6 / 23
温泉ロゴのTシャツと恋心(3)
しおりを挟む
昼下がりのゆるい時間。客足が少し落ち着いたタイミングで、番台に立っていた碧生の前に、いつもの“サングラス&帽子の常連さん”が現れる。
中辻 蓮華。
だが、碧生にはまだ“変装した人気ユニットの片割れ”とは気づかれていない。
「……こんにちは」
蓮華がぽつりと声をかける。
以前よりほんの少しだけ、声が柔らかくなっていた。
「いらっしゃいませ~。いつもありがとうございます」
穏やかな笑顔で応える碧生に、蓮華はそっと小さな紙袋を差し出した。
中には、きな粉がまぶされた素朴な和三盆のお菓子が、いくつか。
「これ……こないだのライブのお礼。あと、いつも頑張ってるから、ってことで」
「え、あ……僕に、ですか?」
思わず目を丸くする碧生。
差し出された袋を両手で大事そうに受け取りながら、ちょっとだけ首を傾げた。
「ありがとうございます……こういうの、嬉しいです」
そのときの笑顔が、あまりに無邪気で、素直で。
蓮華は目の奥がくすぐられるような感覚に、思わず視線を逸らしてしまった。
(うわ……やば。可愛い……)
こっそりと唇の端を上げて、帽子のつばを深くかぶる。
平静を装って施設内へと足を運ぶ背中は、どこか浮かれているようでもあった。
---
その日の休憩中、控室のソファでお茶を飲みながら、碧生はふと、机の上に置かれた小さな紙袋を見つめた。
「あの人、最近しょっちゅう差し入れくれるなぁ……」
ふと笑って呟く。
「前は黒糖キャンディーで、今日は和三盆……」
どこか照れくさそうに眉を下げながら、ぽりっとひとつ口に放る。
「うま……」
一瞬黙って味わい、それからぽつりと。
「……最近、餌付けされてんだよなー、俺」
苦笑混じりにそう呟きながらも、頬が少しゆるんでいるのは自覚があった。
いつもは人に尽くす側の自分が、差し出されるやさしさに戸惑って、でも心地よくて。
(……あの人、どんな人なんだろう)
思わず、変装の奥の表情を想像しそうになって、碧生は自分の頬を軽く叩いた。
---
一方、湯に浸かりながら、蓮華はほぐれる体とは裏腹に、やたらと高鳴る鼓動を持て余していた。
「……次は、何持ってこうかな」
湯気の向こうに浮かんだ笑顔を思い出しながら、小さく鼻先を湯に沈める蓮華だった。
---
「これ……いつも差し入れ、ありがとうございます」
そう言って、碧生はそっと手提げ袋を差し出した。
差し入れの常連“帽子とサングラスのあの人”――蓮華は、ぱちりと瞬きをして受け取る。
「……え? 俺に?」
「はい。大したものじゃないんですけど……うちのオリジナルTシャツなんです。ロゴ入りの。
肌触り、けっこう良いって評判なんで、部屋着にでもどうぞ」
言いながら、少し照れくさそうに笑う碧生。
蓮華はほんの一瞬、固まってから――目元を緩めた。
「……ありがとう。そういうの、めっちゃ嬉しいわ」
帽子の下の口元が、ゆるく綻ぶ。
“この子、ほんまに優しすぎるやろ……”と胸の奥がじんわりと熱くなるのを、見せないように視線を下げた。
---
数日後。
休日、斎の部屋に来ていた碧生は、お菓子片手に人の部屋で寛いでいた。
斎はノートPCで、いつものようにYouTubeを開いていた。
「……お、始まってる」
『れんれん弾き語りチャンネル』――そうタイトルされた動画には、少し俯き加減の青年がアコースティックギターを抱えて座っていた。
柔らかな関西弁と、飾らない語り口で、ファンから密かに人気を集めている。
「えー今日はリクエストが多かったんで、ちょっと切ない系のカバー曲を」
静かに音を鳴らし始めたその人の胸元には、見覚えのある――ロゴ入りのTシャツが。
(……あれ?)
斎は、隣のソファで飲み物を飲んでいた碧生に声をかける。
「なあ、碧生。あのTシャツ、お前んとこのロゴ入ってね?」
「え?」
碧生が画面をのぞき込む。
そこには、はっきりと“湯の花温泉”の丸いロゴと、ゆるキャラの温泉マークが。
「……うわ、マジだ」
目を見開きかけた碧生だったが――次の瞬間には、自分で小さく首を振った。
「……でも、さすがに違うか。たまたま似たやつかも。
こんな……人気ある人が、うちのロゴなんて着るわけないし」
そう言いながらも、なんとなく頬が少し赤い。
まさか、あの変装常連と、画面の中の人気弾き語り配信者が同一人物だなんて。
でも、そのTシャツを照れくさそうに着ながら歌う姿に、
どこか見覚えがあるような、胸がくすぐったくなるような――不思議な感覚が、碧生の中でふわりと芽生えていた。
---
ギターの音がPCのスピーカーからふわりと流れ続ける中、
碧生はまだその“温泉ロゴTシャツ”が気になって、時折画面をちらちらと見ていた。
その様子に気づいた斎は、マグカップを手にしながら何気なく口を開いた。
「……あ、そういやさ。俺、最近けっこう“デッド・ブーケ”の月詩と会ってるよ」
「……へ?」
碧生が振り返る。
目が思いきり丸くなっていた。
「いや、あのライブのチケットも、実は本人からもらったやつでさ」
「ほ、ほんにんって……月詩さん、から?」
「うん。呪物の話でちょっと縁があって。最初はただのオタクだと思ってたんだけど……気づいたらちょくちょく呼び出されてて。
この前なんて“俺の歌、斎だけに聞かせたる”とか言ってきて……なんなんだよあいつ、甘すぎだろ」
ぶつぶつと文句をこぼすように語る斎だったが、どこか顔が赤い。
一方で、話を聞いていた碧生は、その手に持っていたマグカップをそっと置いた。
目を伏せ、ぽつりと呟く。
「……月詩さんが、そんなこと言うの……初めて聞いたかも」
「え?」
「いや、普段のインタビューとかMCだと、めっちゃ飄々としてるっていうか。軽口は多いけど、人に対してそこまで甘くするイメージ、俺はないな……」
少しだけ、眉を下げて考え込むような顔の碧生。
そして――ふと、斎の顔を見る。
「斎って、もしかして……月詩さんに、特別扱いされてない?」
「はあ!? ないない! 俺なんか、いつもからかわれてるし!」
「……でも、俺だったらそんなセリフ、絶対言ってもらえないと思うし」
笑いながらそう言った碧生の表情には、ほんの少し、羨望が滲んでいた。
斎は慌てて言い返そうとするが、言葉が出ない。
だって思い返せば――
“俺の歌、斎だけに聞かせたる”
“また来週も、うち来てな?”
あれは、あの月詩が――
ステージの上でクールに佇む、“デッド・ブーケ”の神坂月詩が、自分だけに向けてくれた声だった。
(……まさか、とは思うけど)
斎の胸の奥が、ゆっくりとざわめいた。
PCの画面では、Tシャツを着た蓮華が最後のコードを響かせ、そっとカメラに笑みを向けていた。
中辻 蓮華。
だが、碧生にはまだ“変装した人気ユニットの片割れ”とは気づかれていない。
「……こんにちは」
蓮華がぽつりと声をかける。
以前よりほんの少しだけ、声が柔らかくなっていた。
「いらっしゃいませ~。いつもありがとうございます」
穏やかな笑顔で応える碧生に、蓮華はそっと小さな紙袋を差し出した。
中には、きな粉がまぶされた素朴な和三盆のお菓子が、いくつか。
「これ……こないだのライブのお礼。あと、いつも頑張ってるから、ってことで」
「え、あ……僕に、ですか?」
思わず目を丸くする碧生。
差し出された袋を両手で大事そうに受け取りながら、ちょっとだけ首を傾げた。
「ありがとうございます……こういうの、嬉しいです」
そのときの笑顔が、あまりに無邪気で、素直で。
蓮華は目の奥がくすぐられるような感覚に、思わず視線を逸らしてしまった。
(うわ……やば。可愛い……)
こっそりと唇の端を上げて、帽子のつばを深くかぶる。
平静を装って施設内へと足を運ぶ背中は、どこか浮かれているようでもあった。
---
その日の休憩中、控室のソファでお茶を飲みながら、碧生はふと、机の上に置かれた小さな紙袋を見つめた。
「あの人、最近しょっちゅう差し入れくれるなぁ……」
ふと笑って呟く。
「前は黒糖キャンディーで、今日は和三盆……」
どこか照れくさそうに眉を下げながら、ぽりっとひとつ口に放る。
「うま……」
一瞬黙って味わい、それからぽつりと。
「……最近、餌付けされてんだよなー、俺」
苦笑混じりにそう呟きながらも、頬が少しゆるんでいるのは自覚があった。
いつもは人に尽くす側の自分が、差し出されるやさしさに戸惑って、でも心地よくて。
(……あの人、どんな人なんだろう)
思わず、変装の奥の表情を想像しそうになって、碧生は自分の頬を軽く叩いた。
---
一方、湯に浸かりながら、蓮華はほぐれる体とは裏腹に、やたらと高鳴る鼓動を持て余していた。
「……次は、何持ってこうかな」
湯気の向こうに浮かんだ笑顔を思い出しながら、小さく鼻先を湯に沈める蓮華だった。
---
「これ……いつも差し入れ、ありがとうございます」
そう言って、碧生はそっと手提げ袋を差し出した。
差し入れの常連“帽子とサングラスのあの人”――蓮華は、ぱちりと瞬きをして受け取る。
「……え? 俺に?」
「はい。大したものじゃないんですけど……うちのオリジナルTシャツなんです。ロゴ入りの。
肌触り、けっこう良いって評判なんで、部屋着にでもどうぞ」
言いながら、少し照れくさそうに笑う碧生。
蓮華はほんの一瞬、固まってから――目元を緩めた。
「……ありがとう。そういうの、めっちゃ嬉しいわ」
帽子の下の口元が、ゆるく綻ぶ。
“この子、ほんまに優しすぎるやろ……”と胸の奥がじんわりと熱くなるのを、見せないように視線を下げた。
---
数日後。
休日、斎の部屋に来ていた碧生は、お菓子片手に人の部屋で寛いでいた。
斎はノートPCで、いつものようにYouTubeを開いていた。
「……お、始まってる」
『れんれん弾き語りチャンネル』――そうタイトルされた動画には、少し俯き加減の青年がアコースティックギターを抱えて座っていた。
柔らかな関西弁と、飾らない語り口で、ファンから密かに人気を集めている。
「えー今日はリクエストが多かったんで、ちょっと切ない系のカバー曲を」
静かに音を鳴らし始めたその人の胸元には、見覚えのある――ロゴ入りのTシャツが。
(……あれ?)
斎は、隣のソファで飲み物を飲んでいた碧生に声をかける。
「なあ、碧生。あのTシャツ、お前んとこのロゴ入ってね?」
「え?」
碧生が画面をのぞき込む。
そこには、はっきりと“湯の花温泉”の丸いロゴと、ゆるキャラの温泉マークが。
「……うわ、マジだ」
目を見開きかけた碧生だったが――次の瞬間には、自分で小さく首を振った。
「……でも、さすがに違うか。たまたま似たやつかも。
こんな……人気ある人が、うちのロゴなんて着るわけないし」
そう言いながらも、なんとなく頬が少し赤い。
まさか、あの変装常連と、画面の中の人気弾き語り配信者が同一人物だなんて。
でも、そのTシャツを照れくさそうに着ながら歌う姿に、
どこか見覚えがあるような、胸がくすぐったくなるような――不思議な感覚が、碧生の中でふわりと芽生えていた。
---
ギターの音がPCのスピーカーからふわりと流れ続ける中、
碧生はまだその“温泉ロゴTシャツ”が気になって、時折画面をちらちらと見ていた。
その様子に気づいた斎は、マグカップを手にしながら何気なく口を開いた。
「……あ、そういやさ。俺、最近けっこう“デッド・ブーケ”の月詩と会ってるよ」
「……へ?」
碧生が振り返る。
目が思いきり丸くなっていた。
「いや、あのライブのチケットも、実は本人からもらったやつでさ」
「ほ、ほんにんって……月詩さん、から?」
「うん。呪物の話でちょっと縁があって。最初はただのオタクだと思ってたんだけど……気づいたらちょくちょく呼び出されてて。
この前なんて“俺の歌、斎だけに聞かせたる”とか言ってきて……なんなんだよあいつ、甘すぎだろ」
ぶつぶつと文句をこぼすように語る斎だったが、どこか顔が赤い。
一方で、話を聞いていた碧生は、その手に持っていたマグカップをそっと置いた。
目を伏せ、ぽつりと呟く。
「……月詩さんが、そんなこと言うの……初めて聞いたかも」
「え?」
「いや、普段のインタビューとかMCだと、めっちゃ飄々としてるっていうか。軽口は多いけど、人に対してそこまで甘くするイメージ、俺はないな……」
少しだけ、眉を下げて考え込むような顔の碧生。
そして――ふと、斎の顔を見る。
「斎って、もしかして……月詩さんに、特別扱いされてない?」
「はあ!? ないない! 俺なんか、いつもからかわれてるし!」
「……でも、俺だったらそんなセリフ、絶対言ってもらえないと思うし」
笑いながらそう言った碧生の表情には、ほんの少し、羨望が滲んでいた。
斎は慌てて言い返そうとするが、言葉が出ない。
だって思い返せば――
“俺の歌、斎だけに聞かせたる”
“また来週も、うち来てな?”
あれは、あの月詩が――
ステージの上でクールに佇む、“デッド・ブーケ”の神坂月詩が、自分だけに向けてくれた声だった。
(……まさか、とは思うけど)
斎の胸の奥が、ゆっくりとざわめいた。
PCの画面では、Tシャツを着た蓮華が最後のコードを響かせ、そっとカメラに笑みを向けていた。
0
あなたにおすすめの小説
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
入社1ヶ月のワンコ系男子が、知らずのうちに射止めたのはイケメン社長!?
monteri
BL
CM制作会社の新入社員、藤白純太は入社1ヶ月で教育係の先輩が過労で倒れたため、特別なクライアントの担当を引き継ぐことになる。
そのクライアントは、女子禁制ミーハー厳禁の芸能事務所だった。
主人公の無知で純なところに、翻弄されたり、骨抜きにされるイケメン社長と、何も知らない純太がドキドキするお話です。
※今回の表紙はAI生成です
※小説家になろうにも公開してます
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
何故よりにもよって恋愛ゲームの親友ルートに突入するのか
風
BL
平凡な学生だったはずの俺が転生したのは、恋愛ゲーム世界の“王子”という役割。
……けれど、攻略対象の女の子たちは次々に幸せを見つけて旅立ち、
気づけば残されたのは――幼馴染みであり、忠誠を誓った騎士アレスだけだった。
「僕は、あなたを守ると決めたのです」
いつも優しく、忠実で、完璧すぎるその親友。
けれど次第に、その視線が“友人”のそれではないことに気づき始め――?
身分差? 常識? そんなものは、もうどうでもいい。
“王子”である俺は、彼に恋をした。
だからこそ、全部受け止める。たとえ、世界がどう言おうとも。
これは転生者としての使命を終え、“ただの一人の少年”として生きると決めた王子と、
彼だけを見つめ続けた騎士の、
世界でいちばん優しくて、少しだけ不器用な、じれじれ純愛ファンタジー。
僕たち、結婚することになりました
リリーブルー
BL
俺は、なぜか知らないが、会社の後輩(♂)と結婚することになった!
後輩はモテモテな25歳。
俺は37歳。
笑えるBL。ラブコメディ💛
fujossyの結婚テーマコンテスト応募作です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる