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32話 同盟の考察
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さて、【六区の迷宮】からの『同盟』申請が来て、ついでにメッセージも来た。
貴族的な長々とした長文は省いて、内容を要約すると……
【六区の迷宮】が【針葉樹の迷宮】との『同盟』を望んでいる理由は【針葉樹の迷宮】の戦力を【六区の迷宮】に貸してほしいというモノだ。
【針葉樹の迷宮】は帝国貴族を打倒している為、帝国に目を付けられている。その矢面に【六区の迷宮】が立つ代わりに『迷宮決闘』の時に戦力を貸してほしい。
という内容で同盟の打診が来ている。
報酬は倒した相手のDPの半分と召喚権利の半分をくれる。と書いてある。
「どう思う?」
「おそらくは本当に戦力がほしいだけかと」
「バトルのためにか?」
「はい。帝国は巨大な国だと聞いていますので、恐らく対戦相手は同盟、つまりは『同盟戦』です。そうなると最低でも二つ以上の迷宮の戦力を相手にしなくてはなりません。ならばこちらも、と数を増やすのが道理でしょう」
まぁ道理ではある。
『同盟戦』ってのは複数の迷宮どうしが、バトルする戦いだ。数と質が両方ないと厳しくなるのは当然だ。
問題は何故俺にって事だが、恐らくは俺が帝国貴族を倒しているから。帝国と戦っても問題ない立場であると解釈したんだと思う。わざわざ帝国に喧嘩を売るのは、個人では少ないだろう。
一応、帝国と戦ってる『獣王国』や『共和国』はあるが、彼らは既に彼らで同盟を組んでるはずだ。
残ってるのは小国家群か帝国民以外の平民か、って事になる。
ちなみに俺はこのダンジョン都市に身請けされた形になってるから、どの国にも属してない事になってる。ほぼフリーランスだな。おそらくはそういう意味でも最適だったんだろうな。
「ただなぁ多人数戦ってのは勝率が安定しなさそうだよなぁ?」
「難しくなるのは確かでしょう。しかし、条件を付け足せば、こちらの利益になるのも確かです」
「例えばどんな条件をつけるんだ?」
「同盟には参加し、戦力は出しますが。敗北した場合にダンジョンコアを破壊されるのは【六区の迷宮】だけにする。などですね」
「まぁそれなら安全に稼げるけど…」
命の危険なく、DPと召喚権利を得られる。と考えればギャンブルとしては儲けがデカい。
相手が了承すれば、だが。
「自分が矢面に立つ、と明言しているのですから了承するのではないでしょうか?」
「その可能性は高いな。どんだけ戦力を要求されるかだが、その辺は一応話し合いか…平民の話とか聞いてくれるかな?」
「聞いていただけないのなら断ればいいだけかと」
「それもそうか、後は【六区の迷宮】がバトルで勝てるかどうかだが」
「7連勝という実力は本物でしょう。少なくとも【六区の迷宮】には勝てる戦力と戦略があると見るべきです」
じゃなかったらそもそも『同盟』申請なんてしない、ってことか。
「オッケー、それならその内容で返事してみるか」
返事の内容は。
・同盟を組むのには条件がある。
・【針葉樹の迷宮】は【六区の迷宮】に戦力を貸し出す。貸し出す内容は【針葉樹の迷宮】が決める。
・【六区の迷宮】が『同盟戦』に敗北した場合、ダンジョンコアを砕かれるのは【六区の迷宮】だけとする。
・【六区の迷宮】が『同盟戦』に勝利した場合、獲得した合計DPの半分と、召喚の権利の半分が【針葉樹の迷宮】にあるものとする。
って感じか、どう見ても【針葉樹の迷宮】が有利過ぎて受けるか怪しいが…。
まぁ受けなかったら別にそれまででいいかって感じだ。
この同盟は俺から見ると、リスクの少ないギャンブルって感じだからな。余った戦力を貸し出すよーってだけの話だ。
この内容で返信したが、なんと即日でほぼオッケーみたいな回答が来た。
そして一度会って、どんな戦力が貸せるのか話がしたいとの事だ。
少し警戒したが、相手からすれば俺をどうにかするメリットはない。
俺は三日後に合う事を決めた。
まずは貸し出せる戦力を書き出す。
ビーワーカー 300体
ビーメイジ 300体
ビーナイト 250体
アーマーアント 150体
ロングホーンビートル 80体
スタッグビートル 1体
ジャイアントビートル 1体
って感じか。クイーンの数が合計15体になった影響だな。当然ながらクイーンの貸し出しは無理だ、うちの生産要因だからな。これでも俺の迷宮には普通にバトルできる程度の戦力が残る計算だ。
ヒーラーがほしいってんならアルミラージを追加で1体召喚してもいい。そしたらホーンラビットも追加だ。
『同盟戦』をする日には、どうせ俺も迷宮は休業してバトルの観戦をするしな。
後は会うための服装か……
相手はお貴族様っぽいからな、流石にTシャツにズボンじゃまずいかね?
正直、この世界のファッションは明るくない。転生して20年、服とか着心地以外に重視してなかったからな…。
貴族的な長々とした長文は省いて、内容を要約すると……
【六区の迷宮】が【針葉樹の迷宮】との『同盟』を望んでいる理由は【針葉樹の迷宮】の戦力を【六区の迷宮】に貸してほしいというモノだ。
【針葉樹の迷宮】は帝国貴族を打倒している為、帝国に目を付けられている。その矢面に【六区の迷宮】が立つ代わりに『迷宮決闘』の時に戦力を貸してほしい。
という内容で同盟の打診が来ている。
報酬は倒した相手のDPの半分と召喚権利の半分をくれる。と書いてある。
「どう思う?」
「おそらくは本当に戦力がほしいだけかと」
「バトルのためにか?」
「はい。帝国は巨大な国だと聞いていますので、恐らく対戦相手は同盟、つまりは『同盟戦』です。そうなると最低でも二つ以上の迷宮の戦力を相手にしなくてはなりません。ならばこちらも、と数を増やすのが道理でしょう」
まぁ道理ではある。
『同盟戦』ってのは複数の迷宮どうしが、バトルする戦いだ。数と質が両方ないと厳しくなるのは当然だ。
問題は何故俺にって事だが、恐らくは俺が帝国貴族を倒しているから。帝国と戦っても問題ない立場であると解釈したんだと思う。わざわざ帝国に喧嘩を売るのは、個人では少ないだろう。
一応、帝国と戦ってる『獣王国』や『共和国』はあるが、彼らは既に彼らで同盟を組んでるはずだ。
残ってるのは小国家群か帝国民以外の平民か、って事になる。
ちなみに俺はこのダンジョン都市に身請けされた形になってるから、どの国にも属してない事になってる。ほぼフリーランスだな。おそらくはそういう意味でも最適だったんだろうな。
「ただなぁ多人数戦ってのは勝率が安定しなさそうだよなぁ?」
「難しくなるのは確かでしょう。しかし、条件を付け足せば、こちらの利益になるのも確かです」
「例えばどんな条件をつけるんだ?」
「同盟には参加し、戦力は出しますが。敗北した場合にダンジョンコアを破壊されるのは【六区の迷宮】だけにする。などですね」
「まぁそれなら安全に稼げるけど…」
命の危険なく、DPと召喚権利を得られる。と考えればギャンブルとしては儲けがデカい。
相手が了承すれば、だが。
「自分が矢面に立つ、と明言しているのですから了承するのではないでしょうか?」
「その可能性は高いな。どんだけ戦力を要求されるかだが、その辺は一応話し合いか…平民の話とか聞いてくれるかな?」
「聞いていただけないのなら断ればいいだけかと」
「それもそうか、後は【六区の迷宮】がバトルで勝てるかどうかだが」
「7連勝という実力は本物でしょう。少なくとも【六区の迷宮】には勝てる戦力と戦略があると見るべきです」
じゃなかったらそもそも『同盟』申請なんてしない、ってことか。
「オッケー、それならその内容で返事してみるか」
返事の内容は。
・同盟を組むのには条件がある。
・【針葉樹の迷宮】は【六区の迷宮】に戦力を貸し出す。貸し出す内容は【針葉樹の迷宮】が決める。
・【六区の迷宮】が『同盟戦』に敗北した場合、ダンジョンコアを砕かれるのは【六区の迷宮】だけとする。
・【六区の迷宮】が『同盟戦』に勝利した場合、獲得した合計DPの半分と、召喚の権利の半分が【針葉樹の迷宮】にあるものとする。
って感じか、どう見ても【針葉樹の迷宮】が有利過ぎて受けるか怪しいが…。
まぁ受けなかったら別にそれまででいいかって感じだ。
この同盟は俺から見ると、リスクの少ないギャンブルって感じだからな。余った戦力を貸し出すよーってだけの話だ。
この内容で返信したが、なんと即日でほぼオッケーみたいな回答が来た。
そして一度会って、どんな戦力が貸せるのか話がしたいとの事だ。
少し警戒したが、相手からすれば俺をどうにかするメリットはない。
俺は三日後に合う事を決めた。
まずは貸し出せる戦力を書き出す。
ビーワーカー 300体
ビーメイジ 300体
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って感じか。クイーンの数が合計15体になった影響だな。当然ながらクイーンの貸し出しは無理だ、うちの生産要因だからな。これでも俺の迷宮には普通にバトルできる程度の戦力が残る計算だ。
ヒーラーがほしいってんならアルミラージを追加で1体召喚してもいい。そしたらホーンラビットも追加だ。
『同盟戦』をする日には、どうせ俺も迷宮は休業してバトルの観戦をするしな。
後は会うための服装か……
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