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247イヤリング
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『もし、勇者を裏切った事を悔やむにゃら、その結果の世界を知るべきだにゃ。
遠くの世界を覗く魔道具を持ってにゃいのか?』
ヤマトが話しかけてきた。
『イヤリングと鏡の対となる魔道具で、イヤリングの周辺の景色を鏡に映し出す事が出来る。』
『にゃらば、吾輩がその魔道具を身につけるにゃ。』
『良いのか?』
『良いから言っているにゃ。吾輩は彼等と行動を共にするので丁度良いにゃ。
人間と言うのは見られたくない事が多いみたいだからにゃ、魔獣の吾輩が適任にゃ。』
にゃぁ、にゃぁ言って締りが無いが、本当にお人好し?お猫良しだな。
リッチが取り出したイヤリング型の魔道具をヤマトの耳に付けてみると、会話も出来るみたいだ。
ヤマトとの会話は言葉を使っていない為、皆にもイヤリングを通してリッチが周辺の景色を見て、ヤマトと会話が出来る事を伝えておく。
『レオの料理は世界一だにゃ。見ていて食べたくにゃったら、神殿から出てくると良いにゃ。
拓なら、きっと何とかしてくれるにゃ。』
俺をむやみに持ち上げないで欲しい。
しかし、レオの料理が世界一か。
ただの食い意地の張った魔獣と思っていが、味の分かる食い意地の張った魔獣だったのか。
レオに伝えると甘やかしそうだから、浩司にも口止めだな・・・でもケーキを腹いっぱい食べさせてやるか。
今後の対応だが、リッチの魔力は神殿の外には漏れないので、認識阻害の結界を復活させ、洞窟の入り口を塞げば問題ない。
入り口を塞いでも自分の力で外に出れるだろう。
最後に残った最大の問題は、
「ジークさん、死者の洞窟の報告はどうしましょうか。
遺跡の入口を塞ぐので、正直に報告するのは止められませんか。
遺跡やリッチの存在が知られればロクな事にならないと思うんです。」
「それは、理解している。報告については任せて欲しい。
アンデットは負の魔力に引き寄せられる。
俺達が洞窟に溜まっていた負の魔力を発散させ、アンデットを全て浄化したことにすれば良い。」
高温の火力で洞窟を浄化したことにするらしい。
後日、別途調査が行われるはずなので、地下洞窟で高温の火力を使った痕跡を残せば問題無いらしい。
退治したアンデットに関しては、数カ月は痕跡が残るので、確認はギルドに任せればいい。
方法については追及される事は無い。
この世界で、自分達の能力を晒すのは自分達の攻略手段を教える様な物だからだ。
では、実際にどうするかと言うと
「そこを、浩司の火力でどうにか出来ないか。」
と、まさかの浩司頼み。駄目なら他の方法を考えるしかないか。
認識阻害の結界を復活できた所で、リッチと別れて遺跡を後にし、遺跡への入り口を埋め周囲と同じに見えるように細工し、全体的に壁を崩して入り口の痕跡を完全に無くした。
最後に、洞窟の中を高温の火力で焼き尽くすだけなんだが
「改めて見ると、この洞窟ってかなり広いな。流石に厳しいだろ。」
浩司が洞窟を眺めて困っている。
そこで、アンデットを浄化した時に手に入れた魔石に炎を発生させる魔法陣を描き、洞窟内に設置する事にした。
魔石が壊れるときに発生する強力なエネルギーで洞窟内を焼き尽くす。
「普通の冒険者なら、勿体無くて絶対に出来ない方法だな。
この魔石に描かれている魔方陣も、こんなに簡単に描けるレベルでは無いだろう。」
ジークさんが感心しているのか、呆れているのかが分かりづらい。
洞窟を焼き尽くすとなると、他に考えが浮かばないので仕方が無い。
時間は掛かったが、多分大丈夫だろう。
「それじゃ、パラライトを浩司に渡すから、これで魔力を増幅して火の魔法を放ってくれないか。
洞窟に設置した魔石が誘発されて、内部は高温で覆われると思うんだ。」
「拓ちゃんとの合わせ技だな。どうする、愛の火炎流とでも名付けるか。」
『そんな馬鹿話は上手くいった後にするんじゃ。全く、浩司のネーミングセンスも拓並みになっているぞ。』
拓並みって何だよ。俺はそんな恥ずかしい名前は付けない。
「それじゃ、そろそろお願いできるかな。」
「任せろ、愛の火炎流」
恥ずかしい名前だが、威力は高い。
洞窟の中では魔石が誘発されていくのを感じる。
想定外の火力が得られ、洞窟に繋がっている他の穴から炎が噴出した。
遠くの世界を覗く魔道具を持ってにゃいのか?』
ヤマトが話しかけてきた。
『イヤリングと鏡の対となる魔道具で、イヤリングの周辺の景色を鏡に映し出す事が出来る。』
『にゃらば、吾輩がその魔道具を身につけるにゃ。』
『良いのか?』
『良いから言っているにゃ。吾輩は彼等と行動を共にするので丁度良いにゃ。
人間と言うのは見られたくない事が多いみたいだからにゃ、魔獣の吾輩が適任にゃ。』
にゃぁ、にゃぁ言って締りが無いが、本当にお人好し?お猫良しだな。
リッチが取り出したイヤリング型の魔道具をヤマトの耳に付けてみると、会話も出来るみたいだ。
ヤマトとの会話は言葉を使っていない為、皆にもイヤリングを通してリッチが周辺の景色を見て、ヤマトと会話が出来る事を伝えておく。
『レオの料理は世界一だにゃ。見ていて食べたくにゃったら、神殿から出てくると良いにゃ。
拓なら、きっと何とかしてくれるにゃ。』
俺をむやみに持ち上げないで欲しい。
しかし、レオの料理が世界一か。
ただの食い意地の張った魔獣と思っていが、味の分かる食い意地の張った魔獣だったのか。
レオに伝えると甘やかしそうだから、浩司にも口止めだな・・・でもケーキを腹いっぱい食べさせてやるか。
今後の対応だが、リッチの魔力は神殿の外には漏れないので、認識阻害の結界を復活させ、洞窟の入り口を塞げば問題ない。
入り口を塞いでも自分の力で外に出れるだろう。
最後に残った最大の問題は、
「ジークさん、死者の洞窟の報告はどうしましょうか。
遺跡の入口を塞ぐので、正直に報告するのは止められませんか。
遺跡やリッチの存在が知られればロクな事にならないと思うんです。」
「それは、理解している。報告については任せて欲しい。
アンデットは負の魔力に引き寄せられる。
俺達が洞窟に溜まっていた負の魔力を発散させ、アンデットを全て浄化したことにすれば良い。」
高温の火力で洞窟を浄化したことにするらしい。
後日、別途調査が行われるはずなので、地下洞窟で高温の火力を使った痕跡を残せば問題無いらしい。
退治したアンデットに関しては、数カ月は痕跡が残るので、確認はギルドに任せればいい。
方法については追及される事は無い。
この世界で、自分達の能力を晒すのは自分達の攻略手段を教える様な物だからだ。
では、実際にどうするかと言うと
「そこを、浩司の火力でどうにか出来ないか。」
と、まさかの浩司頼み。駄目なら他の方法を考えるしかないか。
認識阻害の結界を復活できた所で、リッチと別れて遺跡を後にし、遺跡への入り口を埋め周囲と同じに見えるように細工し、全体的に壁を崩して入り口の痕跡を完全に無くした。
最後に、洞窟の中を高温の火力で焼き尽くすだけなんだが
「改めて見ると、この洞窟ってかなり広いな。流石に厳しいだろ。」
浩司が洞窟を眺めて困っている。
そこで、アンデットを浄化した時に手に入れた魔石に炎を発生させる魔法陣を描き、洞窟内に設置する事にした。
魔石が壊れるときに発生する強力なエネルギーで洞窟内を焼き尽くす。
「普通の冒険者なら、勿体無くて絶対に出来ない方法だな。
この魔石に描かれている魔方陣も、こんなに簡単に描けるレベルでは無いだろう。」
ジークさんが感心しているのか、呆れているのかが分かりづらい。
洞窟を焼き尽くすとなると、他に考えが浮かばないので仕方が無い。
時間は掛かったが、多分大丈夫だろう。
「それじゃ、パラライトを浩司に渡すから、これで魔力を増幅して火の魔法を放ってくれないか。
洞窟に設置した魔石が誘発されて、内部は高温で覆われると思うんだ。」
「拓ちゃんとの合わせ技だな。どうする、愛の火炎流とでも名付けるか。」
『そんな馬鹿話は上手くいった後にするんじゃ。全く、浩司のネーミングセンスも拓並みになっているぞ。』
拓並みって何だよ。俺はそんな恥ずかしい名前は付けない。
「それじゃ、そろそろお願いできるかな。」
「任せろ、愛の火炎流」
恥ずかしい名前だが、威力は高い。
洞窟の中では魔石が誘発されていくのを感じる。
想定外の火力が得られ、洞窟に繋がっている他の穴から炎が噴出した。
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