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「ブルームから忙しくしていると聞いたのだけれど、学生生活は忙しいのかしら?」
笑みを浮かべながらも冷え切った目をした王妃にティアラは内心「またお説教だわ」とうんざりしながらもそっと微笑んだ。
「いえ、やりがいのある充実した日々を過ごしています。いろいろな人々と意見を交わすことは良い刺激になりますし、ブルーム殿下のお傍で過ごすことで殿下自身のお考えを知れることが何よりの喜びです」
「そう、ブルームと同じく学生生活が充実しているようで良かったわ。でも、以前から言っているけれど学業も良いけれど、あなたにはまず私が言ったことを身に着けてほしいわ」
やんわりと「勝手なことをしていないで王妃である自分に従え」と命じてくる王妃に、ティアラは笑顔を保ちながらも内心怒りに震えた。
ブルームと婚約を結んで5年になる。ティアラは以前の記憶を頼りに早々に王太子妃教育をこなし、空いた時間にブルームとの仲を深めつつ、自分の立場を固めるために社交に励んだ。そして、学園に入学して王妃の監視の目が緩むと以前の人生でやりたかったことに取り組んでいる。
しかし、ティアラを嫌う王妃は「あなたは優秀だけれど、興味があるものとそうでないものへの意欲の差が激しすぎる。もっと真剣に取り組むように」たびたび小言を言い、最近ではティアラを呼びつけて王太子妃教育の時間を増やしてきている。理不尽に自分の時間を減らされて不満が募っていく。
(私はきちんと王太子妃教育を身に着けているわ。私が嫌いだからってくだらない嫌がらせをするなんて、本当に嫌な人)
以前の王妃は何を言われても人形のように従う従順なオネットばかりを目にかけ、厳しい教育にたびたび体調を崩すティアラは「この程度のことについてこられない者に割く時間はありません」と冷遇した。
幸い、ブルームを始めとした周りの人々は王妃を厳しすぎると諫め「良くがんばっている」とティアラを支えてくれたが。いつまで経っても自分を認めない王妃や、自分よりも何もかも劣っているのに王太子妃候補の座にしがみつくオネットが憎くてたまらなかった。
今世のティアラは優秀で人望もある王太子の婚約者として確固たる地位を築いている。陰湿な王妃には負けない。
いつものように王妃の厳しい言葉に気圧されたように目を伏せて謝罪の言葉を口にすると、王妃は傍に控えていた使用人たちに下がるように命じた。そして、警戒するティアラに冷たい声で告げた。
「はっきりと言いましょう。あなたの王太子妃教育は私の想定よりも遅れています。そして、その原因は以前からたびたび注意しているようにあなたのその怠慢です」
「なっ、いくら王妃様でも失礼ですわ!! 教師の方々からは順調だと言われております」
「ええ、あなたが得意な分野はね。でも、あなたが苦手としている分野は明らかに集中力が落ちる上に、学ぶ時間を増やしても進みが鈍いと。複数の教師たちから報告が上がってきています」
「それは、申し訳ありません……」
できの悪い生徒を叱るような厳しい口調にティアラは形だけ謝罪を口にしつつも悔しさに手を握りしめた。
(確かに苦手なこともあるけれど少しずつ覚えていっているわ! 悪いところだけを見て大げさに責めたてるなんて、本当に嫌な人!)
以前の教師たちはティアラの体調を気遣いながら教育を行い得意なことから覚えていった。今世も確かに自分が得意な分野を優先しているが、他のことだってきちんと覚えていっている。
それに近頃は学生生活が忙しい上に頻繁に王妃が呼びつけるせいでゆっくり休みをとれていない。疲れきっていれば進みが悪いのも当然だろう。そんなティアラの内心を読んだように王妃は視線を和らげてため息をついた。
「まあ、でも、それも仕方ないわね。ブルームも言っていたわ『ティアラは優秀ですし、苦手だからこそ丁寧に取り組んで理解を深めていっているのでしょう。母上は厳しすぎます、もっと寛容に接してください』とね。あなたがやりやすいようにスケジュールを組みなおすことも検討しましょう」
うって変わって自分を労わるような穏やかな声にティアラはほっとした。
「お気遣いありがとうございます。少しだけ時間に余裕をいただければ、王太子妃としてふさわしい知識を身に着けてみせます」
「ええ、そうであってほしいわね。そこで提案なのだけれど。あなたにはしばらくの間学園を休学し、王宮に泊まって私の補佐をしてもらうのはどうかしら。そうすれば、あなたも負担が減って王太子妃教育に集中できるでしょう?」
王妃の残酷な宣言にティアラは目の前が真っ白になっていった。
歴代の王太子妃は皆、学園に通いながら王太子妃教育を受けている。以前の自分はもちろん、いつも疲れきった顔をしていた不出来なオネットでさえもそうだったのだ。休学などしたら、王妃の補佐なんて取り繕ってもティアラを妬む者たちは面白おかしく下世話な噂を流して評判を落としてくるだろう。
それに自分がいなくなればブルームを狙う令嬢たちはここぞとばかりに媚びを売り、以前のティアラが体調を崩していた時に図々しくブルームの傍に侍るかもしれない。考えただけで怒りと屈辱で爆発しそうになる。
しかし、ここで断って王妃の反感を買えばそれこそ王太子妃失格だと難癖をつけられる。ティアラは煮えくりかえる感情をぐっとこらえて恭順の言葉を口にした。
「……王妃様が私を気にかけてくださることに心から感謝いたします。しかし、学園に通って貴族たちと交流して直に学び、ブルーム殿下をお支えするのも王太子妃としての大事なお役目だと自認しております。
今日王妃様にいただいたご助言を胸に刻み、より一層ブルーム殿下を支える王太子妃としてふさわしくあるように励みたいと思います。どうかもう一度機会をいただけませんでしょうか」
「そう、わかったわ。あなたのこれからの一層の努力に期待するとしましょう」
暗に「次こそは自分の期待に応えなければ許さない」と圧をかけつつも王妃は引き、その後は時間まで他愛のない話をして終わった。
まっすぐ家に帰ったティアラはメイドを追い出して1人になると、クッションに怒りをぶつけた。
「何なのよっ!! 私の手伝いをやらせていただけのオネットは認めていたくせにっ!」
以前のオネットは体調を崩して休みがちなティアラの何倍も時間をかけて教わったことを身に着け、慕われるティアラの影として書類仕事や修道院への訪問などの面倒な雑用をこなしていた。ブルームや側近たちからは「かわいげのない女」と良く蔑まれていたものだ。自分の過ちを認めない王妃はオネットがいなくなってやっとティアラの優秀さに気づいたのか口を挟んでこなくなり、せいせいしたものだ。
傲慢な王妃は以前のオネットのようにティアラを自分に従順な手駒にしたいのかもしれない。しかし、自分は王妃に良いように利用され、捨てられた愚かなオネットとは違う。
(私はやり直しても不幸になったオネットと違う。今度こそブルームと生きるの)
健康な身体を手にいれて、病の苦しさに悩まされずに思う存分実力を発揮できるようになったティアラは、今度こそ王太子妃になって愛するブルームとともにこの国を導き、幸せになるのだ。
ティアラはもう一度クッションを殴りつけると、王妃を牽制するために父に相談しに行った。
笑みを浮かべながらも冷え切った目をした王妃にティアラは内心「またお説教だわ」とうんざりしながらもそっと微笑んだ。
「いえ、やりがいのある充実した日々を過ごしています。いろいろな人々と意見を交わすことは良い刺激になりますし、ブルーム殿下のお傍で過ごすことで殿下自身のお考えを知れることが何よりの喜びです」
「そう、ブルームと同じく学生生活が充実しているようで良かったわ。でも、以前から言っているけれど学業も良いけれど、あなたにはまず私が言ったことを身に着けてほしいわ」
やんわりと「勝手なことをしていないで王妃である自分に従え」と命じてくる王妃に、ティアラは笑顔を保ちながらも内心怒りに震えた。
ブルームと婚約を結んで5年になる。ティアラは以前の記憶を頼りに早々に王太子妃教育をこなし、空いた時間にブルームとの仲を深めつつ、自分の立場を固めるために社交に励んだ。そして、学園に入学して王妃の監視の目が緩むと以前の人生でやりたかったことに取り組んでいる。
しかし、ティアラを嫌う王妃は「あなたは優秀だけれど、興味があるものとそうでないものへの意欲の差が激しすぎる。もっと真剣に取り組むように」たびたび小言を言い、最近ではティアラを呼びつけて王太子妃教育の時間を増やしてきている。理不尽に自分の時間を減らされて不満が募っていく。
(私はきちんと王太子妃教育を身に着けているわ。私が嫌いだからってくだらない嫌がらせをするなんて、本当に嫌な人)
以前の王妃は何を言われても人形のように従う従順なオネットばかりを目にかけ、厳しい教育にたびたび体調を崩すティアラは「この程度のことについてこられない者に割く時間はありません」と冷遇した。
幸い、ブルームを始めとした周りの人々は王妃を厳しすぎると諫め「良くがんばっている」とティアラを支えてくれたが。いつまで経っても自分を認めない王妃や、自分よりも何もかも劣っているのに王太子妃候補の座にしがみつくオネットが憎くてたまらなかった。
今世のティアラは優秀で人望もある王太子の婚約者として確固たる地位を築いている。陰湿な王妃には負けない。
いつものように王妃の厳しい言葉に気圧されたように目を伏せて謝罪の言葉を口にすると、王妃は傍に控えていた使用人たちに下がるように命じた。そして、警戒するティアラに冷たい声で告げた。
「はっきりと言いましょう。あなたの王太子妃教育は私の想定よりも遅れています。そして、その原因は以前からたびたび注意しているようにあなたのその怠慢です」
「なっ、いくら王妃様でも失礼ですわ!! 教師の方々からは順調だと言われております」
「ええ、あなたが得意な分野はね。でも、あなたが苦手としている分野は明らかに集中力が落ちる上に、学ぶ時間を増やしても進みが鈍いと。複数の教師たちから報告が上がってきています」
「それは、申し訳ありません……」
できの悪い生徒を叱るような厳しい口調にティアラは形だけ謝罪を口にしつつも悔しさに手を握りしめた。
(確かに苦手なこともあるけれど少しずつ覚えていっているわ! 悪いところだけを見て大げさに責めたてるなんて、本当に嫌な人!)
以前の教師たちはティアラの体調を気遣いながら教育を行い得意なことから覚えていった。今世も確かに自分が得意な分野を優先しているが、他のことだってきちんと覚えていっている。
それに近頃は学生生活が忙しい上に頻繁に王妃が呼びつけるせいでゆっくり休みをとれていない。疲れきっていれば進みが悪いのも当然だろう。そんなティアラの内心を読んだように王妃は視線を和らげてため息をついた。
「まあ、でも、それも仕方ないわね。ブルームも言っていたわ『ティアラは優秀ですし、苦手だからこそ丁寧に取り組んで理解を深めていっているのでしょう。母上は厳しすぎます、もっと寛容に接してください』とね。あなたがやりやすいようにスケジュールを組みなおすことも検討しましょう」
うって変わって自分を労わるような穏やかな声にティアラはほっとした。
「お気遣いありがとうございます。少しだけ時間に余裕をいただければ、王太子妃としてふさわしい知識を身に着けてみせます」
「ええ、そうであってほしいわね。そこで提案なのだけれど。あなたにはしばらくの間学園を休学し、王宮に泊まって私の補佐をしてもらうのはどうかしら。そうすれば、あなたも負担が減って王太子妃教育に集中できるでしょう?」
王妃の残酷な宣言にティアラは目の前が真っ白になっていった。
歴代の王太子妃は皆、学園に通いながら王太子妃教育を受けている。以前の自分はもちろん、いつも疲れきった顔をしていた不出来なオネットでさえもそうだったのだ。休学などしたら、王妃の補佐なんて取り繕ってもティアラを妬む者たちは面白おかしく下世話な噂を流して評判を落としてくるだろう。
それに自分がいなくなればブルームを狙う令嬢たちはここぞとばかりに媚びを売り、以前のティアラが体調を崩していた時に図々しくブルームの傍に侍るかもしれない。考えただけで怒りと屈辱で爆発しそうになる。
しかし、ここで断って王妃の反感を買えばそれこそ王太子妃失格だと難癖をつけられる。ティアラは煮えくりかえる感情をぐっとこらえて恭順の言葉を口にした。
「……王妃様が私を気にかけてくださることに心から感謝いたします。しかし、学園に通って貴族たちと交流して直に学び、ブルーム殿下をお支えするのも王太子妃としての大事なお役目だと自認しております。
今日王妃様にいただいたご助言を胸に刻み、より一層ブルーム殿下を支える王太子妃としてふさわしくあるように励みたいと思います。どうかもう一度機会をいただけませんでしょうか」
「そう、わかったわ。あなたのこれからの一層の努力に期待するとしましょう」
暗に「次こそは自分の期待に応えなければ許さない」と圧をかけつつも王妃は引き、その後は時間まで他愛のない話をして終わった。
まっすぐ家に帰ったティアラはメイドを追い出して1人になると、クッションに怒りをぶつけた。
「何なのよっ!! 私の手伝いをやらせていただけのオネットは認めていたくせにっ!」
以前のオネットは体調を崩して休みがちなティアラの何倍も時間をかけて教わったことを身に着け、慕われるティアラの影として書類仕事や修道院への訪問などの面倒な雑用をこなしていた。ブルームや側近たちからは「かわいげのない女」と良く蔑まれていたものだ。自分の過ちを認めない王妃はオネットがいなくなってやっとティアラの優秀さに気づいたのか口を挟んでこなくなり、せいせいしたものだ。
傲慢な王妃は以前のオネットのようにティアラを自分に従順な手駒にしたいのかもしれない。しかし、自分は王妃に良いように利用され、捨てられた愚かなオネットとは違う。
(私はやり直しても不幸になったオネットと違う。今度こそブルームと生きるの)
健康な身体を手にいれて、病の苦しさに悩まされずに思う存分実力を発揮できるようになったティアラは、今度こそ王太子妃になって愛するブルームとともにこの国を導き、幸せになるのだ。
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