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6、俺の知らない、上司の夜
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「俺のことなんか、思い出しもしなかったんじゃないですか?」
昼は仕事、夕方からは個店営業。担当社ではない取引先と密会し。
翔太の知らない行人が、翔太の知らないことをしている。
(イヤだ、ユキさん、俺の、俺だけのものでいて)
翔太は、そんなことは不可能だと知っている。だから熱くなる。
(いつまでも俺の上司でいて。いつでも俺を叱って)
「ん……」
行人ののどから、低すぎず高すぎない声が漏れる。その声は翔太を駆り立てる。もっと聞かせて欲しい。翔太の好きな、行人の声。
「またずいぶん可愛いことを。離れてるときも、ずっと俺に想われてたいの?」
翔太はもう返事ができない。行人ののどから自分に負けない可愛い声を出させるため、夢中になって行人を舐め、頬ばり、責めている。
「大丈夫だよ。俺、もう、ショウちゃんのことしか考えられない」
(悔しい……)
どこかで嘘だと思いながら、翔太は子犬のように真っ直ぐ行人に懐いてしまう。
「ショウちゃん、好きだよ……」
翔太は無我夢中で動いた。行人の口から翔太の名を何度も叫ばせた。終わって翔太はゆっくりと行人を解放した。
行人はその場にゆるゆると座り込んだ。狭い玄関でぐったりとふたりで座っていた。辺りが暗くなっていた。行人はかすれた声で小さく問うた。
「……ショウちゃんは、どうして俺と一緒にいたいの?」
「え……」
行人は靴箱にもたれ、小首を傾げて翔太に訊いた。
「俺のこと好きなの? だったらどうして、そんなに他人行儀なの? 付き合ってもう二年も経つのに」
行人は笑っていた。少しだけ顎を引いて、淋しそうに笑っていた。いつも自信に満ちて快活な行人に、こんな表情をさせたのは自分なんだと翔太にも分かった。
「ユキ、さん」
翔太の手が震えた。
「ユキさん、俺」
「あ。いい、いい」
翔太が口を開くのを行人は急いで止めた。
「そのうちショウちゃんが言いたくなったら言って。俺、待つから」
「ユキさん……」
待つから。
行人のその言葉は、翔太の耳には、(もう待てない)と言っているように聞こえた。
行人の寝息は翔太の心に、くつろぎとワクワクを同時にもたらす。弛緩と興奮、そのどちらもが心地よく、目覚めに向かう翔太の全身を甘く充たす。狭いベッドに重なり合うようにして眠る行人の体温。
翔太は北側の窓のカーテンを少しだけめくって外を見た。今日はあいにく雨のようだ。この季節、ひと雨ごとに気温が下がる。
(沖縄か……)
彼の地では、冬でも冬じゃないんだろうなと翔太は思う。楽しみだ。
窓側で眠っていた翔太は、行人を乗り越えないとベッドから出られない。翔太は眠る行人をのぞきこんだ。
(ユキさん……キレイだ)
洗いっぱなしの髪がふんわりと顔にかかる。睫毛が長くて、鼻筋がスッと通っていて、本当に美形だ。このキレイな顔をこんなに間近で見られるなんて、なんて幸運なんだろう。
(あばたもえくぼというからな。こんなに「キレイ……」とかって見とれてしまうのは、地球上で俺ひとりなのかもしれないけど)
まあ、客観的に美しいかどうかは、翔太にはどうでもいいことだ。
翔太はふんわりとした行人の前髪に、ついそっと触れてしまった。行人を起こさないよう、そっと、そうっと髪をかき分ける。
(俺がどんなにユキさんのこと好きか、ユキさんは全然分かってないんだ)
その理由も翔太には何となく分かる。翔太が内気すぎて、愛情表現をしないからだ。だから、昨日はチャレンジしてみたのだが、行人に止められてしまった。淋しそうな顔をして翔太を止めた、行人。
(ユキさん……)
「ん……」
ゆっくり目を開いた行人と、至近距離で目が合った。
「んー、ショウちゃん……、今何時?」
翔太はしどろもどろに答えた。
「あ。ええと、七時五〇分です」
寝顔をのぞき込んでいたことを行人に知られてしまった。
「んー……」
行人はぐっと伸びをした。
翔太はドキドキしてパジャマの胸の辺りを押さえた。
「ショウちゃん、俺が起きるの待ってたの?」
「ユキさん、よく寝てたから」
「ははは。俺の寝顔に『美しい……』って見とれてたんだろ」
屈託なく行人は笑った。翔太はふとんを握りしめてうつむいた。行人は軽く驚いた。
「あらら……、マジで? そうかそうか、ショウちゃんは俺の顔が好きなんだな」
行人はからかうようにそう言って、翔太の腰に腕を回した。
(「顔」だけじゃない)
翔太は少し悔しかったが、(じゃあ口でそう言ってやれよ)と翔太の中の翔太に言われ、ぐっと詰まってしまった。行人の顔を見られない。昨日の玄関でのように、またあんな淋しそうな顔で笑っているのだろうか。
翔太は行人の身体をまたいでベッドから降り、逃げるように台所へ立った。
「コーヒー、淹れますね」
ドリップバッグだが、一応豆だ。湯気の出るカップを二つ両手に持って、翔太はベッドへ戻った。
「ありがとう」
行人は笑ってカップを受け取った。翔太はカップを持ったまま、行人のいるベッドに腰かけた。
「珍しいんじゃない? ショウちゃんがコーヒーなんて」
行人はひと口飲んでそう言った。
「ユキさん、好きかと思って買ってみました。味の方は自信ないけど」
翔太は自分のカップをのぞき込んだ。隣では行人が喜んでいる気配がしていた。また行人は翔太の言動を「カワイイ」と思っているのだろう。恥ずかしくなって、翔太は慌てて話題を探した。
「ユキさん、おいしいものが好きですよね。自分で作るのも上手だし」
「はは、食品メーカーは天職です」
行人は芝居がかった口調でそう言った。熱いコーヒーを少し口に含み、行人がまた言った。
「でも、一番おいしいのはショウちゃんかな」
「え」
「可愛くて、優しくて。ココロもカラダも」
翔太はカップを持ったまま動けない。
「大好き」
行人は夢見るようにそう言ってコーヒーを飲んだ。
握りしめたコーヒーが波立った。こぼさぬよう、翔太は慌ててひと口飲んでかさを減らした。心の底から嬉しかった。なのに、何も言えず下を向いているだけの自分が悔しい。
夢見るような口調のまま行人は続けた。
「相性……かな。ショウちゃんと俺、最高だと思わない?」
「相性は俺、分かんないですけど。ユキさん以外知らないんで」
ようやくそれだけ答えられた。声がほんの少しかすれていた。行人は同じ口調でまた言った。
「そのまま、俺以外の誰とも付き合わないでいてくれるといいな」
翔太は深く頭を垂れた。
「それは間違いないと思います。俺、モテないんで。自分から行くタイプでもないし」
「そうかな」
「はい」
「でも、俺、行ったじゃん、ショウちゃんのところへ」
ぽろり……と、翔太の頬に涙がこぼれた。
翔太は驚いて自分の頬を手の甲で拭った。
行人はそんな翔太にそっと腕を伸ばした。
翔太は行人の胸で、少しの間泣いた。
昼は仕事、夕方からは個店営業。担当社ではない取引先と密会し。
翔太の知らない行人が、翔太の知らないことをしている。
(イヤだ、ユキさん、俺の、俺だけのものでいて)
翔太は、そんなことは不可能だと知っている。だから熱くなる。
(いつまでも俺の上司でいて。いつでも俺を叱って)
「ん……」
行人ののどから、低すぎず高すぎない声が漏れる。その声は翔太を駆り立てる。もっと聞かせて欲しい。翔太の好きな、行人の声。
「またずいぶん可愛いことを。離れてるときも、ずっと俺に想われてたいの?」
翔太はもう返事ができない。行人ののどから自分に負けない可愛い声を出させるため、夢中になって行人を舐め、頬ばり、責めている。
「大丈夫だよ。俺、もう、ショウちゃんのことしか考えられない」
(悔しい……)
どこかで嘘だと思いながら、翔太は子犬のように真っ直ぐ行人に懐いてしまう。
「ショウちゃん、好きだよ……」
翔太は無我夢中で動いた。行人の口から翔太の名を何度も叫ばせた。終わって翔太はゆっくりと行人を解放した。
行人はその場にゆるゆると座り込んだ。狭い玄関でぐったりとふたりで座っていた。辺りが暗くなっていた。行人はかすれた声で小さく問うた。
「……ショウちゃんは、どうして俺と一緒にいたいの?」
「え……」
行人は靴箱にもたれ、小首を傾げて翔太に訊いた。
「俺のこと好きなの? だったらどうして、そんなに他人行儀なの? 付き合ってもう二年も経つのに」
行人は笑っていた。少しだけ顎を引いて、淋しそうに笑っていた。いつも自信に満ちて快活な行人に、こんな表情をさせたのは自分なんだと翔太にも分かった。
「ユキ、さん」
翔太の手が震えた。
「ユキさん、俺」
「あ。いい、いい」
翔太が口を開くのを行人は急いで止めた。
「そのうちショウちゃんが言いたくなったら言って。俺、待つから」
「ユキさん……」
待つから。
行人のその言葉は、翔太の耳には、(もう待てない)と言っているように聞こえた。
行人の寝息は翔太の心に、くつろぎとワクワクを同時にもたらす。弛緩と興奮、そのどちらもが心地よく、目覚めに向かう翔太の全身を甘く充たす。狭いベッドに重なり合うようにして眠る行人の体温。
翔太は北側の窓のカーテンを少しだけめくって外を見た。今日はあいにく雨のようだ。この季節、ひと雨ごとに気温が下がる。
(沖縄か……)
彼の地では、冬でも冬じゃないんだろうなと翔太は思う。楽しみだ。
窓側で眠っていた翔太は、行人を乗り越えないとベッドから出られない。翔太は眠る行人をのぞきこんだ。
(ユキさん……キレイだ)
洗いっぱなしの髪がふんわりと顔にかかる。睫毛が長くて、鼻筋がスッと通っていて、本当に美形だ。このキレイな顔をこんなに間近で見られるなんて、なんて幸運なんだろう。
(あばたもえくぼというからな。こんなに「キレイ……」とかって見とれてしまうのは、地球上で俺ひとりなのかもしれないけど)
まあ、客観的に美しいかどうかは、翔太にはどうでもいいことだ。
翔太はふんわりとした行人の前髪に、ついそっと触れてしまった。行人を起こさないよう、そっと、そうっと髪をかき分ける。
(俺がどんなにユキさんのこと好きか、ユキさんは全然分かってないんだ)
その理由も翔太には何となく分かる。翔太が内気すぎて、愛情表現をしないからだ。だから、昨日はチャレンジしてみたのだが、行人に止められてしまった。淋しそうな顔をして翔太を止めた、行人。
(ユキさん……)
「ん……」
ゆっくり目を開いた行人と、至近距離で目が合った。
「んー、ショウちゃん……、今何時?」
翔太はしどろもどろに答えた。
「あ。ええと、七時五〇分です」
寝顔をのぞき込んでいたことを行人に知られてしまった。
「んー……」
行人はぐっと伸びをした。
翔太はドキドキしてパジャマの胸の辺りを押さえた。
「ショウちゃん、俺が起きるの待ってたの?」
「ユキさん、よく寝てたから」
「ははは。俺の寝顔に『美しい……』って見とれてたんだろ」
屈託なく行人は笑った。翔太はふとんを握りしめてうつむいた。行人は軽く驚いた。
「あらら……、マジで? そうかそうか、ショウちゃんは俺の顔が好きなんだな」
行人はからかうようにそう言って、翔太の腰に腕を回した。
(「顔」だけじゃない)
翔太は少し悔しかったが、(じゃあ口でそう言ってやれよ)と翔太の中の翔太に言われ、ぐっと詰まってしまった。行人の顔を見られない。昨日の玄関でのように、またあんな淋しそうな顔で笑っているのだろうか。
翔太は行人の身体をまたいでベッドから降り、逃げるように台所へ立った。
「コーヒー、淹れますね」
ドリップバッグだが、一応豆だ。湯気の出るカップを二つ両手に持って、翔太はベッドへ戻った。
「ありがとう」
行人は笑ってカップを受け取った。翔太はカップを持ったまま、行人のいるベッドに腰かけた。
「珍しいんじゃない? ショウちゃんがコーヒーなんて」
行人はひと口飲んでそう言った。
「ユキさん、好きかと思って買ってみました。味の方は自信ないけど」
翔太は自分のカップをのぞき込んだ。隣では行人が喜んでいる気配がしていた。また行人は翔太の言動を「カワイイ」と思っているのだろう。恥ずかしくなって、翔太は慌てて話題を探した。
「ユキさん、おいしいものが好きですよね。自分で作るのも上手だし」
「はは、食品メーカーは天職です」
行人は芝居がかった口調でそう言った。熱いコーヒーを少し口に含み、行人がまた言った。
「でも、一番おいしいのはショウちゃんかな」
「え」
「可愛くて、優しくて。ココロもカラダも」
翔太はカップを持ったまま動けない。
「大好き」
行人は夢見るようにそう言ってコーヒーを飲んだ。
握りしめたコーヒーが波立った。こぼさぬよう、翔太は慌ててひと口飲んでかさを減らした。心の底から嬉しかった。なのに、何も言えず下を向いているだけの自分が悔しい。
夢見るような口調のまま行人は続けた。
「相性……かな。ショウちゃんと俺、最高だと思わない?」
「相性は俺、分かんないですけど。ユキさん以外知らないんで」
ようやくそれだけ答えられた。声がほんの少しかすれていた。行人は同じ口調でまた言った。
「そのまま、俺以外の誰とも付き合わないでいてくれるといいな」
翔太は深く頭を垂れた。
「それは間違いないと思います。俺、モテないんで。自分から行くタイプでもないし」
「そうかな」
「はい」
「でも、俺、行ったじゃん、ショウちゃんのところへ」
ぽろり……と、翔太の頬に涙がこぼれた。
翔太は驚いて自分の頬を手の甲で拭った。
行人はそんな翔太にそっと腕を伸ばした。
翔太は行人の胸で、少しの間泣いた。
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