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2話 混沌迷宮都市《ダンジョン・シティ》
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この世界のダンジョンは最大で1080個に”なる”という。
なる。というのはダンジョンは攻略されると無くってしまうためだ。
しかも神が攻略を推進しているおまけ付きで。
なので基本的には1000個前後、年間で100近くのダンジョンが消え、毎年100人近くのダンジョンマスターが『遊戯の神』によって選ばれる。
選ばれた者の元へ教会の神官がやってくるという訳だ。
俺は今年で20歳となる、絶賛働き盛りだ。
当然ながら奴隷としての値段も相応に高くなる。
無能ゆえに冒険者奴隷としては使えないが労働奴隷としてはそれなりの値段になるのだ。
しかし、奴隷商は二つ返事で俺を手放した。
金額は俺を購入した金額と今日までの維持費を払っただけの値段だ。
当然儲けなどありはしないが、奴隷商には断ると言う選択肢は無い。
神官が神に命じられてやってきた時点で神の意志なのだ。
拒否権などある訳がない。
ちなみにこれなら簡単に詐欺が働けると思うかもしれないが、この世界の神は現世に干渉できる。
当然、神の名を語り、神の名を貶める行為をした場合は神罰が降る。
簡単に言えば屋内であっても雷に撃たれて死ぬ。
ステータスやスキルがいくらあっても即死である。
当然ながら、教会には俺のいた世界のような政治的な腐敗も存在しない。
裏金や横領、キックバックなんてすれば神様の裁量で死んでしまう可能性があるのだ。やる奴はいない。
つまりは神官の言う事は神様の言う事に等しいって訳だ。
事実として教会は超絶クリーンな機関として独立して居る。
信者と書いて儲かると読むとか思ってる元の世界の連中にも聞かせてやりたいものだが。流石に元の世界に帰った的な伝承は聞いた事がない。
まぁ俺はほとんど村から出た事がないので、知ってるのもおしゃべりな商人の受け売りなんだがな。
そんなこんなで俺はダンジョンマスターになる為に世界中のダンジョンが集まるダンジョン都市『混沌迷宮都市』に到着した。
後1週間ほどで4月1日となり、その日に任命式がある。
その日にダンジョンマスターはダンジョンを賜るのだ。
さて、では待ってる間はどうするかだが、神官の人が宿代は奢ってくれた。一週間分だ。
最下級の宿かと思ったらやたら綺麗で広い、街を見回るとどうやら中級くらいの宿屋のようだ。
俺の自腹なら絶対に止まらないレベルのお値段だが。
ついでに銀貨3枚(30000ゼニー)を支給された。
前世で言えば3万円と同じくらいの価値だ。
これで一週間過ごせと言う事らしい、ありがたや。
宿の方でも朝と夜は食事が出るので、必要なのは昼飯代くらいなのだが、一食2000ゼニーってところか。
それ以外の空いてる時間は情報収集だ。
ダンジョンや冒険者について調べないといけない。
現状の俺、つまりは辺境の村人でも知ってる情報としては
ダンジョンは神様が作り、神様がダンジョンマスターを選ぶ。
ダンジョンは資源の宝庫であり、攻略すると名誉として讃えられる。
また破壊し持ち帰ったダンジョンコアのカケラは蘇生アイテムの原料になるらしい。これは噂程度だが。
そしてダンジョンに入る前に祭壇で神々に祈りを捧げるとダンジョンで死んでも生きて出て来れるとか。
とりあえず後半二つの噂の確認とか必要だろう。
昼飯ついでに色々な酒場を回ってみることにした。
それで分かったことも色々あった。
まず噂は真実。
ただし蘇りは1日に1度きり、しかも倦怠感とレベルの低下が発生するとのことだ。まぁ死ぬよりマシだな。
ダンジョンコアを破壊されるとダンジョンは消滅し、ダンジョンマスターは死亡する。
ダンジョンには営業時間があり、朝9時から18時までの営業らしい。残業は無く、とてもホワイトだ。命懸けだけどな。
そしてダンジョンマスターは任命式の日にダンジョンをランダムに授かる。おまけで神様から『ギフト』が与えられるらしい。
ギフトは3種類。
『宝具』という既存の魔道具では再現が不可能と言われているアイテム、『使い魔』と呼ばれるダンジョンマスターに従う魔物、その『使い魔』の中でも特急戦力と言われているのが『英霊』という別の世界で活躍した英雄、それが魔物扱いで召喚される。
この3種類の中からランダムらしい。
まぁほぼ2種類だな。『英霊』はウルトラレアの使い魔な訳だし。
ガチャとか恐ろしく自信が無いが、7割のダンジョンマスターは『宝具』を授かるらしい。
残り3割の殆どが『使い魔』で、『英霊』はごく稀に召喚されると言う話だ。
まぁこの辺は期待せずに待つことにしよう。
俺は人気のダンジョンなんかを調べつつ日々を過ごして行った。
なる。というのはダンジョンは攻略されると無くってしまうためだ。
しかも神が攻略を推進しているおまけ付きで。
なので基本的には1000個前後、年間で100近くのダンジョンが消え、毎年100人近くのダンジョンマスターが『遊戯の神』によって選ばれる。
選ばれた者の元へ教会の神官がやってくるという訳だ。
俺は今年で20歳となる、絶賛働き盛りだ。
当然ながら奴隷としての値段も相応に高くなる。
無能ゆえに冒険者奴隷としては使えないが労働奴隷としてはそれなりの値段になるのだ。
しかし、奴隷商は二つ返事で俺を手放した。
金額は俺を購入した金額と今日までの維持費を払っただけの値段だ。
当然儲けなどありはしないが、奴隷商には断ると言う選択肢は無い。
神官が神に命じられてやってきた時点で神の意志なのだ。
拒否権などある訳がない。
ちなみにこれなら簡単に詐欺が働けると思うかもしれないが、この世界の神は現世に干渉できる。
当然、神の名を語り、神の名を貶める行為をした場合は神罰が降る。
簡単に言えば屋内であっても雷に撃たれて死ぬ。
ステータスやスキルがいくらあっても即死である。
当然ながら、教会には俺のいた世界のような政治的な腐敗も存在しない。
裏金や横領、キックバックなんてすれば神様の裁量で死んでしまう可能性があるのだ。やる奴はいない。
つまりは神官の言う事は神様の言う事に等しいって訳だ。
事実として教会は超絶クリーンな機関として独立して居る。
信者と書いて儲かると読むとか思ってる元の世界の連中にも聞かせてやりたいものだが。流石に元の世界に帰った的な伝承は聞いた事がない。
まぁ俺はほとんど村から出た事がないので、知ってるのもおしゃべりな商人の受け売りなんだがな。
そんなこんなで俺はダンジョンマスターになる為に世界中のダンジョンが集まるダンジョン都市『混沌迷宮都市』に到着した。
後1週間ほどで4月1日となり、その日に任命式がある。
その日にダンジョンマスターはダンジョンを賜るのだ。
さて、では待ってる間はどうするかだが、神官の人が宿代は奢ってくれた。一週間分だ。
最下級の宿かと思ったらやたら綺麗で広い、街を見回るとどうやら中級くらいの宿屋のようだ。
俺の自腹なら絶対に止まらないレベルのお値段だが。
ついでに銀貨3枚(30000ゼニー)を支給された。
前世で言えば3万円と同じくらいの価値だ。
これで一週間過ごせと言う事らしい、ありがたや。
宿の方でも朝と夜は食事が出るので、必要なのは昼飯代くらいなのだが、一食2000ゼニーってところか。
それ以外の空いてる時間は情報収集だ。
ダンジョンや冒険者について調べないといけない。
現状の俺、つまりは辺境の村人でも知ってる情報としては
ダンジョンは神様が作り、神様がダンジョンマスターを選ぶ。
ダンジョンは資源の宝庫であり、攻略すると名誉として讃えられる。
また破壊し持ち帰ったダンジョンコアのカケラは蘇生アイテムの原料になるらしい。これは噂程度だが。
そしてダンジョンに入る前に祭壇で神々に祈りを捧げるとダンジョンで死んでも生きて出て来れるとか。
とりあえず後半二つの噂の確認とか必要だろう。
昼飯ついでに色々な酒場を回ってみることにした。
それで分かったことも色々あった。
まず噂は真実。
ただし蘇りは1日に1度きり、しかも倦怠感とレベルの低下が発生するとのことだ。まぁ死ぬよりマシだな。
ダンジョンコアを破壊されるとダンジョンは消滅し、ダンジョンマスターは死亡する。
ダンジョンには営業時間があり、朝9時から18時までの営業らしい。残業は無く、とてもホワイトだ。命懸けだけどな。
そしてダンジョンマスターは任命式の日にダンジョンをランダムに授かる。おまけで神様から『ギフト』が与えられるらしい。
ギフトは3種類。
『宝具』という既存の魔道具では再現が不可能と言われているアイテム、『使い魔』と呼ばれるダンジョンマスターに従う魔物、その『使い魔』の中でも特急戦力と言われているのが『英霊』という別の世界で活躍した英雄、それが魔物扱いで召喚される。
この3種類の中からランダムらしい。
まぁほぼ2種類だな。『英霊』はウルトラレアの使い魔な訳だし。
ガチャとか恐ろしく自信が無いが、7割のダンジョンマスターは『宝具』を授かるらしい。
残り3割の殆どが『使い魔』で、『英霊』はごく稀に召喚されると言う話だ。
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