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447船旅
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遺跡のある島への出向の日、朝早いというのにエリックとサーシャが港まで見送りに来てくれた。
調査から戻ってきたら、また浜辺でバーベキューをする約束をして乗船した。
「出航するぞ。帆を上げろ。」
カミーラ船長の掛け声で、帆が張られ船が港を発つ。
見送りに来ていた港関係者からは「姉御の事を頼むぞ。」「俺も行きてー」「何でお前等が行くんだよ。」
とカミーラ船長と一緒に居る船員たちへの嫉妬が混じった言葉が投げかけられていた。
ともあれ、これから5ヶ所の島を巡る遺跡調査へ出航だ。
遺跡調査の順番は一番遠い島から港に戻ってくる形で順番に行われる。
最初の島までの航程は、およそ2週間。
その間は船の操作は船員任せだ。
カミーラ船長の厚意で、前回の航海で出来なかった見張り台に登ったり、舵を握らせて貰ったり、船の内部散策をさせてもらった。
ただ、基本的には船員の邪魔にならない所で寛いでいる。
俺は甲板にデッキチェアを用意して寛ぎながらも魔道具の核となるコアの作成をしている。
何度か空を飛ぶ魔獣から軽い攻撃を受けたが基本的に安全だ。
「拓ちゃんは、出港してから何のコアを作っているんだ。」
横で素振りをしていた浩司が聞いてくる。
初めは浩司もデッキチェアで寛いでいたが、暇だと言って筋トレや素振り等をして体を鍛えている。
「氷の魔法陣を描いているんだよ。冷蔵庫の魔道具のコアの予備を作っておいた方が良さそうだから。」
保冷機能付のウォーターボックスを解体しようとすると、兵士達から直ぐに他で使用する予定が無ければ遺跡調査の間 使用させて貰いたいと言われ、
今はブルネリ公爵が貸してくれた魔道具という事にし船の給水用として設置されている。
OZは浩司の氷魔法や俺の錬成術が有るので何時でも冷やせ、拡張バッグで冷たいまま保管できるので必要性を感じていなかったが冷却できるウォータボックスの需要は高かった。
とりあえず冷却できるウォータボックスの解体は取止め、改めて予備のコアを作っている。
船での食事は、週2回の夕食をOZが担当する事になった。
1回はカレーにして、レオが料理当番の船員に教えている。
元の世界での海軍カレーの受け売りだが、長い航海で曜日の感覚を持つ為に週末にカレーを食べる事は受け入られそうだ。
これが定着すれば、ここの港の船はカレー粉の大口顧客となってくれるかもしれない。
もう1日の食事は海の幸という事で、押し寿司、鉄火丼、煮魚、パエリア等を出す予定だ。
食事は全員同時でなくローテーションを組んでいるので、俺達は最後とし他の日もレオの料理を食べている。
食事の後は、魔力同調を兼ねたマッサージ。今では兵士だけでなく船員にも行なっている。
魔力同調がズレた時、逞しい船員が漏らす色っぽい声。
馬車での移動の間、マッチョ兵士の反応が無くなっていたので、久しぶりの状況に喜んでいたが
直ぐに慣れてしまったのか船員からも声は出てこなくなってしまった。
魔力同調の技術は上ると、同調させるまでの感覚も変わってしまうのだろうか。
浩司が居る手前その方が良いのかもしれないが、せっかく余裕が出来てきたというのに残念すぎる。
順調に航海をしていたのだが、その日は明け方に突然、鐘が鳴らされ俺達は甲板へ飛びだした。
寝ている間も探索魔法を使っているのだが、こちらに攻撃意識や敵対意識が無いと気が付かない。
船が生物に囲まれているみたいだが、問題は無い様だった。
既に甲板に出ていた船員や兵士達はノンビリと海を眺めている。
「凄い、これはいったい何だ。」
甲板から覗くと、海面が淡い光で覆われている。
凄く幻想的な景色だった。
調査から戻ってきたら、また浜辺でバーベキューをする約束をして乗船した。
「出航するぞ。帆を上げろ。」
カミーラ船長の掛け声で、帆が張られ船が港を発つ。
見送りに来ていた港関係者からは「姉御の事を頼むぞ。」「俺も行きてー」「何でお前等が行くんだよ。」
とカミーラ船長と一緒に居る船員たちへの嫉妬が混じった言葉が投げかけられていた。
ともあれ、これから5ヶ所の島を巡る遺跡調査へ出航だ。
遺跡調査の順番は一番遠い島から港に戻ってくる形で順番に行われる。
最初の島までの航程は、およそ2週間。
その間は船の操作は船員任せだ。
カミーラ船長の厚意で、前回の航海で出来なかった見張り台に登ったり、舵を握らせて貰ったり、船の内部散策をさせてもらった。
ただ、基本的には船員の邪魔にならない所で寛いでいる。
俺は甲板にデッキチェアを用意して寛ぎながらも魔道具の核となるコアの作成をしている。
何度か空を飛ぶ魔獣から軽い攻撃を受けたが基本的に安全だ。
「拓ちゃんは、出港してから何のコアを作っているんだ。」
横で素振りをしていた浩司が聞いてくる。
初めは浩司もデッキチェアで寛いでいたが、暇だと言って筋トレや素振り等をして体を鍛えている。
「氷の魔法陣を描いているんだよ。冷蔵庫の魔道具のコアの予備を作っておいた方が良さそうだから。」
保冷機能付のウォーターボックスを解体しようとすると、兵士達から直ぐに他で使用する予定が無ければ遺跡調査の間 使用させて貰いたいと言われ、
今はブルネリ公爵が貸してくれた魔道具という事にし船の給水用として設置されている。
OZは浩司の氷魔法や俺の錬成術が有るので何時でも冷やせ、拡張バッグで冷たいまま保管できるので必要性を感じていなかったが冷却できるウォータボックスの需要は高かった。
とりあえず冷却できるウォータボックスの解体は取止め、改めて予備のコアを作っている。
船での食事は、週2回の夕食をOZが担当する事になった。
1回はカレーにして、レオが料理当番の船員に教えている。
元の世界での海軍カレーの受け売りだが、長い航海で曜日の感覚を持つ為に週末にカレーを食べる事は受け入られそうだ。
これが定着すれば、ここの港の船はカレー粉の大口顧客となってくれるかもしれない。
もう1日の食事は海の幸という事で、押し寿司、鉄火丼、煮魚、パエリア等を出す予定だ。
食事は全員同時でなくローテーションを組んでいるので、俺達は最後とし他の日もレオの料理を食べている。
食事の後は、魔力同調を兼ねたマッサージ。今では兵士だけでなく船員にも行なっている。
魔力同調がズレた時、逞しい船員が漏らす色っぽい声。
馬車での移動の間、マッチョ兵士の反応が無くなっていたので、久しぶりの状況に喜んでいたが
直ぐに慣れてしまったのか船員からも声は出てこなくなってしまった。
魔力同調の技術は上ると、同調させるまでの感覚も変わってしまうのだろうか。
浩司が居る手前その方が良いのかもしれないが、せっかく余裕が出来てきたというのに残念すぎる。
順調に航海をしていたのだが、その日は明け方に突然、鐘が鳴らされ俺達は甲板へ飛びだした。
寝ている間も探索魔法を使っているのだが、こちらに攻撃意識や敵対意識が無いと気が付かない。
船が生物に囲まれているみたいだが、問題は無い様だった。
既に甲板に出ていた船員や兵士達はノンビリと海を眺めている。
「凄い、これはいったい何だ。」
甲板から覗くと、海面が淡い光で覆われている。
凄く幻想的な景色だった。
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