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楽しむぜ!
襲撃 2
しおりを挟む爆発現場に行ける事になったのは良いのだが・・・問題がある。
現在の私達の居る場所から、シリウス達が居る広場までは大きな通りを二本通らないといけない。
エルタニン王国の街並みは、どちらかと言えば碁盤の目になっている。
みんなが言う広場は正確には、城前広場(正式な名前は知りません!)
王都のお城は街の北側にあり、お城から放射線状街が広がっている。
それに碁盤の目を入れて・・・・その中心が城前広場。
どう考えても、お城からそれなりには距離があるから、城前広場は可笑しいと思うんだけどね!
んで、私達が現在居るのが海側、つまり西側に居る。
こっちは港があるから、目新しい物とか、海の幸とかも豊富。
なので西~南は商業区になる。
東側は大陸に続く道で、草原が広がっている。
で今回、私達は西側で屋台を堪能していたんですよ。
つまり、シリウス達が居る所からはちょっと離れてる。さっきも言ったとおり、大通り二本分。
んでもって広場からは人が流れてくる・・・・。
つまりは普通に行っても辿り着けない!!!
「もうコレはアレしかないよね!!」
ん?急にナニ?コレとアレしか言ってないよ?
「そっちなら平気」
どっち?なら良いの?
「そうじゃの、この人混みならその方が良かろうて」
その方ってどんな方法?
「儂も賛成じゃ。そっちのが早かろうて」
何が早いの?
「私もソレに賛成です。それからルーチェ、いちいちツッコミはしなくても大丈夫ですよ」
あっ・・・そうですか。
「・・・・で?みんなは意思疎通が出来ていらっしゃるようですが、私にはサッパリポンなんですけど!」
「「「「「(サッパリポン・・・・??)」」」」」
「つまりね、『上』から行くんだよ」
なんだか可哀想な子を見る様に言われた・・・・。なにがおかしかった?
「つまり、屋根の上を走って行くってことだね!!」
意気揚々と答える私は、目が爛爛と光る!
だって前世でもやったことないよ!!
ナ〇〇だよ!いいよね~身体能力高いよねあの人達。
それが私も出来るなんて!!!
「喜んでくれているのは大変ありがたいのですが、屋根の上なんて走りませんよ?あんな足場の悪い所。それにルーチェは体力も無いのだから、走ったり飛んだりしたら、目的地に辿り着く前にバテます」
「だから今回?は普通に飛んでいこうね!」
と爽やかに言われました・・・・。
* * *
そして、ロワに抱えられて目的地上空に待機しているのですが・・・。
爆発があった割には、損害は少ないみたい。
広場には催し物があるってことで、屋台は出されて無かったみたいだし、周辺には街の人はみられない。
いるのは、逃げ遅れたとみえる街の人と、たくさんの兵士とシリウス達、それから黒い人が・・・一、二、三、四・・・・十五人だな。
それから上空に私達、六人。
ちなみに私達はバレちゃダメでしょ?との事で、認識阻害の魔法をかけております。
そんなこと出来るなら、もっと前からやって欲しかった・・・・。
とにかく!シリウス達が無事そうで良かった!!
で、成り行きを私達は見守っているんだけど・・・・あの黒いの、多分・・・・てか絶対に人攫い集団だよね?
でも、街の人を人質に取っている様子でもない。
つまりは・・・・
「あの住人達も襲撃者のようですね」
「・・・・もう!ロワ!それは私の推理の答えなのにー!!」
耳元で言われた言葉に、悪態を付くが遅し・・・・。
てか私達の緊張が無さすぎる??
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