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641収穫祭1
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収穫された果物は、直ぐにパウロさん、ヨーゼフさん、ティムさんによって市場へ
ラグテルの町では果物の販売は殆どされていなかった為、好評の様だ。
ニックさんからの提案で、収穫祭を開く事になった。
孤児院、カレー工場、カレー専門店の人達も呼んで青空の下、寮の前にテーブルが並んでいる。
俺や、経営陣の挨拶をサクッと終らせ、収穫した果物を出す。
「凄く美味しい。」「瑞々しいね。」
皆が美味しそうに食べてくれる。
「この後、特別なデザートを出しますので食べ過ぎないように。」
と俺が注意を促すと、
「収穫した果物で作ったケーキだよ。」「ゼリーじゃないかな。」
「わざわざ特別って言うなら、もっと凄いのだよ。」
子供達は料理を食べながらも、特別デザートの話で盛り上がっていた。
「ケーキやゼリーは十分に特別だと思うが。」
「そうよね。ゼリーなんてお父様の所でしか食べたことが無いわ。」
リチャード魔道師とハンナ騎士が子供達の会話を聞いて不思議がっている。
貴族でもこの反応なのか。
ケーキやゼリーは特別な時にだけ振舞っていたが、それでも出し過ぎていただろうか。
エチゴさんを見ると、少し困った顔をしている。
後で、今後の対応を相談した方が良さそうだ。
出した果物に手が出なくなった所で、蜜がたっぷりかかったホットケーキと赤い果肉の果物を配ると上品な甘い香りが漂う。
「オッ、オーナー、これって、まさか」
カーンさんが椅子から立ち上がり、言葉に詰まっている。
「皆のおかげで、王の実と王妃の実が多く収穫できました。
今回は特別に、皆で味見をしてみたいと思います。
ホットケーキに掛かっているのが王の実からとれた蜜
赤い果肉の果物が王妃の実です。
味わって食べてみてください。」
俺の言葉を聞いて、反応が完全に分かれた。
子供達は、「美味しい」「凄く甘いね」「僕、こっちの果物の方が好き」
等と言いながら、直ぐに食べ始めた。
OZやアーク、クリームのメンバーは、嬉しそうに、ただ味を噛みしめる様に無言で食べている。
残った大人は、お互いに顔を見合わせ、どうしようかと悩んでいた。
「ホットケーキは暖かい内に、果肉は冷たい内に食べた方が良いですよ。
自分達で育てた成果を楽しんでください。」
再度、俺が食べるのを進めると、歓声と共に食べ始めた。
人数が多いので、王妃の実は8等分にしたのだが、十分な大きさだろう。
俺は、先ずホットケーキから食べると、ふっくらとした生地に、濃厚な蜜が絡まり極上の味になっていた。
甘い香りが鼻へと抜け、心地良い余韻が残る。
次に、王妃の実を口に入れると、さわやかな甘さと瑞々しさが広がる。
元の世界でも味わったことの無い、不思議な美味しさだ。
『次は来年まで食べれにゃいかと思うと、残念過ぎるにゃ』
普段は、ペロッと食べてしまうヤマトも、こればかりはゆっくりと味わっていた。
ラグテルの町では果物の販売は殆どされていなかった為、好評の様だ。
ニックさんからの提案で、収穫祭を開く事になった。
孤児院、カレー工場、カレー専門店の人達も呼んで青空の下、寮の前にテーブルが並んでいる。
俺や、経営陣の挨拶をサクッと終らせ、収穫した果物を出す。
「凄く美味しい。」「瑞々しいね。」
皆が美味しそうに食べてくれる。
「この後、特別なデザートを出しますので食べ過ぎないように。」
と俺が注意を促すと、
「収穫した果物で作ったケーキだよ。」「ゼリーじゃないかな。」
「わざわざ特別って言うなら、もっと凄いのだよ。」
子供達は料理を食べながらも、特別デザートの話で盛り上がっていた。
「ケーキやゼリーは十分に特別だと思うが。」
「そうよね。ゼリーなんてお父様の所でしか食べたことが無いわ。」
リチャード魔道師とハンナ騎士が子供達の会話を聞いて不思議がっている。
貴族でもこの反応なのか。
ケーキやゼリーは特別な時にだけ振舞っていたが、それでも出し過ぎていただろうか。
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後で、今後の対応を相談した方が良さそうだ。
出した果物に手が出なくなった所で、蜜がたっぷりかかったホットケーキと赤い果肉の果物を配ると上品な甘い香りが漂う。
「オッ、オーナー、これって、まさか」
カーンさんが椅子から立ち上がり、言葉に詰まっている。
「皆のおかげで、王の実と王妃の実が多く収穫できました。
今回は特別に、皆で味見をしてみたいと思います。
ホットケーキに掛かっているのが王の実からとれた蜜
赤い果肉の果物が王妃の実です。
味わって食べてみてください。」
俺の言葉を聞いて、反応が完全に分かれた。
子供達は、「美味しい」「凄く甘いね」「僕、こっちの果物の方が好き」
等と言いながら、直ぐに食べ始めた。
OZやアーク、クリームのメンバーは、嬉しそうに、ただ味を噛みしめる様に無言で食べている。
残った大人は、お互いに顔を見合わせ、どうしようかと悩んでいた。
「ホットケーキは暖かい内に、果肉は冷たい内に食べた方が良いですよ。
自分達で育てた成果を楽しんでください。」
再度、俺が食べるのを進めると、歓声と共に食べ始めた。
人数が多いので、王妃の実は8等分にしたのだが、十分な大きさだろう。
俺は、先ずホットケーキから食べると、ふっくらとした生地に、濃厚な蜜が絡まり極上の味になっていた。
甘い香りが鼻へと抜け、心地良い余韻が残る。
次に、王妃の実を口に入れると、さわやかな甘さと瑞々しさが広がる。
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『次は来年まで食べれにゃいかと思うと、残念過ぎるにゃ』
普段は、ペロッと食べてしまうヤマトも、こればかりはゆっくりと味わっていた。
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