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第44話
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ゴールデンウィークの一日目だ。4階層へ移動する。前回の探索では、メインのGMが14レベルで止まってしまった。あとは操作系のレベルが2まで上がることくらいしか変化がなかった。
最初に戦うのはリーダー個体がいないものたちだ。そう思い隠密を発動しつつ、リーダー個体がいる集団を避ける。そして、ゴブリンが3体集まっているものを見つけた。3体なため、進化個体はこの中に存在していない。
いつものように首へ攻撃を仕掛けていく。少し硬いように感じたが、誤差の範囲だ。問題なく殺すことができるのだった。やはり暗殺はやりやすい。パーティーを組んでいるとしてもゴブリンだ。
1体殺したとしても居場所がバレることはない。そのため、連続で首を狙いにいくことができるのはいいところだと思う。この調子で階層が上がっていくと、防御力の前に短剣が通用しなくなるだろう。
…攻撃力不足か。一旦魔法職を引退して攻撃力を上げにいくか?次の階層のオークの防御力に攻撃力が間に合っているのかが問題になってくる。今度考えておくか。
通常個体も殺せたことだ。リーダー個体を含めた5体を相手にしてみるか。
今度の敵はその5体のゴブリンだった。情報通り背が高い個体がいる。あれがリーダー個体だ。ゴブリンの大きさは130cm程度だ。その大きさに対して、リーダー個体は150cmと20cmも離れているのだった。
持っている武器は木の枝とお粗末なものだ。リーダー個体を守るように、四方向をゴブリンで警戒している。右側の個体の集中力が散漫(さんまん)としており、正面を向いたりとキョロキョロしているのだった。
攻撃を仕掛けるのなら、そこからになりそうだ。…肉壁が4つと考えると難しい選択になるな。
リーダー個体の戦闘能力がわからない。まずは魔法での攻撃から入ってみるか。
ゴブリンが歩いている側面に「アースジャベリン×3」を横に並べて作り出し、放つ。どれかは絶対に当たるだろう。応戦する魔法職もいないようだ。そのままゴブリンに命中する。
コボルトでも貫通したんだ。ゴブリンなんてもっと余裕で貫通するだろう。目の前にいるゴブリンの頭に命中し、間抜けズラのまま注意力のないゴブリンが死ぬ。注意力があれば魔法が飛んできたことを伝えるくらいはできたはずだ。
まだ、アースジャベリンは威力を失っていない。ゴブリンを貫通したまま、その背後にいるリーダー個体めがけて飛んでいくのだった。
少し誤算が発生するのだった。本来であれば、そのゴブリンの頭を貫き、まっすぐ飛んでいくことでゴブリンの頭を貫くと予測を立てていた。だが、方向がずれたのだった。それにプラスしてスピードの減少だ。
リーダー個体に当たった場所は足だった。これにより方向がバレるのだった。二階層のゴブリンであれば魔法が横から撃たれて、その魔法で生き残ったとしてもキョロキョロとあたりを見渡すだけだ。
だが、リーダー個体が方向を指差すのだった。ゴブリンが仲間の死体を踏みながら俺がいる方向に走ってくる。だが、気配を消していることでバレるわけがない。森の中に消えたゴブリンを放置しつつ、リーダー個体の観察をする。
リーダー個体は足に刺さったアースジャベリンを引き抜くのだった。そして、つけられていた傷はゆっくりと回復していく。傷が小さかったのもあるが、治るのが早すぎる。
ゴブリンを追いかけ、リーダー個体も森の中に入っていく。これにより、リーダー個体の背後を取ることができた。アースジャベリンが背中に当たる。そのリーダー個体の腹から先が飛び出るほどの威力を持っている。
威力をなくし、リーダー個体の腹の中で止まっているアースジャベリンを引き抜くのだった。血がポタポタと出ているが、それもゆっくりと治り出している。これがリーダー個体特有のものであれば、一旦帰って作戦の練り直しが必要になるな。
一旦、隠密を発動し離脱する。リーダー個体はあたりを見渡し、警戒し足を止めている。その間に進んでいったゴブリンを追いかけ、殺すのだった。一定距離を進んだところで固まっていたため、追いつくのが簡単だった。
問題のリーダー個体だけが残っている。今は気を張っていて、魔法攻撃への警戒心が上がっている。そのため、今魔法を放ったとしても避けられてしまうだろう。だが、ここから戦闘に持っていくのはきつい。
その理由から魔法を放つのだった。避けると同時に方向がバレる。その方向にリーダー個体が走ってくるのだった。とりあえず、横から首を狙う。タイミングもバッチリで切れたと思ってしまうほどだ。
だが、リーダー個体は後ろに倒れながら回避する。さらに後転することで距離を取られる。姿を見られたことで再度隠れるしかない。
ウィンドボールを地面にぶつけ、土煙を出す。その土煙に紛れて、隠れようと考えた。その試みはうまくいき、再び隠密状態になる。リーダー個体は見失ったのか、あたりを見渡している。
数秒が過ぎるのだった。少しずつ集中力を削ることができているのだろうか?ウィンドジャベリンを用意しつつ、別方向からの奇襲を選ぶ。同時に移動し、先に早いウィンドジャベリンが到着をした。
だが危機を予見したのか、そのウィンドジャベリンはリーダー個体に避けられてしまったのだ。だが、体勢は崩した。これなら確実に攻撃を当てることができるだろう。
狙いは足だ。リーダー個体は首を守ることを選択していた。それにより、足への防御は無防備な状態だ。足に短剣を突き立て、毒を短剣で薙ぎ払うことで飛ばし、傷口につける。
次の攻撃で首か頭を狙いたい。定番であれば、重要な部位ほど回復が遅くなる。最初はそれを見越して首を狙っていたのだが、避けられてしまった。
足に毒を付与されたリーダー個体はまだ動くことができていないようだ。アースジャベリンをリーダー個体の体の上から放つ。背中を串刺しにし、地面と縫い合わせるのだった。もう転がり、上を向くことはできないだろう。うなじがガラ空きだ。
そこを狙い短剣で切る。切ったものの傷は浅い。回復はされたくないため、何度も何度も切り込む。そして、ついでに右腕の二の腕も切り付けるのだった。
この串刺し状態から脱出するには、体を持ち上げ杭(アースジャべリン)の外に出なければいけない。そのため、体を持ち上げようとしていたのだった。再び腕に力を入れ、立ちあがろうとしていたがその腕から力が抜け、地面に倒れ込むのだった。
最初に戦うのはリーダー個体がいないものたちだ。そう思い隠密を発動しつつ、リーダー個体がいる集団を避ける。そして、ゴブリンが3体集まっているものを見つけた。3体なため、進化個体はこの中に存在していない。
いつものように首へ攻撃を仕掛けていく。少し硬いように感じたが、誤差の範囲だ。問題なく殺すことができるのだった。やはり暗殺はやりやすい。パーティーを組んでいるとしてもゴブリンだ。
1体殺したとしても居場所がバレることはない。そのため、連続で首を狙いにいくことができるのはいいところだと思う。この調子で階層が上がっていくと、防御力の前に短剣が通用しなくなるだろう。
…攻撃力不足か。一旦魔法職を引退して攻撃力を上げにいくか?次の階層のオークの防御力に攻撃力が間に合っているのかが問題になってくる。今度考えておくか。
通常個体も殺せたことだ。リーダー個体を含めた5体を相手にしてみるか。
今度の敵はその5体のゴブリンだった。情報通り背が高い個体がいる。あれがリーダー個体だ。ゴブリンの大きさは130cm程度だ。その大きさに対して、リーダー個体は150cmと20cmも離れているのだった。
持っている武器は木の枝とお粗末なものだ。リーダー個体を守るように、四方向をゴブリンで警戒している。右側の個体の集中力が散漫(さんまん)としており、正面を向いたりとキョロキョロしているのだった。
攻撃を仕掛けるのなら、そこからになりそうだ。…肉壁が4つと考えると難しい選択になるな。
リーダー個体の戦闘能力がわからない。まずは魔法での攻撃から入ってみるか。
ゴブリンが歩いている側面に「アースジャベリン×3」を横に並べて作り出し、放つ。どれかは絶対に当たるだろう。応戦する魔法職もいないようだ。そのままゴブリンに命中する。
コボルトでも貫通したんだ。ゴブリンなんてもっと余裕で貫通するだろう。目の前にいるゴブリンの頭に命中し、間抜けズラのまま注意力のないゴブリンが死ぬ。注意力があれば魔法が飛んできたことを伝えるくらいはできたはずだ。
まだ、アースジャベリンは威力を失っていない。ゴブリンを貫通したまま、その背後にいるリーダー個体めがけて飛んでいくのだった。
少し誤算が発生するのだった。本来であれば、そのゴブリンの頭を貫き、まっすぐ飛んでいくことでゴブリンの頭を貫くと予測を立てていた。だが、方向がずれたのだった。それにプラスしてスピードの減少だ。
リーダー個体に当たった場所は足だった。これにより方向がバレるのだった。二階層のゴブリンであれば魔法が横から撃たれて、その魔法で生き残ったとしてもキョロキョロとあたりを見渡すだけだ。
だが、リーダー個体が方向を指差すのだった。ゴブリンが仲間の死体を踏みながら俺がいる方向に走ってくる。だが、気配を消していることでバレるわけがない。森の中に消えたゴブリンを放置しつつ、リーダー個体の観察をする。
リーダー個体は足に刺さったアースジャベリンを引き抜くのだった。そして、つけられていた傷はゆっくりと回復していく。傷が小さかったのもあるが、治るのが早すぎる。
ゴブリンを追いかけ、リーダー個体も森の中に入っていく。これにより、リーダー個体の背後を取ることができた。アースジャベリンが背中に当たる。そのリーダー個体の腹から先が飛び出るほどの威力を持っている。
威力をなくし、リーダー個体の腹の中で止まっているアースジャベリンを引き抜くのだった。血がポタポタと出ているが、それもゆっくりと治り出している。これがリーダー個体特有のものであれば、一旦帰って作戦の練り直しが必要になるな。
一旦、隠密を発動し離脱する。リーダー個体はあたりを見渡し、警戒し足を止めている。その間に進んでいったゴブリンを追いかけ、殺すのだった。一定距離を進んだところで固まっていたため、追いつくのが簡単だった。
問題のリーダー個体だけが残っている。今は気を張っていて、魔法攻撃への警戒心が上がっている。そのため、今魔法を放ったとしても避けられてしまうだろう。だが、ここから戦闘に持っていくのはきつい。
その理由から魔法を放つのだった。避けると同時に方向がバレる。その方向にリーダー個体が走ってくるのだった。とりあえず、横から首を狙う。タイミングもバッチリで切れたと思ってしまうほどだ。
だが、リーダー個体は後ろに倒れながら回避する。さらに後転することで距離を取られる。姿を見られたことで再度隠れるしかない。
ウィンドボールを地面にぶつけ、土煙を出す。その土煙に紛れて、隠れようと考えた。その試みはうまくいき、再び隠密状態になる。リーダー個体は見失ったのか、あたりを見渡している。
数秒が過ぎるのだった。少しずつ集中力を削ることができているのだろうか?ウィンドジャベリンを用意しつつ、別方向からの奇襲を選ぶ。同時に移動し、先に早いウィンドジャベリンが到着をした。
だが危機を予見したのか、そのウィンドジャベリンはリーダー個体に避けられてしまったのだ。だが、体勢は崩した。これなら確実に攻撃を当てることができるだろう。
狙いは足だ。リーダー個体は首を守ることを選択していた。それにより、足への防御は無防備な状態だ。足に短剣を突き立て、毒を短剣で薙ぎ払うことで飛ばし、傷口につける。
次の攻撃で首か頭を狙いたい。定番であれば、重要な部位ほど回復が遅くなる。最初はそれを見越して首を狙っていたのだが、避けられてしまった。
足に毒を付与されたリーダー個体はまだ動くことができていないようだ。アースジャベリンをリーダー個体の体の上から放つ。背中を串刺しにし、地面と縫い合わせるのだった。もう転がり、上を向くことはできないだろう。うなじがガラ空きだ。
そこを狙い短剣で切る。切ったものの傷は浅い。回復はされたくないため、何度も何度も切り込む。そして、ついでに右腕の二の腕も切り付けるのだった。
この串刺し状態から脱出するには、体を持ち上げ杭(アースジャべリン)の外に出なければいけない。そのため、体を持ち上げようとしていたのだった。再び腕に力を入れ、立ちあがろうとしていたがその腕から力が抜け、地面に倒れ込むのだった。
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