔和な彼女とは対照的に、千奈美はばつが悪そうな顔をする。
「その服、とても似合っていますね、九条さん」
「えっと……その……」
「そういえばちゃんと自己紹介できてなかったですね。私は天谷鏡花といいます」
「ううん、名前はもう知ってるから。そうじゃなくて、その……ごめんなさい」
歯切れの悪かった千奈美が、真摯に頭を垂れる。
「あなたがいなければ、私は、慧を……」
「謝らなくてもいいですよ。その代わり、私を守ってください」
「えっ?」
思いがけない返答。千奈美は虚を突かれた顔で鏡花を見る。
「私たちはもう敵ではありません。だから、これからは九条さんに、上倉くんだけじゃなくて私も守ってもらいたいんです。そうしたら、全部許します」
彼女の命じる贖罪に、千奈美は驚き唖然とする。その様子を眺めていた慧は、鏡花と初めて言葉を交わした日の情景を思い出した。
我を取り戻す千奈美。
彼女は、ぎこちなく笑って頷いた。
「わかった。約束する」
ようやく明るい表情をこぼした彼女に、全員が頬を緩めた。
「さて、そろそろ食事の時間だ。みんな起きてから何も口にしていないだろう? ここに来る前に遅い昼食を用意しておくよう頼んでおいた。そろそろ出来上がる頃合のはずさ」
「アンタもやるときはやるじゃない。冷めないうちに行くわよ。ほら、アンタも」
動こうとしない千奈美の腰を琴乃が叩く。
催促された千奈美は、戸惑いを浮かべた眼差しを向ける。
「もちろん君の分も用意してあるさ。さぁ行こう九条さん。きっとこの家の食事を知ったら、他では満足できなくなるよ」
「そ、そんなにすごいの?」
「見たこともないご馳走を前に、アンタがどれだけ間抜けに驚くか楽しみね」
「絶対に驚けなくなった」
ふたりのあとについて、千奈美も邸宅に入った。
千奈美と琴乃。友情と呼ぶには少々歪んでいるように感じなくもない。しかし彼女が歳相応の仕草を見せるだけで、慧としては喜ばしかった。
庭に残った鏡花も、彼らのあとを追って歩き出す。
「鏡花」
名前を呼ばれ、彼女は慧に振り向いた。
「どうかしましたか?」
「お前に言えてなかったことがあった」
心当たりがまったくないらしく、鏡花は不思議そうに首を傾げる。
こうして今日を生きていられることも、千奈美が平和な顔を見せてくれるようになったことも、すべては彼女がいたからだ。
あの雨の日、廃墟の屋上で出会った彼女が、背負う重荷の半分を受け持ってくれたから。だから、押し潰されずに叶えられた。
慧は思う。
彼女の協力がなければ、この結末は在り得なかった。
「俺を信じてくれて、ありがとな」
飾り気のない感謝。
言葉だけでは足りないとわかっていた。不足している分はこれからの行動で補うと、慧はそう決めていた。
「いいえ。それをいうには、まだ早いですよ」
何度も意表を突く発言をしてきた彼女は、今回も彼の想像の及ばない返答をする。
呆けた顔の慧に、鏡花は楽しそうに伝えた。
「これからも、信じ続けるんですから」
誓いは、遠い未来にまで延長された。
別の言葉が、慧の温かい胸中に浮かぶ。
彼は改めて、彼女に伝えることにした。
「ならば、これからよろしく、鏡花」
今度は心から湧き上がった彼の言葉に、彼女は明るく返事をした。
昨夜の帰還が遅かったとはいえ、十時間を超える爆睡。彼の連続睡眠時間の記録を大幅に塗り替えた。
強烈な惰眠への誘惑に抗い、慧は上体を起こす。
至るところの筋肉が軋む。無茶が過ぎたせいなのは自明の理だ。
頭もぼんやりとしていたが、過度の睡眠によるものか、休養が足りず疲労が抜け切っていないためか、思考がふわふわしている彼には判然としない。
重い身体を引きずるようにしてベッドから這い出る。
会社ロゴの付いた青い制服に着替えた。
元から部屋に置いてあった卓上の鏡に、自分の顔が映る。
その気の抜けた顔に思わず笑うと、鏡のなかの人物もまた似たように笑った。
廊下に出る。
等間隔に並ぶ縦長の窓から、庭にいる三人の男女が見えた。
◆
「はぁ、何度言ったらわかるわけ? アレはあたしが勝ってたに決まってんでしょ? いい加減負けを認めなさいよ」
「ううん、あのまま続けてたら私が勝ってた。そんなこともわからないなんて、小さいのは身長だけじゃないってこと?」
「へぇ、随分と口が悪いわねぇ。育ちの悪さが滲み出てるようだけど、この際どうでもいいわ。そんなに意地を張るなら、もう一回殺りあってみる?」
「ほら、やっぱり私の勝ち。負けを認めたくないからやり直したいだなんて」
「……俊平、あたしキレてもいいわよね?」
傍観していた俊平は、静かにかぶりを振った。
「そう熱くならなくてもいいじゃないか。彼女はもう僕たちの敵じゃないんだから」
「アンタはそうだろうけど、あたしは違う」
「お前みたいな偉そうな奴、私だって認めない」
「新入りのくせに、なんて生意気……っ!」
芝生のうえでじゃれる三人は、同じ制服に身を包む。
慧が輪に加わろうと近づく。彼は、そこにいるひとりの少女を見据えた。
「似合ってるじゃないか、千奈美」
「あ、慧……そんなこと言われても、自分じゃよくわからない。とりあえず、重くて動きづらい」
「昨日も薄着で暴れ回っていたもんな。戦闘の際は好きにすればいいだろうが、それは制服だ。まずは慣れることだな。俺自身、まだ違和感は抜けないが」
妙な視線を感じて、慧は背後に目を向けた。
傍らに立つ琴乃が、にやにやと気味の悪い目つきで慧と千奈美を交互に見比べる。
「なるほどねぇ。やっぱりアンタの彼女だったわけ」
「なんのことだ? さっぱりわからんが」
眉根を寄せる慧。俊平がふっと吐息をもらす。
「僕としては兄妹と言われたほうがしっくりくるけどね」
「俺と千奈美のことか? 兄妹と喩えるなら、琴乃と俊平もそうだろ?」
「は、はァ!?」
素っ頓狂な声をあげ、琴乃の口元が歪む。
ちらりと、彼女は俊平の反応を窺った。逃さず彼は目を合わせ、爽やかな微笑みで応える。
「僕としては吉永さんの彼氏でも兄でも大歓迎さ! 遠慮なくお兄ちゃんと呼んでくれて構わないよ」
「は、無理……二度とその口が馬鹿を言えないよう土を詰めていいかしら」
「それを手伝えば初めての共同作業だね。兄でも彼氏でもなく夫扱いだなんて、流石の僕も驚いたよ」
「なんでそうなんなのよッ!」
戯けた応酬をするふたりのそばで、千奈美はどこか落ち着かない様子で視線を泳がせる。慧が合流した直後は、そこまで居心地が悪そうではなかったのに。
どうかしたのかと慧は尋ねようとした。
その直前、邸宅の玄関から歩み寄ってくる人物の姿が視界に映る。
「みなさん早起きですね」
「いや、もう昼過ぎだが」
「昨日は遅かったので。本当はもっと寝ていたかったんですが、窓からみなさんの姿が見えたので起きることにしたんです」
大きく伸びをして、鏡花は千奈美を見据えた。
柔和な彼女とは対照的に、千奈美はばつが悪そうな顔をする。
「その服、とても似合っていますね、九条さん」
「えっと……その……」
「そういえばちゃんと自己紹介できてなかったですね。私は天谷鏡花といいます」
「ううん、名前はもう知ってるから。そうじゃなくて、その……ごめんなさい」
歯切れの悪かった千奈美が、真摯に頭を垂れる。
「あなたがいなければ、私は、慧を……」
「謝らなくてもいいですよ。その代わり、私を守ってください」
「えっ?」
思いがけない返答。千奈美は虚を突かれた顔で鏡花を見る。
「私たちはもう敵ではありません。だから、これからは九条さんに、上倉くんだけじゃなくて私も守ってもらいたいんです。そうしたら、全部許します」
彼女の命じる贖罪に、千奈美は驚き唖然とする。その様子を眺めていた慧は、鏡花と初めて言葉を交わした日の情景を思い出した。
我を取り戻す千奈美。
彼女は、ぎこちなく笑って頷いた。
「わかった。約束する」
ようやく明るい表情をこぼした彼女に、全員が頬を緩めた。
「さて、そろそろ食事の時間だ。みんな起きてから何も口にしていないだろう? ここに来る前に遅い昼食を用意しておくよう頼んでおいた。そろそろ出来上がる頃合のはずさ」
「アンタもやるときはやるじゃない。冷めないうちに行くわよ。ほら、アンタも」
動こうとしない千奈美の腰を琴乃が叩く。
催促された千奈美は、戸惑いを浮かべた眼差しを向ける。
「もちろん君の分も用意してあるさ。さぁ行こう九条さん。きっとこの家の食事を知ったら、他では満足できなくなるよ」
「そ、そんなにすごいの?」
「見たこともないご馳走を前に、アンタがどれだけ間抜けに驚くか楽しみね」
「絶対に驚けなくなった」
ふたりのあとについて、千奈美も邸宅に入った。
千奈美と琴乃。友情と呼ぶには少々歪んでいるように感じなくもない。しかし彼女が歳相応の仕草を見せるだけで、慧としては喜ばしかった。
庭に残った鏡花も、彼らのあとを追って歩き出す。
「鏡花」
名前を呼ばれ、彼女は慧に振り向いた。
「どうかしましたか?」
「お前に言えてなかったことがあった」
心当たりがまったくないらしく、鏡花は不思議そうに首を傾げる。
こうして今日を生きていられることも、千奈美が平和な顔を見せてくれるようになったことも、すべては彼女がいたからだ。
あの雨の日、廃墟の屋上で出会った彼女が、背負う重荷の半分を受け持ってくれたから。だから、押し潰されずに叶えられた。
慧は思う。
彼女の協力がなければ、この結末は在り得なかった。
「俺を信じてくれて、ありがとな」
飾り気のない感謝。
言葉だけでは足りないとわかっていた。不足している分はこれからの行動で補うと、慧はそう決めていた。
「いいえ。それをいうには、まだ早いですよ」
何度も意表を突く発言をしてきた彼女は、今回も彼の想像の及ばない返答をする。
呆けた顔の慧に、鏡花は楽しそうに伝えた。
「これからも、信じ続けるんですから」
誓いは、遠い未来にまで延長された。
別の言葉が、慧の温かい胸中に浮かぶ。
彼は改めて、彼女に伝えることにした。
「ならば、これからよろしく、鏡花」
今度は心から湧き上がった彼の言葉に、彼女は明るく返事をした。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
【完結】魔王を殺された黒竜は勇者を許さない
綾雅(りょうが)要らない悪役令嬢
ファンタジー
幼い竜は何もかも奪われた。勇者を名乗る人族に、ただ一人の肉親である父を殺される。慈しみ大切にしてくれた魔王も……すべてを奪われた黒竜は次の魔王となった。神の名づけにより力を得た彼は、魔族を従えて人間への復讐を始める。奪われた痛みを乗り越えるために。
だが、人族にも魔族を攻撃した理由があった。滅ぼされた村や町、殺された家族、奪われる数多の命。復讐は連鎖する。
互いの譲れない正義と復讐がぶつかり合う世界で、神は何を望み、幼竜に力と名を与えたのか。復讐を終えるとき、ガブリエルは何を思うだろうか。
ハッピーエンド
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/03/02……完結
2023/12/21……エブリスタ、トレンド#ファンタジー 1位
2023/12/20……アルファポリス、男性向けHOT 20位
2023/12/19……連載開始
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
女神の白刃
玉椿 沢
ファンタジー
どこかの世界の、いつかの時代。
その世界の戦争は、ある遺跡群から出現した剣により、大きく姿を変えた。
女の身体を鞘とする剣は、魔力を収束、発振する兵器。
剣は瞬く間に戦を大戦へ進歩させた。数々の大戦を経た世界は、権威を西の皇帝が、権力を東の大帝が握る世になり、終息した。
大戦より数年後、まだ治まったとはいえない世界で、未だ剣士は剣を求め、奪い合っていた。
魔物が出ようと、町も村も知った事かと剣を求める愚かな世界で、赤茶けた大地を畑や町に、煤けた顔を笑顔に変えたいという脳天気な一団が現れる。
*表紙絵は五月七日ヤマネコさん(@yamanekolynx_2)の作品です*
クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。
東京ダンジョン物語
さきがけ
ファンタジー
10年前、世界中に突如として出現したダンジョン。
大学3年生の平山悠真は、幼馴染の綾瀬美琴と共に、新宿中央公園ダンジョンで探索者として活動していた。
ある日、ダンジョン10階層の隠し部屋で発見した七色に輝く特殊なスキルストーン。
絶体絶命の危機の中で発動したそれは、前代未聞のスキル『無限複製』だった。
あらゆる物を完全に複製できるこの力は、悠真たちの運命を大きく変えていく。
やがて妹の病を治すために孤独な戦いを続ける剣士・朝霧紗夜が仲間に加わり、3人は『無限複製』の真の可能性に気づき始める。
スキルを駆使して想像を超える強化を実現した彼らは、誰も到達できなかった未踏の階層へと挑んでいく。
無限の可能性を秘めた最強スキルを手に、若き探索者たちが紡ぐ現代ダンジョンファンタジー、ここに開幕!
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる