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55 公爵令嬢はラーメンを作る
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領民皆んなが頑張ってくれている間に、私は漁師さん達にあるお願いをしていた。
それは、海藻類を取ってきてもらう事。
中でも、昆布や岩海苔は結構多いらしいのに、「漁の邪魔にしかならない」と捨てているそうな。
全く、貧しいくせに金の成る木を捨てるだなんて、勿体ない。
なので、漁のついでに昆布を取ってきてもらった。大漁だ。
取ってきてもらった昆布は朝早くにシッカリ洗って天日干し、カラカラに乾いた昆布は一旦回収して再度日暮れに干して、霧で湿らせたら深夜に再び回収。
夜中までお仕事お疲れ様です。
湿って柔らかくなった昆布は、再び乾燥すると縮んでシワクチャになってしまうので、見た目を良くするために板に巻き付けて形を整える。
シワが伸びた昆布は板から外されて、シッカリ伸ばした状態で大きな板で挟んで、上から重石を乗せて平らにしていく。
形の整った昆布を再度天日干ししたら、みみと呼ばれる側面を切り落として、乾燥昆布の出来上がり!
めちゃくちゃ手間隙かかってます。
手伝ってくれた漁師のご家族、本当にありがとう。
お礼に、私特製ジャンクフードを食べさせてあげましょう。
男爵邸の調理場を使うのは初めてで、料理がしたいと言うと皆んな慌てていた。
デジャヴかな?
リッカに説得してもらって、料理させてもらえるようになったので、レッツクッキン!
ふるいに掛けた小麦粉に、重曹と塩を入れた混合水を8割ほど入れて大きな塊がなくなるまで均等に混ぜる。
全体がパラパラになったら種を少し休ませて、硬さをチェック。
水分が足りないようなら先程の混合液を少しだけ入れて、全体重をかけてめっちゃ全力で揉む。
ラップやナイロン袋があれば、踏んで揉めるんだけどなぁ…
疲れたからリッカにも交代して揉んでもらう。
私より大きいだけあって、リッカの方が揉むのが上手い。
別に体重が重いって揶揄してるわけじゃないんだから、怒らないでよ。
しっかり揉んだ生地を30分(地球時間で約50分)寝かせる。
その間に、スープを作る。
昨日から干し椎茸の出汁をとっていたのだけど、しっかり出汁が出てるようだ。
塩を振って寝かせた魚のアラを熱湯に浸したら、流水を掛けながら滑りを取る。
鍋に、アラ、昆布、椎茸出汁を入れて弱火でじっくり加熱。
沸騰したら昆布を取り出して、灰汁を取りながら更にじっくり煮出す。
アラを取り出して、塩、日本酒の替わりに白ワインを少々入れて味を整える。
うん、出汁がしっかり出ていて美味しい。
麺の寝かせが終わったので、いよいよ麺を打っていこう。
生地を伸ばして畳んで伸ばして畳んでを6回くらい繰り返す。
これによって、麺にコシと滑らかさが出てくる。
薄ーく伸ばした生地に打ち粉をかけて、折り畳んで麺を切っていく。
包丁が重い。
均等に切れない。
コックに任せることにした。
さあ、切った麺を茹でていこう。
本当は切った麺を更に寝かせるほうが良いんだけど、今日はこのままやっちゃう。
麺を60秒程茹でたら一旦取り出して冷水で締めて、もう一度熱湯にサッと通す。
茹で上がった麺をスープに入れて、塩ラーメンの出来上がり!
コック達が食べたそうにソワソワしているけど、まずは私が実食。
フーフー、ズズーッ、チュルチュル…
んまいっ!
魚と昆布の出汁がしっかり効いたあっさりスープに、コシのある麺が抜群の相性だ!
リッカやコック達にも少しお裾分け。
「こっ、この汁麺、あっさりしていながら風味豊かな香り、そして艶のあるこの麺の舌触り、なんて美味しいんでしょう!」
「鼻いっぱいに駆け巡るこの香り、口に広がるスープの味わい、そして喉越しの良い麺の食感…
こんなに美味しい食べ物を食べたのは、初めてだ!」
「俺、毎日、いや、毎食この汁麺でも良い!」
それは流石に身体に悪いからやめとけ。
うん、やっぱりラーメンはどこでも人気だね。
昆布を取って来てくれた漁師さんと、昆布の加工に協力してくれたご家族の方にも、塩ラーメンを振る舞った。
「う、嘘だろ…
あの邪魔にしかならなかった昆布が、こんなに美味しいスープになるだなんて…」
「あぁ、俺たちはなんて膨大な時間と金とご飯を無駄にしてしまってたんだ!」
「こんなに美味しい汁麺が食べれるなんて、嫌々付き合わされた昆布の加工の疲れが一気に吹き飛んじまったよ!」
すんませんなぁ、嫌々付き合わせてしまって。
このラーメンは瞬く間に領内に広まって、昆布の需要が爆発的に増えた。
お父様と国王様に報告書を上げて、ラーメンの事を伝えると、すぐに二人揃って男爵領にラーメンを食べに来て満足して帰っていった。
ラーメンを食べにだけ来て帰る王と父ェ…
それは、海藻類を取ってきてもらう事。
中でも、昆布や岩海苔は結構多いらしいのに、「漁の邪魔にしかならない」と捨てているそうな。
全く、貧しいくせに金の成る木を捨てるだなんて、勿体ない。
なので、漁のついでに昆布を取ってきてもらった。大漁だ。
取ってきてもらった昆布は朝早くにシッカリ洗って天日干し、カラカラに乾いた昆布は一旦回収して再度日暮れに干して、霧で湿らせたら深夜に再び回収。
夜中までお仕事お疲れ様です。
湿って柔らかくなった昆布は、再び乾燥すると縮んでシワクチャになってしまうので、見た目を良くするために板に巻き付けて形を整える。
シワが伸びた昆布は板から外されて、シッカリ伸ばした状態で大きな板で挟んで、上から重石を乗せて平らにしていく。
形の整った昆布を再度天日干ししたら、みみと呼ばれる側面を切り落として、乾燥昆布の出来上がり!
めちゃくちゃ手間隙かかってます。
手伝ってくれた漁師のご家族、本当にありがとう。
お礼に、私特製ジャンクフードを食べさせてあげましょう。
男爵邸の調理場を使うのは初めてで、料理がしたいと言うと皆んな慌てていた。
デジャヴかな?
リッカに説得してもらって、料理させてもらえるようになったので、レッツクッキン!
ふるいに掛けた小麦粉に、重曹と塩を入れた混合水を8割ほど入れて大きな塊がなくなるまで均等に混ぜる。
全体がパラパラになったら種を少し休ませて、硬さをチェック。
水分が足りないようなら先程の混合液を少しだけ入れて、全体重をかけてめっちゃ全力で揉む。
ラップやナイロン袋があれば、踏んで揉めるんだけどなぁ…
疲れたからリッカにも交代して揉んでもらう。
私より大きいだけあって、リッカの方が揉むのが上手い。
別に体重が重いって揶揄してるわけじゃないんだから、怒らないでよ。
しっかり揉んだ生地を30分(地球時間で約50分)寝かせる。
その間に、スープを作る。
昨日から干し椎茸の出汁をとっていたのだけど、しっかり出汁が出てるようだ。
塩を振って寝かせた魚のアラを熱湯に浸したら、流水を掛けながら滑りを取る。
鍋に、アラ、昆布、椎茸出汁を入れて弱火でじっくり加熱。
沸騰したら昆布を取り出して、灰汁を取りながら更にじっくり煮出す。
アラを取り出して、塩、日本酒の替わりに白ワインを少々入れて味を整える。
うん、出汁がしっかり出ていて美味しい。
麺の寝かせが終わったので、いよいよ麺を打っていこう。
生地を伸ばして畳んで伸ばして畳んでを6回くらい繰り返す。
これによって、麺にコシと滑らかさが出てくる。
薄ーく伸ばした生地に打ち粉をかけて、折り畳んで麺を切っていく。
包丁が重い。
均等に切れない。
コックに任せることにした。
さあ、切った麺を茹でていこう。
本当は切った麺を更に寝かせるほうが良いんだけど、今日はこのままやっちゃう。
麺を60秒程茹でたら一旦取り出して冷水で締めて、もう一度熱湯にサッと通す。
茹で上がった麺をスープに入れて、塩ラーメンの出来上がり!
コック達が食べたそうにソワソワしているけど、まずは私が実食。
フーフー、ズズーッ、チュルチュル…
んまいっ!
魚と昆布の出汁がしっかり効いたあっさりスープに、コシのある麺が抜群の相性だ!
リッカやコック達にも少しお裾分け。
「こっ、この汁麺、あっさりしていながら風味豊かな香り、そして艶のあるこの麺の舌触り、なんて美味しいんでしょう!」
「鼻いっぱいに駆け巡るこの香り、口に広がるスープの味わい、そして喉越しの良い麺の食感…
こんなに美味しい食べ物を食べたのは、初めてだ!」
「俺、毎日、いや、毎食この汁麺でも良い!」
それは流石に身体に悪いからやめとけ。
うん、やっぱりラーメンはどこでも人気だね。
昆布を取って来てくれた漁師さんと、昆布の加工に協力してくれたご家族の方にも、塩ラーメンを振る舞った。
「う、嘘だろ…
あの邪魔にしかならなかった昆布が、こんなに美味しいスープになるだなんて…」
「あぁ、俺たちはなんて膨大な時間と金とご飯を無駄にしてしまってたんだ!」
「こんなに美味しい汁麺が食べれるなんて、嫌々付き合わされた昆布の加工の疲れが一気に吹き飛んじまったよ!」
すんませんなぁ、嫌々付き合わせてしまって。
このラーメンは瞬く間に領内に広まって、昆布の需要が爆発的に増えた。
お父様と国王様に報告書を上げて、ラーメンの事を伝えると、すぐに二人揃って男爵領にラーメンを食べに来て満足して帰っていった。
ラーメンを食べにだけ来て帰る王と父ェ…
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