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迷宮からの脱出
お目当て
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ウチは二人のところへ駆けて行った。本来の目的─ドロップアイテムの回収のために! うぉぉお!! お宝は渡さんぞー!!
「「うわっ!?」」
二人になだれ込むように突進する。けど、ビックリされて避けられちゃったから、不本意にも顔面スライドすることになった。痛い。仮面があるものの、いや、あるからこそ(?)鼻とかが余計に痛い。かと言って外せもしないし、ホントなんなんだ。時が来れば外れるカンジ? それとも一生このまんま? それはちょっと勘弁したいわー。ご飯とか食べられないじゃん。食べなくても生きてけるけど。
「ユ、ユウ。大丈夫か…?」
「ダイジョーブ! だよ!」
ガバッと起き上がる。と、目の前に他のドロップアイテムと目当てのお宝達が…! おぉ~、こんな感じなんだ!
「あ、ユウ。これぇ、」
「ねぇっ、皆! これ、貰っても良いっ!?」
お宝を指をさしながら振り向くと、およ? 皆なんでそんな、なんとも言えない表情してんの? しかもなんかこそこそ話し始めたし。え、聞かれたくない内容なの? そんなに? じゃ、聞かないようにしとこ。皆も向こう行ってるし、この間にドロップアイテム全部拾っちゃおっと。
「オイラ、こんな感情豊かな仮面初めて見たでやんす。」
「俺もだ。」
「不思議ね。私もなんとなくウキウキしてるような、なんというか、目がキラキラしてるように見えるのよ。」
「あら、リンもそうですかぁ? キラキラして見えるのは、どうやら私だけじゃないみたいですねぇ。」
「「「「……。」」」」
あ、戻ってきた。
「ねぇねぇ、結局ウチこれ貰っていい?」
「あ、え、あそっか。…どうする?」
皆が顔を合わせる。さ、流石にがめついかな。自分の都合で戦わせておいて報酬をあげないってのはやっぱよくないよね。あ、そだ!
「コレ以外のヤツはあげるから! ほら、お肉とか美味しいよ?」
「あぁ、いやいや。そうじゃないのよ。ソレはあげるわ。ただ私達、戦闘で何も役にも立ってなかったのに、ダンジョン攻略を触れまわっても本当にいいのかなって…思えてきちゃって…。」
「なぁんだ、そういうことね!」
てっきり、アイテムくれないのかと思った。そうだよね、皆そんな心狭くないもんね。むしろ典型的な勇者パーティーだもんね! …疑ってごめん。
「それなら心配しなくていいよ! だって、ものすごく助かったもん。」
「いいのよ、そんな気遣わなくても。事実なんだから。」
「いや、こっちこそ事実だけど…。だってリンカ達いなかったら、ボス部屋に入れてなかったし。」
「いや、あの部屋は1人でも入れるでしょう?」
「え? だってウチ生物じゃないから入れないよ?」
「「「「え?」」」」
「え?」
あれ、話してなかっ…た…? やば、話してなかったかも。
「生物じゃ、ない…?」
「あ、そういえばあの部屋に入れるのは4人以下って…!」
おぉう、皆様混乱していらっしゃるご様子で。まぁ、無理もないけど。今まで一緒にいた人に、私生物じゃないんでって言われて戸惑わない人おる? うん、いないよね。いたら教えてくれ。
「あー、うん。言ってたかと思ったら言ってなかったっぽいから言うね。転生は転生でも、ウチは転生したらアイテムでした! じゃじゃーん!」
私、アイド○宣言ならぬ私、アイテム宣言!
「…いや、じゃじゃーん! じゃなぁーーい!!」
「アイテムぅ!? 魔物とかかと思ってたんだが、ユウお前、アイテムだったのか!!」
「まぁ、生物じゃなかったらアイテムですよねぇ、普通に考えて。」
「じゃあ、その強さはアイテムの補正だったんでやんすね?」
「あ、それなら納得ですぅ。」
魔物だと思われてたんか、ウチ。一回魔物じゃないって否定したハズなんだけど。…まいっか。
「ま、そういうことだから寧ろありがとう! って言いたいよ! おかげでコレもゲット出来たし。」
「っていうかさっきから気になったんだが、そういうのを収集するのが趣味なのか?」
「趣味─っちゃ趣味かもね。始めたばっかだけど。」
「そうか、ならいいんだ。」
そうそう、ウチがGET! したドロップアイテムをショーカイしたいと思いま~す。その名も「オークロードトロワ武器シリーズ」! いやさ、この際だからコレクションするのも悪くないって思ってたんだよね。何より、趣味は?って聞かれたら、武具集めです!って答えられるし。と、言う訳でウチのお目当ては7つのちっちゃくなった武具&武器達でした! 普通のオークロードの兜、斧、鎧、籠手、すねあて、つらぬきの6つ─の色違い(こっちは全体的に深紅色って感じの落ち着いた紅色が多い!)と、真ん中のヤツが持ってた杖ね。まとめて全部ドロップするから、絶対欲しかったんだよね~。
スキル•アイテムボックスオープン
名前:ドロップ武具コレクション
はい、ポポイっとな。
スキル•アイテムボックスクローズ
あ、そういえばこのめんどい作業、まとめられるって言ってたよねカインさん?
『はい 事前に開けてオく時間を決めておケば 時間がきたら勝手ニ閉じます』
ほぉ。じゃ、そんな時間いらないから、10秒─は長すぎるし、5秒─も短いよね。あっ、じゃあ、間をとって7.5秒にしよっと。
「「うわっ!?」」
二人になだれ込むように突進する。けど、ビックリされて避けられちゃったから、不本意にも顔面スライドすることになった。痛い。仮面があるものの、いや、あるからこそ(?)鼻とかが余計に痛い。かと言って外せもしないし、ホントなんなんだ。時が来れば外れるカンジ? それとも一生このまんま? それはちょっと勘弁したいわー。ご飯とか食べられないじゃん。食べなくても生きてけるけど。
「ユ、ユウ。大丈夫か…?」
「ダイジョーブ! だよ!」
ガバッと起き上がる。と、目の前に他のドロップアイテムと目当てのお宝達が…! おぉ~、こんな感じなんだ!
「あ、ユウ。これぇ、」
「ねぇっ、皆! これ、貰っても良いっ!?」
お宝を指をさしながら振り向くと、およ? 皆なんでそんな、なんとも言えない表情してんの? しかもなんかこそこそ話し始めたし。え、聞かれたくない内容なの? そんなに? じゃ、聞かないようにしとこ。皆も向こう行ってるし、この間にドロップアイテム全部拾っちゃおっと。
「オイラ、こんな感情豊かな仮面初めて見たでやんす。」
「俺もだ。」
「不思議ね。私もなんとなくウキウキしてるような、なんというか、目がキラキラしてるように見えるのよ。」
「あら、リンもそうですかぁ? キラキラして見えるのは、どうやら私だけじゃないみたいですねぇ。」
「「「「……。」」」」
あ、戻ってきた。
「ねぇねぇ、結局ウチこれ貰っていい?」
「あ、え、あそっか。…どうする?」
皆が顔を合わせる。さ、流石にがめついかな。自分の都合で戦わせておいて報酬をあげないってのはやっぱよくないよね。あ、そだ!
「コレ以外のヤツはあげるから! ほら、お肉とか美味しいよ?」
「あぁ、いやいや。そうじゃないのよ。ソレはあげるわ。ただ私達、戦闘で何も役にも立ってなかったのに、ダンジョン攻略を触れまわっても本当にいいのかなって…思えてきちゃって…。」
「なぁんだ、そういうことね!」
てっきり、アイテムくれないのかと思った。そうだよね、皆そんな心狭くないもんね。むしろ典型的な勇者パーティーだもんね! …疑ってごめん。
「それなら心配しなくていいよ! だって、ものすごく助かったもん。」
「いいのよ、そんな気遣わなくても。事実なんだから。」
「いや、こっちこそ事実だけど…。だってリンカ達いなかったら、ボス部屋に入れてなかったし。」
「いや、あの部屋は1人でも入れるでしょう?」
「え? だってウチ生物じゃないから入れないよ?」
「「「「え?」」」」
「え?」
あれ、話してなかっ…た…? やば、話してなかったかも。
「生物じゃ、ない…?」
「あ、そういえばあの部屋に入れるのは4人以下って…!」
おぉう、皆様混乱していらっしゃるご様子で。まぁ、無理もないけど。今まで一緒にいた人に、私生物じゃないんでって言われて戸惑わない人おる? うん、いないよね。いたら教えてくれ。
「あー、うん。言ってたかと思ったら言ってなかったっぽいから言うね。転生は転生でも、ウチは転生したらアイテムでした! じゃじゃーん!」
私、アイド○宣言ならぬ私、アイテム宣言!
「…いや、じゃじゃーん! じゃなぁーーい!!」
「アイテムぅ!? 魔物とかかと思ってたんだが、ユウお前、アイテムだったのか!!」
「まぁ、生物じゃなかったらアイテムですよねぇ、普通に考えて。」
「じゃあ、その強さはアイテムの補正だったんでやんすね?」
「あ、それなら納得ですぅ。」
魔物だと思われてたんか、ウチ。一回魔物じゃないって否定したハズなんだけど。…まいっか。
「ま、そういうことだから寧ろありがとう! って言いたいよ! おかげでコレもゲット出来たし。」
「っていうかさっきから気になったんだが、そういうのを収集するのが趣味なのか?」
「趣味─っちゃ趣味かもね。始めたばっかだけど。」
「そうか、ならいいんだ。」
そうそう、ウチがGET! したドロップアイテムをショーカイしたいと思いま~す。その名も「オークロードトロワ武器シリーズ」! いやさ、この際だからコレクションするのも悪くないって思ってたんだよね。何より、趣味は?って聞かれたら、武具集めです!って答えられるし。と、言う訳でウチのお目当ては7つのちっちゃくなった武具&武器達でした! 普通のオークロードの兜、斧、鎧、籠手、すねあて、つらぬきの6つ─の色違い(こっちは全体的に深紅色って感じの落ち着いた紅色が多い!)と、真ん中のヤツが持ってた杖ね。まとめて全部ドロップするから、絶対欲しかったんだよね~。
スキル•アイテムボックスオープン
名前:ドロップ武具コレクション
はい、ポポイっとな。
スキル•アイテムボックスクローズ
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