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2 無碍になりたいけど、無下にはしない
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以前からよく見る「無碍」と「無下」の誤用
正しくは「無下」です。元々この二つは全く違う意味の言葉です。
正しい「無下」は、冷たく雑な扱い、態度のことです。
「下」すら「無い」扱いと言えばいいでしょうか。
これ以上下は無いくらい、冷淡にあしらうということです。
相手の頼みを容赦なく断る時とか、人を見下して雑にあつかう時とかに使います。
(例)
決して無下にはしないから、安心して欲しい。
借金を頼んだが、無下に断られた。
一方で「無碍」は、仏教用語で、どちらかというと「融通無碍」という熟語で使われることが多いと思います。
これは、物事が障害がないさま、つまり何ものにも妨げられず自由なことと言えばいいのでしょうか。
心が何かに囚われることなく自由であることと、私は解釈しています。
「碍」の字は「害」です。
最近では「障害者」という字を避けて、「障碍者」という字を使っているのを見かけることも増えました。
だから、「碍」=「妨げ」なので、「無碍」=「さまたげがないこと」となり、無下と誤用すると、てんで意味の通じない文になっちゃうのです。
簡単に覚えるなら、「無下」は悪いこと、ひどい態度。
「無碍」は、素晴らしいこと、のびのびした態度。
悪いことと良いこと、逆だと覚えておくと良いでしょう。
正しくは「無下」です。元々この二つは全く違う意味の言葉です。
正しい「無下」は、冷たく雑な扱い、態度のことです。
「下」すら「無い」扱いと言えばいいでしょうか。
これ以上下は無いくらい、冷淡にあしらうということです。
相手の頼みを容赦なく断る時とか、人を見下して雑にあつかう時とかに使います。
(例)
決して無下にはしないから、安心して欲しい。
借金を頼んだが、無下に断られた。
一方で「無碍」は、仏教用語で、どちらかというと「融通無碍」という熟語で使われることが多いと思います。
これは、物事が障害がないさま、つまり何ものにも妨げられず自由なことと言えばいいのでしょうか。
心が何かに囚われることなく自由であることと、私は解釈しています。
「碍」の字は「害」です。
最近では「障害者」という字を避けて、「障碍者」という字を使っているのを見かけることも増えました。
だから、「碍」=「妨げ」なので、「無碍」=「さまたげがないこと」となり、無下と誤用すると、てんで意味の通じない文になっちゃうのです。
簡単に覚えるなら、「無下」は悪いこと、ひどい態度。
「無碍」は、素晴らしいこと、のびのびした態度。
悪いことと良いこと、逆だと覚えておくと良いでしょう。
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