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3、彷徨
甘い夜の続き
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「貴広さん……」
寝室の窓を少し開けると、夜の外気が入ってくる。盛夏を過ぎると、北の空気は徐々にその熱気を失って、真夜中頃は少し涼しい。
「ん?」
貴広は胸に抱いた子猫に応えた。
「俺……」
「うん」
「俺、あんなの初めてだった」
「ん?」
良平は貴広の胸に頬をすりつけた。
「あんなに、その」
貴広は良平の背を撫でてやった。
「ああ、キモチよかったか」
「……うん」
良平は恥ずかしそうにうなづいた。
宿代代わりか何か知らないが、これまでこの身体を好きにした連中は、どいつも碌なモノじゃなかったんだろう。
「そんなことじゃないかと思った。反応がいちいち初々しかったし」
貴広はそこで言葉を切り、良平の身体に回した腕を下へ下ろした。
「ここ」
貴広が尻の上から指でそこを押すと、良平は「んっ」と息を飲んで身体を反らせた。
「知らなかったろ」
良平の反応が可愛らしくて、貴広はその指を止められずにくんくんと押し続けた。
「あ……あ……あ……」
「ふふ。キモチいい?」
「あ。知ってたよ、知ってたけど」
貴広の刺激に良平の息がまた熱くなってきた。
「そうかなあ。知ってる男の反応じゃなくない?」
「あ!」
良平がもう引き返せないところまで押しやってしまった。
あまりに可愛らしすぎて。
貴広は寝室の窓を閉めた。
寝室の窓を少し開けると、夜の外気が入ってくる。盛夏を過ぎると、北の空気は徐々にその熱気を失って、真夜中頃は少し涼しい。
「ん?」
貴広は胸に抱いた子猫に応えた。
「俺……」
「うん」
「俺、あんなの初めてだった」
「ん?」
良平は貴広の胸に頬をすりつけた。
「あんなに、その」
貴広は良平の背を撫でてやった。
「ああ、キモチよかったか」
「……うん」
良平は恥ずかしそうにうなづいた。
宿代代わりか何か知らないが、これまでこの身体を好きにした連中は、どいつも碌なモノじゃなかったんだろう。
「そんなことじゃないかと思った。反応がいちいち初々しかったし」
貴広はそこで言葉を切り、良平の身体に回した腕を下へ下ろした。
「ここ」
貴広が尻の上から指でそこを押すと、良平は「んっ」と息を飲んで身体を反らせた。
「知らなかったろ」
良平の反応が可愛らしくて、貴広はその指を止められずにくんくんと押し続けた。
「あ……あ……あ……」
「ふふ。キモチいい?」
「あ。知ってたよ、知ってたけど」
貴広の刺激に良平の息がまた熱くなってきた。
「そうかなあ。知ってる男の反応じゃなくない?」
「あ!」
良平がもう引き返せないところまで押しやってしまった。
あまりに可愛らしすぎて。
貴広は寝室の窓を閉めた。
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