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楽しむぜ!
祭りだよ!
しおりを挟むさぁやって来ました大本命!!!
今日は楽しむぞー!!!!
と朝からテンション高く右手を天に突き上げていたら・・・・
「ダメだからね」
と一言・・・。
「なんで?!」
「なんでじゃない!?寧ろなんで遊びに行けると思ってんの?今は、まだ、人攫いが、捕まって、ないの!だからパレードの見物もダメだし、お祭りに出るのもダメ。それに今日はカリマ達も護衛に付くことが出来ないから」
「そんな・・・・・私の屋台を巡る旅が・・・・・」
「旅って・・・・大丈夫だから、屋台の食べ物は手配してあるからそれで我慢しなさい」
ガーーーンと効果音が付きそうな漫画の様にショックを受ける私に、ジルはダメだよ!と念を押す。
「そんな!!!本場の屋台を見なかったら次回、屋台を出店する時に参考にならないじゃん!!!私は美味しい食べ物を流行らせたいんだよ!」
めげるものかと私は言葉を返すが・・・・
「なんで出店するの?!愛し子が店出すとか前代未聞だよ!」
「いいんですぅ~私が第一号になるから!」
あー言えば、こー言う押し問答が続いたところに
「なら私達が一緒なら問題ないですよね?」
とロワからのお声が。
「いやいや、にゃんこをいっぱい連れて歩いてる方が目立つから!」
「誰もにゃんこで行くって言ってないよ~」
「人型になればいい」
「そうすると妾達も食せないが?」
「それは今回、我慢しましょう。ルーチェの為ですし」
「なら先程、ジルが言っていたように持ち帰れば問題なかろうて」
とにゃんこ達から援護射撃が!!
素晴らしい!この案なら誰も文句は言えない!
「最高位精霊が五体も付いてるなら護衛としてはいいけど・・・ルーチェが迷子に確実になるのが・・・・」
・・・・それがあったーーー!!
なぜ、私には迷子確実なんて呪いが付いてるんだ!!!
気軽に遊びに行けないじゃん!!
「ふむ。確かに迷子は困るな・・・。ならコレを持って行くといい」
それまで傍観していたシリウスが、額に手をやり額から玉の様な物を取り出した。
・・・・・額に玉が埋め込まれてるの?!
更になくさないように・・・と何処から出したのか分からないペンダントトップに入れた。
玉はそこまで大きくなくて、小指の先ほどの大きさで紫色をしている。
ペンダントトップは透かし彫りになったタイプだから、中の玉がよく見える。
それをチェーンに通してネックレスにしてくれた。
それにしても・・・額から玉が出て来るとは・・・・この世界はみんな玉が好きなのか??
「コレがあれば私がルーチェフルールの居場所を把握出来る。何かあれば直ぐに分かるから、肌身離さず持っていなさい」
・・・・そうか!これはGPSになるのか!凄い!!
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