138 / 149
ばんざーい!
花火大会だよ! 1
しおりを挟むどうもこんばんは。
お化け屋敷の出店を断念せざるをえなかったルーチェフルールさんです。
あーーーーーー元気がでなーーーい!!!
「ルーチェ。花火大会だよ」
「そうだよ、元気だしてよ!」
「そうだぜ?花火大会なんだろ?俺とロワでちょっと改良したんだぜ?」
「そうですよルーチェ。喜んでもらえると思いますよ」
「そうなのか?ロワ?」
「正確にはロートですけどね」
「ロートは火の精霊だからのぉ、改良にはお手の物じゃろ」
「・・・私はちょっとだけお手を貸しただけです」
・・・・なんかリシェスが張り切ったようだけど、明らかにロートは巻き込まれた感じだよね。
ここ最近観察して思ったんだど、ロートは皆から一歩引いた場所にいるんだよねぇ~。
「ルーチェ様?どうかされましたか?」
「あぁ、なんでもないよロート。それよりも皆が改良してくれた花火なら、とっても楽しみになってきた!でもなぁ・・・城下には降りられないんだよね。屋台は行けない・・・」
そうなんだよ!!
元気がない理由の一つは、屋台に遊びに行けないんだよ!!!
せっかく屋台の改良や提案をしたのに!その集大成が自分の目で確認出来ないなんて!!
コンコン
「ルーチェフルール、居るか?」
そこへシリウスが来た。
そうお出掛けも出店も許してくれなかったシリウス。
許可が出なかった私は、ジルとシリウスにあれから会っていない。
絶賛すねすね中です。
大人げない?
いいんでーーーす!私は子供だから!!
子供の特権を行使するのだ!
で、ここに来たシリウスは御機嫌伺だろう。
シリウスがどうするのか、扉の前でじーーーっと扉とにらみっこする。
私の左右にはにゃんこ達が、綺麗に整列してお座りしてる。
皆は何をしているのかしら?
「ルーチェフルール、そこにいるんだろう?城下へ行く許可を出せなくて済まなかった。代わりに屋台の食べ物を厨房で作って貰った。中庭から花火もよく見える。そこで一緒に花火をみないか?」
その言葉に、ちょっとだけ扉を開ける。
決して食べ物に釣られたわけじゃないからね!?
「・・・仕方がないから、一緒に見てあげる」
私の言葉にシュンとしていたシリウスの顔が、満面の笑みに変わった。
・・・・あーーーーー!!!!眩しい!!!
イケメンの笑顔!!
尊い!!!
丸くて光る玉以外にも眩しいものが存在するなんて!?
・・・てか、よくよく考えるとこの城には、美男美女の比率が高すぎる。
あれ?そう考えると私の感覚がマヒってるなか?
「ルーチェフルール?どうした?」
その言葉に気を取り直して、皆で中庭に移動した。
前々から思ったんだけど、皆で移動すると民族大移動みたいだよね!!
ぞろぞろ歩いてる感じとか。
* * * *
中庭には私の希望で、厚手のカーペットがひかれている。
屋台で花火大会と言えば、場所取りのブルーシートでしょ!って希望して熱く語ったら、カーペットになった。
そんなシートに愛し子様を座らせることなんて出来ません!って言われたんだけど、国王は平気なんだろうか?
この世界の常識が未だに理解出来んところがある・・・謎だ?そんなに愛し子大事なん?
まぁ、居心地がいいからいいんだけど。
「コレがたこ焼きなのか?」
皆で円になって屋台ご飯?を食べることにしたんだが、約一匹待てないのが居る・・・。
涎が垂れそうな顔だ。ぬいぐるみだから出ないけど。
「プーロ、熱いから気を付けるのじゃ」
「かき氷美味しい」
「レイナ、口に付いてるよ」
「ロート、コレ旨いぞ!」
「リシェス、ありがとうございます」
「ルーチェ、食べないのですか?」
「ルーチェフルール?唐揚げを取ってやろう」
・・・・・なんだろ?この世界は男のが甲斐甲斐しいのか?
まぁ、仲が良いのは良い事だ!
シリウスが口元に持って来た唐揚げを食べながらそう思う。
平和だなぁ~。
0
あなたにおすすめの小説
貧乏育ちの私が転生したらお姫様になっていましたが、貧乏王国だったのでスローライフをしながらお金を稼ぐべく姫が自らキリキリ働きます!
Levi
ファンタジー
前世は日本で超絶貧乏家庭に育った美樹は、ひょんなことから異世界で覚醒。そして姫として生まれ変わっているのを知ったけど、その国は超絶貧乏王国。 美樹は貧乏生活でのノウハウで王国を救おうと心に決めた!
※エブリスタさん版をベースに、一部少し文字を足したり引いたり直したりしています
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。
敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。
この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。
「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」
無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。
正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
魔力0の貴族次男に転生しましたが、気功スキルで補った魔力で強い魔法を使い無双します
burazu
ファンタジー
事故で命を落とした青年はジュン・ラオールという貴族の次男として生まれ変わるが魔力0という鑑定を受け次男であるにもかかわらず継承権最下位へと降格してしまう。事実上継承権を失ったジュンは騎士団長メイルより剣の指導を受け、剣に気を込める気功スキルを学ぶ。
その気功スキルの才能が開花し、自然界より魔力を吸収し強力な魔法のような力を次から次へと使用し父達を驚愕させる。
転生したおばあちゃんはチートが欲しい ~この世界が乙女ゲームなのは誰も知らない~
ピエール
ファンタジー
おばあちゃん。
異世界転生しちゃいました。
そういえば、孫が「転生するとチートが貰えるんだよ!」と言ってたけど
チート無いみたいだけど?
おばあちゃんよく分かんないわぁ。
頭は老人 体は子供
乙女ゲームの世界に紛れ込んだ おばあちゃん。
当然、おばあちゃんはここが乙女ゲームの世界だなんて知りません。
訳が分からないながら、一生懸命歩んで行きます。
おばあちゃん奮闘記です。
果たして、おばあちゃんは断罪イベントを回避できるか?
[第1章おばあちゃん編]は文章が拙い為読みづらいかもしれません。
第二章 学園編 始まりました。
いよいよゲームスタートです!
[1章]はおばあちゃんの語りと生い立ちが多く、あまり話に動きがありません。
話が動き出す[2章]から読んでも意味が分かると思います。
おばあちゃんの転生後の生活に興味が出てきたら一章を読んでみて下さい。(伏線がありますので)
初投稿です
不慣れですが宜しくお願いします。
最初の頃、不慣れで長文が書けませんでした。
申し訳ございません。
少しづつ修正して纏めていこうと思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる