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92 公爵令嬢は今年も秋祭りをする 3
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お祭り最終日。
ついにやってきたチャンバラ決定戦。
メインステージ以外でも各地区で企画ステージやってるんだけど、さすがにチャンバラの人気は凄いわ。
去年の試合を見て、お手製の布剣で練習してる人もチラホラ見かけたし、こんなに流行るとは思わなかった。
正式にスポーツチャンバラにしちゃおうかな。
まぁ、それ程に人気になってしまったので、今回は部門を分けることにした。
十二歳未満の子供部門、女性部門、男性部門の三つ。
対戦方法は前回と同じで、十人組の中から一番強い人がトーナメント戦に出場、最後まで勝ち残った人が優勝。
まずは子供部門。
子供だけでも参加者が多い。
ロナウド王子とセシル様は大人部門に参加者するとの事。
なので、ここでの参加者は、ポスカ君、レベッカちゃん、リリーちゃん。
レベッカちゃんの気合いの入りようが半端じゃない。
「レベッカさん、ここで負けるようでは、フラン様の専属使用人ではありませんよ。」
リッカからも意味がよく分からない激が入る。
そして初戦では、リリーちゃんが敗退。
「やはり修行が足りませんでした……」
リリーちゃん修行してたの!?
33人がトーナメント戦に出場。
三戦目まで、レベッカちゃんもポスカ君も問題なく勝利。
四戦目の準決勝で二人が対決。
「僕が勝つよ!」
「私が勝つのよ!」
そして繰り広げられる激しい戦い。
本当に子供部門なのか目を疑いそうになるほどの素晴らしい攻防戦。
バトルを制したのは、ポスカ君。
「……私じゃ……フランちゃんを、守る事が出来ないの……?」
泣き崩れるレベッカちゃん。
「僕がレベッカちゃんの代わりに、フランちゃん先生を守ってあげるよ。」
「ポ、ポスカ様……」
ワァーっと歓声が上がる会場。
あれ、デジャブ?
そしてそのまま決勝もあっさり勝って、ポスカ君が優勝。
三位決定戦でレベッカちゃんが快勝だった事から、実質二位なんじゃないかな。
とにかく、念願のメダルをゲット出来て天に拳を掲げるレベッカちゃん、本当に良かった。
続いて女性部門。
ここは、去年好成績を残したリッカの圧勝かと思いきや、なんと王都から女性騎士団数名が参戦。
トーナメント戦には進んだものの、一戦目で女性騎士団の小隊長と当たってしまい、かなりの好戦だったけどまさかの敗退。
「素晴らしい剣さばきだったわ。
貴女、女性騎士団に入ってこの国の為に働かない?
貴方程の実力なら、すぐに実績を上げられるはずよ。」
「いえ、私は生涯、フランドール様にお仕え致します。
何があってもそれが変わる事はございません。」
ありがとうリッカ。
さすが自慢の専属侍女だよ。
「早々に負けてしまいました、本当に申し訳ございません。」
涙を浮かべながら謝ってるけど、女性騎士団の小隊長とほぼ互角とか、かなり凄い事なんだからね?
そのまま上位三人は女性騎士団の総取り。
遊びでガチすぎだろ!
もう今度から騎士団員はチャンバラ参加権なしにするからね!
最後は男性部門。
参加者が一番多い。
ロナウド王子、セシル様、ケン、アデン、お父様。
お兄様、騎士団長様、その他騎士団員は、また後で。
男性部門だけで物凄い人数の参加者になった。
トーナメント戦に進出する人数も、61人と圧倒的。
アデンは初戦で敗退。
もう結構いい歳してるんだから、無理しないでね。
トーナメント戦最初の敗退はケン。
でもまぁ、三戦目まで残れたんだから、よくやったと思うよ。
てか、お父様上手かったのが意外すぎて驚き。
「魔法より剣術の方が得意なんだよ。」
お兄様の剣術の才能は、お父様譲りだったのか。
そのお父様、準決勝でロナウド王子と対戦。
「フランの婿として相応しいか、見定めさせて頂こう。」
「望むところです、フィアンマ卿。」
婿舅対決を制したのは、ロナウド王子。
お父様、中々いい勝負してたよ、すごいすごい。
「ハァハァ……私だって、メダル……ハァハァ……欲しかったんだよォ!」
肩で息をしながら、何叫んでんだよ。
この世界のオッサン達は、やたらメダル欲しがるなぁ。
「フランのパートナーとして、認めて頂けましたか?」
「……ええ、これで心置き無く嫁がせる事が出来る。
フランをよろしくお願いします。」
どうやら私は正式に、嫁入りを認めて貰えたらしい。
ロナウド王子、毎度毎度フィアンマ家の茶番劇に付き合ってくれてありがとう。
決定戦は、今年もロナウド王子とセシル様。
「僕は強くなりましたよ、去年と同じだと思わないでください。」
「俺だって強くなった。今年も勝つ!」
そして試合開始。
入り乱れる二人の猛攻。
瞬きさえ許されないほどの激しい動きに、固唾を飲む観客達。
今までで一番長い時間をかけて、遂に決着が着いた。
勝者は、セシル様。
「クソっ!!」
これ程悔しがるロナウド王子、初めて見た。
「フラン様をお護りする騎士は、何人いてもいいですからね。」
「フッ……俺の完敗だ。」
だからなぜ私を茶番劇に巻き込むかなぁ?
ちゃっかり三位になったお父様と一緒に、表彰台に登る三人。
「遂に……遂にメダルがこの手に……!!」
三位のお父様が一番喜んでた。
最後は、騎士団員のエキシビションマッチ。
全十六人で争われるトーナメント戦。
やっぱり剣を使い慣れてる騎士団員達は、動きが一般人と全然違う。
チャンバラ用のグニャグニャの布剣なのに、迫力が凄いこと。
その中でも、騎士団長様と総隊長様、お兄様は群を抜いていた。
女性騎士団員達もそうだったけど、遊びでガチすぎだってば!
「「「「「騎士団たる者、如何なる時も戦いは全身全霊真剣勝負なのだ!!!」」」」」
……はい、すみませんでした。
結果、一番強かったのは騎士団長様でした。
「今年も面目保てたあぁぁあ!!」
今年のお祭りも、問題点はありつつ無事終了。
やっぱり、自衛団員がそこそこいたおかげで、去年より観客が多かったけど大きなトラブルがなく進行出来た。
やりたい事や新しくやってみた事で色々思い付いたし、これからもどんどん色んな事に挑戦していくぞ!
ついにやってきたチャンバラ決定戦。
メインステージ以外でも各地区で企画ステージやってるんだけど、さすがにチャンバラの人気は凄いわ。
去年の試合を見て、お手製の布剣で練習してる人もチラホラ見かけたし、こんなに流行るとは思わなかった。
正式にスポーツチャンバラにしちゃおうかな。
まぁ、それ程に人気になってしまったので、今回は部門を分けることにした。
十二歳未満の子供部門、女性部門、男性部門の三つ。
対戦方法は前回と同じで、十人組の中から一番強い人がトーナメント戦に出場、最後まで勝ち残った人が優勝。
まずは子供部門。
子供だけでも参加者が多い。
ロナウド王子とセシル様は大人部門に参加者するとの事。
なので、ここでの参加者は、ポスカ君、レベッカちゃん、リリーちゃん。
レベッカちゃんの気合いの入りようが半端じゃない。
「レベッカさん、ここで負けるようでは、フラン様の専属使用人ではありませんよ。」
リッカからも意味がよく分からない激が入る。
そして初戦では、リリーちゃんが敗退。
「やはり修行が足りませんでした……」
リリーちゃん修行してたの!?
33人がトーナメント戦に出場。
三戦目まで、レベッカちゃんもポスカ君も問題なく勝利。
四戦目の準決勝で二人が対決。
「僕が勝つよ!」
「私が勝つのよ!」
そして繰り広げられる激しい戦い。
本当に子供部門なのか目を疑いそうになるほどの素晴らしい攻防戦。
バトルを制したのは、ポスカ君。
「……私じゃ……フランちゃんを、守る事が出来ないの……?」
泣き崩れるレベッカちゃん。
「僕がレベッカちゃんの代わりに、フランちゃん先生を守ってあげるよ。」
「ポ、ポスカ様……」
ワァーっと歓声が上がる会場。
あれ、デジャブ?
そしてそのまま決勝もあっさり勝って、ポスカ君が優勝。
三位決定戦でレベッカちゃんが快勝だった事から、実質二位なんじゃないかな。
とにかく、念願のメダルをゲット出来て天に拳を掲げるレベッカちゃん、本当に良かった。
続いて女性部門。
ここは、去年好成績を残したリッカの圧勝かと思いきや、なんと王都から女性騎士団数名が参戦。
トーナメント戦には進んだものの、一戦目で女性騎士団の小隊長と当たってしまい、かなりの好戦だったけどまさかの敗退。
「素晴らしい剣さばきだったわ。
貴女、女性騎士団に入ってこの国の為に働かない?
貴方程の実力なら、すぐに実績を上げられるはずよ。」
「いえ、私は生涯、フランドール様にお仕え致します。
何があってもそれが変わる事はございません。」
ありがとうリッカ。
さすが自慢の専属侍女だよ。
「早々に負けてしまいました、本当に申し訳ございません。」
涙を浮かべながら謝ってるけど、女性騎士団の小隊長とほぼ互角とか、かなり凄い事なんだからね?
そのまま上位三人は女性騎士団の総取り。
遊びでガチすぎだろ!
もう今度から騎士団員はチャンバラ参加権なしにするからね!
最後は男性部門。
参加者が一番多い。
ロナウド王子、セシル様、ケン、アデン、お父様。
お兄様、騎士団長様、その他騎士団員は、また後で。
男性部門だけで物凄い人数の参加者になった。
トーナメント戦に進出する人数も、61人と圧倒的。
アデンは初戦で敗退。
もう結構いい歳してるんだから、無理しないでね。
トーナメント戦最初の敗退はケン。
でもまぁ、三戦目まで残れたんだから、よくやったと思うよ。
てか、お父様上手かったのが意外すぎて驚き。
「魔法より剣術の方が得意なんだよ。」
お兄様の剣術の才能は、お父様譲りだったのか。
そのお父様、準決勝でロナウド王子と対戦。
「フランの婿として相応しいか、見定めさせて頂こう。」
「望むところです、フィアンマ卿。」
婿舅対決を制したのは、ロナウド王子。
お父様、中々いい勝負してたよ、すごいすごい。
「ハァハァ……私だって、メダル……ハァハァ……欲しかったんだよォ!」
肩で息をしながら、何叫んでんだよ。
この世界のオッサン達は、やたらメダル欲しがるなぁ。
「フランのパートナーとして、認めて頂けましたか?」
「……ええ、これで心置き無く嫁がせる事が出来る。
フランをよろしくお願いします。」
どうやら私は正式に、嫁入りを認めて貰えたらしい。
ロナウド王子、毎度毎度フィアンマ家の茶番劇に付き合ってくれてありがとう。
決定戦は、今年もロナウド王子とセシル様。
「僕は強くなりましたよ、去年と同じだと思わないでください。」
「俺だって強くなった。今年も勝つ!」
そして試合開始。
入り乱れる二人の猛攻。
瞬きさえ許されないほどの激しい動きに、固唾を飲む観客達。
今までで一番長い時間をかけて、遂に決着が着いた。
勝者は、セシル様。
「クソっ!!」
これ程悔しがるロナウド王子、初めて見た。
「フラン様をお護りする騎士は、何人いてもいいですからね。」
「フッ……俺の完敗だ。」
だからなぜ私を茶番劇に巻き込むかなぁ?
ちゃっかり三位になったお父様と一緒に、表彰台に登る三人。
「遂に……遂にメダルがこの手に……!!」
三位のお父様が一番喜んでた。
最後は、騎士団員のエキシビションマッチ。
全十六人で争われるトーナメント戦。
やっぱり剣を使い慣れてる騎士団員達は、動きが一般人と全然違う。
チャンバラ用のグニャグニャの布剣なのに、迫力が凄いこと。
その中でも、騎士団長様と総隊長様、お兄様は群を抜いていた。
女性騎士団員達もそうだったけど、遊びでガチすぎだってば!
「「「「「騎士団たる者、如何なる時も戦いは全身全霊真剣勝負なのだ!!!」」」」」
……はい、すみませんでした。
結果、一番強かったのは騎士団長様でした。
「今年も面目保てたあぁぁあ!!」
今年のお祭りも、問題点はありつつ無事終了。
やっぱり、自衛団員がそこそこいたおかげで、去年より観客が多かったけど大きなトラブルがなく進行出来た。
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