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367舞踏会へ
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カーラと舞踏会に出れることが決まり、拓はエチゴ屋でOZとクリーム、エチゴ、アルに合流した。
「その顔は上手く行ったみたいだな。」
「何とかなったよ。今度婚約者のダリウスさんとの対戦と、結婚式に参加する事になったけどね。」
「結婚式は良いとして、対戦って何だ?」
ガラも気になる様で、ラブラブな会話の内容を話すと
「成程な。なかなか良い男じゃねぇか。拓はしっかりとエスコートしないとな。
所で、その対戦は俺達も見学に行っても良いのか?」
レオが聞いて来るが、何処で行うかが決まらないと何とも言えないと拓は答えていた。
ジェニファーやロビンがダリウスの結婚話を聞いて羨ましそうな顔をすると、ジークが意識をして胸を張っていた。
「拓の方も上手く行ったみたいだから、安心して鍛冶屋に行けるな。」
ガラに促され、全員で鍛冶屋に向かう事に。
今日はヘビモスの素材で作った防具を受け取る日になる。
全員が浮かれて店に入ると、親方が待ってたとばかりに全員の防具を取り出して試着を促す。
何度か細かいサイズ合わせをしていたので、今までの防具より身体にフィットし非常に動き易くなっていた。
想像していた以上にカッコ良く、胸にOZのマークが入っている。
「どうだ、気になる所が有れば言ってくれ。」
親方は言うが、何度も確認をしただけあり全員が問題ない出来上がりだった。
最後に渡したヘビモスの素材の余りを返却してもらうのだが、可能な限り無駄なく使いかなり残っていた。
「相談なんだが、残りの素材を買い取らせてもらう事は可能だろうか?」
親方から聞かれ、拓はエチゴに通常価格で話をしてもらう。
親方は暫く考え買い取りたいと言ってきたので、拓はそのまま売ることにした。
「新しい防具も手にはいった事だし、明日は皆で魔獣討伐を行なおうぜ。」
ジークが言うと、全員が賛同するが
「拓は駄目だぞ。今何か有れば問題になるからな。舞踏会が終わるまで禁止だ。
明日からサリバン先生のダンスのレッスンを受けるんだろ。カーラさんに恥をかかせるなよ。」
ガラに指摘され拓は参加不可。明日は残りのメンバーで魔獣退治を行う事になった。
その間、拓は毎日登城しサリバン先生によるダンスのレッスンを受けさせてもらう。
舞踏会当日、流石に貴族の女性をエスコートするのに歩いて登城する訳には行かず、エチゴに頼んで無駄に立派な馬車を借りてもらう。
カーラを迎えに行くと
「拓殿、カーラを宜しくお願いします。カーラも舞踏会を楽しんでおいで。」
「ダリウス、来年は一緒に参加しましょうね。」
「絶対だ。来年は私がカーラのエスコートをさせて貰うよ。」
カーラとダリウスのラブラブシーンを見せつけられる拓。
ダリウスの逞しい身体で抱かれていると思うと、股間が反応してしまいそうになる。
今回、ズゲベ侯爵も一緒に登城するので、エスコートする相手を紹介されたのだが・・・女性だった。
当然だと言えば、当然なのだが。
「お互い、独身を謳歌している仲間でな。この様な時には一緒に参加させてもらっている。」
拓の表情を見たからか、あえて説明してくれた。
拓とカーラは王族や勇者達と入場する。
拓はカーラを王族と勇者達に紹介すると、王子達が気を使って話しかけてくれる。
直ぐに由美と里香がダリウスとのなれそめを聞いてキャーキャーと盛り上がっていた。
簡単に言ってしまえばダリウスが惚れて、爵位の差をものともせず婚約に漕ぎつけたとの事。
「でも、拓さんと舞踏会に参加して大丈夫なのですか?」
「貴族ってゴシップが好きそうだよね。」
由美と里香が心配する。
「ここまで貴族と一線を引いている拓殿なら大丈夫だろう。
それに結婚式に参加し2人を祝うのなら、変な疑いは消せるよ。」
「拓殿は免責札を全く使用していないしな。いや、この間のパーティで使っていたか。それでも貴族相手ではないし。」
エドモンド王子とギルベルト王子が安心する様にと答える。
雑談をしている間に、会場へ移動する時間になった。
「その顔は上手く行ったみたいだな。」
「何とかなったよ。今度婚約者のダリウスさんとの対戦と、結婚式に参加する事になったけどね。」
「結婚式は良いとして、対戦って何だ?」
ガラも気になる様で、ラブラブな会話の内容を話すと
「成程な。なかなか良い男じゃねぇか。拓はしっかりとエスコートしないとな。
所で、その対戦は俺達も見学に行っても良いのか?」
レオが聞いて来るが、何処で行うかが決まらないと何とも言えないと拓は答えていた。
ジェニファーやロビンがダリウスの結婚話を聞いて羨ましそうな顔をすると、ジークが意識をして胸を張っていた。
「拓の方も上手く行ったみたいだから、安心して鍛冶屋に行けるな。」
ガラに促され、全員で鍛冶屋に向かう事に。
今日はヘビモスの素材で作った防具を受け取る日になる。
全員が浮かれて店に入ると、親方が待ってたとばかりに全員の防具を取り出して試着を促す。
何度か細かいサイズ合わせをしていたので、今までの防具より身体にフィットし非常に動き易くなっていた。
想像していた以上にカッコ良く、胸にOZのマークが入っている。
「どうだ、気になる所が有れば言ってくれ。」
親方は言うが、何度も確認をしただけあり全員が問題ない出来上がりだった。
最後に渡したヘビモスの素材の余りを返却してもらうのだが、可能な限り無駄なく使いかなり残っていた。
「相談なんだが、残りの素材を買い取らせてもらう事は可能だろうか?」
親方から聞かれ、拓はエチゴに通常価格で話をしてもらう。
親方は暫く考え買い取りたいと言ってきたので、拓はそのまま売ることにした。
「新しい防具も手にはいった事だし、明日は皆で魔獣討伐を行なおうぜ。」
ジークが言うと、全員が賛同するが
「拓は駄目だぞ。今何か有れば問題になるからな。舞踏会が終わるまで禁止だ。
明日からサリバン先生のダンスのレッスンを受けるんだろ。カーラさんに恥をかかせるなよ。」
ガラに指摘され拓は参加不可。明日は残りのメンバーで魔獣退治を行う事になった。
その間、拓は毎日登城しサリバン先生によるダンスのレッスンを受けさせてもらう。
舞踏会当日、流石に貴族の女性をエスコートするのに歩いて登城する訳には行かず、エチゴに頼んで無駄に立派な馬車を借りてもらう。
カーラを迎えに行くと
「拓殿、カーラを宜しくお願いします。カーラも舞踏会を楽しんでおいで。」
「ダリウス、来年は一緒に参加しましょうね。」
「絶対だ。来年は私がカーラのエスコートをさせて貰うよ。」
カーラとダリウスのラブラブシーンを見せつけられる拓。
ダリウスの逞しい身体で抱かれていると思うと、股間が反応してしまいそうになる。
今回、ズゲベ侯爵も一緒に登城するので、エスコートする相手を紹介されたのだが・・・女性だった。
当然だと言えば、当然なのだが。
「お互い、独身を謳歌している仲間でな。この様な時には一緒に参加させてもらっている。」
拓の表情を見たからか、あえて説明してくれた。
拓とカーラは王族や勇者達と入場する。
拓はカーラを王族と勇者達に紹介すると、王子達が気を使って話しかけてくれる。
直ぐに由美と里香がダリウスとのなれそめを聞いてキャーキャーと盛り上がっていた。
簡単に言ってしまえばダリウスが惚れて、爵位の差をものともせず婚約に漕ぎつけたとの事。
「でも、拓さんと舞踏会に参加して大丈夫なのですか?」
「貴族ってゴシップが好きそうだよね。」
由美と里香が心配する。
「ここまで貴族と一線を引いている拓殿なら大丈夫だろう。
それに結婚式に参加し2人を祝うのなら、変な疑いは消せるよ。」
「拓殿は免責札を全く使用していないしな。いや、この間のパーティで使っていたか。それでも貴族相手ではないし。」
エドモンド王子とギルベルト王子が安心する様にと答える。
雑談をしている間に、会場へ移動する時間になった。
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