転生しても山あり谷あり!

tukisirokou

文字の大きさ
140 / 149
18歳になったよ!

ついに仲間入り!

しおりを挟む

 いい話でまで纏まった、花火大会を皆で過ごしたルーチェフルールさん。
 今日は暖かな日差しが降り注ぐ、いい天気です。

 そう、暖かな日差し。
 照りつけるような・・・ではなく。
 何故かって?
 現在、春だからだよ。

 そう!今日は『成人の儀』だよ!
 なんとルーチェフルール、御年十八になりました~!!
 ドンドンパフパフ!!

 え?いきなりだって?
 私もそう思う!
 まぁ、そこは置いておいて・・・。

 今までの話をすると、結構順風満帆なんだよ。
 秋の豊穣祭では無事にお化け屋敷を出店出来て、評判も上々。
 勿論、たまにカリマさんとリーリアさんのお願いで、軍事訓練も行われるモンスターハウスもやってるよ!
 そのため、去年なんてリニューアルオープンしちゃったんだから!

 他にも新米づくりも順調で、コシヒカリよりも美味いの出来ちゃたんじゃね?位の米の開発が進み、今ではお米の流通もそれなりにあり、農家でも栽培されて、城下ではおにぎり屋さんとか出来てます。
 その内、五平餅とかも広めてみよう。
 味噌作りは順調なんだけど、一般に普及するのはまだ難しい状態で、ここはこれからの課題になる部分だね。
 なんにせよちょっとずつではあるが、日本食の普及に努めている毎日だよ。

 勉強も頑張てて、あのミミズがのたっくた字から無事卒業をして、今ではスラスラ~ですよ!
 歴史とか経済の勉強もしてるよ!
 前世ではそこまで勉強好きじゃなかったけど、今では好きになった。
 なんでだろ?単純に楽しいいんだよね~。
 前世で教科書を読むのが楽しいって言う子の言葉が理解出来なかったけど、今はその気持ちがよくわかる。うむ。良いことだ。

 そんな感じで日々を過ごしていたら、いつの間にか十八になってたんだよ!
 成人だよ!
 そして、今日がその成人の儀を執り行う日だよ!
 これで私もお城から好きに出られるようになるらしい。

 なんでかって言うと、成人の儀で私が愛し子ってことも公表することになったの。
 公表すれば大々的に護衛が付けれるから、比較的動きやすくなることが出来るって。
 それに私が使っている物とかが、御用達!になると一部の物が優先的に手に入るし、その売り上げの一部が愛し子予算になると言う・・・。
 なんとも愛し子凄くない?
 そんなに私に期待されても困るんだけど・・・。

 逆になんで今まで公表しなかったかと言うと、政治的な部分と安全を考慮してだって。
 政治的な部分って言うのは、あの襲撃事件の時に炙り出した貴族なんかの処理があったことと、実は未だに襲撃事件の全貌が明らかになっていない・・・ってこと。

 シリウス達の調べでは、リリーア・ゴブレットさんの裏の裏の裏・・・に誰かの思惑があったはずなんだけど、それが誰なのか?、目的が何か?ってのが分からないそうだ。
 しかもその後、ちょいちょい似たような事件とかがある・・・とのことで、また私が攫われたら今度はシリウスが暴走する!(ジル談)とのことで、私はお城からの外出を中々認められなかったんだよ。
 まぁ後半については私が知ったのは、最近になるんだけど。

 そんなこんなで、出られなかった私ことルーチェフルールさんですが、本日愛し子デビューします!
 目出度く無事に身長も155cmまで伸びたし!
 胸は・・・ツルペタからちょっとは脱出出来た。
 最近は子供扱いもされなく・・・はなっていない。
 シリウスには相変わらず抱っこされるし・・・。
 しかも日々その傾向が強くなっている。
 どうしたものか・・・。

「ルーチェフルール、支度は出来たか?」

 現在の問題人のシリウスが入って来ました。
 ただなぁ・・・シリウスの抱っこがイヤじゃないんだよね。
 これも問題だな。

「あ~やっぱりフリルはもう一段増やすべきだったか?」

 シリウスの後ろからはジルが部屋に入って来た。
 衣装の仮縫いの時に、もう一段フリルを増やすかどうかでちょっと揉めたの。
 でも私はちょっとでも大人っぽく見える様に、却下したんだよ。

「いいんでーす!代わりに靴を、リボンがフリフリのにしたでしょ?」

 そう反論してやる!
 だってね、この靴すっごく可愛いの!
 これはリーリアさんが持っていたブランドの物で、本来のはリボンが踵にちょっと付いてて、スエードにレースが張り付けてあるの!
 大人っぽいけど、可愛さも忘れない!って感じなんだよ。
 だけど、今回はジルの提案を蹴ったから靴はフリフリにした。

「うむ。そのドレスも靴もよく似合っている。他人に見せたくないな。可愛いよ」

 ・・・・・あ~最近よく私に向かってする笑顔。
 ふにゃって笑うの。すごく嬉しそうに。
 この顔はヤバいよ。大概の女性が鼻血吹く。
 実際に吹いた人がいるからね・・・。人が多い場所では禁止の顔だね。
 シリウスにそう言った時も「嬉しいのだから仕方がない」って開き直られた。
 ジルには怒られたけど・・・。

 そんな私の衣装はドレスは菫色。
 そこに七色の花が刺繍で散りばめられて、合間には宝石なんかも縫い付けてある。
 最後に先程力説した靴は、白にこれまた七色の花が散りばめてあり、踵には虹色のリボンが付いている。

 一言で言おう、めっちゃ可愛い!!

 髪も編み込みにしてあってハーフアップになってる。
 普段は全くしない化粧もしてる。
 さらには、宝飾品もしているのだ!すごい!今日はフル装備!!

「んじゃ最後の仕上げだな」

「ジル、私がやってもいいか?」

「あぁ、いいぜ」

 そう言ってジルからシリウスに手渡されたのは、ビロードの箱。
 それを開けたら、ティアラが入っていた!

「ルーチェ、驚くのはそれだけじゃない。これプラチナで宝石も全て最高級品だ。さらにこれは」

「ジル。その先は私に言わせろ。ルーチェフルール、このティアラは私がデザインから全て手掛けた物なんだ。付けてもいいか?」

 ま・じ・か!!
 デザインまで手掛けるとか・・・凄すぎる。
 が、私の好みのドストライクなんだよねぇ~。
 これは断るまでもない。

「いいよ!お願いします」

 頭差し出しちゃうよ!
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

【本編完結】転生令嬢は自覚なしに無双する

ベル
ファンタジー
ふと目を開けると、私は7歳くらいの女の子の姿になっていた。 きらびやかな装飾が施された部屋に、ふかふかのベット。忠実な使用人に溺愛する両親と兄。 私は戸惑いながら鏡に映る顔に驚愕することになる。 この顔って、マルスティア伯爵令嬢の幼少期じゃない? 私さっきまで確か映画館にいたはずなんだけど、どうして見ていた映画の中の脇役になってしまっているの?! 映画化された漫画の物語の中に転生してしまった女の子が、実はとてつもない魔力を隠し持った裏ボスキャラであることを自覚しないまま、どんどん怪物を倒して無双していくお話。 設定はゆるいです

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

断罪後のモブ令息、誰にも気づかれずに出奔する

まる
ファンタジー
断罪後のモブ令息が誰にも気づかれないよう出奔して幸せを探す話

町工場の専務が異世界に転生しました。辺境伯の嫡男として生きて行きます!

トリガー
ファンタジー
町工場の専務が女神の力で異世界に転生します。剣や魔法を使い成長していく異世界ファンタジー

転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。 毎日19時に更新予定です。

悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる

竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。 評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。 身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。

3歳で捨てられた件

玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。 それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。 キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

処理中です...