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EP2.なんでも言うこと聞くってマジ?
第28話
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ふわぁ~…
眠ッ!!!
…眠いけど起きなきゃ
えーっと、今何時だ…?
時計時計…
スマホの電源を付けると、朝の5時。
アラームが鳴って、ベットのシーツをはぐる。
外はまだ薄暗いんだろうな…
デクのせいで、窓は完全に封鎖されてる。
カーテン越しに朝の日差しが見えていたのに、封鎖されてるせいでちっとも外の様子が見えない。
これ、ちゃんとあとで綺麗に剥がせるんでしょうね…?
ネジか何かでピン留めしてたから、外そうと思えば外せる…よね?
っていうか、いらない。
あとで文句言ってやろう。
昨日は疲れてたから、反論する気も失せてて。
デクは座ったままだった。
まじで座ったままだ。
足とか痺れないのかな…
ズボンにはサバイバルナイフが着けられてた。
“いつでも迎撃できる準備ができている”と本人は言っていた。
センサーといいナイフといい、過剰防犯すぎる。
さっさと起きて支度するよ。
あんたは今日荷物がかりなんだから、そんな物騒なもんは外しておいてね。
「起きたのか」
「…げ、起きてたの?」
「ああ。今のところ周囲は何の問題もなさそうだ。林が深いせいで、視認性があまり良くないが」
「当たり前でしょ。外出るからそこどいて」
「俺が開ける。あと、今後手袋を装着してはくれないか?ドアノブにある“仕掛け”を施したいと思っていてな」
「これ以上どんな改造を施すってんのよ!いい加減にして!却下却下!」
これ以上魔改造されたら、私の可愛い部屋が台無しになっちゃうじゃない。
透先輩はまだ起きていなかった。
朝の当番の時は、6時には起きて支度してる。
さすがにまだ5時だし、支度するには早いか。
ご飯を食べる気にはなれなかった。
キッチンには色々ある。
パンにヨーグルトにカップラーメン。
夏帆さんセレクトのラインナップがずらっと並び、野菜室には大量のリポビタンDが。
毎週のように10本入りを買ってきて補充しているため、残り本数が少なくなっている状態をいまだに見たことがない。
パンパンに入っていないと落ち着かないらしい。
ただ、“にしても”って感じだ。
補充する頻度が早すぎて、どれが新しくてどれが古いものかがわかんない。
賞味期限が早々に切れるもんじゃないから、あんまり気にしなくてもいいかもだが。
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