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あれから……………
リュード王子はミナン様に会いたくて謝りたくて何度もミナン様のお父上に会いに行った
だが、ミナン様のご両親の怒りは凄まじく、酷いときは門前払いもされたらしい。
それでも、自分が悪かったのだと諦めたらミナン様に2度と会えない恐怖の方が怖いと毎日のように先触れを出しながら謝りに行ったらしい。
ご両親が折れてミナン様に会えたのは、騒動から半年がたっていた。
「会っても後悔するだけです。」
そう言われた時に、もうミナン様には寄り添う方がいるのだと、察したと後から聞いた。
会えたが…………ミナン様の心は、もうリュード王子にはなかったらしい。
だが…………それは………
リュード王子に対する想いが無かったのではなく、リュード王子がわからなくなっていた。
何も話さず、ただ窓の外を見ているミナン様に、リュード王子は跪き後悔の涙を流された。
それだけ、ミナン様がリュード王子を愛していたと言うこと。
それだけ、傷つけたと言うこと。
リュード王子は陛下に、自分を臣下に下げて欲しい。
そして、ミナン様を自分の妻したいと伝えた。
何年。いや、何十年かかるかわからないが、側にいて見守りたいと話された。
リュード王子は卒業後、侯爵を賜りミナン様と領地へ行かれた。
ミナン様に付き添うリュード様は、それは嬉しそうな笑顔で、旅立つ。
反対に、何の感情も表さないミナン様の姿に、リュード様の母、王妃は涙を流されたそうだ。
「リュード、いつか貴方達2人の笑顔が見れることを祈っております。リュード、ミナン幸せに」
王妃様の言葉に、涙を流されたリュード様。
ミナン様は、大好きだった王妃様の言葉に、少し感情の見えたミナン様に、リュード様は満面の笑顔で抱きしめられたらしい。
そう長く待たないで、ミナン様の感情が戻るかもしれない。
その時が2人がどうなるか……
どうか、魅了という邪悪な呪いで離ればなれになった心が一緒になれるよう願う。
そう、クロウ様だが、牢の中で亡くなられていたらしい。
あんなにお若い人が突然………だが、誰もそれに触れないので自死として扱われた。
今、私の生活は一変した
安月給の中で薬草を買い、薬草から産まれる茶に没頭していた私が、
恋をしデートする日々。
愛することがこんなにも幸せなんだと毎日のように惚けていた。
そして………
私は相変わらず薬学を学び、薬草茶を作りながら、旦那様の帰りを待っている
「マリナ、ただいま」
「あなた、お帰りなさい」
「僕たちの愛しいマイルズは?」
「ふふっ、お義父様とお義母様が見ておられますよ」
「また連れて行ったか!仕方ない、挨拶に行ってマイルズを連れて来ることにするよ」
「ふふっ」
ドリルはマリナの頬にチュッと口付けし、我が子に会いに向かいながら
「あまり根を積めないようにね。明日休みを取ったから2人の時間を作ろうね」
甘い言葉を伝えるのであった
あっ、そうそう
ドリルが初めてマリナに会った時に驚いた顔をしたのは
15歳の時に、たまたま入った薬草茶の店で、目をキラキラさせながら薬草の匂いを嗅いでいたマリナに目を奪われ、可愛い子だな。と胸にあったからだそうだ。
「うん、運命だ」がドリルの口癖らしい
終
リュード王子はミナン様に会いたくて謝りたくて何度もミナン様のお父上に会いに行った
だが、ミナン様のご両親の怒りは凄まじく、酷いときは門前払いもされたらしい。
それでも、自分が悪かったのだと諦めたらミナン様に2度と会えない恐怖の方が怖いと毎日のように先触れを出しながら謝りに行ったらしい。
ご両親が折れてミナン様に会えたのは、騒動から半年がたっていた。
「会っても後悔するだけです。」
そう言われた時に、もうミナン様には寄り添う方がいるのだと、察したと後から聞いた。
会えたが…………ミナン様の心は、もうリュード王子にはなかったらしい。
だが…………それは………
リュード王子に対する想いが無かったのではなく、リュード王子がわからなくなっていた。
何も話さず、ただ窓の外を見ているミナン様に、リュード王子は跪き後悔の涙を流された。
それだけ、ミナン様がリュード王子を愛していたと言うこと。
それだけ、傷つけたと言うこと。
リュード王子は陛下に、自分を臣下に下げて欲しい。
そして、ミナン様を自分の妻したいと伝えた。
何年。いや、何十年かかるかわからないが、側にいて見守りたいと話された。
リュード王子は卒業後、侯爵を賜りミナン様と領地へ行かれた。
ミナン様に付き添うリュード様は、それは嬉しそうな笑顔で、旅立つ。
反対に、何の感情も表さないミナン様の姿に、リュード様の母、王妃は涙を流されたそうだ。
「リュード、いつか貴方達2人の笑顔が見れることを祈っております。リュード、ミナン幸せに」
王妃様の言葉に、涙を流されたリュード様。
ミナン様は、大好きだった王妃様の言葉に、少し感情の見えたミナン様に、リュード様は満面の笑顔で抱きしめられたらしい。
そう長く待たないで、ミナン様の感情が戻るかもしれない。
その時が2人がどうなるか……
どうか、魅了という邪悪な呪いで離ればなれになった心が一緒になれるよう願う。
そう、クロウ様だが、牢の中で亡くなられていたらしい。
あんなにお若い人が突然………だが、誰もそれに触れないので自死として扱われた。
今、私の生活は一変した
安月給の中で薬草を買い、薬草から産まれる茶に没頭していた私が、
恋をしデートする日々。
愛することがこんなにも幸せなんだと毎日のように惚けていた。
そして………
私は相変わらず薬学を学び、薬草茶を作りながら、旦那様の帰りを待っている
「マリナ、ただいま」
「あなた、お帰りなさい」
「僕たちの愛しいマイルズは?」
「ふふっ、お義父様とお義母様が見ておられますよ」
「また連れて行ったか!仕方ない、挨拶に行ってマイルズを連れて来ることにするよ」
「ふふっ」
ドリルはマリナの頬にチュッと口付けし、我が子に会いに向かいながら
「あまり根を積めないようにね。明日休みを取ったから2人の時間を作ろうね」
甘い言葉を伝えるのであった
あっ、そうそう
ドリルが初めてマリナに会った時に驚いた顔をしたのは
15歳の時に、たまたま入った薬草茶の店で、目をキラキラさせながら薬草の匂いを嗅いでいたマリナに目を奪われ、可愛い子だな。と胸にあったからだそうだ。
「うん、運命だ」がドリルの口癖らしい
終
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