751 / 761
751最後の作業
しおりを挟む
******(サリナ姫)
大量の肉や野菜が用意され、バーベキューが始まった。
拓ちゃんと浩司さんは全員からもみくちゃにされていた。
グリム大魔導士とアスク神官長も食事をしていたが、騎士団はどう対応して良いのか分からず
私とヨハン王子、そしてOZ、クリーム、アークのメンバーと一緒に食事をしている。
OZは2人と普通に話をしているが、クリーム、アークはかなり緊張している。
私もヨハン王子も伝説とも言える人達と話をして緊張してしまうが、2人とも気さくに話しかけてくれるだけでなく私達の事を良く知っている様に思える。
「ヤマト、これもイケるぞ。」
「この先、ヤマトが言っていたレオの料理を食べれるかと思うと嬉しくなる。」
ヤマトはグリム大魔導士とアスク神官長の間に座り、2人から焼けた肉をもらって嬉しそうに食べている。
しかし、この2人は絶世の美男美女だ。
それでいて、恐ろしい程の力も持っているなんて。
******(拓)
食事が終わった所で、俺はOZ、サリナ姫、ヨハン王子、バラン将軍、ガゼルス将軍、クリーム、アーク、ポトリ教授にノアで何が起きたのかを話すことにした。
サリナ姫達を地上に戻した後、再びアースの所へ戻ったが声を掛けても鈍い音が響くだけだった。
「グリム。ノアに脱出用の乗り物が装備されていないか?」
「・・・もしかすると、あれかも知れん。付いて来い。」
オリジナルの知識を使って、グリムが案内した先には、10人程が乗り込めるポットが有った。
全員が中に入ると、俺は目立つ赤いボタンを押す。
すると入って来た入口が閉まり、俺達の乗ったポットはノアを離れ暗闇の中を漂い始めた。
暫くすると地上から光が登りノアへ直撃。
爆発をしながら静止衛星軌道から離れ光と共に宇宙の彼方へと放り出されるのが見えた。
俺とグリムは設置されたパソコンの様な魔道具を動かし、ポットの操作方法を確認していた。
時間はかかったが、何とか操作方法は理解したが、何処に下りれば良いのかが分からない。
何度も惑星の周りを回っていると、急にポットの魔道具が動き始めた。
『地上より、誘導信号が受信されました。自動運転に切り替えますか?
はい いいえ 』
モニターに現れた文字に「はい」を選択した。
俺達はシートに座り、ベルトを装着。
ポットが落ち始めた時にはその加速に恐怖を感じたが、強い衝撃を受ける事も無くポットは湖の上に着水していた。
「地上からの誘導信号って?」
「てっきり、皆がやってくれたんだと思っていたけど違うの?」
サリナ姫が不思議そうに聞くが、俺にも何処から信号が送られてきていたのかを知るすべは無かった。
俺からの説明が終わった所で、今後の話となった。
「我々は明日にでも王都へ戻るが、皆さんも一緒にどうだろうか?」
バラン将軍が提案してきたが
「有難い申し出じゃが、儂等には未だやる事がある。」
グリムが断る。
「遺跡の後始末ですか?」
「それも有るが、ダニエルの腕をそのままにしておく訳にはいかんじゃろう。」
アスクは驚き「グリム殿は、その様な治癒魔法を使えるのか?」思わず聞いてしまう。
「儂の場合は治療というより、作り出すといった所じゃな。
一人では無理じゃが、アスク殿、拓、浩司が居れば何とかなるじゃろう。
ギリギリまで魔力を消費するじゃろうから、ここで休んでから帰ることになるな。」
サリナ姫が「それなら安全な場所で行っては如何でしょうか」と言うが、
「既にここに来た冒険者達に知られてしまったが、知っている人間は少ないに越したことは無いじゃろう。
儂は、このメンバー以外に対応する気は無いからな。」
多分、グリムは転生の魔法陣を使おうとしているのだろう。
俺と浩司、グリムの間で魔力の受け渡しは問題無いし、アスクも魔力同調をすれば良い。
グリムの体は強力な魔力を流しても反動は少ないと言っていたので、確かにこのメンバーなら腕を治すことは可能だ。
大量の肉や野菜が用意され、バーベキューが始まった。
拓ちゃんと浩司さんは全員からもみくちゃにされていた。
グリム大魔導士とアスク神官長も食事をしていたが、騎士団はどう対応して良いのか分からず
私とヨハン王子、そしてOZ、クリーム、アークのメンバーと一緒に食事をしている。
OZは2人と普通に話をしているが、クリーム、アークはかなり緊張している。
私もヨハン王子も伝説とも言える人達と話をして緊張してしまうが、2人とも気さくに話しかけてくれるだけでなく私達の事を良く知っている様に思える。
「ヤマト、これもイケるぞ。」
「この先、ヤマトが言っていたレオの料理を食べれるかと思うと嬉しくなる。」
ヤマトはグリム大魔導士とアスク神官長の間に座り、2人から焼けた肉をもらって嬉しそうに食べている。
しかし、この2人は絶世の美男美女だ。
それでいて、恐ろしい程の力も持っているなんて。
******(拓)
食事が終わった所で、俺はOZ、サリナ姫、ヨハン王子、バラン将軍、ガゼルス将軍、クリーム、アーク、ポトリ教授にノアで何が起きたのかを話すことにした。
サリナ姫達を地上に戻した後、再びアースの所へ戻ったが声を掛けても鈍い音が響くだけだった。
「グリム。ノアに脱出用の乗り物が装備されていないか?」
「・・・もしかすると、あれかも知れん。付いて来い。」
オリジナルの知識を使って、グリムが案内した先には、10人程が乗り込めるポットが有った。
全員が中に入ると、俺は目立つ赤いボタンを押す。
すると入って来た入口が閉まり、俺達の乗ったポットはノアを離れ暗闇の中を漂い始めた。
暫くすると地上から光が登りノアへ直撃。
爆発をしながら静止衛星軌道から離れ光と共に宇宙の彼方へと放り出されるのが見えた。
俺とグリムは設置されたパソコンの様な魔道具を動かし、ポットの操作方法を確認していた。
時間はかかったが、何とか操作方法は理解したが、何処に下りれば良いのかが分からない。
何度も惑星の周りを回っていると、急にポットの魔道具が動き始めた。
『地上より、誘導信号が受信されました。自動運転に切り替えますか?
はい いいえ 』
モニターに現れた文字に「はい」を選択した。
俺達はシートに座り、ベルトを装着。
ポットが落ち始めた時にはその加速に恐怖を感じたが、強い衝撃を受ける事も無くポットは湖の上に着水していた。
「地上からの誘導信号って?」
「てっきり、皆がやってくれたんだと思っていたけど違うの?」
サリナ姫が不思議そうに聞くが、俺にも何処から信号が送られてきていたのかを知るすべは無かった。
俺からの説明が終わった所で、今後の話となった。
「我々は明日にでも王都へ戻るが、皆さんも一緒にどうだろうか?」
バラン将軍が提案してきたが
「有難い申し出じゃが、儂等には未だやる事がある。」
グリムが断る。
「遺跡の後始末ですか?」
「それも有るが、ダニエルの腕をそのままにしておく訳にはいかんじゃろう。」
アスクは驚き「グリム殿は、その様な治癒魔法を使えるのか?」思わず聞いてしまう。
「儂の場合は治療というより、作り出すといった所じゃな。
一人では無理じゃが、アスク殿、拓、浩司が居れば何とかなるじゃろう。
ギリギリまで魔力を消費するじゃろうから、ここで休んでから帰ることになるな。」
サリナ姫が「それなら安全な場所で行っては如何でしょうか」と言うが、
「既にここに来た冒険者達に知られてしまったが、知っている人間は少ないに越したことは無いじゃろう。
儂は、このメンバー以外に対応する気は無いからな。」
多分、グリムは転生の魔法陣を使おうとしているのだろう。
俺と浩司、グリムの間で魔力の受け渡しは問題無いし、アスクも魔力同調をすれば良い。
グリムの体は強力な魔力を流しても反動は少ないと言っていたので、確かにこのメンバーなら腕を治すことは可能だ。
42
あなたにおすすめの小説
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
知識スキルで異世界らいふ
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ
転生チート薬師は巻き込まれやすいのか? ~スローライフと時々騒動~
志位斗 茂家波
ファンタジー
異世界転生という話は聞いたことがあるが、まさかそのような事を実際に経験するとは思わなかった。
けれども、よくあるチートとかで暴れるような事よりも、自由にかつのんびりと適当に過ごしたい。
そう思っていたけれども、そうはいかないのが現実である。
‥‥‥才能はあるのに、無駄遣いが多い、苦労人が増えやすいお話です。
「小説家になろう」でも公開中。興味があればそちらの方でもどうぞ。誤字は出来るだけ無いようにしたいですが、発見次第伝えていただければ幸いです。あと、案があればそれもある程度受け付けたいと思います。
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す
紅月シン
ファンタジー
七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。
才能限界0。
それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。
レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。
つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。
だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。
その結果として実家の公爵家を追放されたことも。
同日に前世の記憶を思い出したことも。
一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。
その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。
スキル。
そして、自らのスキルである限界突破。
やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。
※小説家になろう様にも投稿しています
なんでもアリな異世界は、なんだか楽しそうです!!
日向ぼっこ
ファンタジー
「異世界転生してみないか?」
見覚えのない部屋の中で神を自称する男は話を続ける。
神の暇つぶしに付き合う代わりに異世界チートしてみないか? ってことだよと。
特に悩むこともなくその話を受け入れたクロムは広大な草原の中で目を覚ます。
突如襲い掛かる魔物の群れに対してとっさに突き出した両手より光が輝き、この世界で生き抜くための力を自覚することとなる。
なんでもアリの世界として創造されたこの世界にて、様々な体験をすることとなる。
・魔物に襲われている女の子との出会い
・勇者との出会い
・魔王との出会い
・他の転生者との出会い
・波長の合う仲間との出会い etc.......
チート能力を駆使して異世界生活を楽しむ中、この世界の<異常性>に直面することとなる。
その時クロムは何を想い、何をするのか……
このお話は全てのキッカケとなった創造神の一言から始まることになる……
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる