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18歳になったよ!
ついに仲間入り!
しおりを挟むいい話でまで纏まった、花火大会を皆で過ごしたルーチェフルールさん。
今日は暖かな日差しが降り注ぐ、いい天気です。
そう、暖かな日差し。
照りつけるような・・・ではなく。
何故かって?
現在、春だからだよ。
そう!今日は『成人の儀』だよ!
なんとルーチェフルール、御年十八になりました~!!
ドンドンパフパフ!!
え?いきなりだって?
私もそう思う!
まぁ、そこは置いておいて・・・。
今までの話をすると、結構順風満帆なんだよ。
秋の豊穣祭では無事にお化け屋敷を出店出来て、評判も上々。
勿論、たまにカリマさんとリーリアさんのお願いで、軍事訓練も行われるモンスターハウスもやってるよ!
そのため、去年なんてリニューアルオープンしちゃったんだから!
他にも新米づくりも順調で、コシヒカリよりも美味いの出来ちゃたんじゃね?位の米の開発が進み、今ではお米の流通もそれなりにあり、農家でも栽培されて、城下ではおにぎり屋さんとか出来てます。
その内、五平餅とかも広めてみよう。
味噌作りは順調なんだけど、一般に普及するのはまだ難しい状態で、ここはこれからの課題になる部分だね。
なんにせよちょっとずつではあるが、日本食の普及に努めている毎日だよ。
勉強も頑張てて、あのミミズがのたっくた字から無事卒業をして、今ではスラスラ~ですよ!
歴史とか経済の勉強もしてるよ!
前世ではそこまで勉強好きじゃなかったけど、今では好きになった。
なんでだろ?単純に楽しいいんだよね~。
前世で教科書を読むのが楽しいって言う子の言葉が理解出来なかったけど、今はその気持ちがよくわかる。うむ。良いことだ。
そんな感じで日々を過ごしていたら、いつの間にか十八になってたんだよ!
成人だよ!
そして、今日がその成人の儀を執り行う日だよ!
これで私もお城から好きに出られるようになるらしい。
なんでかって言うと、成人の儀で私が愛し子ってことも公表することになったの。
公表すれば大々的に護衛が付けれるから、比較的動きやすくなることが出来るって。
それに私が使っている物とかが、御用達!になると一部の物が優先的に手に入るし、その売り上げの一部が愛し子予算になると言う・・・。
なんとも愛し子凄くない?
そんなに私に期待されても困るんだけど・・・。
逆になんで今まで公表しなかったかと言うと、政治的な部分と安全を考慮してだって。
政治的な部分って言うのは、あの襲撃事件の時に炙り出した貴族なんかの処理があったことと、実は未だに襲撃事件の全貌が明らかになっていない・・・ってこと。
シリウス達の調べでは、リリーア・ゴブレットさんの裏の裏の裏・・・に誰かの思惑があったはずなんだけど、それが誰なのか?、目的が何か?ってのが分からないそうだ。
しかもその後、ちょいちょい似たような事件とかがある・・・とのことで、また私が攫われたら今度はシリウスが暴走する!(ジル談)とのことで、私はお城からの外出を中々認められなかったんだよ。
まぁ後半については私が知ったのは、最近になるんだけど。
そんなこんなで、出られなかった私ことルーチェフルールさんですが、本日愛し子デビューします!
目出度く無事に身長も155cmまで伸びたし!
胸は・・・ツルペタからちょっとは脱出出来た。
最近は子供扱いもされなく・・・はなっていない。
シリウスには相変わらず抱っこされるし・・・。
しかも日々その傾向が強くなっている。
どうしたものか・・・。
「ルーチェフルール、支度は出来たか?」
現在の問題人のシリウスが入って来ました。
ただなぁ・・・シリウスの抱っこがイヤじゃないんだよね。
これも問題だな。
「あ~やっぱりフリルはもう一段増やすべきだったか?」
シリウスの後ろからはジルが部屋に入って来た。
衣装の仮縫いの時に、もう一段フリルを増やすかどうかでちょっと揉めたの。
でも私はちょっとでも大人っぽく見える様に、却下したんだよ。
「いいんでーす!代わりに靴を、リボンがフリフリのにしたでしょ?」
そう反論してやる!
だってね、この靴すっごく可愛いの!
これはリーリアさんが持っていたブランドの物で、本来のはリボンが踵にちょっと付いてて、スエードにレースが張り付けてあるの!
大人っぽいけど、可愛さも忘れない!って感じなんだよ。
だけど、今回はジルの提案を蹴ったから靴はフリフリにした。
「うむ。そのドレスも靴もよく似合っている。他人に見せたくないな。可愛いよ」
・・・・・あ~最近よく私に向かってする笑顔。
ふにゃって笑うの。すごく嬉しそうに。
この顔はヤバいよ。大概の女性が鼻血吹く。
実際に吹いた人がいるからね・・・。人が多い場所では禁止の顔だね。
シリウスにそう言った時も「嬉しいのだから仕方がない」って開き直られた。
ジルには怒られたけど・・・。
そんな私の衣装はドレスは菫色。
そこに七色の花が刺繍で散りばめられて、合間には宝石なんかも縫い付けてある。
最後に先程力説した靴は、白にこれまた七色の花が散りばめてあり、踵には虹色のリボンが付いている。
一言で言おう、めっちゃ可愛い!!
髪も編み込みにしてあってハーフアップになってる。
普段は全くしない化粧もしてる。
さらには、宝飾品もしているのだ!すごい!今日はフル装備!!
「んじゃ最後の仕上げだな」
「ジル、私がやってもいいか?」
「あぁ、いいぜ」
そう言ってジルからシリウスに手渡されたのは、ビロードの箱。
それを開けたら、ティアラが入っていた!
「ルーチェ、驚くのはそれだけじゃない。これプラチナで宝石も全て最高級品だ。さらにこれは」
「ジル。その先は私に言わせろ。ルーチェフルール、このティアラは私がデザインから全て手掛けた物なんだ。付けてもいいか?」
ま・じ・か!!
デザインまで手掛けるとか・・・凄すぎる。
が、私の好みのドストライクなんだよねぇ~。
これは断るまでもない。
「いいよ!お願いします」
頭差し出しちゃうよ!
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