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30話 Eランク帯上位
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アルミラージを召喚してから、俺はさらにクイーンを増やすことにした。
現在のDPの日給は1000DP前後、これが前までは日給1500DP程度だったのだが、二階層のワーカーが減りビーナイトなどのDランクの魔物が増えると客足が遠のいたのだ。
そしてワーカーが増えると客足が戻りを繰り返し、ワーカー不足が続く現在は1000DP前後って訳だ。
これを解消するならやはりワーカーの数の確保、つまりはクイーンの追加召喚しかないだろう。
副次的にビーナイト達の数も増え、ダンジョンの防衛力もあがるしな。
という訳で、景気よくビークイーンを5体、アントクイーンを2体召喚することにした。
現在の倍の数のクイーンだ。クイーンだけで15体の大所帯いや、王女隊となった。
アルミラージの召喚も含めて9900DPも消費してしまったが先行投資だ。日給のDPが1500DPほどに戻れば一日でクイーン一体分の稼ぎになるからな。
そうして数日経つと日給は1200DPに回復した。
1500DPに届かない理由はFランクの冒険者の入りが悪くなってしまったためだ。
アルミラージの<統率>の影響でホーンラビットの物理攻撃力と俊敏がDランク下位くらいになってしまったので、Fランクでは対処が難しくなったようだ。
もともと稼ぎとしてはチリツモ程度ではあったのだが、人の入りが減るとつられて入る冒険者の数も減るというのが一般的なようだ。特にレア素材の採取などの目的の無い低ランクのダンジョンはその傾向が強い。
ハチミツ目的の冒険者もホーンラビットが強くなったため、あまり来なくなってしまった。
それでも少しは上がったのは、単純に二階層に向かうEランク冒険者がホーンラビットの攻撃でダメージを受けることが多くなったためだ。
当初の予定とは違うが、一応稼ぎは微上昇。入ってくる人の数が減ったのでワーカーも殲滅されることは無くなった。密度の関係でまとめて置けない虫達はまとめて四・五階層に配置している。
そんな感じで安定した日々を過ごしている訳だが。
――ピロン!
『お知らせ
本日の迷宮決闘にて【六区の迷宮】が勝利! 【氷狼の迷宮】が消えました!』
「活発だねぇ…」
「記録によると迷宮主総会後から7度目の勝利ですね」
「2ヵ月近くで7回もバトルってのもすごいよなぁ」
「すごいウサ」
「【針葉樹の迷宮】のバトルでの損耗率を見ると【針葉樹の迷宮】では厳しいですね。それに7回中の4回の相手がEランクのダンジョンです」
「自分よりもランクが下の相手って言っても相手も俺くらいには強いはずだよな?」
「おそらくウエキ様よりもやや弱い程度かと」
「弱いウサ」
おや? その言い方だともしや…?
「もしかしてEランクの中だと俺ってすごい方?」
「ご存じないのですか?」
「ダンジョンのランク表はダンジョンコアで表示できるけど、ランキングとかはないしなぁ」
「ランキングが表示されるのは上位500名からですね」
「そうなの?」
「はい」
なんと、ゲーム的なランキングがあるらしい。
まぁ今の俺は恐らくは900位帯だろうから、圏外だけどな。
しかし俺がEランクで上位とは……
「でも一度攻略されてるし、ダンジョンが安定するのは早かったけどなぁ」
「言わせていただきますが、これほどクイーンを抱えているダンジョンは少ないと思いますよ?」
「そうウサ」
「え…?」
クイーンと言えばビークイーンにアントクイーン、そしてビートルクイーンだ。
優秀な戦力増加要因を採用しないとはこれイカに。
「ダンジョンごとに出せる魔物、安くなる魔物は異なりますからね。ここと同じようなことが出来るとしたら【広葉樹の迷宮】や【羽虫の迷宮】などではないでしょうか。後は『色彩』系も出来るでしょうか」
なるほど確かにビークイーンを普通に出したら2000DPだ。俺としてはそれでもお得に感じるが、それは性能を知っているが故。ダンジョンコアのリストには値段と名前、そしてランクしか表示されてない。
更には上のランクのクイーンは生産能力があるのかは怪しい。ビートルクイーン単体では生産は出来ないからな。
なるほど、実は平凡な名前の【針葉樹の迷宮】にも明確な強みがあった訳だ。そして俺はたまたまそれをうまく使えたと。そうした事実に俺が納得していると。
――ピロン!
『お知らせ
【六区の迷宮】より『同盟』申請がありました!』
「はい…?」
なにやら平和な日常が終わりを告げる予感…!
現在のDPの日給は1000DP前後、これが前までは日給1500DP程度だったのだが、二階層のワーカーが減りビーナイトなどのDランクの魔物が増えると客足が遠のいたのだ。
そしてワーカーが増えると客足が戻りを繰り返し、ワーカー不足が続く現在は1000DP前後って訳だ。
これを解消するならやはりワーカーの数の確保、つまりはクイーンの追加召喚しかないだろう。
副次的にビーナイト達の数も増え、ダンジョンの防衛力もあがるしな。
という訳で、景気よくビークイーンを5体、アントクイーンを2体召喚することにした。
現在の倍の数のクイーンだ。クイーンだけで15体の大所帯いや、王女隊となった。
アルミラージの召喚も含めて9900DPも消費してしまったが先行投資だ。日給のDPが1500DPほどに戻れば一日でクイーン一体分の稼ぎになるからな。
そうして数日経つと日給は1200DPに回復した。
1500DPに届かない理由はFランクの冒険者の入りが悪くなってしまったためだ。
アルミラージの<統率>の影響でホーンラビットの物理攻撃力と俊敏がDランク下位くらいになってしまったので、Fランクでは対処が難しくなったようだ。
もともと稼ぎとしてはチリツモ程度ではあったのだが、人の入りが減るとつられて入る冒険者の数も減るというのが一般的なようだ。特にレア素材の採取などの目的の無い低ランクのダンジョンはその傾向が強い。
ハチミツ目的の冒険者もホーンラビットが強くなったため、あまり来なくなってしまった。
それでも少しは上がったのは、単純に二階層に向かうEランク冒険者がホーンラビットの攻撃でダメージを受けることが多くなったためだ。
当初の予定とは違うが、一応稼ぎは微上昇。入ってくる人の数が減ったのでワーカーも殲滅されることは無くなった。密度の関係でまとめて置けない虫達はまとめて四・五階層に配置している。
そんな感じで安定した日々を過ごしている訳だが。
――ピロン!
『お知らせ
本日の迷宮決闘にて【六区の迷宮】が勝利! 【氷狼の迷宮】が消えました!』
「活発だねぇ…」
「記録によると迷宮主総会後から7度目の勝利ですね」
「2ヵ月近くで7回もバトルってのもすごいよなぁ」
「すごいウサ」
「【針葉樹の迷宮】のバトルでの損耗率を見ると【針葉樹の迷宮】では厳しいですね。それに7回中の4回の相手がEランクのダンジョンです」
「自分よりもランクが下の相手って言っても相手も俺くらいには強いはずだよな?」
「おそらくウエキ様よりもやや弱い程度かと」
「弱いウサ」
おや? その言い方だともしや…?
「もしかしてEランクの中だと俺ってすごい方?」
「ご存じないのですか?」
「ダンジョンのランク表はダンジョンコアで表示できるけど、ランキングとかはないしなぁ」
「ランキングが表示されるのは上位500名からですね」
「そうなの?」
「はい」
なんと、ゲーム的なランキングがあるらしい。
まぁ今の俺は恐らくは900位帯だろうから、圏外だけどな。
しかし俺がEランクで上位とは……
「でも一度攻略されてるし、ダンジョンが安定するのは早かったけどなぁ」
「言わせていただきますが、これほどクイーンを抱えているダンジョンは少ないと思いますよ?」
「そうウサ」
「え…?」
クイーンと言えばビークイーンにアントクイーン、そしてビートルクイーンだ。
優秀な戦力増加要因を採用しないとはこれイカに。
「ダンジョンごとに出せる魔物、安くなる魔物は異なりますからね。ここと同じようなことが出来るとしたら【広葉樹の迷宮】や【羽虫の迷宮】などではないでしょうか。後は『色彩』系も出来るでしょうか」
なるほど確かにビークイーンを普通に出したら2000DPだ。俺としてはそれでもお得に感じるが、それは性能を知っているが故。ダンジョンコアのリストには値段と名前、そしてランクしか表示されてない。
更には上のランクのクイーンは生産能力があるのかは怪しい。ビートルクイーン単体では生産は出来ないからな。
なるほど、実は平凡な名前の【針葉樹の迷宮】にも明確な強みがあった訳だ。そして俺はたまたまそれをうまく使えたと。そうした事実に俺が納得していると。
――ピロン!
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「はい…?」
なにやら平和な日常が終わりを告げる予感…!
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