転生しても山あり谷あり!

tukisirokou

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なんということだ・・・

『まさかの・・・&波乱』 おまけ2

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 さてさて、司書さんから受け取った絵本を、早速読んでみることにします!

 が

「ルーチェ、その絵本ってどんな話なんだ?」

 とジルからご質問が。
 そうだよね、ジルは昨日居なかったから、絵本の内容知らなかったよね。
 と、言うことでご説明!

「そんな話、絵本にするなよ・・・・。夢とか希望とか壊れるだろ」

 おや?ジルはやっぱり王道が好きなんだね。
 あれだよね~好きな人多いよね『愛と勇気と友情』ってやつ。

 だが、考えてもみて下さい。
『愛と友情』って言葉が入ってる自体で、昼ドラになっちゃうよ。

 え?偏見だって?
 いやいや、大概その手のお話は『一人の女性又は、男性を巡って・・・』ってきな話でしょ?
 ほら、昼ドラ。

 別に、昼ドラが悪い事はなにもありませーん。
 ただ、どろっとしてるよね!

 ってことで、気を取り直して・・・


 *  *  *  *


 いやいや、ルーチェさんビックリだよ。
 え?なにが?って?
 え~まず、絵本開くでしょ。

 そしたら、まさかの二択。
 ・・・・物語に二択ってある?

 二択の内容は

『勇者のその後』と『王子のその後』になります。

 取り敢えず、『勇者のその後』から読んだの。
 内容は

 “王子と姫の仲を裂こうとし、王子に悪い魔法使いを使って竜になってしまう呪いをかけ、あまつさえ殺そうとした勇者は、捕まえられた後、処刑されてしまいました。

 そして王子と姫の二人は国の為を想い、暮らしました。”

 ってのが、『勇者のその後』勇者・・・死んだ。
 しかも、勇者が王子に呪いかけて、姫が欲しいために合法的に抹殺しようとするとは・・・。

 でもさ・・・最後の一文が引っかかる。
 なんでかって?
 だってさ、普通?なら「そして王子と姫は仲良く暮らしました」でいいじゃん。
 なのに「国の為を想い、暮らしました」って・・・仲良くは暮らしてないんだよ。
 なんか渋々、一緒に暮らした感あるじゃん。

 で、この違和感は次の『王子のその後』で分かった。
『王子のその後』では

 “あの時、王子は悪い魔法使いに、姿を竜に変えられてしまいました。
 竜になってしまった王子に姫はこう言いました。
「私が元の姿に戻る薬を作ります。ただその薬はとても貴重な薬草を使い、それを見分ける事は大変難しいです。なので私を薬草の場所まで連れて行って下さい」と。
 その言葉に竜となった王子は、姫と一緒に国を出ました。

 そうとは知らない、国王は大変焦り竜の討伐を勇者に依頼しました。
 そして竜を討伐しようとした勇者は、気付くのです。
 王子が竜に姿を変えられていた事を。
 なぜなら竜が持つペンダントは、勇者が王子に送った物だったからです。

 そして竜を倒すのではなく、勇者が王子にかかった呪いを浄化すると、竜は王子へと戻りました。
 それをみた、姫は言いました。
「王子様、なぜ私を見て下さらないの!」

 その言葉に、勇者は悟ったのです。
『姫が王子を竜の姿に変えたのだと・・・そして勇者自身の手で、王子を殺すよう仕向けた』ことを。
 それが分かった勇者は、激情のあまり姫を殺してしまいました。

 自分の感情のままに、姫を殺してしまった勇者は「罪を犯してしまった。俺は裁かれるべき者だと国に名乗り出る・・・」と言いました。
 その言葉を聞いた王子は提案しました。
「姫は竜が殺してしまった事にすればいい。私と逃げよう。そして静かに二人で暮らせばいい」と。

 その言葉に、二人は国を出て遠くの地で、いつまでも仲良く暮らしました。”


 ・・・・・王子編のがボリュームありすぎじゃない?
 まぁ、王子の裏話が書いてあるからだけどさ。

 それにしても・・・

「なあ、ルーチェさん。これって絵本だよね?」

「そうですね、ジルさん。まさかの姫が黒幕とか、しかもヤンデレ」

「そして、BLです」

 ん?と横を見ると、灰色にゃんこが。
 そうだね、BLだね。
 しかも、三角関係。

 なんて、絵本だ・・・・。
 姫と王子の場合だと、政略結婚になり。
 勇者と王子の場合だと、愛の逃避行になる。 
 なんて、絵本だ・・・・。大事なことだから、二回言う。

「ルーチェ、気に入らなかったですか?」

「うん?気に入らないとか、気に入るとかじゃなくて、単純におかしい絵本だとは思う」

「そうですか・・・・頑張ったんですけど」

「・・・ロワは一体何を頑張ったの?」

「その絵本の作者は私です。ルーチェの教材として作ってみました!他のも読みたいってことでしたので、続きを書いてみたんですよ」

 まさかの、精霊が作った絵本・・・。
 しかも、ハッピーなのかアンハッピーなのかわかりずらい。
 まぁ、でも

「次回作に期待するね!」

 こう言っておけばオールOKだ!


 *  *  *  *


 なんとも言えない読書会の後に、カリマさんの報告を受けました!

 答えは・・・『NO!』

 男性は「ちゃんと女性として認識して、付き合って欲しい」と言われたそうですが、カリマさんは元から付き合う気もなければ、仕事とプライベートを区別出来ない者などもってのほか!だそうです。


 たまに居るよね~、区別出来ない人。
 私もムリ!
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