【R18】気弱魔法使いはこのたび激重勇者に捕獲されました~最強の勇者さんは僕を愛してやみません~

すめらぎかなめ

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第1部 第4章 最悪とハジメテ

⑭【※】

「ひぐっぅ、ぁ、やぁっ――!」

 キリアンの指が僕の乳首を捏ねるように動く。

 それだけの刺激で、僕の身体は打ち上げられた魚のように跳ね続ける。

 陰茎の先端から先走りがとろとろと溢れて、下穿きを濡らしているのがよくわかった。

「ぅぁ、きりあん……」

 爪でカリカリと引っかかれて、乳首がどんどん硬くなっていく。

 僕を見るキリアンの目が、捕食者のものになっていく。元から獰猛だったのに、今はもっと強い色欲を宿していた。

 ――その目を見ていると、僕はキリアンが欲しくてたまらなくなる。

「どうした。――もっと、してほしいのか?」

 キリアンが問いかけてくる。僕は少し迷って、うなずいた。

 すると、キリアンが空いているほうの僕の乳首を唇で咥えた。舌先でチロチロと刺激されると、僕の口から耐えきれなかった声がこぼれる。

「だ、め、それはダメ、だからっ――!」

 こんなの、ダメだって――!

 まるで女の子にでもなったような気分だ。

「っはぁ、ジェリーの乳首は甘いな。ずっと、舐めていたいくらいだ」

 キリアンがつぶやいて、僕の乳首をじゅうっと吸い上げた。

 小さな刺激なのに、今の僕の身体では大きな刺激となる。腰を跳ねさせてしまう。

 先走りで濡れた下着がとても気持ち悪い。

「キリアン……だめ――!」
「なにがダメなんだ。こんな、よさそうにしているのに」

 彼の手が僕の身体をするりと撫でて、下肢に伸びる。

 スラックス越しに昂った屹立に触られると、僕の喉から甲高い声が漏れた。

「すごく興奮してるな」
「やっ、いわ、ないで」
「もう脱いだほうがよさそうだし、脱がせるぞ」

 僕のベルトにキリアンが片手を伸ばす。片手なのに器用だ。

 その間も僕の乳首は絶えず刺激されている。けど、僕は頑張って腰を上げてスラックスと下穿きを脱ぐのに協力した。

 キリアンはまだ脱いでいないのに――僕だけが、一糸まとわぬ姿をさらしている。

 恥ずかしいはずなのに、どうでもいいという気持ちもあって。

「ジェリーのここ、もうぐっちゃぐちゃだ」

 キリアンの指が僕の陰茎の先っぽに触れた。……言葉通りの状態だった。

「一回出したほうがよさそうだな。このままだと苦しいだろうから」

 当然のように言って、キリアンが僕の返答を聞く前に手を動かす。

 溢れた先走りを手のひらに絡めて、竿の部分をしごいていく。どんどん硬くなる僕の屹立を見て、キリアンが口元を歪めた。

「――気持ちいいだろ?」

 笑ったキリアンが問いかけてくる。

 僕は戸惑うことしか出来なかった。キリアンの手のひらと、先走りのぬめり。不規則に動く手が、僕に絶頂を促していく。

「き、りあん――!」

 人に触られるのは初めてだ。

 だから、ほかの人に触れられるのがこんなにも気持ちいいなんて、知らなかった。

「ジェリー、可愛いな。いい子だ」

 耳元で甘い声でささやかれる。声はとっても優しいのに、陰茎をしごく手はちっとも優しくない。

 容赦なく僕を絶頂に押し上げようとしていて、快楽の渦にたたき落とそうともしている。

「ひぐっ、だめ、きりあん、もうダメだから――!」

 襲いくる絶頂の予感に、僕は首を必死に横に振った。

 このままだったら、キリアンの手を汚しちゃうから――!

「あぁ、出していいぞ。……ほら」
「ダメ、汚しちゃうから!」
「汚してもいい」

 キリアンはそう言うけど――!

 なんて思っても、絶頂に抗うことはできなかった。

「あぁっ、だめ、だめ――!」

 甲高い声を上げて、僕は絶頂した。

 陰茎の先端から白濁がほとばしり、キリアンの手を汚す。

「ジェリー、上手にイったな」

 キリアンがささやいて、僕の唇に自分の唇を重ねた。

「んっ」

 唇はとても甘かった。僕は無我夢中でキリアンの口づけに応える。
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