ある日、俺の部屋にダンジョンの入り口が!? こうなったら配信者で天下を取ってやろう!

さかいおさむ

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 ◆コメント欄◆

『名無し お、ボス戦か。頑張れよ』


『名無し レベル1のダンジョンのボスってどれくらい強いんだ?』


『名無し 俺が小学校の時に倒せたくらいの強さ』



 気づけばアキラちゃんねるの視聴者は50名を超えていた。

 配信という行為はアキラは初めての経験だったが、みんな注目してくれる快感を覚えていた。

(……これはハマるわ……!)

 ステージへ上がるアキラの前にボスが現れる。

「来たな!」

 ボスは踏みつぶしたスライムよし少し大きいサイズのスライムだった。



 ◆コメント欄◆

『名無し ボスもスライムかよw』


『名無し これはレベル1……』


『名無し 俺ならデコピンでも倒せるわw』


『名無し これ食うと美味いぞ! ほんとに』


『名無し うーん……これは死んだわ』




 ボススライムはアキラに体当たりしてくる。

「うっ……さすがにザコスライムよりはパワーあるな!」

 アキラはボススライムの殴る。

 素人のアキラのパンチでも、ボススライムには効いているようで動きが鈍くなる。



 ◆コメント欄◆

『名無し これは死闘』


『名無し スライム頑張れ! アキラをぶっ飛ばせ!!』


『名無し 小学生のケンカかな?』


『名無し 頑張れ!!』



「うおおおお!」

 アキラの拳がボススライムを貫いた。

 ボススライムの体は砂になり散っていった。


「はぁはぁ……やった!」


 ◆コメント欄◆

『名無し 乙』


『名無し 初クリアおめ!【チップ500円】』


『名無し 次はもっと強いダンジョン行けよ!【チップ1000円】』


『名無し 感動した! ファンになりました!【チップ1円】』


初配信、初クリアのアキラに記念すべき初チップが投げられた。

「はぁはぁ、ふふふ、応援ありがとう! さあ……お待ちかねの……ガチャにいってみましょう!」
 
 ステージにガチャが現れた。これがダンジョン配信の醍醐味だ。



 ◆コメント欄◆

『名無し お、いいね』


『名無し レベル1のダンジョンのレアアイテム率ってどんくらいなの?』


『名無し 0.0001%とか?』


『名無し エクスカリバーくるぞ!!』



「では、人生初のダンジョンガチャ……いきます!」

 アキラはガチャのつまみを回す。
 
『ガチャン!』
 アイテムが現れる。

『木の棒 レア度★☆☆☆☆』

「……え??」


 ◆コメント欄◆

『名無し wwwwww』


『名無し 木の棒wwwwww』


『名無し ウーロン茶吹いたwww』


『名無し これさっき道に落ちてたわw』


『名無し まあこんなもんだよw 乙』




「はは……ま、まあ初ガチャですからね……! みなさん、今日はご視聴ありがとうございました! いいね、と高評価ぜひお願いします!」



 ◆コメント欄◆

『名無し 乙』


『名無し 初心者っぽくてよかったわ』


『名無し 最高でした! 低評価押しました!』


『名無し ってか、最初のダンジョンの扉なんだったんだ?』


『名無し なんか変なダンジョンだったな。どこのダンジョンだ? またやるときは見るわ』




 ダンジョンをクリアすると、扉が並ぶ最初の空間にワープして戻ってきた。

 こうして心を折られるコメントも多かったが無事にアキラチャンネルの初配信は終わった。

「……ふぅ。楽しかった……俺、もしかして配信者のセンスある!?
 って、やばい。寝ないと! 明日も仕事だ……」

 初配信を無事に終えたアキラは大満足だった。


 ◆

 その頃、『アキラちゃんねる』の初配信を見ていた美女がいた。

「『アキラちゃんねる』……アキラ……? あの声どこかで聞いたような?」
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