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ばんざーい!
ビバ・品種改良 2
しおりを挟むカイトおじいちゃんの説明はこちら!
まず、一つ目。
『分離育種法』
名前の通り、分けて育てる・・・ではない!
畑の中に自然に出来た『変わりダネ』を良いモノから選んで新しい品種にすること。
これはとっても根気がいる・・・。
本当に気長にやるタイプだね。
二つ目。
『交雑育種法』
これは皆がよく知っている方だと思う。
所謂、「かけあわせ」ですね。
自然に出来た『変わりダネ』はそんなに多くないし、目的にあった物が出来るとも限らない。
なので、人の手で変異を作り出す事。
で、イネは『自家受粉』をします。
みなさ~ん、理科の時間ですよ?
受粉の方法は知ってるよね?
「おしべ」の花粉が「めしべ」に付く事で、実が出来るようになる。
それで、受粉方法は大きく分けて二つ!
一つが『自家受粉』
これは字のごとく、同一個体内で受粉すること。
二つ目は『他家受粉』
これも字のごとく、他の個体の花粉で受粉すること。
では、イネは自家受粉をするので・・・・一つ一つの花が自分のめしべに、自分のおしべの花粉を付けて実を付けるわけだから、かけあわせをする場合にはイネの自分が作ったおしべだけを取り除いて、めしべに他の品種のおしべの花粉を付けて交配させる。
これで、交配は完成!
完成なのだが・・・・ここからが大変。
品種になるのはいい性を持っている事、そのいい性質が変わらない事が条件になる。
かけあわせから二~三年はめしべ、おしべから貰った性質が安定しないので、出来たタネを三回植えて性質を安定させていく。
なので、完成!ってなるのには、四回目になる。
・・・・・つまり、最低でも四年はかかるんだよね。
先が長いぜ!
「それで、ルーチェフルール様はどちらにします?答えは決まっているようですが・・・」
「うん!勿論、かけ合わせを頑張る!」
と言う事で、タネはカイトおじいちゃんがおススメを取り寄せてくれるので、今度は畑を見て貰う事に。
「大豆は・・・のちに何に使われるんですかな?」
「んとね、味噌と醤油を作りたいの」
「みそ?しょうゆ?・・・ですか?」
「そう!見た事ない?味噌はね・・・赤っぽいのや黄土色っぽいのがあって、スープにしたり炒め物に入れたりして使えるよ。醤油はね、濃茶?かな?サラッとした液体で、調味料だよ!」
・・・・ん~この説明であってる?
前世では、もう既にあった物だから特に気にしてた事は無いけど・・・海外の人たちも「OH!しょうゆ~」的な感じで知ってたもんね。
まぁ、実際に海外の人たちに一から教えた事もないし、知り合いも居なかったから、使った感想とか聞いた事もないから分からんが・・・・。
「そうですなぁ~・・・儂の知る限りでは見た事もないようですな。して、ルーチェフルール様はそのみそとしょうゆとやらを使って何を作りたいのですかな?」
「醤油で漬け込んだ唐揚げが作りたい!それからみそ汁も食べたいし、美味しいお米が出来たらお団子作って、あまだれ作ってみたらし団子作りたい!」
「ふむふむ・・・何やら創作意欲をそそる物のようですな。詳しい作り方はお聞きしても?」
「・・・・なんとなくは分かるんだけど、発酵って工程がどれぐらいが良いのかが分かんないんだ」
そこがちょっと不安。
味噌・醤油作りの一番大事な所だから、ここは一番思考錯誤しないとダメだと思う。
それでも私、がんばる!
美味しい未来には、美味しい物が待っている!!
あれ?これって「美味しい夜明け」と思考が一緒?
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