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店長の休憩
仕事
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「店長さん店長さん。」
「何?」
「あんた、いつもここで寝とるけど、仕事なにやってん?ほんまに店長?」
「ずいぶん失礼ね。まぁそう感じるのは仕方ないけどね。」
ざるそば
「まぁ無職のお前には言われたくはないね。」
「うっせぇ。これでも小遣い稼ぎくらいはできんねん。」
「どうやって?」
「それは言えん。」
「ほら。」
「何がほらや!」
男性はなにかブツブツ言いながら、そばを汁に通し、そばをすすった。
「俺やって…文化産業を…モグモグ…うまい!やっぱちゃんとこしある!汁とそばの旨味が倍増しとる気がする!」
「この看板、気分が良くなるよ。」
看板「店長休憩中。話しかけてよし。できれば飯の感想を言ってくれると嬉しい。」
「みんな言うてくれる。」
「そばって自作?」
「もちろんだ。」
「いろいろ作っとんのにそばもいけんのやな~。」
「私のおかげだよ。」
「へぇ~。あっ!何やっとーかわかった!」
「何?」
「管理もろもろと発注、新商品開発やな!」
「わかったくらいでデカイ声だすな。」
「すんまへん。」
「この会話だって仕事の一環だよ。」
「金払った覚えねーけど?」
「じゃあボランティアかな。」
「さっすが店長や!ングング…ん~!」
「…とろける…おかゆ…消化に優しいおかゆ…作ってみるか。」
「ん?新商品?」
「そうだよ。あんたのおかげ。」
「じゃあ金くれ。」
「やらないよ。」
「ちぇ!ズズ…ほういや…そういやさ。」
「飲むの早い。」
「ええねん。店長、1ヶ月前と雰囲気変わったな~。」
「え?」
「前はもうちっと眠たそうにしとったで。」
「あれ?そうだった?」
「おん。なんか変わったわ~。」
「そうか…そうなのか…自分ではわからないもんだな。」
「ま、今のほうがええんちゃう?ズズズズズズ!?はがい!(長い!)」
「気を付けて食えよ。もう成人してんだから。」
「フグ…ふぅ~ごちそうさま~。またな。帰るわ。」
「うん。さっさと職探せ。」
「一応小遣い稼ぎはできてる!」
「それじゃだめだって言ってんの。」
「けっ!」
…
「変わった…か……寝るか。」
「何?」
「あんた、いつもここで寝とるけど、仕事なにやってん?ほんまに店長?」
「ずいぶん失礼ね。まぁそう感じるのは仕方ないけどね。」
ざるそば
「まぁ無職のお前には言われたくはないね。」
「うっせぇ。これでも小遣い稼ぎくらいはできんねん。」
「どうやって?」
「それは言えん。」
「ほら。」
「何がほらや!」
男性はなにかブツブツ言いながら、そばを汁に通し、そばをすすった。
「俺やって…文化産業を…モグモグ…うまい!やっぱちゃんとこしある!汁とそばの旨味が倍増しとる気がする!」
「この看板、気分が良くなるよ。」
看板「店長休憩中。話しかけてよし。できれば飯の感想を言ってくれると嬉しい。」
「みんな言うてくれる。」
「そばって自作?」
「もちろんだ。」
「いろいろ作っとんのにそばもいけんのやな~。」
「私のおかげだよ。」
「へぇ~。あっ!何やっとーかわかった!」
「何?」
「管理もろもろと発注、新商品開発やな!」
「わかったくらいでデカイ声だすな。」
「すんまへん。」
「この会話だって仕事の一環だよ。」
「金払った覚えねーけど?」
「じゃあボランティアかな。」
「さっすが店長や!ングング…ん~!」
「…とろける…おかゆ…消化に優しいおかゆ…作ってみるか。」
「ん?新商品?」
「そうだよ。あんたのおかげ。」
「じゃあ金くれ。」
「やらないよ。」
「ちぇ!ズズ…ほういや…そういやさ。」
「飲むの早い。」
「ええねん。店長、1ヶ月前と雰囲気変わったな~。」
「え?」
「前はもうちっと眠たそうにしとったで。」
「あれ?そうだった?」
「おん。なんか変わったわ~。」
「そうか…そうなのか…自分ではわからないもんだな。」
「ま、今のほうがええんちゃう?ズズズズズズ!?はがい!(長い!)」
「気を付けて食えよ。もう成人してんだから。」
「フグ…ふぅ~ごちそうさま~。またな。帰るわ。」
「うん。さっさと職探せ。」
「一応小遣い稼ぎはできてる!」
「それじゃだめだって言ってんの。」
「けっ!」
…
「変わった…か……寝るか。」
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