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2-04.恋と愛の解釈の一致 ①
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七瀬が予約してくれていたオシャレなレストランで食事をしたあと、小さなケーキを買って、七瀬のマンションに行った。初々しく手を繋いだまま。だけど、エレベーターでふたりきりになるや、どちらともなくキスをした。
気持ちがひとつになった今、身体もひとつになりたい。
それに、七瀬のキスは彩葉の好みだった。身長差二十センチもあるキスは、七瀬が屈み、彩葉が背伸びをする。互いの唇の表面を調べる前にエレベーターは七瀬が住む階に着いてしまった。
七瀬の稼ぎはどの程度なのかわからないが、区内の高級賃貸マンション暮らしだった。社長宅と渋谷にある職場のどちらにもアクセスがいい場所だからという理由らしい。
ひとり暮らしには贅沢な2LDKだけど、一室はゲーム部屋なので、実質1LDKだ。でも、彩葉の借りているマンションに比べれば段違いに広い。
リビングにもあちこちゲームのグッズが置かれている。ゲームに出てくる無駄にでかい剣とか。デザイナーズソファのほとんどは、ゲームのキャラぬいぐるみが鎮座しているとか。
だけど、今夜はそれらを愛でることなく、シャワーを借りて、寝室でドキドキしながら彼を待っていた。
せっかくのニットワンピースを着ていたのだから、ニットワンピースを着直そうと考えた。が、用意してくれた七瀬の冬用もこふわパジャマを着たい気持ちが勝った。だって、七瀬の匂いがするから。でも、七瀬サイズなのでぶかぶかである。
白い壁一面は、プロジェクタの映像。彩葉が落ち着くように気を使ってくれたのか、ファンタジックな世界の動画が流れていた。
このプロジェクタにもお世話になった。只今大ハマり中の〈マクシム〉というアニメのイベントディスク鑑賞やミュージカル鑑賞もした。よき思い出である。
(そうだけど、そうじゃない。もっと、こう、恋人気分が盛り上がる動画でもよかったんだけどなっ!?)
とはいえ。恋人気分が盛り上がるどうがとは? などと考えていると、ドアがノックされて、彩葉は緊張で返事ができなかった。
部家に入ってきた七瀬は、冬用のファスナーのルームウェアだった。その手には、ケーキと牛乳、チョコレートリキュールとコーヒーリキュールがのったトレイが。
「ケーキ、食べるかなって」
「あ、忘れてました」
七瀬はケーキなどをテーブルに置いて、彩葉にどっちのリキュールがいいか聞いてから、牛乳で割ってくれる。
下戸の七瀬は、アルコール度数がすごく低いものなら飲めると話す。
オーバル型のグラスに注がれるコーヒーとチョコレートのリキュールの甘い香り。隣に座ったのは、清潔な香りの七瀬。ときめきばかりが加速していく。
「敬語、やめない?」
「アッ、ハイッ」
(カッコ悪いっ。つい、キョドってしまった)
七瀬はスマホからプロジェクタに動画を送信する。壁一面がクリスマスイルミネーションの世界に変わる。BGMは洋楽のクリスマス定番ソング。きっと、考えてくれていたのだ。そう思うと、嬉しくってたまらない。
小さなケーキを食べ、甘いリキュールがなくなる頃、肩が触れ合う距離になっていた。今さらながら、心拍数が上がる。
「彩葉さん」
「さん、付けはやめて~。呼び捨てでおなしゃす」
「じゃ、先輩ってつけるのやめてくれる?」
「だって、君島先輩は」
「距離感感じて寂しい、かな」
七瀬がふんわりと笑うから、彩葉は、うっと詰まる。
「善処します」
「言って欲しいな。というか、言わせちゃおうか」
(はひ?)
七瀬が大人の男の色香を醸して、彩葉の小さな顎をすくうから、ぎゅっと目を瞑ってしまった。恥ずかしい。照れる。あの、表情の乏しい七瀬の攻め顔を間近で目にして、彩葉は自分のなかの強い恋心に気づいた。
(淡くなんかない。ものすごく、すき)
そっと触れ合うくちづけ。エレベーターのなかでしたキスよりもうんと心地いい。甘く感じるのは、リキュールのせいだけじゃない。
彩葉の吐息を狙ったかのように七瀬の舌が侵入してきた。チョコレートの香りのそれが、コーヒーの香りを残す口内を満たし、くすぐる。彩葉も七瀬の舌に応える。愛したいのは自分もだと主張するように。
ダボダボの七瀬のパジャマ上から、慎ましい胸を触られ、キュンと胸の内が高鳴った。でも、見たらガッカリさせるだろうなとも思った。
「君島先輩、あの」
「七瀬って呼ばなかったペナルティ」
「え、ひゃ、んっ」
雪の結晶がぶら下がるピアスのある耳朶にキスをされ、やんわり食まれる。
「ペナルティじゃないか。悦んでるみたいだから、ほかに考えないとね」
大好きなバリトンが鼓膜を響かせ、腰をそわそわさせる。寒さからではない。
防寒用の下着は身につけていない。シャワーを借りる、イコール、そうなるのは、経験の浅い彩葉にだってわかる。
だから、七瀬のふわもこのパジャマを着るときに、迷ったが、可愛いお揃いブラとショーツだけにした。
(キスも、手つきも、えっち……)
表情は乏しいが、イケメンメガネである。そして性格もいい。重度のオタクだけど、モテたんだろうなとは思うし、迷いのない手つきはそう感じさせる。
「ん……っ」
もこもこパジャマの下に入ってきた七瀬の手が、彩葉の素肌を触る。
「すべすべ。触り心地いい」
「七瀬、先輩の、手……、大きい……」
「先輩はいならいって。ペナルティ」
「ひゃぁっ」
がばっと上着を脱がされてしまった。髪の毛が散る視界で、慌てて慎ましい胸を隠す。
「隠さないでよ」
「ち、小さい……から」
「彩葉の身体は可愛いところだらけだよ」
Aカップブラは可愛いものも多いが、盛っている分厚さがえげつない。
七瀬は胸を隠してクロスしている腕にキスを続け、長い髪に覆われた背中を優しく撫で、ぷちっとブラのホックを外してしまった。
彩葉は観念して、腕を下げる。だって、胸の先がムズムズするから。
「彩葉っぽい可愛いブラ」
(見られちゃった……恥ずかし……)
鎖骨にキスをされ、ブラが浮いた場所をやんわり指で押される。
「えっと、合法ロリだと思ってもらえれば」
おかしな言い訳が出てきてしまった。ふっと七瀬が笑う。
「俺はロリコンじゃない。彩葉だから、いいんだ」
きっぱりと非ロリ宣言され、自分だからいいと言われると、長年のコンプレックスが救われた気がする。
とうとうブラジャーの紐が腕から脱がされる。きっと、顔を真っ赤にして恥ずかしがっているのを楽しんでいるんだと、彩葉は思う。きっと、それがペナルティなのだ。
「……かわいい」
「み、ないで、ください……」
消え入りそうな声が出たのは、七瀬が小さな乳房を見てメガネの奥の目を光らせたから。
ふにっと少ない脂肪を両の五指でソフトに触られると、ぴくっと肩が跳ねた。それまで付き合った男は、このぺったんこの胸を無視して次の段階へ進んでいた。
七瀬は違う。官能を引き出そうとする手つきのせいで、下腹部と鼠径部が疼く。
「乳首もかわいい」
「んっ」
「こっち、おいで。彩葉」
おいで、と言った七瀬が先に彩葉の背後に回る。座ると少しだけ身長差が縮むのは、七瀬の足の長さを物語っている。
後頭部をくんくん嗅がれるのも羞恥を煽られるのに、七瀬の指は小さな乳首をフェザータッチでスリスリスリスリしつこく摩る。もどかしくなった頃、人差し指がぴちぴち凝った先を爪弾く。
「ん……っ、ん」
(おっぱいって、こんなに、気持ちよかったんだ。七瀬先輩が、触るから、気持ちいいんだ)
「めちゃくちゃ感度いいね」
「七瀬先輩が、さわって……あっぁっ、くれる、から」
きゅっと乳首を軽くつままれ、びくんっと身体が跳ねる。
「彩葉。優しくしたいのにいじめるよ?」
耳元に落とされる優しいバリトンが感度を上げる。
七瀬に背中どころか身体を預けて、されるがままになる。促され腰を少し捻じると、屈んだ七瀬が小ぶりの乳房にくちづけた。優しく。ときにチリッと小さな痛みを与えられる、キスが、彩葉の息を浅くしていく。
「……ふ」
ささやかな乳房をいやらしくれろれろと這う舌。片方の乳暈も指で優しく嬲られ続けていて、ショーツのなかがたいへんなことになっている自覚がある。借りているパジャマを汚している気すらする。
「あ……っ」
小さな乳暈を七瀬が食べてしまう。乳暈どころか、乳房のほとんどが七瀬の口のなかだ。
「ひゃぁ、ぁっ」
彼の舌は彩葉の乳暈と乳首を弄び翻弄する。入念に舐められて、ぢゅっと吸われて、彩葉の全身に快感が巡る。
「や、ぁ、七瀬、先輩……っ、い……ちゃ、いそう……っ」
ちっぱいを愛し、悦びを開花させようとしてくれる七瀬にときめきが加速する。
「イって。彩葉がイくところ、たくさん見たい」
「しゃべっ……、ちゃ」
甘く歯が当たると下腹部が蕩けそうになる。
「見て、彩葉」
七瀬は大きく舌を出し、尖らせた先で、唾液でぬらぬらと光る乳首を舐め回す。
「あっ、ぁっ、ゃ……ぁっ」
「かわいい。かわいい声。乳首も、おっぱいも、かわいい」
歯が当たる。片方の乳首も同じタイミングでつねられるから、全身がビリビリして仕方がない。
(イっちゃうっ。イく。おっぱいで、イっちゃう)
「七瀬先ぱ……ぁぁっ」
ぢゅぅぅっと強く吸われ、甘く噛まれて、彩葉は全身をわななかせて達してしまった。
とぷっ。愛液がたっぷりと溢れた感覚が鼠径部に広がる。
「かわいい。でも、名前で呼んでよ」
「……ん、ぅ」
まだ甘く痺れている彩葉から、ダボダボのズボンをするんっと脱がされる。くったりとしている足を広げられると、ショーツのそこがひんやりとした。
プロジェクタからはイルミネーションの動画が流れ続けているから、きっと、見えているに違いない。
(やだ、すごく……濡れてる……)
七瀬の手は彩葉のぺたんこの原を撫で回しながら下腹部へ向かう。丸みの足りない腰を揉まれて、くすったがりの彩葉は腰をくねらせて「くすぐったいっ」と訴える。
七瀬はいいことを聞いたとばかりに腰を揉み、小ぶりの尻を五指で揉みしだく。
そのあいだにも、だくだくと愛液がショーツを濡らし、鼠径部との隙間から滴り続ける。
七瀬が予約してくれていたオシャレなレストランで食事をしたあと、小さなケーキを買って、七瀬のマンションに行った。初々しく手を繋いだまま。だけど、エレベーターでふたりきりになるや、どちらともなくキスをした。
気持ちがひとつになった今、身体もひとつになりたい。
それに、七瀬のキスは彩葉の好みだった。身長差二十センチもあるキスは、七瀬が屈み、彩葉が背伸びをする。互いの唇の表面を調べる前にエレベーターは七瀬が住む階に着いてしまった。
七瀬の稼ぎはどの程度なのかわからないが、区内の高級賃貸マンション暮らしだった。社長宅と渋谷にある職場のどちらにもアクセスがいい場所だからという理由らしい。
ひとり暮らしには贅沢な2LDKだけど、一室はゲーム部屋なので、実質1LDKだ。でも、彩葉の借りているマンションに比べれば段違いに広い。
リビングにもあちこちゲームのグッズが置かれている。ゲームに出てくる無駄にでかい剣とか。デザイナーズソファのほとんどは、ゲームのキャラぬいぐるみが鎮座しているとか。
だけど、今夜はそれらを愛でることなく、シャワーを借りて、寝室でドキドキしながら彼を待っていた。
せっかくのニットワンピースを着ていたのだから、ニットワンピースを着直そうと考えた。が、用意してくれた七瀬の冬用もこふわパジャマを着たい気持ちが勝った。だって、七瀬の匂いがするから。でも、七瀬サイズなのでぶかぶかである。
白い壁一面は、プロジェクタの映像。彩葉が落ち着くように気を使ってくれたのか、ファンタジックな世界の動画が流れていた。
このプロジェクタにもお世話になった。只今大ハマり中の〈マクシム〉というアニメのイベントディスク鑑賞やミュージカル鑑賞もした。よき思い出である。
(そうだけど、そうじゃない。もっと、こう、恋人気分が盛り上がる動画でもよかったんだけどなっ!?)
とはいえ。恋人気分が盛り上がるどうがとは? などと考えていると、ドアがノックされて、彩葉は緊張で返事ができなかった。
部家に入ってきた七瀬は、冬用のファスナーのルームウェアだった。その手には、ケーキと牛乳、チョコレートリキュールとコーヒーリキュールがのったトレイが。
「ケーキ、食べるかなって」
「あ、忘れてました」
七瀬はケーキなどをテーブルに置いて、彩葉にどっちのリキュールがいいか聞いてから、牛乳で割ってくれる。
下戸の七瀬は、アルコール度数がすごく低いものなら飲めると話す。
オーバル型のグラスに注がれるコーヒーとチョコレートのリキュールの甘い香り。隣に座ったのは、清潔な香りの七瀬。ときめきばかりが加速していく。
「敬語、やめない?」
「アッ、ハイッ」
(カッコ悪いっ。つい、キョドってしまった)
七瀬はスマホからプロジェクタに動画を送信する。壁一面がクリスマスイルミネーションの世界に変わる。BGMは洋楽のクリスマス定番ソング。きっと、考えてくれていたのだ。そう思うと、嬉しくってたまらない。
小さなケーキを食べ、甘いリキュールがなくなる頃、肩が触れ合う距離になっていた。今さらながら、心拍数が上がる。
「彩葉さん」
「さん、付けはやめて~。呼び捨てでおなしゃす」
「じゃ、先輩ってつけるのやめてくれる?」
「だって、君島先輩は」
「距離感感じて寂しい、かな」
七瀬がふんわりと笑うから、彩葉は、うっと詰まる。
「善処します」
「言って欲しいな。というか、言わせちゃおうか」
(はひ?)
七瀬が大人の男の色香を醸して、彩葉の小さな顎をすくうから、ぎゅっと目を瞑ってしまった。恥ずかしい。照れる。あの、表情の乏しい七瀬の攻め顔を間近で目にして、彩葉は自分のなかの強い恋心に気づいた。
(淡くなんかない。ものすごく、すき)
そっと触れ合うくちづけ。エレベーターのなかでしたキスよりもうんと心地いい。甘く感じるのは、リキュールのせいだけじゃない。
彩葉の吐息を狙ったかのように七瀬の舌が侵入してきた。チョコレートの香りのそれが、コーヒーの香りを残す口内を満たし、くすぐる。彩葉も七瀬の舌に応える。愛したいのは自分もだと主張するように。
ダボダボの七瀬のパジャマ上から、慎ましい胸を触られ、キュンと胸の内が高鳴った。でも、見たらガッカリさせるだろうなとも思った。
「君島先輩、あの」
「七瀬って呼ばなかったペナルティ」
「え、ひゃ、んっ」
雪の結晶がぶら下がるピアスのある耳朶にキスをされ、やんわり食まれる。
「ペナルティじゃないか。悦んでるみたいだから、ほかに考えないとね」
大好きなバリトンが鼓膜を響かせ、腰をそわそわさせる。寒さからではない。
防寒用の下着は身につけていない。シャワーを借りる、イコール、そうなるのは、経験の浅い彩葉にだってわかる。
だから、七瀬のふわもこのパジャマを着るときに、迷ったが、可愛いお揃いブラとショーツだけにした。
(キスも、手つきも、えっち……)
表情は乏しいが、イケメンメガネである。そして性格もいい。重度のオタクだけど、モテたんだろうなとは思うし、迷いのない手つきはそう感じさせる。
「ん……っ」
もこもこパジャマの下に入ってきた七瀬の手が、彩葉の素肌を触る。
「すべすべ。触り心地いい」
「七瀬、先輩の、手……、大きい……」
「先輩はいならいって。ペナルティ」
「ひゃぁっ」
がばっと上着を脱がされてしまった。髪の毛が散る視界で、慌てて慎ましい胸を隠す。
「隠さないでよ」
「ち、小さい……から」
「彩葉の身体は可愛いところだらけだよ」
Aカップブラは可愛いものも多いが、盛っている分厚さがえげつない。
七瀬は胸を隠してクロスしている腕にキスを続け、長い髪に覆われた背中を優しく撫で、ぷちっとブラのホックを外してしまった。
彩葉は観念して、腕を下げる。だって、胸の先がムズムズするから。
「彩葉っぽい可愛いブラ」
(見られちゃった……恥ずかし……)
鎖骨にキスをされ、ブラが浮いた場所をやんわり指で押される。
「えっと、合法ロリだと思ってもらえれば」
おかしな言い訳が出てきてしまった。ふっと七瀬が笑う。
「俺はロリコンじゃない。彩葉だから、いいんだ」
きっぱりと非ロリ宣言され、自分だからいいと言われると、長年のコンプレックスが救われた気がする。
とうとうブラジャーの紐が腕から脱がされる。きっと、顔を真っ赤にして恥ずかしがっているのを楽しんでいるんだと、彩葉は思う。きっと、それがペナルティなのだ。
「……かわいい」
「み、ないで、ください……」
消え入りそうな声が出たのは、七瀬が小さな乳房を見てメガネの奥の目を光らせたから。
ふにっと少ない脂肪を両の五指でソフトに触られると、ぴくっと肩が跳ねた。それまで付き合った男は、このぺったんこの胸を無視して次の段階へ進んでいた。
七瀬は違う。官能を引き出そうとする手つきのせいで、下腹部と鼠径部が疼く。
「乳首もかわいい」
「んっ」
「こっち、おいで。彩葉」
おいで、と言った七瀬が先に彩葉の背後に回る。座ると少しだけ身長差が縮むのは、七瀬の足の長さを物語っている。
後頭部をくんくん嗅がれるのも羞恥を煽られるのに、七瀬の指は小さな乳首をフェザータッチでスリスリスリスリしつこく摩る。もどかしくなった頃、人差し指がぴちぴち凝った先を爪弾く。
「ん……っ、ん」
(おっぱいって、こんなに、気持ちよかったんだ。七瀬先輩が、触るから、気持ちいいんだ)
「めちゃくちゃ感度いいね」
「七瀬先輩が、さわって……あっぁっ、くれる、から」
きゅっと乳首を軽くつままれ、びくんっと身体が跳ねる。
「彩葉。優しくしたいのにいじめるよ?」
耳元に落とされる優しいバリトンが感度を上げる。
七瀬に背中どころか身体を預けて、されるがままになる。促され腰を少し捻じると、屈んだ七瀬が小ぶりの乳房にくちづけた。優しく。ときにチリッと小さな痛みを与えられる、キスが、彩葉の息を浅くしていく。
「……ふ」
ささやかな乳房をいやらしくれろれろと這う舌。片方の乳暈も指で優しく嬲られ続けていて、ショーツのなかがたいへんなことになっている自覚がある。借りているパジャマを汚している気すらする。
「あ……っ」
小さな乳暈を七瀬が食べてしまう。乳暈どころか、乳房のほとんどが七瀬の口のなかだ。
「ひゃぁ、ぁっ」
彼の舌は彩葉の乳暈と乳首を弄び翻弄する。入念に舐められて、ぢゅっと吸われて、彩葉の全身に快感が巡る。
「や、ぁ、七瀬、先輩……っ、い……ちゃ、いそう……っ」
ちっぱいを愛し、悦びを開花させようとしてくれる七瀬にときめきが加速する。
「イって。彩葉がイくところ、たくさん見たい」
「しゃべっ……、ちゃ」
甘く歯が当たると下腹部が蕩けそうになる。
「見て、彩葉」
七瀬は大きく舌を出し、尖らせた先で、唾液でぬらぬらと光る乳首を舐め回す。
「あっ、ぁっ、ゃ……ぁっ」
「かわいい。かわいい声。乳首も、おっぱいも、かわいい」
歯が当たる。片方の乳首も同じタイミングでつねられるから、全身がビリビリして仕方がない。
(イっちゃうっ。イく。おっぱいで、イっちゃう)
「七瀬先ぱ……ぁぁっ」
ぢゅぅぅっと強く吸われ、甘く噛まれて、彩葉は全身をわななかせて達してしまった。
とぷっ。愛液がたっぷりと溢れた感覚が鼠径部に広がる。
「かわいい。でも、名前で呼んでよ」
「……ん、ぅ」
まだ甘く痺れている彩葉から、ダボダボのズボンをするんっと脱がされる。くったりとしている足を広げられると、ショーツのそこがひんやりとした。
プロジェクタからはイルミネーションの動画が流れ続けているから、きっと、見えているに違いない。
(やだ、すごく……濡れてる……)
七瀬の手は彩葉のぺたんこの原を撫で回しながら下腹部へ向かう。丸みの足りない腰を揉まれて、くすったがりの彩葉は腰をくねらせて「くすぐったいっ」と訴える。
七瀬はいいことを聞いたとばかりに腰を揉み、小ぶりの尻を五指で揉みしだく。
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