キモオタ レベル0★世界最弱のオタク高校生の僕だけレベルアップ!美女に囲まれハーレム青春物語

さかいおさむ

文字の大きさ
67 / 76

67

しおりを挟む
「いいですね? とにかく魔法は使えば使うほど魔力は成長します。
 魔法の攻撃力、技術力を合わせて魔力と言います」
 ガイド先生の講習が始まった。

「なるほどね……魔法の攻撃力は分かるけど、技術力っていうのは何?」
「ふふふ、いい質問ですね!」
 ノッてきたガイド先生は説明を続ける。

「魔法の技術力は魔法をコントロールする力とでも言いましょうか?
 キモオタ君の光魔法なら弾丸を撃つことは簡単ですが、光の壁や魔法剣なんかには技術力が必要です」

「なるほどね……確かに光の壁や魔法剣は使うのが難しいな。それに難しい魔法を使うとすぐに疲れてしまうし」

「そうですね。難しい魔法になればなるほど、魔力の消費が激しいので長くは使えません
 魔法を使いこなすには魔法を使いまくることが成長につながります!」

 そうして僕の魔法訓練が始まった。
 ますはひたすら壁に向かって光の弾丸を撃ち続ける。
 こぶし大の弾丸が壁に当たるがこの部屋はびくともしない。


 消費魔力の少ない光の弾丸だが、数分で疲れが出てくる。

「はぁはぁ……そ、そろそろやめていいかな……?」
「ダメです! 魔力は限界を超えたときに成長するのです!」
「くっ……厳しいな……」

 僕はその後も光の弾丸を撃ち続けるが、とうとう限界が来た。
「はぁっ……はぁっ……」

 僕は意識が朦朧とし、倒れこむ。
「し、死ぬ……」
「キモオタ君、よく頑張りましたよ! 限界まで魔法を使って回復すると、だんだん魔力が上がっていきます」
「はぁはぁ……な、なるほど……死の淵から蘇ると強くなるサ〇ヤ人みたいなもんだね……」
「うーん……それはちょっと分かりませんが多分そういうことですかね?」

「でも……回復といっても当分魔法は使えそうにないよ……」
 僕は手のひらに魔力を集めるも、一瞬弱く光るだけだ。
 しばらく弾丸なんかとても撃てそうにない。

「ふふふ、木本君! 心配はいらんぞ!」
 魔法訓練になってからは大人しかったアスカさんがナゼか嬉しそうだ。

「魔力の回復は任せてくれ!」
「ま、任せてって? 魔力も元にもどる回復魔法でもあるんですか?」
「残念ながらそれはない。回復魔法は体の傷やダメージを回復させるものだ」
「そうですよね」
「しかし! ここには政府の最新テクノロジーがある!」
 アスカさんはそう言い、怪しげなケーブルを持ってきた。

「なんですか? そのケーブルは?」
「ふふふ、木本君。ちょっとこのケーブルを体につなげてみてくれ」
「は、はい……」
 僕は怪しげなケーブルの電極を体に着ける。健康診断の心電図のようだな。

「よし、着けたな! スイッチオン!」
 アスカさんが機械のスイッチを入れる。

『ビリビリビリビリ!』
「ぐわあっ!」
 体中に電流が走る。

「いたたたた、なんですかこれは!?」
「ふふふ、これはな政府が発明した最新の魔力回復装置だ」
「ま、魔力回復装置!?」
「ああ、世界でこの1台しかない貴重な機械だ。
 どうだ? 魔力は回復してるか?」
「あ……確かに……魔力が回復しています!」
 電流の衝撃で気が付かなかったが、空っぽだったはずの魔力が全快している。

「すごい機械ですね……これは精霊界にも無いものですよ?」
 ガイドも魔力回復装置に興味津々の様子だ。

「ふふふ、人間の英知だ。
 さあ、これで木本君は魔力の回復を待つことなく、魔法の訓練を続けることができるな! 幸せ者め!」
「は、はい……嬉しいような怖いような……」

 まだまだ魔法の訓練は続く……
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

荷物持ちの代名詞『カード収納スキル』を極めたら異世界最強の運び屋になりました

夢幻の翼
ファンタジー
使い勝手が悪くて虐げられている『カード収納スキル』をメインスキルとして与えられた転生系主人公の成り上がり物語になります。 スキルがレベルアップする度に出来る事が増えて周りを巻き込んで世の中の発展に貢献します。 ハーレムものではなく正ヒロインとのイチャラブシーンもあるかも。 驚きあり感動ありニヤニヤありの物語、是非一読ください。 ※カクヨムで先行配信をしています。

ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。

タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。 しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。 ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。 激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。

男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺

マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。 その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。 彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。 そして....彼の身体は大丈夫なのか!?

ザコ魔法使いの僕がダンジョンで1人ぼっち!魔獣に襲われても石化した僕は無敵状態!経験値が溜まり続けて気づいた時には最強魔導士に!?

さかいおさむ
ファンタジー
戦士は【スキル】と呼ばれる能力を持っている。 僕はスキルレベル1のザコ魔法使いだ。 そんな僕がある日、ダンジョン攻略に向かう戦士団に入ることに…… パーティに置いていかれ僕は1人ダンジョンに取り残される。 全身ケガだらけでもう助からないだろう…… 諦めたその時、手に入れた宝を装備すると無敵の石化状態に!? 頑張って攻撃してくる魔獣には申し訳ないがダメージは皆無。経験値だけが溜まっていく。 気づけば全魔法がレベル100!? そろそろ反撃開始してもいいですか? 内気な最強魔法使いの僕が美女たちと冒険しながら人助け!

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。 相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。 現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編

無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~

ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。 玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。 「きゅう、痩せたか?それに元気もない」 ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。 だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。 「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」 この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。

天城の夢幻ダンジョン攻略と無限の神空間で超絶レベリング ~ガチャスキルに目覚めた俺は無職だけどダンジョンを攻略してトップの探索士を目指す~

仮実谷 望
ファンタジー
無職になってしまった摩廻天重郎はある日ガチャを引くスキルを得る。ガチャで得た鍛錬の神鍵で無限の神空間にたどり着く。そこで色々な異世界の住人との出会いもある。神空間で色んなユニットを配置できるようになり自分自身だけレベリングが可能になりどんどんレベルが上がっていく。可愛いヒロイン多数登場予定です。ガチャから出てくるユニットも可愛くて強いキャラが出てくる中、300年の時を生きる謎の少女が暗躍していた。ダンジョンが一般に知られるようになり動き出す政府の動向を観察しつつ我先へとダンジョンに入りたいと願う一般人たちを跳ね除けて天重郎はトップの探索士を目指して生きていく。次々と美少女の探索士が天重郎のところに集まってくる。天重郎は最強の探索士を目指していく。他の雑草のような奴らを跳ね除けて天重郎は最強への道を歩み続ける。

処理中です...