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Chapter3
12 誘拐
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いいわけをするとですね。この世界に来てから出会う人たちがみんな優しかったのでね。悪いのはモンスターだけだと思い込んでたんですよね。元の世界と同様、悪い人間だっているということが今わかった。
捕まった後でわかっても遅いんですけどね!
「おい! 下ろせよ! このけだもの! 筋肉ダルマ! 悪趣味バンダナ!」
暴れてみたけど盗賊はびくともしない。俺を担いだまま、ずんずん村の中央へ向かっていく。
「――!」
目の前に広がる光景に言葉を失う。
ついさっきまで平穏に過ごしていた村人たちがそこらじゅうに倒れていた。村の北側で倒れていた人と同じように、苦しげに呻き、動けないでいる。
村の中央広場には人相の悪い男たちが集まっていた。みんなそれぞれ「いかにも盗賊でございます」って感じの服装をしていて、角に巻いている赤黒いまだら模様のぼろ布と口元を覆うバンダナのようなものだけは同じデザインだった。同じ一味の仲間に違いない。
「なんだ、まだガキがいたのか」
「ああ、痺れ毒に耐性があるみたいだ」
「ってこたぁ、こいつにも魔力があんのかな。高く売れそうだ」
盗賊の仲間は三人。俺を担いでいるやつを含めて四人。そのうちの一人は香炉のようなものを持っている。立ち上った煙を風の魔法で拡散しているみたいで、周囲には甘ったるいような嫌な臭いが立ち込めていた。あとなんか油みたいな臭い。
あの煙を吸ったせいでみんな動けなくなっているっぽい。
「この! なんなんだよお前ら! 放せ!」
男は暴れる俺を難なく地面に下ろした。暴れている時に一発蹴りが入ったけど盗賊はびくともしない。タイヤを蹴ったみたいだ。俺の抵抗なんて痛くも痒くもないらしく、男はにやりと笑った。
「安心しろよ、俺らは大事な商品を乱暴に扱ったりしない。殺しが目的じゃねえが、抵抗したり逃げようとした時には仕方なく殺すことはあるから……大人しくしてくれるよな?」
牛刀みたいなでっかいナイフを目の前に掲げられ、ビビってる隙にロープでぐるぐる巻きにされてしまった。
やばい。テンパってる間に状況がどんどん悪くなっていく。
とにかく落ち着いて状況を確認しようとしていたら、村の入り口の方から馬車が入ってくるのが見えた。
盗賊どもは集会所から子供たちを連れ出し、手馴れた様子で馬車に乗せていく。縛られた子供たちは意識がないようで、人形のようにぐったりとしていた。
大事な商品、と言っていたのは子供たちのことか。おそらくこいつらの目的は誘拐だ。
「なあ、スマホ、出てこれるか?」
盗賊たちが俺から目を離した隙に小声で呼んでみると、スマホはローブの内ポケットでもごもごと動いた。ローブの上からリュカのマントを羽織っていて、さらにその上からロープで縛られているので出るのに苦労している。
俺にあの煙の毒が効かずに動けてるのは我が神であるから――じゃなくてリュカのマントのおかげっぽいけど、スマホ出せないのやばいな。
「使徒どもが来た時は焦ったが、どうにかなったな」
「ああ、今頃はまだ山ん中だろ。奴らが戻らねえうちにさっさとズラかるぞ」
盗賊たちのだべりに耳を澄ませる。こいつらは俺たちが村に来た時から様子を窺ってたのか。ってゆうか俺は使徒だと思われてないのかよ。俺そんなに存在感ないですかね?
――でもそれならそれで都合がいい。俺を舐めくさっているせいなのか、手首を縛っている縄も暴れているうちにゆるゆるになっている。もうちょっとがんばれば縄から手首が抜けそうだ。
盗賊たちは俺のことも「高く売れる」と言ってたから、俺も子供たちと一緒に連れて行かれるはず。今はとりあえず大人しく従って、隙をついてスマホでリュカたちを呼び戻せばなんとかなる!
頭の中で算段をつけていたら、ぐいっとマントをひっぱられた。振り向くと、毒に犯された村人が息も絶えだえに俺のすぐ近くまで這って来ていた。
「うう……使徒様、どうか……助け……娘、を……っ!」
「アッ……! なんとかするので、ちょっと静かに……!」
必死の形相で俺を見上げる村人は、あの子たちの父親らしい。気持ちはすごいわかるけど今俺の正体を知られたらまずいのですが!?
「……使徒だと?」
俺たちの会話を聞きとがめた盗賊の一人がギロリとおれを睨む。その声に反応した他の盗賊たちの目が一斉に俺に向けられた。
あわわわわやばい流れになってしまった。慌てる俺の前にボス格っぽい盗賊がやってきて、俺を見下ろす。
「使徒って、お前がか」
「いっ、いや~~あのですね、その件に関しましてお答えしやすい問題であるか否かということでしたら『いいえ』と返答させていただく次第でございますがね!?」
俺って政治家に向いてんのかな? 意味の分からない答弁を繰り出し、スマホが出てくるまでの時間を稼ぐ。
早く出て来い! 早く出てきてリュカを呼んでくれ!
「――放て」
盗賊の頭が片手を上げる。手下共が火矢を放つと、教会や集会所が爆発的に燃え出した。
「な……! 殺しが目的じゃないって言ってたくせに!!」
「火のせいで焼け死ぬんだから、俺たちが殺すわけじゃねえ。逃げるんだったら追わねえしよ。神の加護があれば生き残れるだろうよ」
盗賊たちは胸糞悪い笑顔を浮かべて笑った。この野郎屁理屈こねやがって、毒で痺れて動けないのに逃げられるわけあるか。
「でも、お前は使徒なんだろ? 魔神の敵であるお前だけは、俺の手で確実に殺してやらねえとな」
盗賊の頭は剣を抜き、俺に向かって振りかぶる。
「略奪と疫病と飢餓を守護する我らが魔神よ、この愚かな偽善者に永遠の死を与え給え」
祈りを捧げると、剣に黒い霧のようなものがまとわりついた。なんだかわからないけどやばいやつのような気がする!
手があと少しで縄から抜けそう! でも間に合わない!
咄嗟にぎゅっと目を瞑ってしまった俺の目蓋を、強烈な光が焼く。閃光が収まってから恐るおそる目を開けると、剣を振り上げた盗賊の胸からツララのようなものが突き出ていた。
「うわわわっ!」
どうっ、と倒れてくる巨体を地面に転がりながらかわして、光の発生源に顔を向ける。そこにいたのは、アスリナさんだった。
「アスリナさんっ!」
周りを見れば、盗賊たちが三人まとめて倒れている。全員氷の矢で貫かれ、絶命しているようだった。
――すごい。これがアスリナさんの魔法か!
「くそっ、死にぞこないがっ!」
ぎりぎりで氷の矢をかわした盗賊が剣を振りかざし、アスリナさんめがけて駆け出す。アスリナさんはすでに杖を構えて魔方陣を展開している。アスリナさんが魔法を放つ方が早い。
魔方陣から閃光があふれる直前。アスリナさんが俺の方を向いて、笑った気がした。
捕まった後でわかっても遅いんですけどね!
「おい! 下ろせよ! このけだもの! 筋肉ダルマ! 悪趣味バンダナ!」
暴れてみたけど盗賊はびくともしない。俺を担いだまま、ずんずん村の中央へ向かっていく。
「――!」
目の前に広がる光景に言葉を失う。
ついさっきまで平穏に過ごしていた村人たちがそこらじゅうに倒れていた。村の北側で倒れていた人と同じように、苦しげに呻き、動けないでいる。
村の中央広場には人相の悪い男たちが集まっていた。みんなそれぞれ「いかにも盗賊でございます」って感じの服装をしていて、角に巻いている赤黒いまだら模様のぼろ布と口元を覆うバンダナのようなものだけは同じデザインだった。同じ一味の仲間に違いない。
「なんだ、まだガキがいたのか」
「ああ、痺れ毒に耐性があるみたいだ」
「ってこたぁ、こいつにも魔力があんのかな。高く売れそうだ」
盗賊の仲間は三人。俺を担いでいるやつを含めて四人。そのうちの一人は香炉のようなものを持っている。立ち上った煙を風の魔法で拡散しているみたいで、周囲には甘ったるいような嫌な臭いが立ち込めていた。あとなんか油みたいな臭い。
あの煙を吸ったせいでみんな動けなくなっているっぽい。
「この! なんなんだよお前ら! 放せ!」
男は暴れる俺を難なく地面に下ろした。暴れている時に一発蹴りが入ったけど盗賊はびくともしない。タイヤを蹴ったみたいだ。俺の抵抗なんて痛くも痒くもないらしく、男はにやりと笑った。
「安心しろよ、俺らは大事な商品を乱暴に扱ったりしない。殺しが目的じゃねえが、抵抗したり逃げようとした時には仕方なく殺すことはあるから……大人しくしてくれるよな?」
牛刀みたいなでっかいナイフを目の前に掲げられ、ビビってる隙にロープでぐるぐる巻きにされてしまった。
やばい。テンパってる間に状況がどんどん悪くなっていく。
とにかく落ち着いて状況を確認しようとしていたら、村の入り口の方から馬車が入ってくるのが見えた。
盗賊どもは集会所から子供たちを連れ出し、手馴れた様子で馬車に乗せていく。縛られた子供たちは意識がないようで、人形のようにぐったりとしていた。
大事な商品、と言っていたのは子供たちのことか。おそらくこいつらの目的は誘拐だ。
「なあ、スマホ、出てこれるか?」
盗賊たちが俺から目を離した隙に小声で呼んでみると、スマホはローブの内ポケットでもごもごと動いた。ローブの上からリュカのマントを羽織っていて、さらにその上からロープで縛られているので出るのに苦労している。
俺にあの煙の毒が効かずに動けてるのは我が神であるから――じゃなくてリュカのマントのおかげっぽいけど、スマホ出せないのやばいな。
「使徒どもが来た時は焦ったが、どうにかなったな」
「ああ、今頃はまだ山ん中だろ。奴らが戻らねえうちにさっさとズラかるぞ」
盗賊たちのだべりに耳を澄ませる。こいつらは俺たちが村に来た時から様子を窺ってたのか。ってゆうか俺は使徒だと思われてないのかよ。俺そんなに存在感ないですかね?
――でもそれならそれで都合がいい。俺を舐めくさっているせいなのか、手首を縛っている縄も暴れているうちにゆるゆるになっている。もうちょっとがんばれば縄から手首が抜けそうだ。
盗賊たちは俺のことも「高く売れる」と言ってたから、俺も子供たちと一緒に連れて行かれるはず。今はとりあえず大人しく従って、隙をついてスマホでリュカたちを呼び戻せばなんとかなる!
頭の中で算段をつけていたら、ぐいっとマントをひっぱられた。振り向くと、毒に犯された村人が息も絶えだえに俺のすぐ近くまで這って来ていた。
「うう……使徒様、どうか……助け……娘、を……っ!」
「アッ……! なんとかするので、ちょっと静かに……!」
必死の形相で俺を見上げる村人は、あの子たちの父親らしい。気持ちはすごいわかるけど今俺の正体を知られたらまずいのですが!?
「……使徒だと?」
俺たちの会話を聞きとがめた盗賊の一人がギロリとおれを睨む。その声に反応した他の盗賊たちの目が一斉に俺に向けられた。
あわわわわやばい流れになってしまった。慌てる俺の前にボス格っぽい盗賊がやってきて、俺を見下ろす。
「使徒って、お前がか」
「いっ、いや~~あのですね、その件に関しましてお答えしやすい問題であるか否かということでしたら『いいえ』と返答させていただく次第でございますがね!?」
俺って政治家に向いてんのかな? 意味の分からない答弁を繰り出し、スマホが出てくるまでの時間を稼ぐ。
早く出て来い! 早く出てきてリュカを呼んでくれ!
「――放て」
盗賊の頭が片手を上げる。手下共が火矢を放つと、教会や集会所が爆発的に燃え出した。
「な……! 殺しが目的じゃないって言ってたくせに!!」
「火のせいで焼け死ぬんだから、俺たちが殺すわけじゃねえ。逃げるんだったら追わねえしよ。神の加護があれば生き残れるだろうよ」
盗賊たちは胸糞悪い笑顔を浮かべて笑った。この野郎屁理屈こねやがって、毒で痺れて動けないのに逃げられるわけあるか。
「でも、お前は使徒なんだろ? 魔神の敵であるお前だけは、俺の手で確実に殺してやらねえとな」
盗賊の頭は剣を抜き、俺に向かって振りかぶる。
「略奪と疫病と飢餓を守護する我らが魔神よ、この愚かな偽善者に永遠の死を与え給え」
祈りを捧げると、剣に黒い霧のようなものがまとわりついた。なんだかわからないけどやばいやつのような気がする!
手があと少しで縄から抜けそう! でも間に合わない!
咄嗟にぎゅっと目を瞑ってしまった俺の目蓋を、強烈な光が焼く。閃光が収まってから恐るおそる目を開けると、剣を振り上げた盗賊の胸からツララのようなものが突き出ていた。
「うわわわっ!」
どうっ、と倒れてくる巨体を地面に転がりながらかわして、光の発生源に顔を向ける。そこにいたのは、アスリナさんだった。
「アスリナさんっ!」
周りを見れば、盗賊たちが三人まとめて倒れている。全員氷の矢で貫かれ、絶命しているようだった。
――すごい。これがアスリナさんの魔法か!
「くそっ、死にぞこないがっ!」
ぎりぎりで氷の矢をかわした盗賊が剣を振りかざし、アスリナさんめがけて駆け出す。アスリナさんはすでに杖を構えて魔方陣を展開している。アスリナさんが魔法を放つ方が早い。
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