255 / 580
255海
しおりを挟む
その後3ヵ所に休憩所を作り貴族の接待を受けたのだが、やはり娘が同席し拓にアピールしていた。
「やっと終わった。この先は魔獣も少ないし、これで海で楽しめる。
良いように使われているけど、これで商人の活動が安全になるのなら良しとしようか。」
宿に戻ると、拓は大きく体を伸ばしていた。
「俺達が、癒してやろうか。」
レオがスケベな顔で近づくと
「あと3日で海なんだよ。ここは我慢のしどころだろ。」
あの拓が断ってきた。
性欲の塊のような拓が我慢してまで、海で何をしたいのだろうか・・・
ガラとレオは何とも言えない顔をしたが、今回頑張っている拓の為に限界まで挑戦する事を決心した。
そしてやって来た海辺の町。白い壁と赤い屋根で統一された綺麗な町並みだったが
「完全な港町なんですね。」
「そうですよ。多くの海産物や他の国からの輸入品が手に入ります。
先に知り合いの店に荷物を下ろしてから、宿の方へ向かいます。」
拓が期待していた白い砂浜が何処にも存在していない。
エチゴは知り合いの商人の店で荷物を下ろすと、馬車を進めて町の中心から離れ、ついには町の外へと出てしまった。
全員が不思議そうにしていると、更に新しい門をくぐる。
「凄い、真っ白なビーチだ。あっ、もしかして宿ってあそこですか?」
「そうです。今回の拓殿の働きに対する我々商人からのささやかなお礼です。」
目の前に広がる真っ白なビーチ。その先には水上コテージが有った。
エチゴは馬車を預けると、全員で橋を渡り水上コテージへ移動した。
4棟予約してあり、OZ、クリーム男性陣、女性陣、そしてエチゴとアルのメンバーで分かれてそれぞれの部屋に入る。
「ここ足元がガラス張りだ。水面が見える。」
「ベットルームの天井もガラスだぞ。星空が見えそうだな。」
「外もすげーぞ。真っ青な海が何処までも広がってる。階段も付いて直接海に入れるぞ。」
コテージに入ると、大はしゃぎのOZの3人だった。
女性陣のコテージは反対側となれば、3人は服を脱ぐと素っ裸で海に飛び込んだ。
「凄い透明度。魚が居るよ。」
拓が指さす方を見ればカラフルな魚が見える。
下を見れば白い砂に光がユラユラと揺れている。
隣のコテージからも、トムとニコラスが海に飛び込んで来た。
但し、2人はパンツを履いているが・・・
「ジークは?」
「ジークは泳げないからね。海を見て寛いでいるよ。」
「それにしても、お前等は素っ裸か。気持ち良さそうだな。」
2人は自分達のコテージの方へ戻ると、デッキにパンツを放り投げて素っ裸になって戻って来た。
拓の視線が思わず向いてしまうニコラスの巨大肉棒、存在感あり過ぎるだろう。
ここにジークの身体が無いのが残念だが、拓にとってまさに楽園。
少しすると、直ぐに夕方になるのでそれぞれのロッジで海に沈む夕焼けを見た所で夕食。
シャツに短パンというラフな格好で席に着くと、色鮮やかな海鮮料理が運ばれてきた。
発泡酒で乾杯をすると、早速料理を頂くことに。
「刺身が食べれるとは思わなかった。商人に感謝だね。」
拓が何時も以上に食べ続け、挙句の果てに「胃袋のスベアが欲しい。」食べ過ぎで動けなくなっていた。
「バカなことを言ってないで水着や遊び道具を見に行くぞ。おぶってやろうか?」
ガラに言われ、腹を摩りながら何とか水着や遊び道具を選んでいた。
「やっと終わった。この先は魔獣も少ないし、これで海で楽しめる。
良いように使われているけど、これで商人の活動が安全になるのなら良しとしようか。」
宿に戻ると、拓は大きく体を伸ばしていた。
「俺達が、癒してやろうか。」
レオがスケベな顔で近づくと
「あと3日で海なんだよ。ここは我慢のしどころだろ。」
あの拓が断ってきた。
性欲の塊のような拓が我慢してまで、海で何をしたいのだろうか・・・
ガラとレオは何とも言えない顔をしたが、今回頑張っている拓の為に限界まで挑戦する事を決心した。
そしてやって来た海辺の町。白い壁と赤い屋根で統一された綺麗な町並みだったが
「完全な港町なんですね。」
「そうですよ。多くの海産物や他の国からの輸入品が手に入ります。
先に知り合いの店に荷物を下ろしてから、宿の方へ向かいます。」
拓が期待していた白い砂浜が何処にも存在していない。
エチゴは知り合いの商人の店で荷物を下ろすと、馬車を進めて町の中心から離れ、ついには町の外へと出てしまった。
全員が不思議そうにしていると、更に新しい門をくぐる。
「凄い、真っ白なビーチだ。あっ、もしかして宿ってあそこですか?」
「そうです。今回の拓殿の働きに対する我々商人からのささやかなお礼です。」
目の前に広がる真っ白なビーチ。その先には水上コテージが有った。
エチゴは馬車を預けると、全員で橋を渡り水上コテージへ移動した。
4棟予約してあり、OZ、クリーム男性陣、女性陣、そしてエチゴとアルのメンバーで分かれてそれぞれの部屋に入る。
「ここ足元がガラス張りだ。水面が見える。」
「ベットルームの天井もガラスだぞ。星空が見えそうだな。」
「外もすげーぞ。真っ青な海が何処までも広がってる。階段も付いて直接海に入れるぞ。」
コテージに入ると、大はしゃぎのOZの3人だった。
女性陣のコテージは反対側となれば、3人は服を脱ぐと素っ裸で海に飛び込んだ。
「凄い透明度。魚が居るよ。」
拓が指さす方を見ればカラフルな魚が見える。
下を見れば白い砂に光がユラユラと揺れている。
隣のコテージからも、トムとニコラスが海に飛び込んで来た。
但し、2人はパンツを履いているが・・・
「ジークは?」
「ジークは泳げないからね。海を見て寛いでいるよ。」
「それにしても、お前等は素っ裸か。気持ち良さそうだな。」
2人は自分達のコテージの方へ戻ると、デッキにパンツを放り投げて素っ裸になって戻って来た。
拓の視線が思わず向いてしまうニコラスの巨大肉棒、存在感あり過ぎるだろう。
ここにジークの身体が無いのが残念だが、拓にとってまさに楽園。
少しすると、直ぐに夕方になるのでそれぞれのロッジで海に沈む夕焼けを見た所で夕食。
シャツに短パンというラフな格好で席に着くと、色鮮やかな海鮮料理が運ばれてきた。
発泡酒で乾杯をすると、早速料理を頂くことに。
「刺身が食べれるとは思わなかった。商人に感謝だね。」
拓が何時も以上に食べ続け、挙句の果てに「胃袋のスベアが欲しい。」食べ過ぎで動けなくなっていた。
「バカなことを言ってないで水着や遊び道具を見に行くぞ。おぶってやろうか?」
ガラに言われ、腹を摩りながら何とか水着や遊び道具を選んでいた。
34
あなたにおすすめの小説
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?
中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」
そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。
しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は――
ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。
(……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ)
ところが、初めての商談でその評価は一変する。
榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。
(仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな)
ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり――
なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。
そして気づく。
「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」
煙草をくゆらせる仕草。
ネクタイを緩める無防備な姿。
そのたびに、陽翔の理性は削られていく。
「俺、もう待てないんで……」
ついに陽翔は榊を追い詰めるが――
「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」
攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。
じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。
【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】
主任補佐として、ちゃんとせなあかん──
そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。
春のすこし手前、まだ肌寒い季節。
新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。
風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。
何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。
拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。
年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。
これはまだ、恋になる“少し前”の物語。
関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。
(5月14日より連載開始)
fall~獣のような男がぼくに歓びを教える
乃木のき
BL
お前は俺だけのものだ__結婚し穏やかな家庭を気づいてきた瑞生だが、元恋人の禄朗と再会してしまう。ダメなのに逢いたい。逢ってしまえばあなたに狂ってしまうだけなのに。
強く結ばれていたはずなのに小さなほころびが2人を引き離し、抗うように惹きつけ合う。
濃厚な情愛の行く先は地獄なのか天国なのか。
※エブリスタで連載していた作品です
悪役令息に転生したらしいけど、何の悪役令息かわからないから好きにヤリチン生活ガンガンしよう!
ミクリ21 (新)
BL
ヤリチンの江住黒江は刺されて死んで、神を怒らせて悪役令息のクロエ・ユリアスに転生されてしまった………らしい。
らしいというのは、何の悪役令息かわからないからだ。
なので、クロエはヤリチン生活をガンガンいこうと決めたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる