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051バラン将軍
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バラン将軍は平民の出身だった。
最強の武人と言われ王の信頼も厚いが、軍の中では貴族出身の将軍の方が発言力がある。
更に、獣人の部下が居る事が、一部の貴族、将軍から反感を買っている。
今回の遺跡調査は、貴族出身の将軍達がこぞって行っていた。
しかし何も発見できず、自分達が行う様な事では無いと考え始め
王国から遠く、発見の可能性が低いと思われるエバの遺跡をバラン将軍に押し付けてきた。
この手の事は良くありバラン将軍も慣れていたが、姫まで参加するとは考えていなかった。
姫の護衛に信頼できる女性兵士を3名を付け、
決して自分が王女という事を他人に話さない事を誓って頂いた。
そにれも関わらず
「サリナ姫、王女と名乗るとはどういう事です。」
「あれは、ちょっとした茶目っ気で。」
「相手が子供で有ろうと、用心して頂かなければ困ります。」
「これからは気を付けます。それにしても、人族、獣人、子供のパーティとは珍しいわね。
上下関係も無く、皆同等って感じだったし。」
「あまり深入りしない様に」
「分ってるわ。天候が回復して拓ちゃんと一緒に遺跡を見るだけよ。
バラン将軍も心配性なんだから。
それに、彼らは悪い人達では無いでしょ。」
「そうだと思いますが、絶対という保障は何処にも有りません。」
サリナ姫がバラン将軍に怒られている所に、男が近付いてきた。
「バラン将軍、何か有ったのか?雨の中で立ち話をしていると風邪を引くぞ。」
「ブルネリ公爵。実はサリナ様が子供に自分は王女と話してしまったのです。
一応、冗談として受け止めた様ですが、次は無いように進言させて頂きました。」
ブルネリ公爵と呼ばれた男は、咎める様な視線をサリナ姫に向けたが、
既にバラン将軍より叱られ項垂れている姿をみると、もう十分と思い
「サリナ様、少々茶目っ気が過ぎますな。ちなみに、どの様な隣人だったのか伺っても。」
部下に暖かい飲み物の用意を指示して、2人を自分の天幕に案内した。
ブルネリ公爵は、サリナ姫の人柄に好意を抱いており、今回の遺跡調査に優秀な魔導師を連れて参加していた。
「ほう、人、獣人、子供のパーティか。それは、なかなか面白い。
その様な者達がいるとは嬉しい事だな。」
「そうなんです、公爵。私と話した子供なんて10歳位なのに、挨拶も出来てしっかりしていました。
ただ、ちょっと生意気かもしれません。
バラン将軍が、ふざけた調子で私の事を姫様と言ったら、笑いながら『だと思った、いくら何でもね』ですよ。
おまけに、『姫だったら、ちょっと残念なイメージかな』なんて言われてしまいました。」
「なかなか見る目の有る将来有望な子供だ。」
「もう、公爵まで。どんな見る目が有ると言うんですか。」
「ハッハッハ。しかし、サリナ様はずいぶんと気に入っているみたいですね。で、占いの相手は居ましたか。」
話を振られたサリナ姫は、ばつが悪い感じで
「あの、その話は誰から・・・まぁ、居たらいいですね。」
バラン将軍が隣で笑っているのを見ると、話しの出所はここしかないだろう。
ブルネリ公爵は笑いながら
「そうですか。もしかすると、他の出会いが有るのかもしれません。
遠征先で大したもてなしは出来ませんが、良ければ彼等を後でお茶にでも誘っては如何ですかな。」
「公爵、それは」
「バラン将軍、私もその者達と話してみたい。
人、獣人、子供でパーティを組んでいる冒険者は大変珍しい。
将軍に同席して頂ければ警備も問題無いだろう。
ただし、私を呼ぶ時は公爵は付けない様に。」
最強の武人と言われ王の信頼も厚いが、軍の中では貴族出身の将軍の方が発言力がある。
更に、獣人の部下が居る事が、一部の貴族、将軍から反感を買っている。
今回の遺跡調査は、貴族出身の将軍達がこぞって行っていた。
しかし何も発見できず、自分達が行う様な事では無いと考え始め
王国から遠く、発見の可能性が低いと思われるエバの遺跡をバラン将軍に押し付けてきた。
この手の事は良くありバラン将軍も慣れていたが、姫まで参加するとは考えていなかった。
姫の護衛に信頼できる女性兵士を3名を付け、
決して自分が王女という事を他人に話さない事を誓って頂いた。
そにれも関わらず
「サリナ姫、王女と名乗るとはどういう事です。」
「あれは、ちょっとした茶目っ気で。」
「相手が子供で有ろうと、用心して頂かなければ困ります。」
「これからは気を付けます。それにしても、人族、獣人、子供のパーティとは珍しいわね。
上下関係も無く、皆同等って感じだったし。」
「あまり深入りしない様に」
「分ってるわ。天候が回復して拓ちゃんと一緒に遺跡を見るだけよ。
バラン将軍も心配性なんだから。
それに、彼らは悪い人達では無いでしょ。」
「そうだと思いますが、絶対という保障は何処にも有りません。」
サリナ姫がバラン将軍に怒られている所に、男が近付いてきた。
「バラン将軍、何か有ったのか?雨の中で立ち話をしていると風邪を引くぞ。」
「ブルネリ公爵。実はサリナ様が子供に自分は王女と話してしまったのです。
一応、冗談として受け止めた様ですが、次は無いように進言させて頂きました。」
ブルネリ公爵と呼ばれた男は、咎める様な視線をサリナ姫に向けたが、
既にバラン将軍より叱られ項垂れている姿をみると、もう十分と思い
「サリナ様、少々茶目っ気が過ぎますな。ちなみに、どの様な隣人だったのか伺っても。」
部下に暖かい飲み物の用意を指示して、2人を自分の天幕に案内した。
ブルネリ公爵は、サリナ姫の人柄に好意を抱いており、今回の遺跡調査に優秀な魔導師を連れて参加していた。
「ほう、人、獣人、子供のパーティか。それは、なかなか面白い。
その様な者達がいるとは嬉しい事だな。」
「そうなんです、公爵。私と話した子供なんて10歳位なのに、挨拶も出来てしっかりしていました。
ただ、ちょっと生意気かもしれません。
バラン将軍が、ふざけた調子で私の事を姫様と言ったら、笑いながら『だと思った、いくら何でもね』ですよ。
おまけに、『姫だったら、ちょっと残念なイメージかな』なんて言われてしまいました。」
「なかなか見る目の有る将来有望な子供だ。」
「もう、公爵まで。どんな見る目が有ると言うんですか。」
「ハッハッハ。しかし、サリナ様はずいぶんと気に入っているみたいですね。で、占いの相手は居ましたか。」
話を振られたサリナ姫は、ばつが悪い感じで
「あの、その話は誰から・・・まぁ、居たらいいですね。」
バラン将軍が隣で笑っているのを見ると、話しの出所はここしかないだろう。
ブルネリ公爵は笑いながら
「そうですか。もしかすると、他の出会いが有るのかもしれません。
遠征先で大したもてなしは出来ませんが、良ければ彼等を後でお茶にでも誘っては如何ですかな。」
「公爵、それは」
「バラン将軍、私もその者達と話してみたい。
人、獣人、子供でパーティを組んでいる冒険者は大変珍しい。
将軍に同席して頂ければ警備も問題無いだろう。
ただし、私を呼ぶ時は公爵は付けない様に。」
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