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87 公爵令嬢は休暇を過ごす 2
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三日目の午前に王都へ着いた。
道中で稼いだお小遣いを持って、レッツお買い物!
まずリッカの買い物。
真っ先にブリキッド商会に行ってチョコレートを物色しようとしてるけど、この暑さじゃ溶けちゃうよ?
「お手数おかけしますが、こちらのチョコレートに例の温度を下げる魔法をかけていただいて宜しいですか?」
成る程、そうすればチョコレートも溶けにくくなるね。
つまり、私は度々このチョコレートの温度を下げていなきゃいけないんだね?
仕方ない、休暇中だけの特別だよ?
続いてアクセサリーショップ。
ここは二人ともが来たがっていた、王都で最も有名なお店。
比較的買い求めやすい価格のものから、3ヶ月分の給料くらいする高級品、更には貴族のオーダーメイドも取り扱いのある超一流店。
もちろん二人が向かったのは優しいお値段のコーナー。
私は特に欲しいものないし、仕事の参考にもなりそうだから高級コーナーとかに行ってみよ。
ん、これって、私がデビュタントでつけてた時のペンダントと同じようなデザイン。
へぇ、ここ仮面も置いてるんだ。
あれから仮面舞踏会流行ってるからなぁ。
あれ、これ私のアイマスクとよく似てる。
なんか、ちょくちょく見覚えのあるアクセサリーが目に着くのは気のせいだろうか?
てかこれもそれも、ブロッサム商会のアクセサリーと激似ですが!?
マジかァ……
パクリ対策とかそういうの全然考慮してなかった。
痛恨のミスだわ。
「どうされたのですか、フラン様。
具合でも悪くされましたか?」
いやぁ、ちょっと、色々とアクセサリーのデザインをパクられててね、何も対策してなかった事に落ち込んでいるのだよ。
「仕方ないよ、だってブロッサム商会のアクセサリー、品薄過ぎて全然手に入らないんだもん。
それでも欲しがる人がいるから、似たようなデザインのアクセサリーが出回ってるんだよ?」
「サクラの紋とナンバーが付いている本物のブロッサム商会のアクセサリーを持つ事が、今のオシャレのステイタスであり、流行の最先端なんですよ?
ご存知ありませんでしたか?」
そ、そうだったの?
桜紋と番号は、顧客管理に商品番号として使ってるだけなんだけど、そんなにブランド化してるだなんて思わなかった。
じゃあとりあえず、パクリと言うより流行りのデザインって事で気持ちを落ち着かせよう。
追々、デザインの著作権なんかもどうにかしたほうがいいのかも。
続いてブティック。
二人とも日中はメイド服や使用人服を着てるから、休日に出歩く時用の服が欲しいらしい。
リッカ全然休もうとしないくせに。
私も自分で服を新調したいのは山々だけど、未だにお祖母様が大量の服をくれる。
しかも半分以上フリフリ。
なので、殆ど着てない。
帰って手芸する時、リメイクして着れるようにしよう。
このお店はドレスではなく平民のお洒落着を売っている。
ブロッサム商会の取り扱いはドレスだからあまり参考にはならないけど、色々見て回った。
あ、このワンピース可愛い。
試着だけならしてみたいなー。
してみた。
サイズが合いませんでした。
じゃあこっちは?
合いませんでした。
これも、これも、これも?
全部アウト。
「フランちゃんはまだキッズサイズだったみたいね。
子供服店行ってみる?」
行きません!
次はランジェリーショップ。
二人とも、最近サイズが合わなくなってきたんだって。
いいよ、二人で行っておいで。
外で待ってるから。
どうせ、サイズ変わってないから、買い換える必要ないし。
王都に一泊して四日目。
なぜか今日もブリキッド商会へ足を運ぶリッカ。
「帰った時の事を考慮すると、毎日調達しても足りません。」
マジかよ……。
今日は私の行きたいお店にも行く事にした。
まずは蜂蜜屋。
調味料にも化粧品にもなる蜂蜜の種類や味、原産地を確認しながら、仕入れの参考にしようと思っていたのだ。
ここから直接卸してもらってもいいけど、輸送費を考慮すると原産地から直輸入かなぁ。
色々調べた感じ、仕入れ先では現地の野生の蜂の巣から採取しているみたいたから、養蜂場を作って提携組んでしまったほうが簡単で安く着いたりして。
それなら、カカオ農家みたいに現地の人を雇って、
「フラン様、もしかして今お仕事なさってますか?」
あ、いや、仕事なんてしてないよ?
蜂蜜で何か美味しいもの作れないかなぁと思ってただけで!
次は王都一の本屋。
この世界、文字の種類がそれ程多くなくて、活版印刷や製本技術は割としっかりしてるんだけど、いかんせん紙が貴重だからか本は高級品。
私も欲しい本を端から端まで買うんじゃなくて、目ぼしいものだけ買うようにしないと、あっという間にお金なくなっちゃう。
とりあえず、見たことない本を片っ端から手に取って、目を通してみる。
「フラン様、あまりその様な事をなさらない方が良いと思うのですが……」
うん、やってて気付いた、私速読出来るから立ち読みになっちゃう。
でも、ちゃんとゆっくり読みたい本は買うから!
「ゆっくりとは仰っても、一冊に五分かからないでしょう?」
そうだけども!
いくらかは買わないと本の製作者に悪いでしょうが!
「フラン様なら、ここにある本全てお買い求め出来ますよね?」
そんなに今日お金持ってきてないから!!
結局、魔導具や魔法陣の本をいくつかと、国外から輸入された図鑑を買った。
買い物の合間で食べ歩きしてたけど、殆ど私の作ったものだった。
でも、ハンバーガーの具やコロッケの中身、竜田揚げが色々アレンジしてあって、楽しみながら食べられた。
ただし、ココアの炭酸割は激マズだった。
作った奴はなぜ売ろうと思った?
こうして、四日目午後に王都を出発する事になった。
王都での休暇は楽しめた……のかな?
精神的ダメージの方が大きかったのは気のせいだろうか。
あとリッカ、もう今日はチョコレートいいでしょうが!
道中で稼いだお小遣いを持って、レッツお買い物!
まずリッカの買い物。
真っ先にブリキッド商会に行ってチョコレートを物色しようとしてるけど、この暑さじゃ溶けちゃうよ?
「お手数おかけしますが、こちらのチョコレートに例の温度を下げる魔法をかけていただいて宜しいですか?」
成る程、そうすればチョコレートも溶けにくくなるね。
つまり、私は度々このチョコレートの温度を下げていなきゃいけないんだね?
仕方ない、休暇中だけの特別だよ?
続いてアクセサリーショップ。
ここは二人ともが来たがっていた、王都で最も有名なお店。
比較的買い求めやすい価格のものから、3ヶ月分の給料くらいする高級品、更には貴族のオーダーメイドも取り扱いのある超一流店。
もちろん二人が向かったのは優しいお値段のコーナー。
私は特に欲しいものないし、仕事の参考にもなりそうだから高級コーナーとかに行ってみよ。
ん、これって、私がデビュタントでつけてた時のペンダントと同じようなデザイン。
へぇ、ここ仮面も置いてるんだ。
あれから仮面舞踏会流行ってるからなぁ。
あれ、これ私のアイマスクとよく似てる。
なんか、ちょくちょく見覚えのあるアクセサリーが目に着くのは気のせいだろうか?
てかこれもそれも、ブロッサム商会のアクセサリーと激似ですが!?
マジかァ……
パクリ対策とかそういうの全然考慮してなかった。
痛恨のミスだわ。
「どうされたのですか、フラン様。
具合でも悪くされましたか?」
いやぁ、ちょっと、色々とアクセサリーのデザインをパクられててね、何も対策してなかった事に落ち込んでいるのだよ。
「仕方ないよ、だってブロッサム商会のアクセサリー、品薄過ぎて全然手に入らないんだもん。
それでも欲しがる人がいるから、似たようなデザインのアクセサリーが出回ってるんだよ?」
「サクラの紋とナンバーが付いている本物のブロッサム商会のアクセサリーを持つ事が、今のオシャレのステイタスであり、流行の最先端なんですよ?
ご存知ありませんでしたか?」
そ、そうだったの?
桜紋と番号は、顧客管理に商品番号として使ってるだけなんだけど、そんなにブランド化してるだなんて思わなかった。
じゃあとりあえず、パクリと言うより流行りのデザインって事で気持ちを落ち着かせよう。
追々、デザインの著作権なんかもどうにかしたほうがいいのかも。
続いてブティック。
二人とも日中はメイド服や使用人服を着てるから、休日に出歩く時用の服が欲しいらしい。
リッカ全然休もうとしないくせに。
私も自分で服を新調したいのは山々だけど、未だにお祖母様が大量の服をくれる。
しかも半分以上フリフリ。
なので、殆ど着てない。
帰って手芸する時、リメイクして着れるようにしよう。
このお店はドレスではなく平民のお洒落着を売っている。
ブロッサム商会の取り扱いはドレスだからあまり参考にはならないけど、色々見て回った。
あ、このワンピース可愛い。
試着だけならしてみたいなー。
してみた。
サイズが合いませんでした。
じゃあこっちは?
合いませんでした。
これも、これも、これも?
全部アウト。
「フランちゃんはまだキッズサイズだったみたいね。
子供服店行ってみる?」
行きません!
次はランジェリーショップ。
二人とも、最近サイズが合わなくなってきたんだって。
いいよ、二人で行っておいで。
外で待ってるから。
どうせ、サイズ変わってないから、買い換える必要ないし。
王都に一泊して四日目。
なぜか今日もブリキッド商会へ足を運ぶリッカ。
「帰った時の事を考慮すると、毎日調達しても足りません。」
マジかよ……。
今日は私の行きたいお店にも行く事にした。
まずは蜂蜜屋。
調味料にも化粧品にもなる蜂蜜の種類や味、原産地を確認しながら、仕入れの参考にしようと思っていたのだ。
ここから直接卸してもらってもいいけど、輸送費を考慮すると原産地から直輸入かなぁ。
色々調べた感じ、仕入れ先では現地の野生の蜂の巣から採取しているみたいたから、養蜂場を作って提携組んでしまったほうが簡単で安く着いたりして。
それなら、カカオ農家みたいに現地の人を雇って、
「フラン様、もしかして今お仕事なさってますか?」
あ、いや、仕事なんてしてないよ?
蜂蜜で何か美味しいもの作れないかなぁと思ってただけで!
次は王都一の本屋。
この世界、文字の種類がそれ程多くなくて、活版印刷や製本技術は割としっかりしてるんだけど、いかんせん紙が貴重だからか本は高級品。
私も欲しい本を端から端まで買うんじゃなくて、目ぼしいものだけ買うようにしないと、あっという間にお金なくなっちゃう。
とりあえず、見たことない本を片っ端から手に取って、目を通してみる。
「フラン様、あまりその様な事をなさらない方が良いと思うのですが……」
うん、やってて気付いた、私速読出来るから立ち読みになっちゃう。
でも、ちゃんとゆっくり読みたい本は買うから!
「ゆっくりとは仰っても、一冊に五分かからないでしょう?」
そうだけども!
いくらかは買わないと本の製作者に悪いでしょうが!
「フラン様なら、ここにある本全てお買い求め出来ますよね?」
そんなに今日お金持ってきてないから!!
結局、魔導具や魔法陣の本をいくつかと、国外から輸入された図鑑を買った。
買い物の合間で食べ歩きしてたけど、殆ど私の作ったものだった。
でも、ハンバーガーの具やコロッケの中身、竜田揚げが色々アレンジしてあって、楽しみながら食べられた。
ただし、ココアの炭酸割は激マズだった。
作った奴はなぜ売ろうと思った?
こうして、四日目午後に王都を出発する事になった。
王都での休暇は楽しめた……のかな?
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あとリッカ、もう今日はチョコレートいいでしょうが!
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