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結局変態扱い
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人間給湯器に任命された僕は、不本意ながらも上の岩場に瞬間移動魔法でワープする。
間近で見る滝はなかなかの勢いだ。
「すごい滝だな。これ……温めるなんてできるのかな?」
こんな水量を温めた経験などもちろんない。
「ペルーサくーーん! 聞こえるぅぅう?」
下の水辺からグリンダさんの大声が聞こえる。
「聞こえますよーーー!」
「早速温めてちょうだい!」
「はーーい」
さて、やってみるか、と思ったその時、
「幸せものねペルーサ君は!」
グリンダさんが言う。幸せ者? どこがだ?
「え? なんでですか?」
「だってそこから私たちの裸覗き放題よーー!!」
下ではグリンダさん、オリビアさん、アコンの三人がさっそく服を脱ぎ入浴の準備はバッチリのようだ。
「……なにも見えやしないな……別に良いんだけどね……」
はるか遠く、豆粒のような大きさにしか見えないグリンダさんから言葉に返事はしない僕だった。
「さあ、はやく温めよう」
――炎魔法――
僕は手から炎を出す。この炎を滝に当てて、お湯に変えるのだ。しかし、はじめてのことでどれくらいの炎がいいのかわからない。
「温度はどうですかーー?」
僕は、下の女性軍団に声をかける。
「何やってるのよ? まだ全然冷たいわよーー!」
「弱すぎるか? もっと強くしてみるか……」
僕は火力を上げる。手のひらからは青白い炎が噴き上がる。
「あ……これは強すぎるな……」
滝は沸騰する勢いで熱せられ、まっ白な煙が立つ。
「ちょ、ちょっとーーー!! 熱すぎるわよ! 私たちを茹で殺す気なのっ!?」
山の中にグリンダさんの怒り声が響く。
「もう! 加減が難しいんですよ!」
レベルが高すぎると言うのも難しいものだ。
その後、僕は何度か試行錯誤し、ちょうど良い火力を見つけることができた。
「いい感じよー! そのまま温め続けてーー」
「はぁ……」
いくらレベル100でもきっとグリンダさんたちにはいつまでもこき使われ続けるんだろうな……僕はそう思った。
◇
「ふう、いい温度ね。まさか山の中で温泉に入れるなんてね。ペルーサ君、ほんと役に立つわねぇ」
「ああ、露天風呂なんて最高だ」
「これが温泉か。温かい風呂なんて初めてじゃ……いいもんじゃな……」
一方、僕の苦労も知らずに、滝の下では温泉を満喫する三人。
「そういえば、なんでお前たちはオリハルコンのダンジョンを目指してるんじゃ?」
アコンが不思議そうに聞く。
「ああ、私の剣が折れしまってな。新しい剣の材料で使うオリハルコンを採りに行くんだ」
「全く! あなたの剣なのに付き合わされるこっちはいい迷惑よ」
「し、仕方ないだろう!」
「ふふ……グリンダもなんだかんだ優しいんじゃな!」
「優しいって、そんなんじゃないわよ! もう!」
照れるグリンダさん。
「そういえばアンタはなんで山で暮らしてるのよ?」
今度はグリンダさんがアコンに聞く。
「ああ……私は物心つく前に両親に山に捨てられてな。山犬に育ててもらったんじゃ。『アコン』という刺繍の入った布に包まれていたようじゃ」
「あら……そうなの……」
「でもな、山の生活もいいもんじゃぞ? 大自然に囲まれて自由な毎日じゃ」
「山犬に育てられたのか……人の言葉をしゃべれるんだな?」
オリビアさんは不思議そうにアコンに聞く。
「山の動物の長老達は、人の言葉や文字もわかるんじゃ。私は小さい頃から教えてもらったから人とも話せるぞ」
「そうなのね。しっかり育ってよかったわね」
温泉でご機嫌なせいか、いつもより少し優しいグリンダさん。
それから2人はアコンに、僕がすごいレベルの魔法使いである事、デーモンの呪いにかかったカノン姫を救うためにデーモン討伐を目指している話などをした。
「そうか……ペルーサはデーモンを倒したいのか……山で暮らしてる私でも聞いたことがあるくらい凶悪な敵じゃな……」
「そうだな。そのためにもオリハルコンの剣を作らねば」
「私も力になるぞ! 一緒にデーモンを倒してやる!」
アコンは力強く言う。
「あら? ずいぶんペルーサ君のために頑張るのね……もしかして……」
「ち、ちがう! そんなんじゃないぞ!」
顔を赤らめるアコン。
「ふふ、可愛いわね。まあでも……そんな貧相な体じゃペルーサ君は見向きもしないでしょうねぇ」
「な、なんじゃと!?」
「私のようなグラマラスなボディをペルーサ君は求めてるからねぇ」
グリンダさんは自らの体をアピールするようにポーズをとる。
「グ、グラマラスじゃと!?」
グリンダさん、オリビアさんに比べ、貧相な自分の体をそっと眺めるアコン。
「い、いいんじゃ! そもそもペルーサはなんて好きじゃない!」
「いいじゃないか……青春だ!」
楽しそうなオリビアさん。
「う、うるさい!」
僕の苦労など知らないで、ガールズトークに花を咲かせる三人。
その時、事件は起こった。
『バッシャーーーン!!』
「きゃあぁぁあ! 何!?」
叫ぶグリンダさん。
入浴中の三人の目の前に何かが落ちてきた。
「なんだ!? 敵か!?」
立ち上がり、全裸で剣を取るオリビアさん。
「ううぅ……痛たた……」
「!? ペ、ペルーサ!?」
上から落ちてきたのは僕だった
「す、すみません……足を滑らせてしまっ……え??」
温泉から起き上がると、目の前には剣を構え、仁王立ちの肌色多めのオリビアさんが……
「あ……オリビアさん……その……」
「ペルーサ……覚悟!」
オリビアさんは剣を握る。
「ちょっと! 待ってくださいよ!」
「言い逃れできんぞ!!」
『ビュンッ!!』
剣を振り下ろすオリビアさん。
「ひいっ! オ、オリビアさん! ストップ!」
必死に逃げ回る僕を見て呆れるアコン。
「……ペルーサってもしかして変態なのか……?」
「そうよ。彼は変態なの。あれが、あの男の本性なのよ」
「考え直すかな……」
ボソッと呟くアコン。
オリハルコンのダンジョンへの旅は続く。
間近で見る滝はなかなかの勢いだ。
「すごい滝だな。これ……温めるなんてできるのかな?」
こんな水量を温めた経験などもちろんない。
「ペルーサくーーん! 聞こえるぅぅう?」
下の水辺からグリンダさんの大声が聞こえる。
「聞こえますよーーー!」
「早速温めてちょうだい!」
「はーーい」
さて、やってみるか、と思ったその時、
「幸せものねペルーサ君は!」
グリンダさんが言う。幸せ者? どこがだ?
「え? なんでですか?」
「だってそこから私たちの裸覗き放題よーー!!」
下ではグリンダさん、オリビアさん、アコンの三人がさっそく服を脱ぎ入浴の準備はバッチリのようだ。
「……なにも見えやしないな……別に良いんだけどね……」
はるか遠く、豆粒のような大きさにしか見えないグリンダさんから言葉に返事はしない僕だった。
「さあ、はやく温めよう」
――炎魔法――
僕は手から炎を出す。この炎を滝に当てて、お湯に変えるのだ。しかし、はじめてのことでどれくらいの炎がいいのかわからない。
「温度はどうですかーー?」
僕は、下の女性軍団に声をかける。
「何やってるのよ? まだ全然冷たいわよーー!」
「弱すぎるか? もっと強くしてみるか……」
僕は火力を上げる。手のひらからは青白い炎が噴き上がる。
「あ……これは強すぎるな……」
滝は沸騰する勢いで熱せられ、まっ白な煙が立つ。
「ちょ、ちょっとーーー!! 熱すぎるわよ! 私たちを茹で殺す気なのっ!?」
山の中にグリンダさんの怒り声が響く。
「もう! 加減が難しいんですよ!」
レベルが高すぎると言うのも難しいものだ。
その後、僕は何度か試行錯誤し、ちょうど良い火力を見つけることができた。
「いい感じよー! そのまま温め続けてーー」
「はぁ……」
いくらレベル100でもきっとグリンダさんたちにはいつまでもこき使われ続けるんだろうな……僕はそう思った。
◇
「ふう、いい温度ね。まさか山の中で温泉に入れるなんてね。ペルーサ君、ほんと役に立つわねぇ」
「ああ、露天風呂なんて最高だ」
「これが温泉か。温かい風呂なんて初めてじゃ……いいもんじゃな……」
一方、僕の苦労も知らずに、滝の下では温泉を満喫する三人。
「そういえば、なんでお前たちはオリハルコンのダンジョンを目指してるんじゃ?」
アコンが不思議そうに聞く。
「ああ、私の剣が折れしまってな。新しい剣の材料で使うオリハルコンを採りに行くんだ」
「全く! あなたの剣なのに付き合わされるこっちはいい迷惑よ」
「し、仕方ないだろう!」
「ふふ……グリンダもなんだかんだ優しいんじゃな!」
「優しいって、そんなんじゃないわよ! もう!」
照れるグリンダさん。
「そういえばアンタはなんで山で暮らしてるのよ?」
今度はグリンダさんがアコンに聞く。
「ああ……私は物心つく前に両親に山に捨てられてな。山犬に育ててもらったんじゃ。『アコン』という刺繍の入った布に包まれていたようじゃ」
「あら……そうなの……」
「でもな、山の生活もいいもんじゃぞ? 大自然に囲まれて自由な毎日じゃ」
「山犬に育てられたのか……人の言葉をしゃべれるんだな?」
オリビアさんは不思議そうにアコンに聞く。
「山の動物の長老達は、人の言葉や文字もわかるんじゃ。私は小さい頃から教えてもらったから人とも話せるぞ」
「そうなのね。しっかり育ってよかったわね」
温泉でご機嫌なせいか、いつもより少し優しいグリンダさん。
それから2人はアコンに、僕がすごいレベルの魔法使いである事、デーモンの呪いにかかったカノン姫を救うためにデーモン討伐を目指している話などをした。
「そうか……ペルーサはデーモンを倒したいのか……山で暮らしてる私でも聞いたことがあるくらい凶悪な敵じゃな……」
「そうだな。そのためにもオリハルコンの剣を作らねば」
「私も力になるぞ! 一緒にデーモンを倒してやる!」
アコンは力強く言う。
「あら? ずいぶんペルーサ君のために頑張るのね……もしかして……」
「ち、ちがう! そんなんじゃないぞ!」
顔を赤らめるアコン。
「ふふ、可愛いわね。まあでも……そんな貧相な体じゃペルーサ君は見向きもしないでしょうねぇ」
「な、なんじゃと!?」
「私のようなグラマラスなボディをペルーサ君は求めてるからねぇ」
グリンダさんは自らの体をアピールするようにポーズをとる。
「グ、グラマラスじゃと!?」
グリンダさん、オリビアさんに比べ、貧相な自分の体をそっと眺めるアコン。
「い、いいんじゃ! そもそもペルーサはなんて好きじゃない!」
「いいじゃないか……青春だ!」
楽しそうなオリビアさん。
「う、うるさい!」
僕の苦労など知らないで、ガールズトークに花を咲かせる三人。
その時、事件は起こった。
『バッシャーーーン!!』
「きゃあぁぁあ! 何!?」
叫ぶグリンダさん。
入浴中の三人の目の前に何かが落ちてきた。
「なんだ!? 敵か!?」
立ち上がり、全裸で剣を取るオリビアさん。
「ううぅ……痛たた……」
「!? ペ、ペルーサ!?」
上から落ちてきたのは僕だった
「す、すみません……足を滑らせてしまっ……え??」
温泉から起き上がると、目の前には剣を構え、仁王立ちの肌色多めのオリビアさんが……
「あ……オリビアさん……その……」
「ペルーサ……覚悟!」
オリビアさんは剣を握る。
「ちょっと! 待ってくださいよ!」
「言い逃れできんぞ!!」
『ビュンッ!!』
剣を振り下ろすオリビアさん。
「ひいっ! オ、オリビアさん! ストップ!」
必死に逃げ回る僕を見て呆れるアコン。
「……ペルーサってもしかして変態なのか……?」
「そうよ。彼は変態なの。あれが、あの男の本性なのよ」
「考え直すかな……」
ボソッと呟くアコン。
オリハルコンのダンジョンへの旅は続く。
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