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1章〜異世界の地に立つ者達〜
14話「階層主討伐1」
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「はぁ、どうするか⋯⋯」
地形上、有利に進められないことに気づいたレイジは悩んでいた。
「あー、もう、面倒くさいから一気に突撃にしようかな」
「ねぇ、お兄ちゃん」
「ん?どうしたゼーレ?」
ヤケになっていたレイジは、振り返ってみると嘗かつてないほどに真剣な表情をしたゼーレを見た。
「ど、どうした?なんかまずいこと言ったか?」
「ううん。ただね、お兄ちゃんはレイスちゃんやファントムちゃん、餓鬼のことをどう思ってる?」
「そりゃあ、ダンジョン内の魔物だろ?」
「死んでも復活するって⋯⋯思ってる?」
「そりゃあ⋯⋯」
ゲームではいつも魔物、モンスターは復活していた。
倒しても、倒しても多くの人達を楽しませるためにリポップ、復活してまた倒されていった。
だが、実際いつもと逆の立場に立つと答えが変わっていた。
同じ目線、同じ時、同じ境遇を共に過ごした友か、仲間か、戦友か。
「もしかして復活とかってのは無いのか?」
「うん。ゼーレもお兄ちゃんも、レイスちゃんもファントムちゃんも餓鬼も、言うならパンドラもね」
「⋯⋯そうか」
ゼーレの言わんとしたことが理解できた。
この世界の魔物はレイジ達と変わらず生まれて死んだらそれまでだ。ご都合主義の復活なんてない。
だからレイジは決意するーー
「わかった。考え直そう」
「うん!」
ーー最良の選択を。誰もが幸せになれる最善の選択を。
◾️◆◾️◆◾️◆◾️◆◾️◆◾
階層主『パンドラ』Lv不明。
影魔法を使う。
他の攻撃方法を持って居る可能性有り。
速さは車並み。
暗闇の中でも視界は問題無し。
「くっそ、情報が少なすぎる⋯⋯。なぁ、ゼーレは戦えるか?」
「ごめんね、お兄ちゃん。ゼーレはアドバイザーとしてしか能力は使えないの。だから⋯⋯」
「わかった。なら留守を頼むぞ」
「うん、ごめんね」
戦場に立つことができないゼーレは悲しそうな表情をして俯いてしまう。
「はぁ」
レイジは少しでも気が晴れればと思いゼーレの頭を撫でてやると、
「ッ!⋯⋯にへへぇ」
だらしない顔で、幸せそうなゼーレが出来上がった。
「さて、こちらの戦力は俺と、レイスと、ファントムか」
「わしが入っとらんぞ?」
「いや、お前は動けないだろ」
「運んでくれんのか?」
餓鬼はさも当たり前の様に運ぶことを提案してきた。
「⋯⋯お前体重何キロ?」
「多分、300キロ位じゃのぉ」
「却下」
「なんじゃと!?」
「アホか!300キロも背負ってあの階段登ってパンドラの所まで行けだと?戦う前に疲労困憊じゃねえか!」
「フェー!」
自分も戦闘に参加できると思っていた餓鬼は驚き騒ぎ立てる。
そんな餓鬼を不憫に思ったのかレイスが手を挙げた。
「も、って⋯⋯く」
「いや、お前は今回の戦闘で鍵になる。潰れられると困るんだよ」
「⋯⋯わか、った」
レイスに餓鬼を運ぶことをやめさせ、納得させると今度はファントムが手を挙げた。
「お前が運ぶって?できるのか?」
「(コクコク)」
ファントムは首を縦に振った後、餓鬼へ振り向いた。
次の瞬間、餓鬼の足元から巨大な黒い手が餓鬼を掌に乗せ餓鬼を宙に浮かせた。
「お、おお!」
「フェー!こりゃあいいのぉ、いいのぉ!」
「(エヘン)」
レイジと餓鬼の反応に気を良くしたのかファントムは胸を張って居る様に見える。
「これなら餓鬼も参戦できそうだな」
「フェー!わしの力を見せてやるぞい」
こうして、パンドラ討伐の準備が整った。
「よし、行くぞ!」
「⋯⋯う、ん」
「フェー!」
「(コクリ)」
そして、レイジ達は暗黒への階段を登り始めた。
◾️◆◾️◆◾️◆◾️◆◾️◆◾
「よし、全員いるな?」
「フェー!」
「⋯⋯い、る」
「(コクコク)」
レイジ達は誰1人脱落することなく『暗黒』へ入ることができた。
全員緊張しているのか表情が固い。
ちなみにだが。ファントムの生存が確認できたのは睡魔から漏れている階段の光のお陰だ。
「にしても暗いのぉ。なぁんにも見えんのぉ」
「見えないのかよ」
「仕方ないじゃろ。わしはそこまで目が良く無いんじゃ」
「あーはいはい、おじいちゃんは足元気をつけてくれよ」
「誰かおじいちゃんじゃ!?」
餓鬼を弄りで多少なりとも場が和んだ気がした。
始まる前からこの緊張では着く前に疲れてしまう。そう考えると餓鬼のキャラには多少救われているとレイジは感じた。
「それじゃあレイス、ファントム道案内を頼む。進行方向は随時伝えるから」
「わか、った⋯⋯」
「(コクリ)」
レイジはマップに従いパンドラがいるであろう円形広場の扉前まで辿り着いた。
「ここにパンドラが居るのか?よし、全員いるな?」
「いるぞい」
「い、る⋯⋯」
「⋯⋯」
「すまんレイス。ファントムは居るか?」
「い、る⋯⋯」
「全員何事もないようだしーー行くぞ!」
レイジ達は円形広場の扉を開けた。
開けた先には先程までの暗黒とは少し変わっていた。
壁沿いには申し訳程度の蝋燭が灯り、上空には大きな月が覗いていた。
月光が広場内を照らし微かな視界を手に入れられる。
お陰で、広場内の構造がある程度確認できる。
だだっ広く、障害物となりそうな物は無くただ中心にたった1つだけ岩の置物が鎮座していた。
大きさは2、3m程だろうか、その上には1人の少女が足をぶらつかせ月を見上げていた。
暫くすると少女はレイジ達に振り向いた。
月光があるが少女の表情は見えない。
少女は岩から飛び降りるとレイジ達に向かって歩みだした。
そして、少女はレイジ達が見える位置、レイジ達が少女の顔が見える位置で止まった。
「ご機嫌よう、皆さま」
少女の髪は月光に輝く紫色で背中まで伸ばし、先端には軽めのウェーブがかかっている。
少女の瞳は大きく、髪と同じ紫はレイジ達ーー否、レイジを映している。
少女の体格は170cmくらいだろう。そして、胸部には大きな2つのたわわが付いている。
少女の服は紫のドレスに、同じ色のヒール。
そんな少女が現れた。
「お前が『パンドラ』か?」
「はい。私(わたくし)が『パンドラ』でございます」
「俺たちが何故ここにきたかわかっているか?」
「私の討伐ですね?」
「その通りだ。だが、お前に戦闘の意思が無いならーー」
「残念ですが、私には戦闘の意思が御座います」
「そうか⋯⋯なら俺達はここで、お前をーー」
きっと譲れない何かがあったんだろう、そう考えていたレイジは予想と大きく外れた答えにーーー
「だって、ここで貴方様以外を殺さないと貴方様を私の物にできないじゃないですの」
「は?」
ーーー疑問符を建てざるを得なかった。
「だってだってだって!貴方様を私の物に、私だけの物にしたいのです!私だけを、私だけを見てくれるようにするにはーー他は要りませんよね?」
レイジの背中に未だ嘗(かつ)てない寒いものが走った。
それはとてつもなく危険だとレイジの脳内は警鐘をならした。
地形上、有利に進められないことに気づいたレイジは悩んでいた。
「あー、もう、面倒くさいから一気に突撃にしようかな」
「ねぇ、お兄ちゃん」
「ん?どうしたゼーレ?」
ヤケになっていたレイジは、振り返ってみると嘗かつてないほどに真剣な表情をしたゼーレを見た。
「ど、どうした?なんかまずいこと言ったか?」
「ううん。ただね、お兄ちゃんはレイスちゃんやファントムちゃん、餓鬼のことをどう思ってる?」
「そりゃあ、ダンジョン内の魔物だろ?」
「死んでも復活するって⋯⋯思ってる?」
「そりゃあ⋯⋯」
ゲームではいつも魔物、モンスターは復活していた。
倒しても、倒しても多くの人達を楽しませるためにリポップ、復活してまた倒されていった。
だが、実際いつもと逆の立場に立つと答えが変わっていた。
同じ目線、同じ時、同じ境遇を共に過ごした友か、仲間か、戦友か。
「もしかして復活とかってのは無いのか?」
「うん。ゼーレもお兄ちゃんも、レイスちゃんもファントムちゃんも餓鬼も、言うならパンドラもね」
「⋯⋯そうか」
ゼーレの言わんとしたことが理解できた。
この世界の魔物はレイジ達と変わらず生まれて死んだらそれまでだ。ご都合主義の復活なんてない。
だからレイジは決意するーー
「わかった。考え直そう」
「うん!」
ーー最良の選択を。誰もが幸せになれる最善の選択を。
◾️◆◾️◆◾️◆◾️◆◾️◆◾
階層主『パンドラ』Lv不明。
影魔法を使う。
他の攻撃方法を持って居る可能性有り。
速さは車並み。
暗闇の中でも視界は問題無し。
「くっそ、情報が少なすぎる⋯⋯。なぁ、ゼーレは戦えるか?」
「ごめんね、お兄ちゃん。ゼーレはアドバイザーとしてしか能力は使えないの。だから⋯⋯」
「わかった。なら留守を頼むぞ」
「うん、ごめんね」
戦場に立つことができないゼーレは悲しそうな表情をして俯いてしまう。
「はぁ」
レイジは少しでも気が晴れればと思いゼーレの頭を撫でてやると、
「ッ!⋯⋯にへへぇ」
だらしない顔で、幸せそうなゼーレが出来上がった。
「さて、こちらの戦力は俺と、レイスと、ファントムか」
「わしが入っとらんぞ?」
「いや、お前は動けないだろ」
「運んでくれんのか?」
餓鬼はさも当たり前の様に運ぶことを提案してきた。
「⋯⋯お前体重何キロ?」
「多分、300キロ位じゃのぉ」
「却下」
「なんじゃと!?」
「アホか!300キロも背負ってあの階段登ってパンドラの所まで行けだと?戦う前に疲労困憊じゃねえか!」
「フェー!」
自分も戦闘に参加できると思っていた餓鬼は驚き騒ぎ立てる。
そんな餓鬼を不憫に思ったのかレイスが手を挙げた。
「も、って⋯⋯く」
「いや、お前は今回の戦闘で鍵になる。潰れられると困るんだよ」
「⋯⋯わか、った」
レイスに餓鬼を運ぶことをやめさせ、納得させると今度はファントムが手を挙げた。
「お前が運ぶって?できるのか?」
「(コクコク)」
ファントムは首を縦に振った後、餓鬼へ振り向いた。
次の瞬間、餓鬼の足元から巨大な黒い手が餓鬼を掌に乗せ餓鬼を宙に浮かせた。
「お、おお!」
「フェー!こりゃあいいのぉ、いいのぉ!」
「(エヘン)」
レイジと餓鬼の反応に気を良くしたのかファントムは胸を張って居る様に見える。
「これなら餓鬼も参戦できそうだな」
「フェー!わしの力を見せてやるぞい」
こうして、パンドラ討伐の準備が整った。
「よし、行くぞ!」
「⋯⋯う、ん」
「フェー!」
「(コクリ)」
そして、レイジ達は暗黒への階段を登り始めた。
◾️◆◾️◆◾️◆◾️◆◾️◆◾
「よし、全員いるな?」
「フェー!」
「⋯⋯い、る」
「(コクコク)」
レイジ達は誰1人脱落することなく『暗黒』へ入ることができた。
全員緊張しているのか表情が固い。
ちなみにだが。ファントムの生存が確認できたのは睡魔から漏れている階段の光のお陰だ。
「にしても暗いのぉ。なぁんにも見えんのぉ」
「見えないのかよ」
「仕方ないじゃろ。わしはそこまで目が良く無いんじゃ」
「あーはいはい、おじいちゃんは足元気をつけてくれよ」
「誰かおじいちゃんじゃ!?」
餓鬼を弄りで多少なりとも場が和んだ気がした。
始まる前からこの緊張では着く前に疲れてしまう。そう考えると餓鬼のキャラには多少救われているとレイジは感じた。
「それじゃあレイス、ファントム道案内を頼む。進行方向は随時伝えるから」
「わか、った⋯⋯」
「(コクリ)」
レイジはマップに従いパンドラがいるであろう円形広場の扉前まで辿り着いた。
「ここにパンドラが居るのか?よし、全員いるな?」
「いるぞい」
「い、る⋯⋯」
「⋯⋯」
「すまんレイス。ファントムは居るか?」
「い、る⋯⋯」
「全員何事もないようだしーー行くぞ!」
レイジ達は円形広場の扉を開けた。
開けた先には先程までの暗黒とは少し変わっていた。
壁沿いには申し訳程度の蝋燭が灯り、上空には大きな月が覗いていた。
月光が広場内を照らし微かな視界を手に入れられる。
お陰で、広場内の構造がある程度確認できる。
だだっ広く、障害物となりそうな物は無くただ中心にたった1つだけ岩の置物が鎮座していた。
大きさは2、3m程だろうか、その上には1人の少女が足をぶらつかせ月を見上げていた。
暫くすると少女はレイジ達に振り向いた。
月光があるが少女の表情は見えない。
少女は岩から飛び降りるとレイジ達に向かって歩みだした。
そして、少女はレイジ達が見える位置、レイジ達が少女の顔が見える位置で止まった。
「ご機嫌よう、皆さま」
少女の髪は月光に輝く紫色で背中まで伸ばし、先端には軽めのウェーブがかかっている。
少女の瞳は大きく、髪と同じ紫はレイジ達ーー否、レイジを映している。
少女の体格は170cmくらいだろう。そして、胸部には大きな2つのたわわが付いている。
少女の服は紫のドレスに、同じ色のヒール。
そんな少女が現れた。
「お前が『パンドラ』か?」
「はい。私(わたくし)が『パンドラ』でございます」
「俺たちが何故ここにきたかわかっているか?」
「私の討伐ですね?」
「その通りだ。だが、お前に戦闘の意思が無いならーー」
「残念ですが、私には戦闘の意思が御座います」
「そうか⋯⋯なら俺達はここで、お前をーー」
きっと譲れない何かがあったんだろう、そう考えていたレイジは予想と大きく外れた答えにーーー
「だって、ここで貴方様以外を殺さないと貴方様を私の物にできないじゃないですの」
「は?」
ーーー疑問符を建てざるを得なかった。
「だってだってだって!貴方様を私の物に、私だけの物にしたいのです!私だけを、私だけを見てくれるようにするにはーー他は要りませんよね?」
レイジの背中に未だ嘗(かつ)てない寒いものが走った。
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