上 下
19 / 23

オカ会見を忘れさせる、さらにグダグダマイナス会見の結末

しおりを挟む

 まず、ミヤを徹底追求せよ。腰抜け警視庁腰抜け税務署。

 色を訪ねたレポーターは、鋭い。色を聞くことは、イエスかノーの二択!!動揺して断ったミヤに流されたくそレポーターテレビ関係者の無能ぶり。



 ヒテレビ局とカトは、ミヤをパワハラしたオカ社長を、テレビ視聴者をバックにメディアパワハラした。

 カトの発言は、まるで謀反。まるでクーデター。追随する後輩の見殺し。


 タムは、親と思っていた会社に裏切られたみたいなことをいうが、その前に、兄の口封じをいさめよ!!弟なら。腰抜け!!

 ミヤを引き取る発言のアカよ。黒い後輩をかばうことは、今まで助けてくれた師匠先輩を裏切ることになる。なんなら、アカの屋号を返納して辞めていけ。

 マツ動くは、言うことではない。カトやトモチや色んな不満分子を挑発した。高校生レベルの発想。

 会社を辞める発言のタレント芸人よ。ギャラに文句言う芸人よ。自分で劇場借り、宣伝することの大変さを知れ。会社の劇場運営で、どれだけ助けられていたか考えも及ばない銭の亡者芸人。

 芸能リポーターよテレビ局よ。会社の歴史お笑いの歴史をまず、調べて発言せよ。子供のお使いか。誰が言ったの垂れ流し。

 最低賃金を保証しろといった浮かれ芸人よ、そんなことしたら、名もない芸人は、クビになる。劇場運営の会社なのだ。

 エージェント契約を求めたカトは自分の事しか考えていない。大物は、個人事務所を持っているし、ほとんどの芸人は、エージェントを雇えるかせぎがない。もっといえば、叩かれるし、契約されなければそれまでになる。

 
 下手から、上手にサカ師匠が、アホ歩きで通りすぎた。

 「アホ歩きは、結構難しい」

 今度は、上手から、トミケンが出てきて、ケちゃんパウダーを、オレに、振り掛けていった。

 あのアカでさえ、パウダーをかぶらないように避けた恐ろしいケちゃんパウダー。

 あの粉をかぶれば、面白くなくなるのだった。

 裁判官席には、イクサチ師匠が、スタンバイしていた。

 オレは、最後に悪態をついた。

 「会社も芸人も警察も税務署もテレビ局もスポンサーも、みんな腰抜けやーー!!責任者出てこーい!!」

 すかさず裁判官席のイクサチ師匠が問いかけた。

 「あんた、好き勝手なこと言うて、責任者出て来たらどうするつもりやーー」

 イクサチ師匠のこえは、相変わらず高音で会場によくとおる。

 「その時は、謝ります。ゴメンちゃい」とオレは、切り返した。

 イクサチ師匠は絶妙の間で、突っ込んでくれた。

 「ええ加減にしいやーー!!このドロガメーー!!」

 オレは、イクサチ師匠の気持ちの良い突っ込みで涙がでてきた。

 今まで色んなタイプの突っ込みが発明された。

 どつき、回し蹴り、椅子を見て、イス!!というまんま突っ込みなど。

 だが、突っ込みの行き着くところ、つまり、究極の突っ込みは、イクサチ師匠の、このドロガメーー!!ではないだろうか。

 オレは、お辞儀をして、会見の終わりを告げた。

 空中で吊られたままの、オクが、ククククと笑いながら、数十枚の紙をばらまいた。

 オレは、いよいよだと思い、センターマイクから、マイクを抜き取った。


 
 
しおりを挟む

処理中です...