368 / 581
368承諾
しおりを挟む
パーティが終わった次の日、拓はズゲベ侯爵が泊っている宿を訪れた。
ガラとレオに言われて正装して尋ねたが、普段の格好をしていたら門前払いを食らっていただろう。
受付に話をすると、直ぐにズゲベ侯爵とカーラがやって来て婚約者の部屋に案内された。
拓は美男子系をイメージしていたが、ベットに横たわっているのは厳つい漢だった。
「寝たままの挨拶で申し訳ありません。
私はペドロ子爵家3男、ペドロ・ダリウスと申します。」
「冒険者をしている拓です。この度は体調が悪い中、会って頂きありがとうございます。」
素直に、拓のタイプだ。
身体を触る目的の為に拓が検査する事を申し出ると、喜んで受け入れられる。
上半身裸になってもらった所で拓が手を当て検査を開始する。
大きな怪我は完治しているが、他に小さな怪我が有るので軽く治療を行っておく。
拓としてはもっと身体を撫でたかったが、何とか自制心で欲望を抑えカーラのエスコートの話をさせてもらう。
「拓殿ならエスコートされたい女性は大勢いると思いますが、何故カーラと?」
ズゲベ侯爵と同じことを聞かれ拓が同じ様に答えると、ダリウスは少し考えてから答えた。
「2つほど、お願いをさせて頂いても宜しいでしょうか?」
拓が話を促す。
「1つは私達の結婚式に参加して頂きたいのです。
拓殿が参加して頂けるのであれば、今回の代理というのも問題ないでしょう。
勿論、冒険者としての立場での参加で問題ありません。」
「問題ありません。お2人の結婚式なら喜んで参列させて頂きます。
正直、私もゴシップでカーラさんの立場が悪くならないか気にしていました。」
拓はあえて冒険者とする意味が理解出来ないが、提案を受け入れる。
「もう1つは、体調が戻りましたら私と手合わせをして頂けないでしょうか。」
「私は魔導士で、騎士と対戦できる様な相手では無いかと。」
「拓殿の武勇伝は伺っています。冒険者達から『闇の悪魔』と呼ばれている事も。」
「・・・」
「今回私は、魔法で姿を消したダークウルフの攻撃に会い大怪我をしました。
この先、カーラを守るためにも強くなりたいのです。お願いできないでしょうか。」
ダリウスの言葉にカーラの頬が赤く染まる。
「そういう事なら、私で良ければ協力させてもらいます。」
「カーラの事を宜しくお願いします。」
「分かりました。それではカーラさん、宜しくお願いします。」
「こちらこそ、宜しくお願いします。」
拓を見送ると、ズゲベ侯爵は今回の件について考えていた。
一部の貴族以外とは一線を引いている拓が代理としても舞踏会でカーラのエスコートをし、結婚式に参列する影響は大きい。
ただ、拓には政治的意味合いは全く無いので、履き違えると痛い目にあうだろう。
「しかし、自分に興味のない相手を探そうとは・・・
待機所に来た時の拓殿の様子はどうだった?」
ズゲベ侯爵は護衛に付いて来た私兵に状況を聞いてみる。
聞かれた私兵は待機部屋に来てからの拓の行動を説明する。
「あの時の治療は、免責札を使って状況を作ったのか。
本当に人が良いと言うか、貴族だったら甘いと言われてしまう行為だな。」
ズゲベ侯爵の知っている中で、拓が免責札の権力を使った初めての行為だった。
他にも幾つか確認を終えると、ズゲベ侯爵は私兵を後ろから抱きしめ胸の上に手を這わす。
「侯爵、未だ昼前です。」
「別に良いだろう、今日の予定はない。お前はここを攻められるのが好きじゃないか。」
服の上から乳首を摘まみ、もう片方の手で私兵の股間を揉み始める。
「侯爵、もう後ろが我慢できません。」
「仕方ない奴だ。入れる前に、しっかりと私の物を咥えろ。」
私兵はズゲベ侯爵の前にしゃがむと、ズボンの前を開け使い込まれて黒くなった肉棒を取り出し軽く扱く。
肉棒は直ぐに反応し下っ腹を叩くようにそそり立つと、私兵は裏筋に舌を這わせる。
根元から先端へと何度も往復をし、テカテカと光る亀頭を咥えると一気に根元まで咥えた。
部屋の中ではクチュクチュと肉棒をしゃぶる音が響く。
「良いぞ。ズボンを脱いで尻を突き出せ。」
私兵は口を離すとブルンと腹を叩く様に肉棒が弾け、私兵の顔に先走りが掛かる。
私兵は顔に付いた先走りを手で拭うと、嬉しそうにズボンを脱ぎプルンとした尻をズゲベ侯爵に突き出した。
ズゲベ侯爵は指を舐めると尻タブを開き、その奥にある尻穴に指を突き刺すと、肉壁が奥へ咥え込もうと蠢く。
「既に準備が出来ているじゃないか。期待していたのか?」
「昨夜はお預けでしたので、今日はして頂けるのではないかと。」
私兵の言葉を聞いてズゲベ侯爵は尻穴から指を抜くと、亀頭を当てて一気に肉棒で貫いた。
「あぁ、太いです。」
「相変わらず良い穴だ。しっかりと咥えているぞ。」
ズゲベ侯爵が腰を振り始めると、「パンパンパン」と尻タブに腰がぶつかる音が響き、私兵の口から喘ぎ声が漏れる。
ズゲベ侯爵が私兵の腰をしっかりと掴むと、腰の動きが速くなる。
「逝くぞ、私のザーメンをしっかりと飲み込めよ。」
「凄い、凄いです。私の尻の奥に、たっぷりとお出しください。」
肉棒を包む心地良い締め付けに我慢できず、ズゲベ侯爵は大量のザーメンを放っていた。
ガラとレオに言われて正装して尋ねたが、普段の格好をしていたら門前払いを食らっていただろう。
受付に話をすると、直ぐにズゲベ侯爵とカーラがやって来て婚約者の部屋に案内された。
拓は美男子系をイメージしていたが、ベットに横たわっているのは厳つい漢だった。
「寝たままの挨拶で申し訳ありません。
私はペドロ子爵家3男、ペドロ・ダリウスと申します。」
「冒険者をしている拓です。この度は体調が悪い中、会って頂きありがとうございます。」
素直に、拓のタイプだ。
身体を触る目的の為に拓が検査する事を申し出ると、喜んで受け入れられる。
上半身裸になってもらった所で拓が手を当て検査を開始する。
大きな怪我は完治しているが、他に小さな怪我が有るので軽く治療を行っておく。
拓としてはもっと身体を撫でたかったが、何とか自制心で欲望を抑えカーラのエスコートの話をさせてもらう。
「拓殿ならエスコートされたい女性は大勢いると思いますが、何故カーラと?」
ズゲベ侯爵と同じことを聞かれ拓が同じ様に答えると、ダリウスは少し考えてから答えた。
「2つほど、お願いをさせて頂いても宜しいでしょうか?」
拓が話を促す。
「1つは私達の結婚式に参加して頂きたいのです。
拓殿が参加して頂けるのであれば、今回の代理というのも問題ないでしょう。
勿論、冒険者としての立場での参加で問題ありません。」
「問題ありません。お2人の結婚式なら喜んで参列させて頂きます。
正直、私もゴシップでカーラさんの立場が悪くならないか気にしていました。」
拓はあえて冒険者とする意味が理解出来ないが、提案を受け入れる。
「もう1つは、体調が戻りましたら私と手合わせをして頂けないでしょうか。」
「私は魔導士で、騎士と対戦できる様な相手では無いかと。」
「拓殿の武勇伝は伺っています。冒険者達から『闇の悪魔』と呼ばれている事も。」
「・・・」
「今回私は、魔法で姿を消したダークウルフの攻撃に会い大怪我をしました。
この先、カーラを守るためにも強くなりたいのです。お願いできないでしょうか。」
ダリウスの言葉にカーラの頬が赤く染まる。
「そういう事なら、私で良ければ協力させてもらいます。」
「カーラの事を宜しくお願いします。」
「分かりました。それではカーラさん、宜しくお願いします。」
「こちらこそ、宜しくお願いします。」
拓を見送ると、ズゲベ侯爵は今回の件について考えていた。
一部の貴族以外とは一線を引いている拓が代理としても舞踏会でカーラのエスコートをし、結婚式に参列する影響は大きい。
ただ、拓には政治的意味合いは全く無いので、履き違えると痛い目にあうだろう。
「しかし、自分に興味のない相手を探そうとは・・・
待機所に来た時の拓殿の様子はどうだった?」
ズゲベ侯爵は護衛に付いて来た私兵に状況を聞いてみる。
聞かれた私兵は待機部屋に来てからの拓の行動を説明する。
「あの時の治療は、免責札を使って状況を作ったのか。
本当に人が良いと言うか、貴族だったら甘いと言われてしまう行為だな。」
ズゲベ侯爵の知っている中で、拓が免責札の権力を使った初めての行為だった。
他にも幾つか確認を終えると、ズゲベ侯爵は私兵を後ろから抱きしめ胸の上に手を這わす。
「侯爵、未だ昼前です。」
「別に良いだろう、今日の予定はない。お前はここを攻められるのが好きじゃないか。」
服の上から乳首を摘まみ、もう片方の手で私兵の股間を揉み始める。
「侯爵、もう後ろが我慢できません。」
「仕方ない奴だ。入れる前に、しっかりと私の物を咥えろ。」
私兵はズゲベ侯爵の前にしゃがむと、ズボンの前を開け使い込まれて黒くなった肉棒を取り出し軽く扱く。
肉棒は直ぐに反応し下っ腹を叩くようにそそり立つと、私兵は裏筋に舌を這わせる。
根元から先端へと何度も往復をし、テカテカと光る亀頭を咥えると一気に根元まで咥えた。
部屋の中ではクチュクチュと肉棒をしゃぶる音が響く。
「良いぞ。ズボンを脱いで尻を突き出せ。」
私兵は口を離すとブルンと腹を叩く様に肉棒が弾け、私兵の顔に先走りが掛かる。
私兵は顔に付いた先走りを手で拭うと、嬉しそうにズボンを脱ぎプルンとした尻をズゲベ侯爵に突き出した。
ズゲベ侯爵は指を舐めると尻タブを開き、その奥にある尻穴に指を突き刺すと、肉壁が奥へ咥え込もうと蠢く。
「既に準備が出来ているじゃないか。期待していたのか?」
「昨夜はお預けでしたので、今日はして頂けるのではないかと。」
私兵の言葉を聞いてズゲベ侯爵は尻穴から指を抜くと、亀頭を当てて一気に肉棒で貫いた。
「あぁ、太いです。」
「相変わらず良い穴だ。しっかりと咥えているぞ。」
ズゲベ侯爵が腰を振り始めると、「パンパンパン」と尻タブに腰がぶつかる音が響き、私兵の口から喘ぎ声が漏れる。
ズゲベ侯爵が私兵の腰をしっかりと掴むと、腰の動きが速くなる。
「逝くぞ、私のザーメンをしっかりと飲み込めよ。」
「凄い、凄いです。私の尻の奥に、たっぷりとお出しください。」
肉棒を包む心地良い締め付けに我慢できず、ズゲベ侯爵は大量のザーメンを放っていた。
33
あなたにおすすめの小説
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
お前らの目は節穴か?BLゲーム主人公の従者になりました!
MEIKO
BL
本編完結しています。お直し中。第12回BL大賞奨励賞いただきました。
僕、エリオット・アノーは伯爵家嫡男の身分を隠して公爵家令息のジュリアス・エドモアの従者をしている。事の発端は十歳の時…家族から虐げられていた僕は、我慢の限界で田舎の領地から家を出て来た。もう二度と戻る事はないと己の身分を捨て、心機一転王都へやって来たものの、現実は厳しく死にかける僕。薄汚い格好でフラフラと彷徨っている所を救ってくれたのが完璧貴公子ジュリアスだ。だけど初めて会った時、不思議な感覚を覚える。えっ、このジュリアスって人…会ったことなかったっけ?その瞬間突然閃く!
「ここって…もしかして、BLゲームの世界じゃない?おまけに僕の最愛の推し〜ジュリアス様!」
知らぬ間にBLゲームの中の名も無き登場人物に転生してしまっていた僕は、命の恩人である坊ちゃまを幸せにしようと奔走する。そして大好きなゲームのイベントも近くで楽しんじゃうもんね〜ワックワク!
だけど何で…全然シナリオ通りじゃないんですけど。坊ちゃまってば、僕のこと大好き過ぎない?
※貴族的表現を使っていますが、別の世界です。ですのでそれにのっとっていない事がありますがご了承下さい。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
ユィリと皆の動画つくりました! お話にあわせて、ちょこちょこあがる予定です。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
溺愛の加速が尋常じゃない!?~味方作りに全振りしたら兄たちに溺愛されました~
液体猫(299)
BL
暫くの間、毎日PM23:10分に予約投稿。
【《血の繋がりは"絶対"ではない。》この言葉を胸にクリスがひたすら愛され、大好きな兄と暮らす】
アルバディア王国の第五皇子クリスは冤罪によって処刑されてしまう。
次に目を覚ましたとき、九年前へと戻っていた。
巻き戻す前の世界とは異なるけれど同じ場所で、クリスは生き残るために知恵を振り絞る。
かわいい末っ子が過保護な兄たちに可愛がられ、溺愛されていく。
やり直しもほどほどに。罪を着せた者への復讐はついで。そんな気持ちで新たな人生を謳歌する、コミカル&シリアスなハッピーエンド確定物語。
主人公は後に18歳へと成長します(*・ω・)*_ _)ペコリ
⚠️濡れ場のサブタイトルに*のマークがついてます。冒頭のみ重い展開あり。それ以降はコミカルでほのぼの✌
⚠️本格的な塗れ場シーンは三章(18歳になって)からとなります。
お姉ちゃんを僕のお嫁さんにするよ!「………私は男なのだが」
ミクリ21
BL
エリアスの初恋は、森で遊んでくれる美人のお姉ちゃん。エリアスは、美人のお姉ちゃんに約束をした。
「お姉ちゃんを僕のお嫁さんにするよ!」
しかし、お姉ちゃんは………実はお兄ちゃんだということを、学園入学と同時に知ってしまった。
ある国の皇太子と侯爵家令息の秘め事
虎ノ威きよひ
BL
皇太子×侯爵家令息。
幼い頃、仲良く遊び友情を確かめ合った二人。
成長して貴族の子女が通う学園で再会し、体の関係を持つようになった。
そんな二人のある日の秘め事。
前後編、4000字ほどで完結。
Rシーンは後編。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる