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白い子
どうするぅ~? 1
しおりを挟むとまぁ、つらつらと異世界者はとかハイラント王国とかについて聞いたんだけど
「で、どうする?」
ってジルに言われた。
何が?だよね。
「ルーチェが異世界転生者で愛し子で白持ちってところで既に規格外なの。さっきも言ったけど、異世界者でも愛し子でも国に保護されるんだよ」
「と言いますと、私は国に保護されると言う名目で幽閉されるってことなん?」
と発したところで、ルスとレイナが怒った。
「そんなつもりでルーチェを此処に導いてない」
『万死に値する。細切れ決定』
「いやいや!!違う!!そうじゃないって!!保護って言うのは幽閉って事じゃない!確かに国には連絡をしなきゃならないけれど、行動を制限とかしないから!てか、愛し子を悲しませることをしたら精霊が黙ってないだろ!?自殺行為なんてするかよ!国が亡ぶ!!」
焦って早口なジルが面白い(笑)。
「ルスとレイナ、ジルに悪気はないから許してお願い」
私の可愛いか定かではないお願いには二人は従ってくれた。
「『ルーチェが良いなら良いよv』」
とのことです。
「ジル・・・精霊って無敵過ぎない?」
「いや、確かに精霊は無敵だし愛し子に不可能はないけれど、本当に白持ちは特別。通常の愛し子は主に風の精霊をとか火の精霊をとかメインの精霊が決まっているから、それに反する精霊に願い出たりして対処が出来るんだけど・・・白持ちは全種類の精霊が味方するから対処が出来ないんだ」
「そう!白持ちの子はみんなに好かれる」
『だって白はどの色にも染まってくれる。純粋に私達を見てくれるから、みんなが手を貸したくなるの』
スゲーな白持ち。なんでもありじゃん。
『でねルーチェ。ハイラント王国だったかしら?ルーチェにずっとひどい事してたから、無くなっても問題ないよね?』
ほわーっとすっごい事言われた。
え?私の返答次第で滅亡?の前にレイナさんったら血の気が多いな。
「いや、レイナ。どうせなら跡形もなく一瞬で燃やそうよ!僕の力で焼き払えば後々、精霊の恩恵が増える土地になるし!」
おーーっとレイナさん以外にもルスさんも鬱憤が溜まっている口かー?
一瞬かじわじわかなら、一瞬のが良いのか?どっちだ?
ってそうじゃない!と二人を見たらルスとレイナの後ろでジルが真っ青になってる。
そうだよね、一国が亡ぶかどうかの場面に立ち会ってるんだから。
大丈夫だよジル。
「私はどっちの案も許可しません!ほっといて良いよ」
ジルホッとしてる(笑)。そんな無益な殺生しませんって。
「『それじゃダメ!気が収まらない!』」
ジル再び真っ青。
忙しいな(笑)。
「んー確かに私にとってはあんまりいい思い出は無いけれど、ルスとレイナにはそんな事して欲しくないなぁ。どうせなら違う事を手伝って欲しいな」
最初は不機嫌そうな二人も私の言葉で上機嫌になった。
フッ!ちょろいな!
「兎に角、ジルの言う国に保護は置いといて私は全然この世界の知識も無いし、ずっと塔の中に居てそこから出ても世界を殆ど知らないから、ジルともうちょっと一緒に居たいな。それが今の私の答え」
ダメ?と聞くジルには、俺の意見なんて無いようなものだろ?と返って来た。
頑張れジル!!
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