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はじまりはじまり。
古代竜に会いに行こう!
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結局、実地を兼ねて『リンフィス』が聖生龍に会ったというポイントに行ってみることになった。
「教えてくれたって良いじゃない」
「何処まで話して良いかは古代竜に聞いてからじゃないと」
「判断難しいよなあ」
「父上まで」
ぶっちゃけ全部古代竜に丸投げである。
もうそういうことにしようと伯父と姪は頷きあった。
リュートが太刀を振るうとその一撃で数匹の魔物が倒れる。リンフィスは後方から弓で支援。
兄皇子は槍で、弟皇子は両刃の剣で取りこぼしを相手にするが、しかし此方は騎士達に護られながらだった。
「陛下、やはりこのダンジョンは地図に現れません」
「そうか」
その理由がこれ。新旧すべてのダンジョンが浮かび上がるという地図の魔法具だが、今居るダンジョンに限っては地図上に表記されない。
つまり何があるか分からない。
「父上は強いからともかく、何があるか分からないのはリンだって同じなのに」
「それだけ聖生龍の弓が凄いってことよね」
高レベルの武器を今のリンフィスが使えるという事実に疑問はあるが、使えるものは使わなければダンジョンでは生き残れない。というか使いたい。
武器使用者の周囲に聖属性の高位障壁が展開されるというのはとても便利である。
「リン、次はどっちだ」
「右」
聖生龍の弓が導いてくれるので迷うことなく少女は答える。
そうして魔物を倒しながら進んだ先に、大きな扉があった。
「これか」
「……たぶん?」
しかし少女は首を傾げる。
『リンフィス』に扉を開いた記憶はないが、弓の導きは確かに扉の先を示しているので何かあるのは間違いないだろう。
「開けます!」
騎士の手によって、扉は開かれた。
白い空間。
何時の間にかリンフィスは其処にいた。
「久し振りだな、お嬢ちゃん」
「古代竜」
目の前の白い巨体、古代竜は面白そうに目を細めた。
リンフィスがいない。
真っ先に気付いたのはやはりラグフォードだった。
「僕からリンを奪うなんて」
許さない、と子供には相応しくない殺気が溢れている。
「ラグ、落ち着け」
「無理」
「ラグフォード様!」
幼竜とはいえこの場で竜族が暴れた場合、ダンジョン崩壊の危険がある。
焦る周囲にしかし父たる男は、ゆっくりと扉と部屋の奥を見回すだけだった。
「位相がずれてんのか。なら……」
彼は軽く跳んだ。
「伯父様」
「よう」
片手を挙げて姪に応える。
古代竜は感心した様に息を吐いた。
「ふむ。ずらされた位相に跳べるということは、お前もプレイヤーか」
「リュートだ、古代竜」
名乗った後、違和感に気付く。
「ん? プレイヤー?」
「あのゲームとこの世界、幾つか位相をずらして繋がってるんだって」
衝撃の事実が発覚した。
所謂、『貴方の知らない世界』は存在する。
この世界もそのひとつで、偶々ゲームの世界観と一致し、偶々ずれた位相の一部がゲームと繋がった。
「偶々!? それだけのことで済ましちまうのか!?」
「そんなもんだろう」
「そんなもんでしょう」
「えー……」
簡単な問題ではないと思うのだが、気の所為だろうか。
「理屈だけで説明出来るなら、奇跡も不思議も要らんだろう」
「そう、なのか……?」
お前さんだってこうして存在してるんだ、理屈だけではないさ。そう言われると、納得するしかない気がしてきた。
考えることを放棄したともいう。
「位相のずれた場所に跳べるのは、プレイヤーだけなのか?」
「現状はまあ、そうだな」
「リンが消えた所為で、うちの息子が暴れそうなんだが」
「レベルが足りていればこの場に来れるようになる」
「レベル?」
「ゲーム側も条件があったろう」
一、プレイヤーレベルが85以上であること。
二、高ランクのダンジョンを十以上突破していること。
三、位相の違うダンジョンを十以上突破していること。
「此処にいるってことは、俺もリンも条件を満たしてるってことだよな。もしかして、ゲームのステータスが反映されてるって考えても良いのか?」
「あれもお前達の実力だからな」
これでリンフィスが聖生龍の弓を使える理由が分かった。だがゲームではなく現実として生きているこの世界で、どうやって自身のレベルやステータスを確認するのか。
「造れば良いだろう」
「は?」
古代竜は事も無げに言った。
「ギルドカード、だったか。それを造れば良い」
「簡単に言ってくれるが、現実に造るとなると仕組みが全く解らんぞ」
「材料を揃えたら良いのではないか?」
「その材料すら分からないのよ」
無茶振りだ、と二人は思う。確かに有れば便利だが、あれはゲームだから特に疑問に思うことも無く使っていたのだ。
「ゲーム設定では確か、智龍の鱗と天上の雫、海の宝石から製造出来た筈だ」
『何でそんなこと知ってんの』
設定資料集を見た。
何このチートドラゴン、そんなことも出来るの。というかやったの。
製造方法も詳しく教えてくれました。
「リン!」
「父上!」
戻るとリンフィスはラグフォードに抱き着かれ、リュートはゼルディアスに鳩尾に突進された。
「ご無事でしたか」
「おう。心配掛けたな」
「何方かというと、皇子方の暴走を」
現竜皇帝と付き合いの長い数人の騎士達は、彼が強いことを知っている。
故に、何があっても姫の御身は護られると信じていた。
「それで陛下。古代竜とやらに接触した結果はどうでした?」
「確定かよ」
「貴方の顔を見れば分かります」
少しは心配して欲しかったという男に対し先を促す騎士。リュートは友人の遠慮の無さに涙した。
「端的に言えば、知識を頂戴した」
「知識、ですか」
「ギルドカード、造るぞ」
「……順を追って、説明願います」
端的過ぎる言葉に、騎士は己が仕える主人であり友人である男を威圧した。
「僕、強くなるよ」
ラグフォードの目は据わっていた。リンフィスと引き離されたのが相当悔しかったらしい。
その腕は未だに番の少女を抱えている。
「製造方法は皇国直属の魔法具専門家達に伝えておくとして。実物はこれだ」
「それはその古代竜が?」
「ああ」
手先が器用な古代竜はあの場でリンフィスとリュートのカードを即席で簡単に造って見せた。
二人はもうそういう存在なのだと納得することにした。
カードには名前と職業・所属の他、レベルやスキル、個人称号などが記載されている。
「数字が大きいほど強いのですか?」
「そうだな。俺はほぼ上限か」
「この後ろの括弧書きの数字は何です?」
「補正値ってやつだな」
この世界では、基本数値にスキルや武具の強さが加わったものが個人の強さとなる。
そうリュートは説明した。
実際は少し違う。
確かに説明したとおりの表示なのだが、古代竜が『プレイヤー』と呼ぶ存在に限り、括弧の中の数値はゲーム最終プレイ時のステータスが反映される。
これも立派なチートである。
名前:リュート・イラ・ドラグナー
職業:竜皇帝(ドラグナー皇国)
Lv.93(91)
適応属性:火・風・光・闇
スキル:太刀+10(+10)、一刀両断+10(+10)、投擲+10(+10)、必中+10(+10)、
幸運+5(+5)、威圧+7、隠密+3、ドラゴンブレス(竜形態)+10、飛行(竜形態)+10、
王の資質+10、へたれ+6
名前:リンフィス・レイン・アトライア
職業:公爵令嬢(アトレ王国)、第二竜皇子妃(ドラグナー皇国)
Lv.11(93)
適応属性:火・地・雷・聖
スキル:双剣+2(+10)、剣舞+2(+10)、弓+10(+10)、必中+10(+10)、
幸運+7(+7)、威圧+1、隠密+1、淑女+2、猫被り+2、女王様+1
どちらも微妙。
「へたれ……」
「猫被りはともかく女王様って何」
世界の認識なので、諦めてくれ。
「な、なんかカード持つの怖いな」
「でも特技伸ばしたり苦手克服の目安にはなりそうですね」
「ああ、それは確かに」
「へたれは願い下げだがな」
「陛下じゃないんだから大丈夫では?」
「おいお前ら」
『何でしょう、奥方と妹の尻に敷かれているへたれ陛下』
「……マジ、泣いていいよな俺」
騎士達が興味津々にリュートのカードを見ている一方、二人の皇子はリンフィスのカードを見ていた。
「リンは幸運が高めだね」
「古代竜に会える位の幸運度ってことかな。基準が分からないけど」
「弓と必中が高いのは聖生龍の弓の恩恵ね、きっと」
ラグフォードとゼルディアスには女王様の意味が理解出来ていないらしく、その辺はスルーしている。精々が彼等の母、竜皇妃の様なものかと考える程度だ。
リンフィスはそのまま知らずにいてほしいと願った。
「僕はどんなカードになるのかな」
「ディー兄様なら棒術は勿論、頭良いし知略もあるに決まってるわ」
「うん。ディー兄上だもの、王の資質だって高いよ」
「そうかな」
断言する従妹と弟に兄は照れた。
「僕は絶対幸運が高いよ。だってリンに逢えたんだもの」
「そうね」
にっこり笑うラグフォードに、リンフィスも笑い返す。
どうかヤンデレが追加されませんように。これ重要。
後日、ドラグナー皇国内の冒険者・傭兵・商業ギルドより、皇国主導で正式にギルドカードが発行された。
半月遅れてアトレ王国でも導入し、両国ではギルドカードを身分証と同じ扱いとする。
そして周辺諸国もその利便性にからギルドカード導入を開始し、僅か三年でどの国でも当たり前の様に認知され利用されることとなった。
「で。結局聖生龍の弓は何処のダンジョンでドロップしたの?」
「それが何時の間にか宝物殿に紛れてた」
「お嬢ちゃんが此方の世界に生まれたのを感じたからな」
『アンタの仕業か、古代竜!』
「教えてくれたって良いじゃない」
「何処まで話して良いかは古代竜に聞いてからじゃないと」
「判断難しいよなあ」
「父上まで」
ぶっちゃけ全部古代竜に丸投げである。
もうそういうことにしようと伯父と姪は頷きあった。
リュートが太刀を振るうとその一撃で数匹の魔物が倒れる。リンフィスは後方から弓で支援。
兄皇子は槍で、弟皇子は両刃の剣で取りこぼしを相手にするが、しかし此方は騎士達に護られながらだった。
「陛下、やはりこのダンジョンは地図に現れません」
「そうか」
その理由がこれ。新旧すべてのダンジョンが浮かび上がるという地図の魔法具だが、今居るダンジョンに限っては地図上に表記されない。
つまり何があるか分からない。
「父上は強いからともかく、何があるか分からないのはリンだって同じなのに」
「それだけ聖生龍の弓が凄いってことよね」
高レベルの武器を今のリンフィスが使えるという事実に疑問はあるが、使えるものは使わなければダンジョンでは生き残れない。というか使いたい。
武器使用者の周囲に聖属性の高位障壁が展開されるというのはとても便利である。
「リン、次はどっちだ」
「右」
聖生龍の弓が導いてくれるので迷うことなく少女は答える。
そうして魔物を倒しながら進んだ先に、大きな扉があった。
「これか」
「……たぶん?」
しかし少女は首を傾げる。
『リンフィス』に扉を開いた記憶はないが、弓の導きは確かに扉の先を示しているので何かあるのは間違いないだろう。
「開けます!」
騎士の手によって、扉は開かれた。
白い空間。
何時の間にかリンフィスは其処にいた。
「久し振りだな、お嬢ちゃん」
「古代竜」
目の前の白い巨体、古代竜は面白そうに目を細めた。
リンフィスがいない。
真っ先に気付いたのはやはりラグフォードだった。
「僕からリンを奪うなんて」
許さない、と子供には相応しくない殺気が溢れている。
「ラグ、落ち着け」
「無理」
「ラグフォード様!」
幼竜とはいえこの場で竜族が暴れた場合、ダンジョン崩壊の危険がある。
焦る周囲にしかし父たる男は、ゆっくりと扉と部屋の奥を見回すだけだった。
「位相がずれてんのか。なら……」
彼は軽く跳んだ。
「伯父様」
「よう」
片手を挙げて姪に応える。
古代竜は感心した様に息を吐いた。
「ふむ。ずらされた位相に跳べるということは、お前もプレイヤーか」
「リュートだ、古代竜」
名乗った後、違和感に気付く。
「ん? プレイヤー?」
「あのゲームとこの世界、幾つか位相をずらして繋がってるんだって」
衝撃の事実が発覚した。
所謂、『貴方の知らない世界』は存在する。
この世界もそのひとつで、偶々ゲームの世界観と一致し、偶々ずれた位相の一部がゲームと繋がった。
「偶々!? それだけのことで済ましちまうのか!?」
「そんなもんだろう」
「そんなもんでしょう」
「えー……」
簡単な問題ではないと思うのだが、気の所為だろうか。
「理屈だけで説明出来るなら、奇跡も不思議も要らんだろう」
「そう、なのか……?」
お前さんだってこうして存在してるんだ、理屈だけではないさ。そう言われると、納得するしかない気がしてきた。
考えることを放棄したともいう。
「位相のずれた場所に跳べるのは、プレイヤーだけなのか?」
「現状はまあ、そうだな」
「リンが消えた所為で、うちの息子が暴れそうなんだが」
「レベルが足りていればこの場に来れるようになる」
「レベル?」
「ゲーム側も条件があったろう」
一、プレイヤーレベルが85以上であること。
二、高ランクのダンジョンを十以上突破していること。
三、位相の違うダンジョンを十以上突破していること。
「此処にいるってことは、俺もリンも条件を満たしてるってことだよな。もしかして、ゲームのステータスが反映されてるって考えても良いのか?」
「あれもお前達の実力だからな」
これでリンフィスが聖生龍の弓を使える理由が分かった。だがゲームではなく現実として生きているこの世界で、どうやって自身のレベルやステータスを確認するのか。
「造れば良いだろう」
「は?」
古代竜は事も無げに言った。
「ギルドカード、だったか。それを造れば良い」
「簡単に言ってくれるが、現実に造るとなると仕組みが全く解らんぞ」
「材料を揃えたら良いのではないか?」
「その材料すら分からないのよ」
無茶振りだ、と二人は思う。確かに有れば便利だが、あれはゲームだから特に疑問に思うことも無く使っていたのだ。
「ゲーム設定では確か、智龍の鱗と天上の雫、海の宝石から製造出来た筈だ」
『何でそんなこと知ってんの』
設定資料集を見た。
何このチートドラゴン、そんなことも出来るの。というかやったの。
製造方法も詳しく教えてくれました。
「リン!」
「父上!」
戻るとリンフィスはラグフォードに抱き着かれ、リュートはゼルディアスに鳩尾に突進された。
「ご無事でしたか」
「おう。心配掛けたな」
「何方かというと、皇子方の暴走を」
現竜皇帝と付き合いの長い数人の騎士達は、彼が強いことを知っている。
故に、何があっても姫の御身は護られると信じていた。
「それで陛下。古代竜とやらに接触した結果はどうでした?」
「確定かよ」
「貴方の顔を見れば分かります」
少しは心配して欲しかったという男に対し先を促す騎士。リュートは友人の遠慮の無さに涙した。
「端的に言えば、知識を頂戴した」
「知識、ですか」
「ギルドカード、造るぞ」
「……順を追って、説明願います」
端的過ぎる言葉に、騎士は己が仕える主人であり友人である男を威圧した。
「僕、強くなるよ」
ラグフォードの目は据わっていた。リンフィスと引き離されたのが相当悔しかったらしい。
その腕は未だに番の少女を抱えている。
「製造方法は皇国直属の魔法具専門家達に伝えておくとして。実物はこれだ」
「それはその古代竜が?」
「ああ」
手先が器用な古代竜はあの場でリンフィスとリュートのカードを即席で簡単に造って見せた。
二人はもうそういう存在なのだと納得することにした。
カードには名前と職業・所属の他、レベルやスキル、個人称号などが記載されている。
「数字が大きいほど強いのですか?」
「そうだな。俺はほぼ上限か」
「この後ろの括弧書きの数字は何です?」
「補正値ってやつだな」
この世界では、基本数値にスキルや武具の強さが加わったものが個人の強さとなる。
そうリュートは説明した。
実際は少し違う。
確かに説明したとおりの表示なのだが、古代竜が『プレイヤー』と呼ぶ存在に限り、括弧の中の数値はゲーム最終プレイ時のステータスが反映される。
これも立派なチートである。
名前:リュート・イラ・ドラグナー
職業:竜皇帝(ドラグナー皇国)
Lv.93(91)
適応属性:火・風・光・闇
スキル:太刀+10(+10)、一刀両断+10(+10)、投擲+10(+10)、必中+10(+10)、
幸運+5(+5)、威圧+7、隠密+3、ドラゴンブレス(竜形態)+10、飛行(竜形態)+10、
王の資質+10、へたれ+6
名前:リンフィス・レイン・アトライア
職業:公爵令嬢(アトレ王国)、第二竜皇子妃(ドラグナー皇国)
Lv.11(93)
適応属性:火・地・雷・聖
スキル:双剣+2(+10)、剣舞+2(+10)、弓+10(+10)、必中+10(+10)、
幸運+7(+7)、威圧+1、隠密+1、淑女+2、猫被り+2、女王様+1
どちらも微妙。
「へたれ……」
「猫被りはともかく女王様って何」
世界の認識なので、諦めてくれ。
「な、なんかカード持つの怖いな」
「でも特技伸ばしたり苦手克服の目安にはなりそうですね」
「ああ、それは確かに」
「へたれは願い下げだがな」
「陛下じゃないんだから大丈夫では?」
「おいお前ら」
『何でしょう、奥方と妹の尻に敷かれているへたれ陛下』
「……マジ、泣いていいよな俺」
騎士達が興味津々にリュートのカードを見ている一方、二人の皇子はリンフィスのカードを見ていた。
「リンは幸運が高めだね」
「古代竜に会える位の幸運度ってことかな。基準が分からないけど」
「弓と必中が高いのは聖生龍の弓の恩恵ね、きっと」
ラグフォードとゼルディアスには女王様の意味が理解出来ていないらしく、その辺はスルーしている。精々が彼等の母、竜皇妃の様なものかと考える程度だ。
リンフィスはそのまま知らずにいてほしいと願った。
「僕はどんなカードになるのかな」
「ディー兄様なら棒術は勿論、頭良いし知略もあるに決まってるわ」
「うん。ディー兄上だもの、王の資質だって高いよ」
「そうかな」
断言する従妹と弟に兄は照れた。
「僕は絶対幸運が高いよ。だってリンに逢えたんだもの」
「そうね」
にっこり笑うラグフォードに、リンフィスも笑い返す。
どうかヤンデレが追加されませんように。これ重要。
後日、ドラグナー皇国内の冒険者・傭兵・商業ギルドより、皇国主導で正式にギルドカードが発行された。
半月遅れてアトレ王国でも導入し、両国ではギルドカードを身分証と同じ扱いとする。
そして周辺諸国もその利便性にからギルドカード導入を開始し、僅か三年でどの国でも当たり前の様に認知され利用されることとなった。
「で。結局聖生龍の弓は何処のダンジョンでドロップしたの?」
「それが何時の間にか宝物殿に紛れてた」
「お嬢ちゃんが此方の世界に生まれたのを感じたからな」
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