BomB 〜巨乳ギャルとイケメン転校生(?)の日常〜

じゃがマヨ

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EP2.なんでも言うこと聞くってマジ?

第18話

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 ◇◇◇



 堂島龍生。

 通称、デク。

 ひょんなことから彼が付き人になって、はや1日。

 夕食食べながら、彼と色んな話をした。


 「独学で日本語を学んだって言ってたけど、具体的にどうやったわけ?」

 「教材だ。リスニングというものがあるだろう。覚える方法はいくらでもある」

 「基本は英語を喋るって感じ?」

 「色々だ。英語の時もあれば、スペイン語も。中国語やインド語も熟知している。日本語は比較的覚えやすい言語ではあった。単に「音」の認識なら、日本語は母音が5つ。発音は文字が一音づつであるため、想像がしやすい。英語は母音も子音も日本語より細かく別れているため、聞き分けが難しい上、発音が不規則であり、文字を想像し難い。そういう意味では、比較的短期間で理解することが可能になった」

 「中国語にインド語…。試しに喋って見てよ」

 「どんな言葉がいい?」

 「んじゃー、ドイツ語!」

 「Entschuldigung, wo ist die Toilette?(エントシュルディグング ボー イスト ディ トァレッテ)」

 「…どういう意味?」

 「トイレはどこにあるかという意味だ。ちょうど聞きたかったのでな」

 「なるほど。…ってか、すごいね」

 「大したことではない。生きていくための術の一つだ。キミも俺と同じような立場であれば、少なからず似たようなスキルを覚えていたはずだ」

 「似たようなスキル…ねぇ。元海兵って言ってたけど、…もしかして人を殺したこととかもあるの?」

 「ある。何人かまでは、覚えていないが。俺の部屋には、味方のドックタグも、敵のドックタグも保存している。戦争に出るものは皆深いところで繋がっている。殺されるものもそうでないものも、立場は違えど、“同志”だからな」

 「物騒な話だね…」

 「世の中ではどこかで戦争が起こっている。日本は終戦以来長らく銃を持つ日常が訪れていないが、それは単なる“偶然”に過ぎない。束の間の安息というやつだ。もしかしたら10年後、この場所が紛争の地域になっている可能性も0ではない」

 「それはないない」

 「何事も、“100%そうならない”ということは存在しない。真の平和など、遠い未来に於いても実現が難しい話だ。「人間」という存在自体が、不確定要素の塊だからな」

 「あのさぁ、その堅苦しい話し方、なんとかなんないの?」

 「む、変か?」

 「んー、まあ、控えめに言って変かな。ちょいちょい小難しい単語挟んでくるしさぁ」

 「…そうなのか。師匠には褒められたが」

 「師匠って誰よ」

 「俺が所属していた部隊の長官だ。元殺し屋でな」

 「殺し屋ぁ!?」

 「ロシア生まれの元諜報員で、凄腕のスナイパーなんだ。親日家でな」

 「へ、へー。殺し屋が親日家…、かぁ…。ってことは、日本に来たこともあるってこと…?」

 「もちろんだ。むしろ彼女に、日本について様々なことを教わった」
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