それ間違いです〜誤字脱字誤用です〜

黒にゃんこ

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1 反故しません

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 最近急に目に付くことが増えた、「反故する」という言葉。
 間違いです。

 反故とは、書き損じた紙のことなので、転じて約束などを「書き損じ」=「ダメ」にするという意味で使います。
 私のイメージでは、契約書をぐちゃぐちゃっとダメにしちゃう感じですね。

 なので、反故するという動詞はありません。
「書き損じの紙をする」という、意味のわからない言葉になるので。あくまで、書き損じの紙「に」するのです。
 多分、保護するという言葉と音が似るので、最近誤用が増えているのでしょうね。

正しい表現である「保護する」は、「保護をする」です。
つまり、「保護」=「守ること」をするので、意味の通る動詞になります。

〇〇をするのか、〇〇にするのか、たった一字ですが、意味が大きく変わってしまうので、要注意です。
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