レッド・ティーチ

昔懐かし怖いハナシ

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2第目、生活

2節目 転校生

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 その夜からつけた事がない、「日記」というものを書いた。もちろん、紙と一本の筆で。筆はインクとかつけるのが大変で、太くなったりかすれたりして難しい。しかし羅針は、この感触が好きだった。自分が紙と向き合い、ただ紙の擦れる音が気持ち良い。
 その日は、ぐっすり眠れた。ベッドもいつもと変わらないと思った。
 さて、その次の日はなんだか、大変だった。起きるのが明らかに遅かった。急いで、ラッシュから先日貰ったかばんや筆箱などを持ち、服装は、黒いスカートに、襟のある長袖Tシャツだった。セーラー服ではなかったが、なんだかグッときた。靴は自由らしい。
 ラッシュに連れられて、正門までやってきた。これは、本当に勇気と力がいる。前に踏み出す勇気が出ずに、一歩踏み込む力が必要だった。まだ、同次元の転校だったら、それほど緊張しないだろう。(僕は転校した事がないのでどれほどか分かりませんが)しかし、異世界!!流石に、足がすくむ。
 気がついた、ラッシュが受け持っている、クラスの前に来ていた。いや、歩くの、早くないかな。そんな事を思いつつ、
「羅針は、一旦ここで待っといて。まだ気持ちができていないだろう?」
軽く微笑み、ガラガラと戸を右に引き中に入っていった。騒音が先生がいない時といる時は、あまり変わらないクラスのようだ。
 何分かして、戸が開き、ラッシュに呼ばれた。心を決め、一歩一歩前進していった。
 意外と、少人数だった。二十人ぐらいのクラスのようだ。昨日の、ランゲルが一番後ろに居て、少しほっとした。男女比はそんなに変わらない。
 「この子が羅針だ。絶対、仲よく!そして、いじめ、すんなよ。」
ラッシュは、ランゲルの横に座るように促した。席が不自然に空いていた為、ラッシュが変えてくれたのだろう。その席に座った。心が、軽くなったように感じた。
 
    
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